天然酵母パン ざぱん

『 the pan 』という名前は・・シンプルな素材選びから

よもぎ目

2012-04-06 | 美奈吉のひとりごと。

本日ソメイヨシノが満開になりました♪白木蓮や杏の花もピークは過ぎましたがまだ咲いていて、今朝は山吹の花が膨らんでいるのを見つけました。寒くて長い冬でしたが、ここにきて一気に春といった感じです。

ざぱんの春のパンといえば「よもぎ」パン。温々の畑に生えた蓬の葉を摘んで、茹でたものを生地に練りこんでいます。只今、そのよもぎパンの準備を進めているところです。毎年、蓬の葉の生長をみながら作り始めるものなので、はっきりとした時季はわからないのですが・・・4月中には焼けるかな?と思っているところです。

畑で蓬を摘もう!と思っても、初めは見つけにくいものです。いくつか摘んでいくと、目が慣れてきて・・・今度は蓬の葉しか目に入ってこない「そういえば・・・」

昨秋、フィンランドに行ったときのこと。ヌークシオ国立公園で森歩きをしたとき、ちょうど「スッピロバハベロ」というきのこのシーズンでした。おもしろい名前のきのこでしょ~スッピロ=じょうご バハベロ=きのこという意味だそうです。フィンランドでは、山でのベリー摘み&きのこ狩りが秋の週末の過ごし方。休日には沢山の人が、その目的で山へ入っていくのだそうです。私たちが国立公園内の山に入ったのは平日だったこともあり・・・ベリーの摘み忘れ?や、残ったきのこ(食べられないから残っている)がいくつかあるくらいでした。それでもガイドさんから「まずは『きのこ目』になって探すとまだ見つけられるかも☆」というお話が・・・「きのこ目?」それが不思議だったんです。ひとつ見つけられると(次からは)きのこがある場所が見えてくる(写真)じゃ~ん。これがスッピロバハベロです。この形をみれば、すぐその名前の所以がわかります。

たくさん収穫したベリーはjamに、きのこは自宅の床の上で乾燥させてから保存するそうです。部屋一面、新聞紙を敷いてきのこを乾燥させるので、きのこの匂いが充満するのもこのシーズンならでは、とか。私たちが採ったきのこは、ガイドさんにプレゼントして・・・マーケットで乾燥のスッピロバハベロを買いました。

ふふ☆その時の要領で・・・これから「よもぎ目」で探していきますよ


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