天然酵母パン ざぱん

『 the pan 』という名前は・・シンプルな素材選びから

クラフトフェアまつもと2014へ

2014-05-28 | ちょいとそこまで

今年も、クラフトフェアまつもとへ行ってきました。今年は30周年記念(おめでとうございます)・・あれから私はすっかりお客さんです。普段、温々のgoodsでお世話になっている作り手さんの作品を拝見させていただいたり、新しい出合いを求めて、もう16年?足を運び続けています。今年は・・・8時ちょうどの~あずさ5号で♪松本へ旅立ちました。

あがたの森公園の会場内を見て回っていた時、とある作家さんから・・・時間があったら是非立ち寄って見てきてください~と彫刻展を薦められ、帰りに「池上邸」に向かいました。

「池上邸」太陽の陽射しが眩しい庭から一歩古い蔵の中へ入ると、最初はその室内の暗さに目がついていけず・・薄っすらと、作品のシルエットから徐々に目が慣れていきました。不思議。そのじんわりと慣れていく時間が、彫刻「方舟展」の世界へ導かれていくよう。目を凝らしながらシルエットを頼りに近づいていくと、焦点が合った瞬間に動物のリアルな表情が飛び込んできました。象の優しい目は、木のコブのようにも見えるし。羊の体の白樺の樹皮が、弾力のある羊毛の温かさを連想させました。ひっそりと佇む動物たちの肌は木肌に表れて・・・息をころしてじっとしているような姿。それぞれの動物の存在を自分の目で確認ができ、ふと足元を見ると、池上邸の床板がまるで舟のデッキのように映り・・・方舟展、物語を読んでいくような気持ちの展開に衝撃を受けました。

少しひんやりと感じた室内から外に出ると、また目を細めるような強い陽射しに体温が上がる。足元の小石には・・(写真)矢印。この舟の行先は・・

 

素敵な展示でした♪


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