PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

無人島…よくある質問。

2009-12-25 | 旅行記

クリスマスの早朝、一年振りに書棚から取りだして田中長徳(チョートク)さん主筆の『カメラジャーナル』124号、終刊号、20038月を読んでいると、31頁に「無人島で一か月暮らすことになったとして、一台だけカメラを持っていけるとなったなら、何を持って行くか」という読者への設問を発見。よくあるオーソドックスな質問ではあるがヲタには究極な質問である。なぜなら数台いや、数十台の思い入れのあるカメラの中から〝一つだけ〟というのだからたまらない。レンズも組み合わせるとちょっと…という感じで。

ちなみに私なら一ヶ月間ずっと撮影に専念しているわけではないので、堅牢かつ眺めても少しは楽しめる、父親のニコンFに35mmの明るいニッコールレンズを装着して出かけます。まぁ電池の消耗を気にしないのならニコンF3で最悪1/60でシャッターを切りますが。

それはいいとして、先の雑誌投稿者は温暖なリゾートチックな無人島を前提にカメラ選びをしており、ブリザードが昼夜問わず吹き荒れる極寒冷地の無人島ではほとんどどのカメラも壊滅的であろうから、そういう土地は誰も想像はしていないだろう(つまり、ひっこりひょうたん島をイメージし、キャストアウェイよりも緩く考え、どなたも、獄門島や悪霊島は想像の範疇外である)。また写真撮影を実用的に求めながらも持参するカメラを愛玩品として選択している。

これを時計に置き換えたらどうだろう。

時計の場合、愛玩品は共通として、カメラが撮影なら、時計は時を知ることであろう。それも用途がカメラのレンズ選択と比較しても、この場合、生命にかかわる実用的なバラエティーさが比較的はっきりとしている。つまり、ロレックスでいうならば、アクションをする個別分野毎にプロフェッショナルモデルがラインナップされている。

温暖であろうと、寒冷であろうと無人島での生活となればやはり、実用的にはデイトナ以外のスポロレとなるだろう。計測は必要ないだろうし。さらに毎日楽しめるとしたらスポロレだろう。極寒冷地ならオイルが寒冷地に強いというお話でエクスプローラーが最適だとおもわれがちだが、人間の腕に着けている限り他のロレックス同様、人間の温もりで凍るとか凝固するとかそういうことはない。

結論から言えば、私なら迷うことなく、ロレックス、オイスターパーペチュアルデイト、GMTマスターⅡ、Ref.16718、オイスターブレス仕様を持ち込みます。

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