私は所有するすべてのロレックスは日本直輸入品ではありませんが、新品の大半は日ロレ経由のロレックスです。またそれ以上にメンテ必要なロレックスはほとんど１００％近く日本ロレックスの丸の内サービス部でメンテしたものしか所持しておりません。私は中古５桁・アンティーク４桁はどれも購入すると直ぐに丸の内へ持参します。バツグンにコンディションがよくても新品以外なら、すべて丸の内に出します。
なぜでしょうか。それは日本刀でいうところの、〝正真〟を意味する『折り紙』を貰うためです。かつて、秀吉以降、その刀剣が名刀もしくは本物であると判定できた唯一の場所は本阿弥家という研ぎ師兼鑑定家のところでした。私はこういった物事の約束事を大切にしています。ですから、私のライカもすべてシーベルやライカジャパンの商品もしくは、そこでメンテ整備されたものです。
可能な限りロレックスをロレックス社でメンテナンスすることはある意味、当然の約束事です。ですが、まだ技術的にも行なえるはずの手巻きデイトナを本社意向でメンテしないというのはとても残念なことですね。
