鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4034回】 信用を失墜させないために・・・

2022年01月15日 | 住宅コンサルタントとして

2011年の起業以来、

いろんなビジネスパートナー様のお力をお借りして、

今日まで仕事をさせていただいてきました。

 

とても個人の力だけでは、

さまざまなクライアント様のニーズに対応できなかったです。

 

お力を貸して下さったビジネスパートナー様に

大きな恩を感じているので、

当然ずっと一緒に仕事をさせていただきたい、

と思っているのですが、

残念ながら、もうお仕事を依頼できなくなった、

という方も数社、おられます。

 

さまざまな能力やセンス、人脈をお持ちのビジネスパートナー様を

クライアント様にご紹介させていただく上で、

やはりビジネスマナーであったり常識をお持ちでなければ、

どれだけ優秀なスキルをお持ちであっても、

最後は信用を失ってしまうのです。

 

過去、私がもうお付き合いができない、と

判断させていただいた方たちの特徴は、

下記の通りです。

 

1.時間をとにかく守らない。毎回遅刻。

→紙やWEBの制作会社さんでしたが、

とにかく毎回、社長が待ち合わせ時間に遅れてくるのです。

10回以上、連続で遅刻されたので、これから先も

お願いすることは無いです。

 

2.納期をとにかく守らない

→設計事務所さんでしたが、約束した納期を

守っていただけないことが、ずっと続きました。

納期が遅れ、やりたくは無いですが、催促すると、

数日かけて回答をいただき、再び納期が決まります。

ところが、再約束した納期も、再々約束した納期も

守っていただけなくなり、クライアント様にご紹介できない、

と判断し、以来、お願いしなくなりました。

 

3.見積や請求額が、アバウトすぎるし、実際の業務量と乖離している

→お仕事を依頼した際の見積に関して、

いろんな経費を細かく計上して、

トータル金額がかなり高くなる見積を提出されるのですが、

実際、そのパートナー様がどの程度の仕事をするのかを

私は知っています。

その業務内容と金額が、あまりに乖離している、

ということが複数回、続いたデザイン会社さん。

何回か、指摘をさせていただきましたが、全く改善しない。

しかも弊社のクライアント様への請求書が、

当初のお約束した金額と違う、ということもありました。

金額に関してアバウトすぎる(一貫性が無い)方は、

やはり信用できないので、今後、お願いすることはありません。

 

 

サービスの提供側が、どれだけベストを尽くしても、

そのクオリティや提案内容で

クライアント様に満足していただけない、

ということは、あるかもしれません。

 

ただ、時間を守る、納期を守る、

お金に関して約束を守り、常識を守る、

ということは、提供側の心がけ次第で

確実に守ることができるでしょう。

 

なのに、それらを守れない、ということが、

信用を失墜させるのです。

 

信用が商売にとって、最も重要なのです。

 

時間、納期、お金の約束を守る。

 

皆さんは、できているでしょうか?

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