鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3654回】 10年間の感謝を込めて

2020年12月31日 | 住宅コンサルタントとして

今日で2020年も終わり。

 

2011年1月1日にこのブログをスタートして、

10年間、1日も欠かすことなく

ブログを更新することができました。

 

これも毎日、クライアント様のところで

いろんなことを教えていただいたり、

いろんなことを経験させていただけているおかげです。

 

クライアント様なくして、毎日、ネタが続く訳がありません。

 

お仕事をさせていただけるのも、

ブログを書くことができるのも、

モチベーションが全く落ちなく仕事ができているのも、

全てはクライアント様のおかげです。

 

もう本当に感謝の気持ちしかありません。

 

前職時代、コンサルタントとして活動していく上で、

重要なことは何か、ということをよく耳にしました。

 

私が教えていただいていたことは、

 

・1つの業種だけで10年、続けることはできない

・独立すると3年で全てのクライアント様との契約が終わる

 

ということでした。

 

これはどういうことかと言うと、

クライアント様が成長していく中で、

コンサルが持っている知識・ノウハウよりも、

クライアント様のそれが追い抜いてしまうので、

その業界でコンサルティングの依頼が無くなる、ということです。

 

また、独立した際はこれまでの義理で、

コンサル契約をしていただけるのですが、

ピンでコンサルをやっていると入ってくる情報が

圧倒的に少なくなるので、不要となる、ということでした。

 

本当に貴重なことを教えていただきました。

 

でも僕は、住宅業界以外のコンサルはしないと決めてましたし、

住宅業界で通用しなくなるのであれば、

とっとと退場しようと思っていたので、

そうならないように、圧倒的な調査量を自分に課すと共に、

ノウハウの切り売りはしない、と決めていました。

 

結果、住宅業界に特化して15年経過しましたが、

ありがたいことに2021年のスケジュールも

現時点でパンパンに埋まっていますし、

起業時からお付き合いを継続して下さっている、

お付き合いの長いクライアント様も20社、居て下さいます。

 

クライアント様同士の仲も本当に良くて、

クライアント様の中で、師弟関係ができていたり、

情報交換や定期的な交流もされています。

 

そして何より、各クライアント様の人間力が一流なのです。

 

本当にありがたいことです。

 

弊社の経営理念は、起業時から変わっておりません。

 

「進化するエンドユーザーのニーズに適応できるよう、

クライアント様の商品力・サービス力・人間力を

磨き続けるためのサポートを全力でおこなう」

 

これが我が社の存在意義であり、

この実現のために仕事をしています。

 

そして我が社の使命は、

 

「エンドユーザーを向いて、良い住宅を造り、市場に供給している

住宅会社様に質の高いコンサルティングを行い、発展していただくことで、

日本の住環境のレベルUPと地域経済の活性化に貢献する」

 

この理念と使命に従って、次の10年も全力で仕事に向き合い、

クライアント様の発展と日本の住環境のレベルUP、

そして地域経済の活性化に少しでも貢献したいと思います。

 

10年間、本当にありがとうございました。

 

そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

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【第3653回】 おもてなし力・サービス力を磨くには?

2020年12月30日 | 住宅コンサルタントとして

2021年以降、住宅会社としてますます重要になるのは、

会社としておもてなし力・サービス力があるかどうかです。

 

商品や販促、営業に関しては、

大抵の会社が力をいれる訳ですが、

おもてなし力を磨こうと力を入れている会社は、

本当に少ないのが現状。

 

おもてなし力・サービス力が経営に重要だと

経営者が気づくためには、

自分自身がいろんなサービスを受けてみれば良いのです。

 

もちろん、一流のサービスを提供してくれるところも重要ですが、

無駄なサービスを提供してくるお店や、

全くもってズレたサービスを提供しているお店に行くことも

これまた非常に勉強になるのです。

 

私自身は年間200日以上外食しますし、

ビジネスホテルから一流のホテル・旅館も

利用させていただくことが多いので、

それだけいろんなお店の接客を経験しています。

 

その中で自分がされて嬉しいこと、

心地良いこと、感動したことを感じる力と共に、

イラっとしたり、不快に感じるセンサーも磨かれてきました。

 

個人的に最も心地良いと思うサービスは、

人工的なものではなく、

接客して下さる方の素の人間性から出る、

自然体で、かつあたたかな対応・気遣いです。

 

お店で言うと、京都のイタリアン、cenciさんです。

 

後は、オーナーの仕事に対する姿勢に

いつも感動し、尊敬してしまい、

定期的に通わせていただきたくなるお店でいうと、

石川のすし処めくみさんですし、

努力している姿を大将は全く見せないのですが、

料理、器、小物にまでセンス抜群で、

これまたいつも感動してしまうのが、京都の東山吉寿さん。

 

いろんなホテルや旅館に宿泊させていただく中で、

ティッシュケースやタオルやアメニティのクオリティ、

器やランチョンマット、活けてるお花などの重要性は、

ベラビスタ尾道さんとか、愛媛のTOBEオーベルジュさんから、

それぞれ教えていただきました。

 

個人的には箱根や伊豆など、

関東圏で評価の高い宿にも何度か宿泊させていただきましたが、

部屋の細かい部分のしつらえとか、小物類などは、

価格に見合っていなくて、脇が甘いところが多かったです。

 

などなど、経験を重ねる中で、

接客・おもてなしのポイントが見えてくるのです。

 

いつも同じメンバーで、行き慣れたところにしか行かないと、

おもてなし力・サービス力は磨かれないのです。

 

結局、行動力があって、

一次情報を得続けている人が、

おもてなし力・サービス力が高まるのです。

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【第3652回】 3年後には、芸能の世界は劇的に変わる

2020年12月29日 | 住宅コンサルタントとして

オリラジの2人が、吉本興業を退所することが

ニュースとなりました。

 

記者会見がYouTubeでも流れていましたよね。

 

オスカー、ジャニーズなど大手事務所で、

芸能人の方の退所が2020年、報道されてきましたが、

いよいよその流れが吉本興業にも来て、

2021年には一気にこの流れが加速していくことでしょう。

 

魅力的なコンテンツを生み出せる能力のある人は、

直接課金だったり、自らスポンサーを発掘したりできるので、

芸能事務所やテレビ局と蜜月な関係のプロデューサーの存在価値が、

一気に下がってしまったのですね。

 

人間としては最低、

でも業界内で権力を握っていたプロデューサーの人たちは、

自分が活躍できる舞台面積が激減していくので、

かなり危機感を持っていることでしょう。

 

一方、いろんな方たちから好かれ、

応援されているプロデューサーは、

相変わらず協力してくれる人たちがいるので、

この難しい時代も乗り越えていくことでしょう。

 

そういうプロデューサーが企画することには、

協力を惜しまない、成功している芸能人の方がいるのです。

 

すなわち、好かれているか?

応援していただいているか?

という人間力が高い人は、この時代も乗り切っていけますが、

嫌われていて、応援してもらえない人は退場しかない時代の幕明け、

ということです、シンプルに言えば・・・。

 

そしてこの流れは、芸能界だけでなく、

どの業界も当てはまるということです。

 

これだけデジタル技術が発展し、

誰しも簡単に正解を検索できる時代、

その人にしかできない特殊技術、というものが、

ドンドン減っていっているのです。

 

要するに技術面におけるあなたの代わりは、

いくらでもいる時代が近づいているのです。

 

だから、技術面だけでなく、人間的魅力を磨いておくことが、

本当に重要になってきているのですね。

 

そしてそれは、芸能人・芸人の方も同じで、

多くの人がテレビからYouTubeに軸足を移している中、

おもしろいコンテンツだらけにYouTubeはなっていきます。

 

そんな中、最終的にはその人のキャラ・人間的魅力が、

ファンがつくかつかないかの差になっていくでしょう。

 

テレビと同じパフォーマンスでは、

YouTube内でファンはできにくいので、

そういう人がYouTube内からも消えていくことになるでしょう。

 

ということで、3年後(というか、もう間もなく)芸能界の景色は、

もう本当に一変することでしょう。

 

そしてそれは、私たちのビジネス界も同じなのです。

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【第3651回】 行動量を上げれば、大抵はうまくいく

2020年12月28日 | 住宅コンサルタントとして

神様は、乗り越えられない壁を

僕たちの前には置きません。

 

大抵の壁は、乗り越えられる。

 

壁を乗り越えるのに必要なのは、

これまでやっていた行動を変えること。

 

行動を変えるには2つの方法があって、

1つは行動そのものを変えること、

そしてもう1つは、行動の量を変えること。

 

これ、どっちが正解かは、

やってみないと分からないですが、

うまくいっていない人に多いのは、

ちょっとしかやっていないのに結果が出ないからといって、

すぐに行動そのものをコロコロ変えるということ。

 

こういう行動パターンの人って、

量をこなすことで磨かれる質の変化が起きないので、

年齢の経過と共にその人に身につく人間味が無いんです。

 

要するに、良い歳の撮り方をしないのです。

 

40代を超えると、本当にどういう生き方をしてきたかが、

思いっきり表面に出るようになるのですが、

魅力的でない40代、50代のオッサンは、

物事の深堀をやったことが無かったり、

圧倒的な量をこなしてこなかったりする訳です。

 

で、私だったらまずは自分が決めたことに対して、

圧倒的に量をこなすことを選択します。

 

というか、これまでもそうしてきました。

 

このブログによる発信もその一部ですが・・・。

 

世の中、大抵の企業やビジネスパーソンが

継続できないでいてくれるのです。

 

やり方をコロコロ変えなくとも、

ゴリゴリ継続しているだけで皆、

退場してくれるのですね。

 

ここ最近、いろんなコンサル会社、コンサルタントが、

とにかくWEB広告を打ちまくっています。

 

こうやって、広告ではない形で情報発信をしている人が、

気がつけば居なくなったのです。

 

3000回以上、毎日、更新し続けていることが

自分の信用度UPにメチャ貢献してくれていることは、

年々、私自身が実感しています。

 

という訳で、私がもし住宅業界の営業マンになったら、

他の人が面倒くさがってやらないことを徹底的にやるでしょう。

 

それは訪問だったり、手紙だったり、LINEだったりといった、

誰でもできるけれど、継続して圧倒的量をこなせないことです。

 

圧倒的量をこなすことで、大抵の壁は乗り越えられるのです。

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【第3650回】 起業して10年が経過しました

2020年12月27日 | 住宅コンサルタントとして

2010年12月、

前職時代勤めさせていただいていた会社を退社し、

2011年1月に起業してから、10年が経過しました。

 

前職時代も含めると、

15年半、住宅業界一本でやってこれました。

 

これも本当に素晴らしいクライアント様と

いつも力を貸して下さるビジネスパートナー様、

そして仕事に打ち込める環境をつくってくれる家内のおかげです。

 

もう本当に感謝の気持ちしかありません。

 

本当にありがとうございます。

 

前々職時代、建築資材メーカーで

サッシやキッチン、バス、建具などを売りまくって、

トップ営業マンだったのですが、

どうしても住宅会社の経営に深くかかわりたくて

転職を決意しました。

 

コンサルタントに転職するための面接に2回落とされ、

年収が300万円下がって何とか前職の会社に

入社させていただきました。

 

要は最低レベルの評価で入社をさせていただいた訳です。

 

しかも前職の収入で3480万円の住宅ローンを組み、

転職時の年収と貯金残高から計算すると、

3年で前職並みの収入にならなくては、

ローンの返済ができなくなる状況に自分を追い込みました。

 

もうひたすら仕事に取組み、

結果を出すしかありませんでした。

 

修業中は2日に1回は徹夜。

家に帰宅しても、終電で帰り、

翌朝の始発で仕事に行くこともしょっちゅうで、

近所の方たちには母子家庭と思われていました。

 

そんな私が、本当に素晴らしいクライアント様とご縁を頂戴し、

クライアント様にご提案するために勉強を繰り返す中で

少しずつ経験を積み、成長させていただき、

クライアント様が増えていきました。

 

神様はいるんですね。

 

で気がつけば、

入社1年5カ月でチームリーダーに任命していただき、

その翌年には住宅不動産部50名強の中で

トップの数字を出させていただくことができました。

 

結局、4年連続で、トップを維持させていただけたのですが、

当時、仕事をさせていただいていた会社の方針に、

私自身、疑問を感じることが年々、増えていきました。

 

自分が目指したいコンサル道と、

会社が進む方向があまりにも異なる訳です。

 

そんな中、お世話になった社長が一線を退き、

更に師匠の元を離れることになった私は、

会社を辞めて独立することを決断しました。

 

これが2009年秋のことです。

 

ところが、予算が振り分けられ、

この段階で私が退職すれば、

他の方に迷惑がかかってしまう。

 

そこでもう1年、会社に在籍させていただき、

しっかりと自分のノルマを達成した状態で

退職をさせていただくことを決断しました。

 

そして2010年11月より、

当時のクライアント様に退職の挨拶と

後任への引継ぎのお話をさせていただいたのですが、

当時のクライアント30社の社長が全員、

私に引き続きお願いしたいとおっしゃって下さったのです。

 

私の方から一切、お願いはせず、

本当に後任に引継がせていただき、

自分はゼロから再スタートするつもりだったのですが、

1社も離れることなく、皆さんがついてきて下さいました。

 

ですので、起業当初から年間のスケジュールが埋まっていて、

仕事に困ることがないという、本当に恵まれた環境の中で、

この10年、やってくることができました。

 

しかも独立当初、

資金繰りに困っているだろうと思ったクライアント様が。

請求書が到着したら支払日よりはるか前に振り込んで下さったりして、

もう本当に助けていただきました。

 

このご恩、一生忘れません。

本当にありがとうございます。

 

そして起業してから10年間、

ずっと住宅業界一本でやってくることができました。

 

本当に最高の10年でした。

 

これからも日々学び続け、

クライアント様がより良い会社になられるよう、

最適なご提案をするために、精進します。

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【第3649回】 仕事納め

2020年12月26日 | 住宅コンサルタントとして

弊社は昨日で2020年の業務を終了しました。

 

各クライアント様、それからビジネスパートナー様には、

本当にお世話になりました。

 

心より感謝申し上げます。

 

今年はコロナの大流行により、

これまで如何に無駄なことが多かったか、ということや、

日本のデジタル化が猛烈に遅れていることなど、

これまで隠れていたマイナス面が明らかになりました。

 

また、日本のテレビ局や新聞社、週刊誌が

如何に煽りまくった情報、価値が無い情報を流しているのかも

浮き彫りになった1年でした。

 

2021年も上半期はコロナの影響を政治・経済共に受けながら

難しいかじ取りが内閣・首長・経営者には求められるでしょう。

 

そんな中、弊社として、

クライアント様とどういう方向に進むのか、

イメージは完璧に固まっております。

 

2021年も各クライアント様の出店や店舗リニューアル、

新業態の取り組みなど、盛りだくさんの1年になります。

 

おかげ様で2021年のスケジュールもパンパンで、

クライアント様がより良い会社になることだけを考えて、

仕事に集中できる環境が整っております。

 

市場もお客様の嗜好もライバルも、

常に変化しますし、求められるレベルも上がり続けますが、

そこに適応さえしていけば、お客様に必要としていただけます。

 

常に勉強。

常に進化。

 

謙虚さと感謝の気持ちを持って、

2021年もクライアント様にお尽くしさせていただきます。

 

より良い会社になり、社員様とお客様に満足していただき、

地域社会の活性化に貢献して参りましょう。

 

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

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【第3648回】 上司や先輩の力を借りて受注しても、それは自分の数字である

2020年12月25日 | 住宅コンサルタントとして

社会人になって最初に勤めさせていただいた会社では、

入社後半年間は研修期間で、

社会人としての常識や住宅を構成する部材の名称、

商品知識などを教えていただいたり、

先輩に1日、同行してOJTで学んだりしていました。

 

当時の私、1日でも早く営業デビューしたい気持ちでいっぱいでした。

 

で実際に、同期のサッシ営業担当者は、

10月よりお客様を担当することになり、

日々、注文を取ってくるようになったのですが、

私は住器セールスという部署でしたので、

サッシの営業マンが受注してきたキッチンやシステムバスが

無事に納品できるよう、見積や注文をしたり、

施工前の現調打合せをするのが仕事でした。

 

その中で営業ももちろんするのですが、

お客様は既に長年、自社を担当してくれていて、

関係が出来ているサッシの先輩営業に発注する感じで、

その事後処理担当、という感じで仕事をしていました。

 

そして悲しいことに、数字は全てサッシの営業マンにカウントされ、

住器セールスには数字がつかなかったのです。

 

営業をしたかった私は、

正直、モチベーションが上がらなくなりました。

 

知識がついて、単独でお客様のところを訪問し、

注文をいただいてきたとしても、

それはサッシ営業マンの数字にカウントされ、

しかも自分を気に入って買って下さった、とは思えない日々。

 

私は、給料分働いていない気持ちに苛まれました。

 

そのことを面倒見の良い先輩たちに相談したところ、

 

「上司や先輩の顔で注文をいただこうが、

それは自分の数字なんだよ。

お前がいなければ、工事も進まなかったり、

そもそもミスなく発注もできなかったかもしれない。

だから、自分がかかわったもの全てが、お前の売上なんだ」

 

と言っていただきましたが、

正直、当時はそう受け止められませんでした。

 

「お前に注文したい」

「お前だから発注する」

 

と言われて、営業マンはなんぼでしょ、と思っていました。

 

そしていただいた注文を誰の力も借りず、

自分で完璧に業務をこなし、クールに納品するというのが、

できる営業マンだと当時、本気で思っていました。

 

ところが、今では当時の先輩が教えて下さった言葉の意味が、

非常によく理解できます。

 

上司や先輩なんて、使い倒してこそ価値が出るのです。

 

住宅業界で仕事をされている若いスタッフさんで、

自分一人で仕事が完結できず、

上司や先輩の力を借りることに申し訳ないな、

と思っている方がいれば、声を大にしてお伝えしたいです。

 

「上司や先輩の力を借りて受注したとしたら、

それは間違いなくあなたの成果だし、あなたの実力です!」

 

あなたがお客様から好かれ、可愛がられなくては、

お客様は家づくりを自社に決めてくれなかったでしょう。

 

知識・経験は時間が解決してくれますが、

人としての魅力は、時間も解決してくれませんし、

上司や先輩もサポートできないのです。

 

だから、あなたの成績なのです。

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【第3647回】 失われた30年を取り戻す

2020年12月24日 | 住宅コンサルタントとして

日本電産が社員の収入を平均3割、UPするというニュースを

先日、ネットで見ました。

 

素晴らしいことだと思います。

 

とにかく日本は、1990年頃から、

物価の上昇、人件費の上昇が止まっています。

 

国の長期的な発展を考えると、

最も重要なのはやはり優秀な人材です。

 

そういう人材を育てるには、教育が重要ですし、

そういう優秀な人材に、日本の発展のために仕事をしてもらうには、

当然ながらそれに見合った収入を用意しなくてはなりません。

 

日本人の収入はいまや、先進国最低レベルであり、

というか、もはや先進国とは言えないレベルになっている、

という現実を国民が受け止めるべきかと思います。

 

まさに、失われた30年。

 

これから少子高齢化がますます進むため、

海外の優秀な人材に日本で働いてもらう必要があるのですが、

そういう方に支払うべき原資が無ければ、

日本に来てもらえる訳もないのです。

 

日本の収入を高めるためには、

生産性の向上しかない訳です。

 

今回のコロナで、日本が先進国の中で

圧倒的に遅れている部分が明確になりました。

 

役所や教育機関のあまりのアナログさが明らかとなり、

無駄な出張や会合の多さも皆が気づきました。

 

コピーやファイルの保管のための時間や、

移動時間を減らすだけで、生産性が上がります。

 

住宅業界にも無駄なことがまだまだ多いですが、

いろんな企業経営者、幹部、ビジネスパーソンが無駄をなくし、

生産性を高め、しっかり稼いで社員さんに還元する。

 

こうした取り組みが、日本の成長発展につながると思います。

 

業界の生産性が高まるよう、

微力ながら、私自身もできることをしていこうと思います。

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【第3646回】 圧倒的なスピード

2020年12月23日 | 住宅コンサルタントとして

優秀な会社かどうか、

優秀なビジネスパーソンかどうかを判断するポイントは、

非常にシンプルです。

 

そのポイントとは、クオリティではなく、スピードです。

 

とにかく、優秀な会社、優秀なビジネスパーソンは、

圧倒的に速いのです。

 

先日、優秀なクライアント様で

HPの来場予約の方法の変更を

ご提案させていただいたのですが、

なんと24時間以内に全てが変わっていました。

 

個人的には3日程度かかるかな、と思っていたのですが、

1日もかからないで、変更できているというスピード感。

 

また営業ツールに関しても、かなり面倒なお願いをしました。

 

これも一般的な会社ですと3~4か月かかるでしょうが、

このクライアント様であれば、1~2か月でやり切ってしまうのではないか、

と個人的に思っています。

 

スピードが遅い会社は、周囲の意見や提案に対し、

100%自分が理解でき、

なおかつ成功するイメージが完璧に出来上がるまで

 

「こういうお客様の時は、どう対応すればいいですか?」

「こういう風にお客様に勘違いして理解されたら、

どのように説明したらいいですか?」

 

などなど、レアケースを想定しまくってしまうのですね。

 

そういうお客様が現れてから対応を考えれば良いのに、

何十何百というシュミレーションをしたがるのです。

 

これが、スピードを遅くする要因です。

 

スピード感さえあれば、多少クオリティが悪くとも、

改善を繰り返していく中で磨かれていき、

最終的にクオリティも上がるのです。

 

圧倒的なスピード、皆さんの会社にはあるでしょうか?

 

皆さん自身、圧倒的なスピード感をお持ちですか?

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【第3645回】 応援してもらうような生き方ができているか?

2020年12月22日 | 住宅コンサルタントとして

起業する前から、商売の本質とは、

 

「商売を長くやればやるほど、

支持・応援して下さるお客様が増えていき

商売が年々やりやすくなっていくこと」

 

と自分なりに定義をしてきました。

 

この商売の本質をクライアント様と追求していきたい、

と思って、この仕事を続けさせていただいております。

 

どうすれば、お客様に応援していただけるようになるのか?

 

これは非常に奥が深くて、ノウハウなんてないと思いますが、

自分なりの考えをまとめますと、

 

・お店の考え方、スタッフ個々のことを

お客様がとてもよく理解しており、

更にお店に共感し、スタッフのことを大好きである

・お店側もお客様のことをとてもよく理解しており、

お客様のことを大好きである

・お互いがお互いを尊敬している、認めている

 

というような関係性が築き上げられた結果、

お客様がファンになって下さるのかなぁ、と感じています。

 

すなわち、ファンになっていただくには、

「好き」「共感」「尊敬」という感情を

お客様に持っていただいているかどうかがポイントだと

個人的に思っています。

 

先日、キンコン西野さんのオンライン講座を

受けさせていただいていたのですが、

その中でメチャ共感したのが、

 

「購買≒支援」

 

という感じで、購入することと支援することの境界が

ドンドン曖昧になってきている、ということでした。

 

すなわち、お客様にファンになっていただけるような企業でないと

これから先、存在意義がなくなっていくということです。

 

商品やサービスを

 

「お得でしょ!」

「メリットあるでしょ!」

 

という感じで販売している企業・お店に未来はないということです。

 

「あなたから買いたい!」

「このお店を応援したいから、是非買わせて!」

 

と言っていただけるような企業・お店を

目指さなくてはならないということ。

 

皆さんの会社・お店は、そうなれているでしょうか?

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【第3644回】 結果が出ていない人は、量が足りていない

2020年12月21日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて、

いろんな方を拝見してきました。

 

そんな中で私が実感しているのは、

能力的・人間的に問題ないのに

結果が出ていないビジネスパーソンには

ある共通点があるということ。

 

それは、圧倒的な行動量不足、ということです。

 

それほど難しくないことを実現させるために重要なのは、

圧倒的な行動量だけ、ということを知らないのですね。

 

例えば、営業マンで案内トークが上手でない人の場合、

一人で案内ロープレを100回やれば、

大抵上手にできるようになるでしょう。

(お客様の反応や質問をイメージしながら、

真剣にやることが大切ですが・・・)

 

土地を紹介しても、なかなか決めていただけない営業マンの場合、

その土地を探すのにどれだけ真剣に探したのか、

ということも重要です。

 

不動産業者さんに土地情報を教えていただくだけでなく、

そのエリアで過去、どういう取引があったのか?

相場はどう変化しているか?

お客様が要望されているエリアに、空き土地はあるか?

 

徹底的にリサーチすればするほど、見えてくることがあり、

最終的にお客様にご提案する際の説得力につながります。

 

コンサルも同じ。

 

どれだけ普段からいろんなところにアンテナを張って、

情報のインプットをやっているか?

どれだけ自分で足を運び、調査しているか?

クライアント様の現状を分析し、

より良い会社になっていただくために

何に取り組むべきか、ということをどれだけ考え、検討したか?

 

大抵のことは、圧倒的な量をやれば、解決できるのです。

 

行動せず、頭でどれだけ考えても、結果は変わらない。

 

スランプの方は、とにかく行動量にこだわりましょう。

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【第3643回】 会社の成長以上に、経営陣が成長することが重要

2020年12月20日 | 住宅コンサルタントとして

業績が順調に伸び、複数拠点で展開したり、

複数事業を展開するようになると、

マネジメントの問題が出てきます。

 

一事業、一拠点で経営をしていると、

会社で何が起こっているのかが手に取るように分かり、

その状況に合わせて経営判断を下せるのですが、

規模が大きくなってくると、どこで何が起こっているのかが

非常に分かりにくくなってきます。

 

これを解決するために必要なのが、デジタル化です。

 

会社からの社員さんへの通達はもちろん、

日報、スケジュール管理、タスクの見える化など、

これらをアナログからデジタルに変えるだけで、

全体像が非常に掴みやすくなりますし、

ZOOMを使えば移動せずとも会議が可能となります。

 

デジタル化には、会社として設備面で投資が必要ですし、

経営陣もITのことを学ばなくてはならないのですが、

ここで投資をケチったり、経営者自身がITのことを勉強せず、

周囲の方に丸投げ(しかも、投資に関しては慎重)だったりすると、

変革はITリテラシーの低いトップのスピードに合わせざるを得ず、

なかなか時代の変化に適応できないということになります。

 

複数拠点で複数事業を展開するということは、

スピード感をもって決断をし続けなくてはならないし、

スピードを上げて変わり続けなくてはならないということ。

 

そのことを理解できずに、

しかも経営者自身のマネジメント力を高めずに

いろいろと手を広げた会社が苦戦するのです。

 

会社の成長に合わせ、経営者自身が成長しなければ、

成長は止まり、次第にいろんな部署に負荷がかかる。

 

そうならないように、経営者は会社の成長以上に

成長の速度を高めなくてはならないのです。

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【第3642回】 自分を俯瞰して見れない人が、仕事ができる訳がない

2020年12月19日 | 住宅コンサルタントとして

先日、新幹線に乗る前に、

ビールを買おうと思って売店に並んでいたら、

レジで小銭を出して、数えながらお支払いをしている人が、

2人連続で続いてしまい、新幹線の発射直前になったので、

何も買わずに新幹線に乗りました。

 

また、まだGoToの影響で

旅行している方も多いのですが、

新幹線の改札口を入ったところや

エスカレーターを上ったところで

止まっている人が結構おられ、

後ろの方からすれば、猛烈に邪魔だったりします。

 

片側3車線の高速道路で

時速80キロくらいでど真ん中のレーンを

マイペースで走っているトラックがいますが、

90キロくらいで走りたい別のトラックが

追い越し車線を走行するので、

後続がみるみる渋滞になっていきます。

 

このように、自分の行動を俯瞰して見ることが出来ない人は、

基本、周囲に迷惑をかけることが多くなる傾向にあると思います。

 

そしてそういう人は、間違いなく仕事ができない。

 

マイペースと言えば聞こえは良いですが、

単に自分のことしか考えられないのです。

 

人が話している時にどういう態度で聴くと、

目の前の人は気持ちよく話して下さるのか?

 

何かをしていただいた際に、

どういうお礼の伝え方をすれば相手も嬉しいか?

 

さりげなく相手のこと、チームのことを優先して考え、

自分が裏方に回ることが出来る人が、

今の時代、人から評価され、大事にされる人です。

 

自分の行動を俯瞰して見ることができていますか?

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【第3641回】 真の一流の方から学べる事

2020年12月18日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は、私が日本で最も好きで、

最高だと思っているお鮨屋さんに行きました。

 

毎年、12月には必ずお伺いさせていただくのですが、

今年は紅ズワイ蟹、本ズワイ蟹、毛蟹の食べ比べあり、

鮮度抜群の戻り鰹と寒ブリあり、

もうそれは最高のディナーとなりました。

 

お鮨も一品料理も最高なのですが、

何より私が楽しみにしているのは、大将のトークで、

もうそれは圧倒的な努力をやっている人しか出せない、

深みがあってこちらが惹きつけられるのです。

 

私、フェスや舞台とかに興味がないのですが、

一流の料理人さんが目の前で料理をして下さるのを

見ていることが、私にとっての最高のライブなのです。

 

昨日も事前に仕込んでいたブリの熟成がイマイチだったので、

それを急遽、料理として出さず、

戻り鰹をもう一品、出して下さったり、

ブリの柵どりをする際、本当に良い部分だけをとりわけ、

大半の部分を廃棄(というか、まかない等になるのでしょう)にしたりとか、

一品に猛烈に手間と時間と研究を重ねていることが伝わってきて、

もう胸がいっぱいになって、ちょっと泣きそうになっていました。

 

そんなお鮨をいただけて、本当に感謝です。

 

また大将に昨日、教えていただいたこととして、

素材をそのまま出したり、軽く火を通したりといった、

シンプルな料理こそ、本当に難しく、

逆にいろんな下味をつけ、上からソースをかけるような、

一般的なプロの料理と思われている複雑な料理の方が、

素人がやって上手くできる、ということに衝撃を受けました。

 

本当に良質な素材を仕入れるのに、

毎日、足を運び、人間関係を築くことに加え、

この漁師さんの絞め方が最高と思った漁師さんの魚を全て買うようにして、

何千万円と購入し続けることで、本当に良い仕入れができる、とのこと。

 

この仕入れルートを築くことが、最も難しいそうで、

それをやろうとする料理人が他にいないとのことでした。

 

そんなことを教えていただくお鮨は、

舌だけではなく、脳も心も満たしてくれるのです。

 

こんなお鮨屋さんは他になく、

私の中ではダントツ日本一であり、

どのアーティストのライブよりも五感を満たしてくれて、

最高の気分のさせてくれるのです。

 

ホンモノの一流は、自分の専門分野において、

引き出しが無数にあって、しかも言葉一つ一つが深い。

 

私も、住宅業界においてそのレベルまで深く突き詰めたいと

本当に心から思いました

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【第3640回】 批判しかしないメディア・コメンテーターの意見は聞かなくて良い

2020年12月17日 | 人として

Go Toキャンペーンが年末年始、全国一斉に停止となりました。

 

菅政権肝煎りの政策でしたが、

感染者数の増大と共に、

いろんな方たちから批判を受け、

内閣支持率の低下の影響もあって、

年末年始の停止となった訳です。

 

私、個人的には停止反対ですが、

でもそれは我々が選んだ政治家の方々の決定ですから、

決まったらそれに従って感染拡大を防ぐ努力をすることが、

生産的なことだと思います。

 

ところが、テレビをつけてもネットの書き込みも

 

「GoToまだ中止しないのか?」

 

と政権の政策の非難のオンパレードですし、

GoToを中止したら「遅すぎ」と批判しかしていない。

 

じゃ、11月初旬の時点でGoToを中止していたら、

旅行業界の声をまとめ上げて、

これまた政権批判をしていただろうと思います。

 

コロナ流行以降特にそうですが、

とにかく国民の危機感を煽りまくって、

政権批判しかしない民放・週刊誌があまりに多すぎて、

テレビを見ようとしなくなりました。

 

今、日々全国を移動していて、

メディアが「感染者数、過去最大」とか言っても、

危機感を持っていない人が増えていると思います。

 

もうメディアが狼少年のように思えてきて、

毎日、「コロナが出たぞ~!」と大騒ぎして、

そのうち、相手にされなっている感じですね。

 

たまに時刻を見ようとテレビをつけたら

まあネガキャンのオンパレードなので、

私自身、1日の中でテレビがついていない時間が増えました。

 

我が家の子どもたちをはじめ、

若い世代はますますYouTubeやネットフリックスなどに流れ、

結果としてはテレビはオワコンとなるでしょう。

 

ただ、情報弱者の高齢の方々の視聴率を取るために、

この傾向はますます続くことでしょう。

 

結果として、自分の首を絞めているだけなのですが、

もう業界的に閉鎖的すぎて、この流れを止められないのでしょう。

 

批判しかしない政治家・メディア・週刊誌・コメンテーターは、

一切無視していきましょう。

 

そして個人的には、菅政権をメチャ応援しています。

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