鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2009回】 住宅営業のコツ

2016年06月30日 | 住宅コンサルタントとして
個人的にいつも思うのですが、住宅営業マンとお客様の関係は、
本当に恋愛そのものです。

異性にモテるコツとお客様から契約をいただくポイントって、本当に同じ。

契約数が上がらない人は、
モテない人が恋愛でよくしてしまう発言や行動をとっているケースがメチャメチャ多い。

なので、結果がイマイチな営業マンは、
ひょっとしたら恋愛バイブルを読んでみると良いヒントが得られるかもしれません。

私たち40代の男性が、学生時代にハマったのは、ホットドッグプレスという雑誌。
(←20代、30代前半の方はご存知ないかもしれません)

毎回、いろんな特集が組まれていましたが、恋愛系の特集の号は、
かなりの頻度で購入していたような気がします。

って、話が反れましたが、モテない男子のポイントは、

・自分の話ばかりしていて、相手がして欲しいことに対応できていない
・相手の話を聴いているようで、実は相手が話していても気持ちよくない(聴き方が下手)
・相手に合わせ過ぎで、言われた通りのことばかりして、サプライズがない(俗に言う良い人)
・好奇心が旺盛でなく、いつも同じ話題しかない
・物事を深く理解できないので、話が浅い
・自分自身は今のままで良いと思っていて、向上心がない

といった感じにまとめられると思うのですが、
まさしくこれって売れない営業マンの特徴そのものですよね?

自分が言いたいこと(商品説明、会社説明、価格やキャンペーン訴求)ばかり言う。
お客様のお話を聴くのが下手(これは会話のパターンを本気で学ばなくてはなりません)。
お客様の言われた通りの対応をするのですが、そこにサプライズがないので、心を掴めない。
仕事以外の話になると、全くイケてないので、自分自身がお客様に好かれない。
とにかく深く考えることができないので、話が面白くない。

などなど。

最近、多いタイプが、お客様の要望を120%聴きまくって、
ヒアリング時に期待度を最大に高めていながら、
結局は予算的な部分で提案+見積時にお客様をがっかりさせるケース。

で、「ウチの会社の商品の価格が高い」とか、
「ウチの設計のレベルが低い」とか、周囲のせいにしたりするのですが、
そもそもヒアリング時にお客様の要望が予算をかなりオーバーすることを
そのタイミングで掴んでおかなくてはなりませんよね。

必ずプレゼン時には、お客様の期待値を超えるプレゼンをしなくてはならないのです。

お付き合いする前にさんざん期待させておいて、
実際に付き合ってみて、ショボさがばれるようなものです。


住宅営業を極めるのであれば、恋愛のことや女心が分かっていないといけないのです。
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【2008回】 柔らかく考えられるようになるために・・・

2016年06月29日 | 住宅コンサルタントとして
自分が凡人であると思うのであれば、
若い頃から読書の習慣は身に着けた方が良いような気がします。

読書をすることで、自分以外の人の考え方や習慣を学ぶことができたり、
様々な情報、知識を習得できるからです。

自分の意見を持つことは大事。
自分なりの考え方を持っておくことは重要。

でも、自分以外の人の物事の考え方をたくさん学び、

「こういうシーンでこういう考え方もありだな」
「あの人なら、こういう時にどう考えるのだろう?」

といろんな角度から物事を見たり考えたりする柔軟性は、
経営者やマーケティング担当者であれば、身に着けておかなくてはなりません。

いろんな方の立場で物事を見たり、考えられる力が、ビジネス上、必ず役に立つのです。

若い独身女性の価値観も興味を持ってみる。
子育て世代の奥様がどんなことに価値を感じ、どんなことに困っているのかも調べてみる。
50代の男性のこだわりや嗜好にも関心を寄せる。

自分と年代も性別も家族構成も異なる方が、
どんなことに関心があり、何に価値を感じるのか?

こういうことを学ぶために、
本を読んだりいろんな方とコミュニケーションを取ったりしなくてはならないのです。

「自分はこう思う」という意見に固執し、
他の方に興味が無い人は、ビジネスセンスが低下していきます。

常に頭を柔らかくするためにが、
いろんなことに興味を持ち、
自分以外の人から吸収し続けるしか方法が無いのです。
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【2007回】 順調でなくなった時がチャンス

2016年06月28日 | 住宅コンサルタントとして
どんな優秀な企業でも、順調に成長し続けることなんてあり得ません。

必ず順調でなくなる時が来ます。

順調な時は、多くの企業は現状を変えることを好みません。

今のやり方が正しいから順調と考えるのが当然です。

しかしながら、常に顧客の嗜好やニーズ、それから社会もライバル会社も変わっていますから、
本当は徐々に変わり続けなくてはならない。

それが分かっていても、変わることができないのが人間。


で、順調でなくなった時が、変わるチャンスな訳です。

これまでの成功体験の呪縛から解き放たれ、
新しい発想で変わることも可能ですし、
これまでの手法を少し変えることも可能になるのです。


ここ最近、クライアント様に立て続けに起こっていることが、
集客数の伸び悩み、というか集客数のダウンです。

昨年、一昨年と素晴らしい集客数だったクライアント様の来場が減ってきている、
という事例が数社のクライアント様で起こっています。

その理由は私の仮説だと、

①言いたいことを詰め込みすぎて、何が言いたいか分からない
②お客様が求めていることと、こちらが伝えていることにズレが生じている
③これまで採用していた媒体をお客様が見なくなっている
④商品がお客様のニーズと合っていない
⑤発信している内容、デザインに洗練さが無い、もしくは飽きられている
⑥決められた日(=お客様と約束している日)に空いていない

という形にまとめられます。

誰に何を伝えるのか、という原点を忘れた。
お客様のニーズが何なのかを追求する意識と行動がおろそかになっている。
市場の変化をつかみ切れていない。
常に改良し続けなくてはならない商品の改善・改良ができていない。
集客や受注が順調で、スタッフが忙しくなり、
本来、待機していなくてはならない場所に待機できていない。
また開けていなくてはならない時間なのに、モデルハウスが閉まっている。

結果には必ず原因があります。

順調にいっていないということは、それなりの原因が必ずあるのです。

順調じゃなくなった時が、気づくチャンスですし、変わるチャンスなのです。
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【2006回】 参議院選挙の前に考えること

2016年06月27日 | 住宅コンサルタントとして
イギリスのEU離脱がきっかけとなって、
これから世界はナショナリズムの勢いが増していくことでしょう。

各国が自国の利益確保を優先し、
更には自国の都合を最優先にしていくことになるでしょう。

こうした傾向になるとどうなるか?

何か紛争が起こったとしても、
自国で解決してください、ということになるのです。

中国が万が一、南シナ海や尖閣で軍事的な行動を起こしたとしても
アメリカやヨーロッパは外交でゆさぶりをかけたりする余裕が無いかもしれません。

こうしたことを踏まえ、軍事政策、更には外交政策を立てられる政党に
国政を担ってもらいたいと個人的に思っています。


EU離脱による影響、今後の世界がどうなるのかを家内と昨日、話しましたが、

「まさか、戦争なんて今の時代、起こらないでしょ!?」

という、まさかの発言。

まあ、これが今の日本人の一般的な感覚かもしれません。

私、個人的には、戦争のリスクが高くなったと思っています。

戦争なんか起こって欲しくないですが、
ある程度の軍事力を持っておかないと、
完全に相手になめられてしまうでしょう。

こういう時代だからこそ、外交と軍事に長けた政治家、政党に
今度の参議院選挙では投票したいなぁ、と個人的に思っています。
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【2005回】 イギリスのEU離脱から何を読み取るか?

2016年06月26日 | 住宅コンサルタントとして
イギリスがEUを離脱するか否かの国民投票の結果が出ました。

EUを離脱することが決定しました。

スコットランドや北アイルランド、それからロンドンでは残留派の方が多かったのに対し、
ウェールズやイングランド内の大半の都市では離脱派が多かったこと。

それから年齢が高い層の人が離脱を支持したことなどが明らかになってきました。

若い世代の人たちは、国境の壁が無く、EU内のいろんな地域に行って
学んだり仕事に就いたりできることをメリットに感じていたようですね。

さて、このイギリスのEU離脱から何を読み取るのか?
そしてそれに対しどう備えるのかが重要だと思います。


私個人的に思うことを下記にまとめたいと思います。

まずはナショナリズムの復活。
そして世界的に戦争の危機が高まっていくだろうな、ということ。

ヘーゲルの弁証法は、物事は内部矛盾によって自己崩壊していくと言っています。

過去、ヨーロッパでは戦争が絶えなかった。
更に第二次世界大戦後、アメリカ、ロシア(当時のソビエト)の二大強国の陰で
ヨーロッパ全体の発言力が弱まったことなど、複数の要因が絡んだ中で、
ヨーロッパ全体が一つとなって、新しいヨーロッパをつくろう、という機運が高まり、
出来たのがEUです。

これまで、理想的な新しいヨーロッパをつくるために、何とか運営してきた。
しかしながら、価値観や経済力が異なる国々が一つになるという思想の矛盾により、
自己崩壊していくということを意味しているなぁ、と個人的に思うのです。

アメリカのトランプ氏の思想。
ロシアのクリミア侵攻による統合。
中国の南シナ海の海洋進出。

おそらく、世界的にグローバリズムの考えが弱まり、
第二次世界大戦前のナショナリズムが台頭してくることでしょう。
(←あくまで個人的予測です)

各国がそれぞれの利益のために動かざるを得ない時代になるでしょう。

そうすれば、戦争のリスクがやはり高まざるを得なくなるのです。

その現実に備えたいと個人的に思っています。


次に中国とロシアが、このイギリスのEU離脱により、大きな影響を受けるだろうと思います。

ロシアはひょっとしたら、喜んでいるかもしれません。
EUの解体、それからNATOの弱体化は、ロシアにとって喜ばしいことでしょう。

東欧諸国やアジアに再び侵攻する可能性があるのかな、と思います。


またヨーロッパの混乱により、中国経済がかなり打撃を受けるのではないか、と思っています。

現在ですら、かなりの不良債権を抱えてしまっているようですが、
ヨーロッパ諸国のナショナリズム化の影響を経済的に最も受けるのは中国のような気がします。
(これもあくまで個人的予測です、専門外ですが・・・)

となると、国内経済が順調が無くなると、当然ながら国民の不満が溜まるであろう中国が、
取ってくる戦略は何かと考えると、当然ながら外部に仮想敵国をつくる必要があるのです。

これにアメリカがトランプ政権となった場合、
アメリカ自体の政策が大きく変わる可能性がゼロでないことも想定しておかなくてはならないでしょう。


となると、日本はどういう道を歩まなくてはならないのか?

理想論の追求だけしていれば良いのでしょうか?

今、ヨーロッパはどうなるのか、ということであったり、
経済的にどういう影響が出るのかということが、報道の中心ですが、
日本はどうすべきか、ということを経済面だけでなく、政治的、軍事的にも
もっとフォーカスして欲しいなぁ、と個人的に思います。

そしてこうした事実を踏まえ、日本はどうすべきか?
われわれ個人はどうすべきかを考えなくてはならないような気がします。


皆さんは、今回のイギリスのEU離脱をどう捉えていますか?
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【2004回】 住宅会社の販促

2016年06月25日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、私が日本一の住宅会社だと思っているクライアント様にお伺いしておりました。

相変わらず、業績は順調です。

お付き合いが始まった時からすれば、受注棟数は300%に限りなく近づいています。

地域ダントツの業績です。

また当時、一緒にいろんなことをさせていただいていたリーダーは役員になられ、
そのリーダーよりも若い世代の方が中心となって、
これだけの大きな組織を回されています。
(皆さん、私より全然若いのです)

そして昔から全く変わらないのが、とにかくお客様の来場数へのこだわりです。

来場数が多すぎることもあり、その場合、少し販促を緩められるのですが、
その結果、来場数が減ってくると、そこで打つ戦略の徹底がハンパありません。

複数の手法を駆使して、とにかく必要来場数を確保されるのです。

この意識の高さと行動の速さに、いつもいつも、本当に感心してしまいます。

昨日もいくつかの手を打つために、さまざまな打合せと共に
さまざまなものをおつくりさせていただきました。

この成果が出るのは、7月、8月なのですが、おそらく大丈夫でしょう。

この意識の高さを各クライアント様に浸透させていきたい、と心から思った1日でした。
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【2003回】 スキル、知識、経験の前に、マナーとスタンス、心得

2016年06月24日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンとして、数多くのお客様に選んでいただこうと思うのであれば、
当然ながらスキル、知識、経験を積み重ねていくことは不可欠です。

そのために、いろんなことを学ばなくてはなりません。

商品説明の手法、建築知識、金利や保険、税金の知識、他社比較のトークなど、
高めていかなくてはならないことは無限にあります。

しかしながら、それらを強化するだけで、お客様に支持してもらえる訳ではありません。

能力の向上に伴い、必ず人間性の向上も欠かせなくなるからです。

何事もバランスが大事なのです。

例えば、一流の食材を一流の職人さんが料理するお店があったとします。

もちろん、値段も一流。

こういうレベルのお店で、例えば接客レベルが非常に低かったり、
スタッフに品が無かったりしたら、メチャメチャ違和感をお客様は感じてしまうのです。

料理のレベルに合わせ、接客やお店のしつらえ、食器なども高くなければ、
当然ながら居心地良くはならない訳です。

だからスキル、知識、経験の向上と共に、マナーやスタンス、心得のレベルを上げていく。

というか、むしろマナー、スタンス、心得の方が先行するくらいでちょうど良いのです。

それらを理解していない人、会社がまだまだ多いような気が個人的にしています。

こういうことを伝えていかなくては・・・。
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【2002回】 受け身では意味が無い

2016年06月23日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、とあるエリアで地元工務店様に集まっていただいての勉強会をしておりました。

毎回3時間、私が好き勝手なテーマで
地元工務店様が強化しなければならないことや、
さまざまな成功事例をお伝えさせていただく内容で継続させていただいております。

たまたま昨日は、いつも参加して下さる工務店さんの社長や社員さんは
予定が入っていたようで参加されず、
代わりに社長の奥様が参加して下さったのですね。

で、休憩時間の度に、その奥様が私の近くに来て、たくさんの質問をして下さるのです。

もちろん、ノートと鉛筆を持って。

で、熱心に書き込んで下さる訳です。

こうした姿勢に、私、感動してしまいまして、
もう自分が出来ること、何でもさせていただこう、という気持ちになりました。

また、もうすぐ代表になられる、ある工務店さんの若い設計さんも
トイレでたまたま隣になり、お互い用を足しながらいろんな質問をして下さいました。

また勉強会が終わった後もわざわざ近くまで来て下さり、
お礼と今後の自分の意気込みを言って下さったのです。

こういう姿勢に、これまた感動し、何でもお伝えさせていただこうと思ってしまいます。


勉強会やセミナーに参加した際、
積極的に質問される方と、ただ単に受け身で聴いているだけの人に分かれます。

受け身だと、正直、意味が無いですよね。

自分自身に日頃から問題点があると意識しているから、
それをクリアしようと日々、いろんなところにアンテナを立てているのです。

問題意識が無い人は、参加そのものが目的となってしまうケースが多い。

勉強会やセミナーに参加した際、積極的に質問できるよう、
前のめりで真剣に聴きたいですね。
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【2001回】 究極の理想

2016年06月22日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社における理想とは何か?

昨日、お伺いしていたクライアント様でこんな話になりました。

結論から言うと、全てのお客様が紹介やリピートにより受注できるくらい、
OB様や建築中のお客様に心からご満足いただいている状態をつくることです。

そして年間の販促費がゼロ円で経営が成り立つ状況になること。

本来、売上高の2~4%程度かかっている販促費を
お客様やスタッフさんに還元できるとすれば、
この状態こそが善の循環だと思うのです。

一切の宣伝をしなくとも、評判を耳にしたお客様が来場される状況をつくるには、
少なくとも10年以上はかかることでしょうし、
この状態を実現するためには、スタッフの人間力を磨き続けるしかないと思うのですね。

スタッフの数が増えてくれば増えてくるほど、能力の向上は難しい。
だからしくみ、システムで標準化していくしかない。

そうなると、その会社のあたたかさや人間らしさが弱くなってしまい、
満足されないお客様も出てくると思うのです。

今、大半の住宅会社がこちらの方向に進んでいます。

そういう時にマニュアル感ゼロで、
本当に人間らしいあたたかさ、おもてなしで勝負する。

圧倒的な人間力で、レベルの高いお客様とつながっていき、
そのつながりから仕事を安定的に受注させていただく。

難しいけれども、こういうところを目指す住宅会社があっても、いいじゃないか!

心の底から共感し、その実現のために、設計や現場管理の在り方などを
いろいろと打合せさせていただきました。

いや~、楽しかったです。

究極の理想を目指す。
皆さんの究極の理想は何ですか?
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【2000回】 おかげさまで、2000回

2016年06月21日 | 住宅コンサルタントとして
今日でこのブログも2000回目の更新となります。

すなわち、私が起業して今日で2000日を迎えることができました。

これも全て、素晴らしいクライアント様のおかげであります。

本当に、本当にありがとうございます。
もう感謝の気持ちしかありません。

またこのブログのこれまでの訪問者数は33万人以上、
そして閲覧数95万ページと、気が付くとすごいことになっていました。

継続することは、やはり大切ですね。

さて、前回の節目である1000回目のブログ更新以降、
今日までの1000日間、重点的に取り組んだことは何か?

この1000日を一言で言うと、
ひたすらいろんなビジネスパートナー様とお会いして、
弊社では対応できないこと、かつ住宅会社として強化しなくてはならないことを
ビジネスパートナー様やクライアント様のお力をお借りして
対応させていただいた1000日だったような気がします。

商品開発、モデルハウスの設計・デザイン・コーディネート、
家具や雑貨、外構、WEB、SNS、映像などなど。

また住宅会社における経営者の仕事とは何かを知っていただいたり、
新規事業立ち上げのための住込み修行だったり、
土地活用について具体的に学んでいただいたり・・・。

まあ、弊社だけでは何もできませんでした。

今後に備え、強化していなくてはならないことを
信頼できるビジネスパートナー様と素晴らしいクライアント様のおかげで、
何とか対応させていただくことができたような気がします。


そして今後に備え、弊社が力を入れていくことは何か?

まず1点目は、新しい業態の開発ということが最重点だと思っています。

5年~10年先には、ハウスメーカー、住宅会社、工務店に対し
家づくりを依頼するユーザー様が激減すると個人的に思っています。

そんなユーザー様が相談したくなるような業態の開発に力を入れていくことになるでしょう。

これまでにない、新しい業態。
お客様がワクワクして何度も足を運んで下さるような業態開発にチャレンジしていきます。


そして2点目は、後継者の育成のサポートです。

今、ご縁を頂戴しているクライアント様の中で、
世代交代が間もなく、という企業様が非常に多くなって参りました。

経営に必要なのは、経営に対する知識、それから経営することで積まれる経験の他に、
切磋琢磨して刺激を受けられる素晴らしい仲間が必要だと思うのです。

しかも能力だけでなく、人間的魅力と強いマインドも備えた、一流の仲間が・・・。

ここに関しては、
クライアント様に素晴らしいメンバーが揃っておりますので、
全く問題ないと思います。

後はスケジュール調整のみ。

来年度からスタートしたいと思っています。


そして3点目は、これまでおこなってきたことの更なる深耕です。

これまで弊社がご提案してきたことは、住宅業界における商売の王道だと思っていますので、
ここの深堀りを継続して参ります。


変わりゆく市場。
ますますお客様の要求品質が高くなりますが、
各クライアント様には、そこに対応していただくしかありません。

そのサポートがしっかりとできるよう、弊社も更なる調査研究をし続けなくてはなりません。

更なる進化をしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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【1999回】 条件では無く、人で判断

2016年06月20日 | 住宅コンサルタントとして
「あのお店の方が安い」
「この住宅会社の方が値引きしてくれる」
「こっちの会社の方が大手だから安心」

など、人は商品やサービスをどこから購入するか、
複数の売り手から選択する場合、いろいろと比較した上で結論を出します。

何を基準に最終的に購入先を決めるのか?
それは個人の自由です。

でも個人的に思うのは、成功している人ほど、人で購入先を選んでいるのに対し、
成功していない人、ツイていない人ほど、条件で選んでいるような気がします。

何かを人に勧められた際も、成功している人ほど、

「じゃ、参加します!」
「そこ、行ってみます!」
「それ、買います!」

と即決し、すぐに行動に移します。
(もちろん、相手が信用できる人であることが大前提ですが・・・)

人生、うまくいかない人ほど、

「それって、参加してどんなメリットがあるのですか?」
「ウチの会社の今の課題にフィットした内容ですか?」
「参加したいんですけど、ちょっと金額が高いので・・・」

みたいなことを言う訳ですね。

一流の人ほど、何かを勧める際に、
その人やその会社にマッチするかどうか、当然ながらシュミレーションした上で
お勧めしているのです。

そういう点を理解せずに、

「自分に合うかどうか?」
「参加して得かどうか?」

と自分の視点で考えている人には、徐々に声が掛からなくなっていきます。

だって、声を掛けたりお勧めする側の方も気持ちよくないですから・・・。

皆さんは条件で判断しますか?
それとも人で判断しますか?
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【1998回】 自分のことよりもお客様のことを優先する

2016年06月19日 | 住宅コンサルタントとして
売れてない営業マンに共通するのは、
お客様のことよりも自分のことを優先しているということ。

お客様の現状の問題点を把握せず、
とにかく自分が扱っている商品を売ることしか考えていない。

そしてもっと痛いのは、
お客様に選ばれなかった際に、自分に非があるとは考えず、
お客様の見る目が無かった、というように、お客様が原因だと考えがち・・・。

まあ、売れなくて当然でしょう。

営業の世界において、売れるのは結果論。

売るより前にしなくてはいけないのは、お客様の不安や問題点を理解すること。
そしてその解決策を提案すること。

お客様に自身の問題点に気づき、その解決のためのベストな提案をする。

それが自社の売り上げにつながらなくとも、そこを徹底していく

こうすることで、その時は受注につながらなくとも、長い目で見れば必ず成果につながります。

お客様を最優先に滑動することはなかなか難しいですが、
それを本当に実現した場合、間違いなくダントツの成績をあげているでしょう。

お客様の気持ちを最優先。
当たり前のことですが、皆さまできていますか?
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【1997回】 業績は右肩上がりに順調にいかない

2016年06月18日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事を10年以上させていただく中で、
企業が成長していくにあたっての様々なケースを見てきました。

企業の成長は、順調に右肩上がりという訳にはいきません。

どんな企業でも、受注が上がった後に必ず問題が発生します。

受注が順調で、皆が忙しいから社員さんを増やした。
でも社員さんが増えても、一向に忙しさは変わらない。

更には社員さんが増えたことにより、
の呼吸でこれまでスタッフの意思疎通が出来ていたことが
なかなか全員に伝わらない。

こうして生産性がスタッフさんが少なかった頃よりも確実に落ちるのです。

また、経験を積むことにより、自社の強みがたくさん出来てきたりします。

それらの素晴らしさを全てお客様に伝えたい、分かって欲しい。

すると情報発信内容が、「あれもこれも」と欲張りになってしまって、
自社の強みがお客様から見てわかりにくくなる。

気が付けば、物凄く分かりにくいメッセージを市場に発信していたりすることもあります。

またスタッフ全員の業務が忙しくなって、
質の高い情報を発信するための取材や体験をする時間を確保できていなかったりもします。

問題、続出となるのです。

でもそれは、全ての企業が乗り越えなくてはならない道なのです。

問題、課題があるからこそ、改善しなくてはならないという決断ができますし、
改革を実際に実行できるのです。

問題がたくさんあって、苦しい経営をしている事が本来の経営の姿があって、
これを避けて通ることはできません。

問題を見つけ出汁、改善を繰り返す。
新しい発想でしくみを想像する。

これが経営の本来の姿なのです。

しかるべき成長を遂げられて新しい問題点にぶつかっているクライアント様を見ると、
心の中では「メッチャ順調!」と思ってしまう私。。。

問題点を乗り越え、解決した時が、一皮むけた証拠。

神様は乗り越えられない壁を設けないのです。

だから、絶対に余裕で乗り越えられるのです!
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【1996回】 イチロー選手にただただ感動

2016年06月17日 | 住宅コンサルタントとして
イチロー選手がついに昨日、日米通算4257安打を記録しました。

もう本当に嬉しいことです。
心から祝福させていただきます。

もちろん、大リーグの公式記録は、
大リーグでのヒット本数のみしかカウントされませんので、
大リーグ記録とはならない訳ですが、
世界で最もヒットを打った選手ということに変わりはありません。

個人的にあまり好きではないのですが、プロ野球解説者の張本氏が

「大リーグ一はピートローズ、世界一はイチロー」

という名言を言われていましたが、まさにその通りだと思います。

もう個人的にはイチロー選手と武豊ジョッキーが大好きです。
共に物凄い記録を出されているだけでなく、
長く現役であり続け、しかも日頃の準備を欠かさないところに、本当に頭が下がります。

競技に向き合う姿勢をいろんな番組を通じてちょっと拝見するだけで、お二人を尊敬できますし、
そこと比べると自分なんてまだまだだなぁ、と思えるのです。

50歳まで本当に現役でバリバリやれていそうなイチロー選手を
これからも応援させていただきたい、と思っています。
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【1995回】 中小企業経営で今後、重要になってくること

2016年06月16日 | 住宅コンサルタントとして
企業経営において、今後、最も重要になってくることは何か?

経営者であれば、当然ながら知っておかなくてはなりません。

最大のポイントは、「自社で働いてくれるスタッフさんがどれだけいるか?」ということです。

スタッフさんの採用や定着においては、
過去、日本が経験したことが無いくらい、厳しくなるでしょう。

これまでの日本の企業は、お客様とどう出会うかということにお金を使ってきました。

バブル崩壊以降は、総じて景気が悪く、いろんな企業が採用を控えていたこともあり、
地方都市の中小企業でもスタッフの採用ができたのですが、
今の日本は法人外国人の急増やネット通販市場の拡大により、
小売り、観光、物流において相当、人手が足りなくなっています。

これに少子化の影響がモロに出ますから、
自社に応募してくれるスタッフさんは激減します。

こういうことを踏まえ、中小企業経営者が取り組んでおかなくてはならないことは多々あります。

例を挙げれば、1つは自社で働いてくれているスタッフさんが、
ずっとこの会社で働きたいと思ってもらえるような会社にしておくこと。

中期的なビジョンも明確で、どこに向かっているのか、全員が理解している。
そして日頃の取り組みの成果が出るような経営が出来ている。
経営者のスタッフさんに対する愛が溢れていて、明るい空気が常に社内にあること。
そして経営者は自身の魅力を高めておかなくてはなりません。

採用がうまくても、定着したいと社員さんが思ってくれない会社では、
本末転倒になってしまいます。

そしてもう1つは、採用コストや人件費が多少上がったとしても
黒字を確保できるような収益体制を構築しておくことです。

業態転換をしたり、新しい仕組みを導入し、効率を高めたりしながら、
とにかく余裕のある経営をしておくことです。

こうしたことが重要になってくるということは、
すなわち、経営者の経営力が全てということです。

経営力を高めるためにも、経営者は学び続け、そして自分を磨き続けなくてはならないのです。
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