鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3379回】 毎日、移動している私の感想

2020年03月31日 | 住宅コンサルタントとして

昨日のお昼前に衝撃的なニュースが飛び込んできました。

 

私たち世代のお笑いのスター、

志村けんさんの訃報です。

 

いろんなことが起こったとしても、

あまりビックリしないタイプですが、

このニュースには私もショックを受け、しばらく固まってしまいました。

 

志村けんさんのご冥福をお祈りすることはもちろん、

でも我々は今を生きていかなくてはなりません。

 

幸い、私自身はお仕事が1件もキャンセルすることなく、

1月7日以来、平日は100%、稼働しております。

 

すなわち、毎日、東北から九州までのどこかに出没し、

そのために日々、移動を繰り返しているのです。

 

そんな私の、正直な感想です。

 

・新幹線、ガラガラでしかも空気の流れを最大にしてくれているので、

マスクして手洗いうがいしていれば、確実に予防できそう

・飛行機もガラガラで、しかも機内の空気の流れが最大なので、

マスクと手洗いさえしていれば、これまた予防できそう

・JRの在来線や地下鉄、特に常磐線とか都営浅草線、モノレールなどは

マスクをせずに乗っている方が多いので危険かな・・・

・都内のバーや飲食店は、狭い空間で人が引っ付いて、

楽しそうにおしゃべりをしているので、危険を感じる

 

個人的には、在来線と飲食店、飲み屋さん等で

感染されている方が多く、

逆に新幹線や飛行機は安全なのでは、と思っています。

 

「東京への移動を自粛」と、いろんな県知事がおっしゃっていますが、

狭い空間のお店や満員に近い電車などを外せば、

それほど危険ではないのでは、と思っています。

 

そんなことよりも、ここまでヒトモノカネの流れが止まると、

経済そのものが止まってしまい、

経済面でのダメージがデカすぎる感じがするのです。

 

一人一人が自己責任でもって、しっかりと予防し、

可能な限り経済を停めないようになるといいな、と思っています。

 

メディアやSNS、フェイクニュースなどを100%信じることなく、

自分の目で見て情報を収集し、

行動していくべきかと個人的に強く思います。

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【第3378回】 我が家の子どもたちの今

2020年03月30日 | 人として

コロナウィルスの影響で、

京都の街に来る方の数は激減。

 

結果、さまざまな仕事の需要が減っております。

 

長男は京都の外資系ホテルの清掃スタッフ、

次男は居酒屋さんのスタッフとして

アルバイトをしていますが、

いずれも一時的に仕事に入れなくなっていて、

おそらくこれはしばらく続くと思います。

 

という訳で先週から二人とも我が家に帰ってきていて、

家族5人(ワンコ含む)でここのところ、暮らしております。

 

幸いなことに私自身はまだ、

お仕事がキャンセルになることもなく、

日々、忙しそうにしている中、

子どもたちは時間を持て余している訳です。

 

疫病等があると、どんな仕事だと影響があり、

逆にどういう仕事だと影響がないのか、

そのあたりを子どもたちが学ぶ機会としては、

今回のコロナウィルスの問題は、大きいと思います。

 

そんな中、次男が毎日、スマホをいじりながら、

ノートに何かを書き込んでいるのです。

 

何をやっているのかというと、

留学したいので英語を勉強しているのだそう。

 

結構、コツコツとやっていて、

かなり会話できるようになっているようです。

 

自分でやりたいことを決め、

その実現のために努力する。

 

親が何を言わずとも、自分で自分の未来を決めていく。

 

そういう風に成長して欲しいと思っていましたが、

何となくそうなってくれていると思っています。

 

長男は読書に明け暮れているようですし、

なかなか勉強好きな子どもたち。

 

この機会に、またいろんなことを

私も背中で伝えたいなぁと思います。

 

しっかりと予防すれば、今回のコロナウィルスは、

家族の絆を深める機会のような気がします。

 

そして必ず、冬は去って春は来ます。

 

収束した時に、一段上で商売ができるよう、

今できる準備をしっかりとしておきたいものですね。

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【第3377回】 説明力や説得力を高めるための方法

2020年03月29日 | 住宅コンサルタントとして

商談をしているだけで、こちらが楽しくなってしまう営業マン。

なぜか話を聞いていると引き込まれてしまう営業マン。

 

そういう営業マンになるには、どうすれば良いと思いますか?

 

あまり勉強していなくて、

トップレベルの人がどんな努力をしたのかを

分かっていない人は

 

「あの人、もともと口がうまいから・・・」

 

と才能や素質で説明力が決まる、と言いたげなのですが、

実際、説明力や説得力を高めるのに、才能は不要なのです。

 

説明力、説得力は、後天的に自分の努力で高めることは可能です。

 

例えば、島田紳助さんはデビュー前に

いろんな先輩漫才師の漫才を録音し、

それを全て文字に起こし、

笑いが起こるパターンを見える化していきました。

 

その中でおそらく、笑いのパターンを掴まれたと思います。

 

そしてそこから派生して、説得力を持たせるトークの型を

自分なりに作り上げていかれたと思います。

 

私、個人的には武井壮さんのトーク力がすごく好きで、

「大人の育て方」というYouTubeの動画を見て痺れたのですが、

武井壮さんがどうやってトーク力を身に着けたのか、ということは、

カジサックさんのYouTubeの番組の中で

非常に詳しくお話されております。

 

武井さんも、お笑い芸人のトーク力に感動し、

毎晩、西麻布のバーでいろんな芸人さんの会話を

音声データとして録音し、それを文字に起こし、

自分が面白いと思った芸人さんのトークを

完全に再現できるまで繰り返し練習されたそうです。

 

そう、説明力や説得力、お笑い力を高めるには、

結局、いろんな人の音声を自分で文字化して分析する、

ということをどれだけやったかで決まるのです。

 

 

実は、私もこの仕事に就いた頃というのは、

もう全く上手に話せなかったんです。

 

時間のコントロールもできませんし、

結論も分かりにくいし、

話の途中で自分が迷子になることも多々、ありました。

 

でも、前職時代のスーパースターだった先輩の

講演のテープ(当時はまだカセットテープの時代)を借りて、

そしてそれをわざわざ聴くためにカセットウォークマンも購入し、

移動時間にひたすら聴いて、パターンを覚えました。

 

今は、準備ゼロで1時間や2時間、いろんな話が出来ますが、

15年前に猛烈にこうした下積みをやっておりました。

 

説明力、説得力なんて、センスが全く無くとも、

圧倒的に量をこなすことである一定のレベルは

誰でも身に着けることが可能です。

 

先輩の音声データ、録音して聴いてみませんか?

 

そして自分の手で文字化して、

ポイントを見える化してみませんか?

 

そんな努力すらできないのであれば、

説明力なんて身に着かないと思います。

 

やるかやらないかで、自分の未来が変わるのです。

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【第3376回】 連絡が取れなくなる要因

2020年03月28日 | 住宅コンサルタントとして

モデルハウスや見学会に来て下さるお客様は、

今すぐに家を建てたいという訳ではありません。

 

具体的にマイホームの打合せをする前に、

 

「どの会社だと自分たちの予算で

希望に近い家を建ててくれるのか?」

 

ということを知りたくて、HPやSNSで調べて情報をベースに、

いろんな住宅会社を訪問している方が多いです。

 

こういうお客様が自社に来場して下さった場合、

家を建てる計画は確かにある場合が多いので、

先月、先々月と契約ゼロの営業マンは、

「見込み度大」と判断し、積極的に詰めていきます。

 

「次、○○の土地を見てみませんか?」

「来週にこういうセミナーをやりますが、参加されませんか?」

 

土地紹介をゴリゴリやったり、他のイベントに誘導したりして、

お客様のペースと合わなかったり、人間力がまだ低いと

嫌われて連絡が取れなくなってしまったりするのです。

 

お客様と連絡が取れなくなるのは、

お客様に嫌われたか、他に本命ができた、

ということで間違いありません。

 

お客様と連絡が取れなくなる営業マンに多いのは、

とにかく自分の都合でお客様にアプローチをしていること。

 

お客様の立場で情報発信ができていないのですね。

 

自分が逆の立場であったなら、

どういう発信を営業マンからされたら、

好感を持つか、という発想が無いのです。

 

私であれば、情報収集中のお客様に、

どのような情報発信をするか、

もうそのパターンは決まっています。

 

ポイントは、お客様の目で物事を考えること。

 

これがビジネスパーソンの基本中の基本です。

 

自分の都合をお客様に押し付ける営業マンは嫌われるのです。

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【第3375回】 今後の対策

2020年03月27日 | 住宅コンサルタントとして

コロナウィルスに感染した方の人数は

日々、増えてきていますが、

感染した方がちゃんとマスクをしていたのか、

そして手洗いやうがいを徹底してやっていたのか、

という部分の情報が欲しいと思っています。

 

さて、これまでの日本は訪日外国人観光客が

宿泊したり、移動したり、食事をしたり、

お買い物をしたりしてくれたおかげで

多くの需要が生まれていて、

いろんな業種で人手不足となっていました。

 

ただ、ここにきてピタッと訪日外国人が減ったのです。

 

そこで、飲食や宿泊施設、観光地、お土産屋さんなどで、

人手が一気に余ってきています。

 

ようやく、いろんな業種で人手不足を解消するチャンスが来た、

と言えるでしょう。

 

日本は内需依存型ですので、

輸出依存型の国に比べれば、

世界の市場の変化をまだ受けにくいと言えます。

 

やるべきことをしっかりとやっていれば、

お客様はある一定数、来場してくださいます。

 

むしろ、遠出をしなくなったため、

家づくりを真剣に考えるようになったお客様も

増えているような気がする、という声もいただいております。

 

ですから、しっかりとやるべきことをやり、

合わせてスタッフさんの採用に力を入れて参りましょう。

 

住宅業界は、受注残がありますから、

経済が少し止まっても、何とか動き続けることが出来ます。

 

今がチャンス。

 

採用に動きましょう!

 

後、マスクのストックも

コツコツとやっていった方が良いような気がします。

(あくまで自分用、自社用として、です)

 

弊社もビジネスパートナーさんに

1000枚発注させていただきました。

 

また、外出を控えている方が多いので、

スマホをいじる時間は増えていくでしょう。

 

ですからwebマーケを強化する時期とも言えます。

 

時代の流れを読んで、やるべきことをやっていきましょう。

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【第3374回】 徹底的にやり切ったか?

2020年03月26日 | 住宅コンサルタントとして

これだけ情報が簡単に手に入る時代、

仕事で成果が出ないのは、

情報やノウハウを知っているか知らないかではなく、

やるべきことをやり切ったか、やっていないかの違いだけだと

個人的に思っています。

 

やり切るとはどういうことか?

 

自分の例で恐縮ですが、

ちょっと例を提示したいと思います。

 

私は30歳を過ぎて、自分の本当にやりたいことは何か?

自分の人生を考えて考えて、

思い切って転職することに決めました。

 

コンサルタントになりたくて、

前職の会社に応募したのですが、

最初の面接で、担当者の質問に論理的に答えることができず、

ボロクソに言われ、見事に落ちてしまいました。

 

一度きりの人生。

たった一回の面接に落ちたくらいであきらめて良いのか?

 

面接を受けた東京の五反田から、

当時住んでいた北海道の旭川に帰る途中、

ずっと考えて、もう一度チャレンジすることを決めました。

 

五反田のブックオフで前職の創業者の著書を3冊購入し、

帰りの飛行機、電車の中で読み続けました。

 

翌日の朝一で再びエントリーをし、

二度目の面接までの間、これまで以上に勉強し、

面接の準備をしっかりと行って、面接に挑みました。

 

二度目の一次面接は無事、クリアし、

二次面接はスムーズに突破しました。

 

そして最終の役員面接。

 

ここでまた、不採用という結果を突きつけられました。

 

役員面接の日、高校時代の親友とその奥さんと

大阪で食事の約束をしていて、

無事、転職が決まった、という吉報を持っていく予定が、

不採用という結果を受け、ブルーな精神状態で会うことに・・・。

 

食事が終わり、帰りの電車の中で再びいろいろ考えました。

 

今の仕事を続けるか、それともコンサルタントになりたいのか・・・?

 

結論は、やはりコンサルタントの道に進みたいという気持ちでした。

 

不採用の面接の翌日、朝一で三度目のエントリーさせていただき、

 

「採用通知を受け取るまで、何度でもエントリーする」

 

と気持ちが固まりました。

 

そして最終面接までの間に、自分が入社後、どんなことをやって、

どれくらいの成果を出して会社に貢献するのか、

という資料も制作し、もちろん勉強も継続して挑みました。

 

結果、二度目の最終役員面接で、

 

「二度、落とされても挑んできたのは、鬼山君がはじめてだね」

 

と言っていただき、正直、全員笑顔の中、世間話をしただけで、

入社を許可していただきました。

 

そして入社後。

 

前職時代の年収で住宅ローンを組み、

350万年収が下がっての転職。

 

3年で前職並の収入に戻さなければ、

家のローンが返済できず、自己破産という状況に自分を追い込み、

社内で50名いる、住宅不動産業界で1位になることを決めました。

 

そのために、中途で入社してきて結果を出している方に

一人一人頭を下げて、入社後にどんなことをやったのかを教えていただき、

教わったことを片っ端からやっていきました。

 

土日も仕事し、徹夜もしまくり、

一般的な社内の下積み中の人の倍以上の仕事をこなしていました。

 

結果、入社1年5カ月で自分のチームを持たせてもらうことができ、

その1年後には住宅不動産業界50名の中で1位となりました。

 

その後、会社を退職するまで1位を維持しました。

 

やり切るとは、自分が決めた結果を出すまで続けることだと

個人的に思っています。

 

結果を出すために、圧倒的に量をこなす。

やり切る。

 

徹底的にやり切ると、

どうすれば成功できるのかが感覚的に分かります。

 

皆さんは、徹底的にやり切ったことがありますか?

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【第3373回】 住宅業界の現状

2020年03月25日 | 住宅コンサルタントとして

飲食業界や小売業界、観光産業などは大打撃を受けていますが、

正直、住宅業界は今のところ、お客様の来場、

それから受注に関しては影響はほぼ、無いです。

 

土日にお出かけすることを自粛されたお客様は、

むしろ家づくりに真剣に時間を割かれるようになってきていて、

弊社のクライアント様で言うと、来場は順調ですし、

もちろん契約も今のところ、コロナの影響はありません。

 

各クライアント様、今の時流にあったWEBマーケティングに

コツコツと取り組んでくださっていることもあり、

2020年も数字は良いでしょう。

 

あるクライアント様では、1~2月の2か月で

WEBからの来場予約が150組以上あり、

更には通りがかりや直接来場もあって、

営業マンの頭数が揃っているにも関わらず、

対応できない事態になっていますし、

別のクライアント様では来場予約が入ると、

もうめまいがするくらい、対応できるキャパを超えた来場があるのです。

 

ただ、二極化がますます進んでいるようで、

仕事が無い住宅会社には本当に仕事が無く、

かつ相談すらゼロのようで、廃業する工務店も多数、出ています。

 

以前のブログにも書きましたが、

ひと昔前に無責任に全国展開をした住宅会社が

出店したエリアで経営が成り立たなくなり、

本格的な撤退が始まっています。

 

そういう無責任な住宅会社で家を建てたユーザーさんは

本当に不幸で、これからの人生、困ることになるでしょう。

 

そしてここ数年で、一気に多店舗展開を

広範囲でやっている住宅会社も、

多数の訴訟問題を抱えていて、

(そりゃそうです、他社のスタッフをヘッドハント、

すなわちお金で釣って引き抜いて、

口八丁営業と値引きで受注を獲得しているだけですから)

これらが表に出てくれば、また業界の評判を落とす事態に

なっていくことでしょう。

 

そういう無責任な会社、

それから時代の変化に適応できない会社とは、

全く別の道を歩んでいきたいな、と思っています。

 

「この家に住んでから、毎日が変わりました!」

「もう本当に快適で、家で音楽を聴きながら、

お茶を飲んでいるだけで幸せを感じられます!」

「子どもが毎日、友達を連れてくるようになりました!」

 

など、自社で家を建てて下さったお客様が幸せになり、

自社にかかわる全ての方が成長できるような、

地域に密着した、地域を良くしていく住宅会社は、

これからも支持され、堅調に推移していくことでしょう。

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【第3372回】 博多の街がヤバい

2020年03月24日 | 住宅コンサルタントとして

いつ来ても、街が人で賑わっている。

 

年中、忘年会シーズンのような街。

 

それが博多だと思っていました。

 

ところが、いろんなお店にお客さんがほとんどいない。

 

というか、福岡空港のロビーに人がいない。

 

出張や移動を控えている企業や人が多いのでしょう。

 

以前は、博多では祇園というエリアのホテルに泊まっていたので、

祇園界隈のお店で夜、ご飯をいただくことが多かったのですが、

ここ最近、博多駅周辺のホテルを利用するようになって、

しばらく祇園周辺には来ていなかったのです。

 

久しぶりに祇園に来てビックリしました。

 

過去数回、利用させてもらっていた和食屋さんや

前から入ってみたかった天ぷら屋さんなどが閉店になっていました。

 

そして、とにかく通りに人がいない・・・。

 

コロナの影響で、街に出ることを自粛されている方が多いのでしょうが、

それにしてもこんな福岡を半年前、1年前は想像もできなかったです。

 

この街の風景を見て、この状態が数か月続くと、

本当に飲食店は大打撃だと思います。

 

大半のお店はやっていけないでしょう。

 

日本という体内の血の循環が止まっています。

 

これは、本当にまずい。

 

感染しないよう、最大限の注意を払いながら、

でも日本経済を回すためにお金を使わないと、

結局、めぐりめぐって自分に跳ね返ってくるな、と

博多の街を見て実感しました。

 

自分のことだけ考えて、全ての活動を自粛⇒

飲食店や交通機関、旅行関係の人たちの収入が減る⇒

その人たちが消費活動を徹底的に控える⇒

いろんなお店が閉店していき、ますますお金が回らない⇒

自社の商売にも影響が・・・

 

となってしまうでしょう。

 

いろんな考え方がありますが、

私個人的には、しっかりとコロナ対策を打ちながら、

今まで以上に消費活動をおこなって、

微々たることですが、日本の血のめぐりを良くしていきたいと思います。

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【第3371回】 力のある住宅会社と力の無い住宅会社の差

2020年03月23日 | 住宅コンサルタントとして

力のある住宅会社の特徴をまとめると、

 

「集客数と契約数が比例する」

 

ということに集約されます。

 

商品力、営業力が、今のお客様の嗜好・価値観に適応できている会社は、

お客様さえ来場して下されば、契約数は集客数に比例します。

 

しかしながら、集客数と契約数が比例しない会社、

すなわち、集客数が伸びても契約数が上がってこない場合、

商品か営業に問題があるのです。

 

商品のトレンドで言えば、

大抵の会社のデザイン力が向上してきている昨今、

性能面に関して、営業マンが語れるようにしておかないと、

お客様に与えられるインパクトが少なくなってしまいます。

 

「なぜこういう工法、制震装置を標準にしているのか?」

「なぜこれだけ気密と換気にこだわるのか?」

 

など、ストーリーがお客様に語れるようにしておかないとまずいです。

 

商品のコンセプトやデザインが洗練されていたとしても、

この性能面でしっかりとした自社の信念が無い会社は、

埋もれてしまう時代になった、と感じています。

 

コンセプト売りだけでは、お客様に選んでいただけないのです。

 

そして営業面に関していえば、

口八丁営業が完全に通用しない時代となりました。

 

お客様の質問に口頭による説明に終始している営業マンは、

情報武装されたお客様に通用しないのです。

 

お客様から頻繁に聞かれることに対して、

しっかりと資料をつくり、データを取って、

視覚に訴える形で誠実に説明できる営業マンが

お客様から信用されるのです。

 

そしてお客様に対して誠実で、

お役立ち精神溢れる人間性を有していないと

お客様から信用されない時代となりました。

 

お客様を自分の都合の良い方向に導いていこうとする、

操作主義が嫌われる時代なのです。

 

こうした社員教育、人間力教育まで含め、

営業力なのです。

 

ここを理解できない住宅会社は、淘汰されていくことでしょう。

 

良い時代です。

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【第3370回】 備えよ、常に

2020年03月22日 | 住宅コンサルタントとして

私、高校1年生までボーイスカウトに入っておりましたが、

そのボーイスカウトをつくった、

ロード・ベーデン・パウエルさんの言葉、

「備えよ 常に」の重さが、非常に重く感じております。

(ちなみに、小学生の頃は、この言葉の意味が分かりませんでした)

 

リーマンショックの時は、お金の動きだけが止まりましたが、

今回のコロナショックでは、お金+人+モノの全ての流れが

世界的に止まってしまっており、

現代社会の問題点や矛盾点を浮き彫りにしていくことでしょう。

 

こういう時代がいつ来るか、誰にも予測はできませんが、

まさしく「備えよ、常に」で、いろんなことを想定し、

企業経営をしておかなくてはなりません。

 

我が家の長男は、

京都のフォーシーズンズホテルでアルバイトをしていますが、

ついにホテル側から、アルバイトの雇用解除の通達があった、とのこと。

 

全ての業務を正社員のみで回す、ということが決まったようです。

 

航空会社やホテル、小売り業など、いろんな企業で

賞与カット等が行われると思いますので、

今年1年は、消費は冷え込む可能性もあるでしょう。

 

1~2年、売り上げが半減しても、倒産することが無いよう、

内部留保を厚くしておくこと。

 

更にいざという時、金融機関から

必要な金額を適正金利で借りられるようにしておくこと。

 

震災などがあるかもしれませんから、

数週間程度の食料品や日用品の備蓄をしておくこと。

 

何が起ころうが、自分の家族や大切な社員さんを

守っていかなくてはなりません。

 

「備えよ、常に」を忘れず、経営して参りましょう。

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【第3369回】 ゴールデンウィークの予定

2020年03月21日 | 住宅コンサルタントとして

コロナウィルス感染者がヨーロッパで爆発的に増加している中、

今、ヨーロッパに行ったとしても、2週間隔離されるなど、

事態は大変な方向に進んでおります。

 

今年のゴールデンウィーク、

フィンランド⇒オランダ⇒ベルギーという予定を組んでおりましたが、

キャンセルをせざるを得なくなりました。

 

ゴッホやフェルメールの絵を見ることを

楽しみにしていたのですが、残念です。

 

ということで、すぐに頭を切り替え、

ホテルのキャンセル、航空券のキャンセルを行い、

国内に思考を切り替えました。

 

今年も調査であちこち行きたかったのですが、

結構スケジュール的に厳しいと思っておりました。

 

今年は土日枠も結構埋まっているので、

調査に行きにくいスケジュールだったのです。

 

これが、ゴールデンウィークに国内にいることで、

かなり解消されました。

 

いろいろとルートを考えましたが、

今年のゴールデンウィークは、

中国地方から四国に入り、四国一周しようと思います。

 

もちろん、調査を入れながら・・・。

 

ゴールデンウィーク明けには、またかなり濃い提案が

クライアント様に対してできるようになっているでしょう。

 

今なら、4月の後半はまだ、

人気のホテルや旅館も予約取れます。

 

心身のリフレッシュに加え、最新の事例を多々、勉強したいと思います。

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【第3368回】 各クライアント様の行動のスピードUP

2020年03月20日 | 住宅コンサルタントとして

SNSを活用したマーケティングのトレンドが日々変化している中、

クライアント様にお伝えしたことが翌日には形になっている、

というケースが増えて参りました。

 

素直で即断即決して下さるクライアント様が多いことに、

本当にありがたいと思いますし、

この変化を個人的にはとても嬉しく思っております。

 

1年前、2年前に主流となっていた方法が、

今では既に古くなっていたりして、

このトレンドを押さえていなければ、

どれだけ実行に移してもピントがズレているため、

効果が出にくい時代です。

 

毎月、さまざまな提案をさせていただく訳ですが、

各クライアント様は、お互いに他のクライアント様のインスタを

定期的にチェックして下さっているので、

私がお伺いした際、

 

「こういう理由でこう変更して欲しい」

「こういう要素をハイライトで配信して欲しい」

 

といったご提案をさせていただいた際、

 

「だから、〇〇さんのストーリーズが最近、

あんな感じになっているんですね!」

 

と理解・納得が早く、実行に移すのも早いのです。

 

ということで、最近、本当に仕事がやりやすくて、

そして各社様の変化が早くて効果も出やすいので、

本当に仕事を楽しませていただいております。

 

本当に毎日、幸せで楽しく仕事に向き合えております。

 

今年もクライアント様対象に、

いくつかの企画を立てております。

 

さすがに全クライアント様に集まっていただくことは

会場の関係上、かなり難しいのですが、

皆で進化成長し、地域になくてはならない住宅会社を目指して

精進をして参りましょう。

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【第3367回】 お客様を巻き込んで成長していく

2020年03月19日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様で増えているのが、

自社で家を建てて下さったOB様が

自社で働きたいと応募してきて下さることです。

 

家づくりをどの会社に託すのか、ということは、

言ってみれば婚約者を探して決めることに等しいと

個人的に思っています。

 

ただ商品が安いとか、値引きをしてくれたとか、

良いプランを提案してくれたからとかいう理由で

住宅会社を選ぶということは、

年収が高いからとか、高身長とか、イケメンだからという理由で

結婚相手を決めるようなもので、うまくいかないことが多い。

 

住宅会社選びで大事なのは、価値観が合うかどうか、

人として信用できるかどうかです。

 

良い家を真剣につくっていて、

お客様に喜んでいただくために愚直に頑張っている、

そんな地元の住宅会社の価値観と合う方なんて、

人間的に素晴らしいに決まっています。

 

だから、そういう方が入社して下さって、

一緒に仕事をしていくと、

会社の雰囲気がドンドン良くなっていくのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様も、

スタッフさんは少数精鋭なのですが、

その中で家を建てて下さったスタッフさんが3名

働かれています。

 

皆さん、本当に人間的に素晴らしい方ですが、、

その中でも、特に女性スタッフさんのポジティブオーラや笑顔、

そして素直さが本当に素晴らしいのです。

 

昨日、そのクライアント様の社長、社長の奥様と

その女性スタッフさんと私の4名で、

広報のお打合せをさせていただいておりましたが、

話が盛り上がりすぎて、もう会話がドンドン脱線し、

社長な涙を流しながら笑っておられました。

 

あんな楽しい打ち合わせ、ホンマに久しぶりでした。

 

注文住宅の場合、出会ってから契約、お引渡しまで、

最低1年、長い方だと3年という期間、

お客様は住宅会社のスタッフさんといろいろ打ち合わせを重ねます。

 

そんな中で、お互いの価値観や人間性が理解でき、

お客様がその会社の雰囲気に虜になってしまう。

 

そして建築中やお引渡し後、「貴社で働きたい!」と応募して下さる。

 

最高じゃないですか!

 

そんなお客様を巻き込んで成長していく住宅会社が、

最後は勝つような気がしています。

 

そしてそういう会社さんに、1社でも多くなってもらいたいと思っています。

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【第3366回】 家づくりを考えている方に、知ってもらいたい、住宅会社の見分け方

2020年03月18日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界の中には、無責任な出店を繰り返し、

勢力を伸ばそうとしているビルダーが結構います。

 

無責任な会社かどうかは、

どういう組織構成かどうかを見ればわかります。

 

住宅は、契約して終わり、引き渡しをして終わりではありません。

 

そこから生活がスタートし、20年、30年後に

はじめてその会社に頼んで良かったかどうかが分かるのです。

 

本当にお客様のことを考え、

お引渡し後にしっかりとアフターメンテナンス対応をしていこう、

と考えている会社は、規模をいたずらに拡大しません。

 

もしくは、定期的に出店をしていく会社は、

新卒さんを採用し、育成することに力を入れています。

 

若い方を育成し、10年後、20年後を考えた組織づくり、

10年後、20年後を考えた経営をされているのです。

 

一方、ただ売り上げを拡大させたいだけの会社は、

中途社員の即戦力ばかりを採用しています。

 

こういう会社は、平均年齢が高くなりがちで、

しかも社員さんの離職率が高いのです。

 

もう、自分たちの売上利益のことしか考えていない。

 

具体的には、大阪に本社があって、

この10年で一気に関東から九州まで出店したある会社や、

新潟に本社があって、周辺の県にも出店している会社などです。

 

本当に無責任です。

 

で、ここ数年で無責任に出店を繰り返している会社のちょっと前に、

これまた無責任に全国展開した住宅会社があります。

 

それらの会社の大半が、時代の変化に適応できず、

今、業績に苦しんでいます。

 

そしてそういう会社が、今年くらいから撤退をしていくのです。

 

無責任に出店した地域で建てて下さったOB様のメンテのことを

一体、どう考えているのか知りたいです。

 

まあ、こういう会社に家づくりを依頼した、

お客様の側にも問題はありますが・・・。

 

業界最大手のメーカーは、

旧経営陣が現経営陣を退陣させようと

なんだかバタバタしていますし、

お客様のことなんかより、

自分たちのことしか考えているとしか思えないですよね?

 

トップがどういう思想で経営しているか、

家づくりを依頼する会社を決める際は、

そこを確認していただきたいなぁ、と個人的に思っています。

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【第3365回】 ナンバー1の実力

2020年03月17日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は弊社のクライアント様の中で

ナンバー1の住宅会社にお伺いしておりました。

 

年明けから業績も絶好調。

 

今、多店舗展開している住宅会社は、

1店舗当たりの受注棟数を減らしていますが、

このクライアント様の場合、全く減少していなくて、

1店舗年間あたりで小さい支店で50棟

大きな支店だと100棟、という状況を維持しています。

 

そして昨年よりいろんな面で改革をしてきた部分が

着実に成果につながってきていて、

問題点がお伺いする度に解決の方向に進んでいるのが

もう本当に素晴らしいな、と実感しまくりです。

 

エリア内で競合する、かなり強い競合企業もありますが、

ここを本気で倒すための施策も着実に実行されていて、

数年先には立場が逆転しているだろうと思います。

 

もう14年、お付き合いをさせていただいておりますが、

年間400棟を優に超える棟数、

すなわち組織としてはかなり大きいのにも関わらず、

常に問題を見つけ出し、改善を繰り返されるのです。

 

その改善の為にやるべきことを決定したら、

その実行スピードがハンパなく早い。

 

少人数の組織であれば、やりやすいのですが、

社員さんが100名を超える組織でこのスピードでやり切る、

というところに、本当に頭が下がります。

 

今、多店舗展開をやっている住宅会社の大半が

ヘッドハンターを使って中途社員を採用しており、

その費用もかなり高額で、財務内容を圧迫しているなぁ、と

個人的に感じております。

 

そして中途採用に頼っている会社の問題点は、

社員さんの平均年齢が高齢化する、ということなのですが、

このクライアント様は、新卒採用をもう何十年とやっていて、

未経験の新卒を育成するノウハウを自社で持っている上に、

もちろん中途も採用されているので、

20年先も組織として安定しているだろうな、と思うのです。

 

いろんな意味で、どういう会社を目指すべきか、という命題に

多大なヒントを与えて下さっている、本当にありがたいクライアント様。

 

今の役員さんがまだ20代の頃から、

一緒に仕事をさせていただいてきて、

本当に貴重な経験とたくさんのことを学ぶ機会を与えていただいております。

 

エリア断トツナンバー1になっても、

まだ成長を目指す姿勢に頭が下がると同時に、

自分にできることをしっかりとサポートさせていただきたいと思います。

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