鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3835回】 二流と一流の差

2021年06月30日 | 住宅コンサルタントとして

世の中、いろんな方がいます。

経営者も、お客様も。

 

話をしていても、常に相手のことを考えられる。

どういうリアクションをすれば、

どういう行動を取れば、

相手の方が気持ちよいか?

 

一流の方は、そういうことが自然とでき、

接していても本当に気持ちが良いのです。

 

こういう方は、当然ながら約束と時間を守り、

義理堅いので、本当に心から信頼できます。

 

 

一方、常に自分が得することしか考えない方もいます。

もしくは、自分のことしか考えられないというか、

相手の立場で物事を考えられない方も多いです。

 

自分の都合が最優先なので、

相手のことなど全く考えない。

 

平気で時間をずらしたり、ドタキャンしたりしますし、

最悪な方の場合、連絡なしで約束を破ったりします。

 

どういうリアクションをすると、相手が気持ちよいのか、

そんなことに気が回らないのです。

 

そして痛いビジネスパーソンの場合、

自分は相手の立場で物事を考えられていないのに、

自分は相手の立場で物事を考えられている、と勘違いしていたり、

更には自分はできていないのに社員さんにそれを求めたりします。

 

自分の得しか考えられない人、

相手の立場で物事を見れない人は、二流です。

 

皆さんは、どっちのタイプでしょう?

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【第3834回】 おもてなし力を高めるためには?

2021年06月29日 | 住宅コンサルタントとして

弊社は、クライアント様に、

 

「おもてなし力で差がつく時代。

なのでおもてなし力を強化してください」

 

と昔からご提案しています。

 

おもてなしとは、

 

「客人に対して、心を込めて接遇すること」

 

と定義づけできるでしょう。

 

では、お客様に対してのおもてなし力を磨くために、

どういうことに日頃から取り組めば良いのでしょう?

 

答えはもちろん、一つではないですが、

個人的に思うのは、自分自身がいろんなおもてなしを受け、

自分が心地良いと感じる対応をお客様に対して

して差し上げることではないか、と思っています。

 

自分自身が心地良い、と思う対応をすれば、

少なくとも自分と感性の合うお客様には

価値を感じていただけるでしょう。

 

ということは、おもてなしをする側は、

自らがいろんなおもてなしを体験していなければ、

その引き出しが非常に少ない、ということになります。

 

そうなんです、

おもてなしを提供するのであれば、

自分自身がいろんなおもてなしを受けまくって、

お客様にご満足していただく手法を

たくさん押さえておく必要があるということです。

 

私自身はいろんなお店や宿泊施設に行きまくって、

いろんなおもてなしを受けまくってきましたが、

このおもてなしについて、クライアント様にご提案する上で、

引き出しの数がかなりある訳です。

 

ところが、自分自身が感動的な対応をあまり体験していない方は、

その重要性が理解できなかったり、

上辺だけしか理解できなかったりするので、

やかり提供する側が数多くの経験を積むことが、

おもてなし力を高める上で不可欠かと思います。

 

そのおもてなしが、作り込まれたハリボテの代表格は、

都内にある、とあるレストランだったりしますが、

作り込まれていない、心のこもったおもてなしは、

やはりいろんなところに通いまくって、

その中でホンモノを見る眼を養うしかないと思います。

 

そしてクライアント様の次世代を担う方たちを

私自身がホンモノだと思うお店にお連れして、

真のおもてなしを学ぶ企画をいつかしたいと思っております。

 

真のおもてなしを受けて、

どれくらい感動し、

またそこに行きたいと思うのか?

 

こういう感情は、自ら体験しなければ、

決して味わうことが出来ないのです。

 

だからおもてなし力を磨きたい経営者は、

ホンモノのお店・施設に身銭を切って通うべきなのです。

 

それで経済も回るのです。

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【第3833回】 能力よりも体質

2021年06月28日 | 住宅コンサルタントとして

いろんな企業・経営者・ビジネスパーソンとご縁を頂く中で、

つくづく思うことがあります。

 

それは、ビジネスで結果が出るか出ないかは、

「能力の差」よりも「体質の差」の方が大きいということ。

 

というか、そもそも能力は人間、大して差が無くて、

そんなことよりも体質の方が重要だよな、と感じています。

 

例えば、非常に優秀な会社さんを視察させていただいたケース。

 

視察終了後の数日間のアクションが、

伸びる会社と伸びない会社では圧倒的に異なるのです。

 

伸びない会社は、レポートも会社に提出しない、

帰りの移動手段の中で、

どの部分を自社に取り入れるのかという、

具体的に行動を変える打合せもしない、

3日後には、「メチャ勉強になりました」程度の感想しか出ない、

という感じなんですね。

 

伸びる会社は、視察の帰りの移動手段の中で、

早速どの部分を自社のオペレーションに取り入れるか、

自社の何を改善するのかをとっとと決めますし、

視察で得た情報を社員で共有しますし、

1週間後には、何かの変化が社内に現れているのです。

 

体質・DNA・文化・風土。

 

言い方はいろいろとありますが、

企業も家庭も、この体質というか、DNAというか、

こうした部分は非常に重要だとつくづく思います。

 

皆さんの会社の体質は、

伸びる企業の体質でしょうか?

 

それとも伸びない会社の体質でしょうか?

 

そして体質を変えるためには、

何が必要だと思いますか?

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【第3832回】 新事業・新商品・新サービスを常に考える

2021年06月27日 | 住宅コンサルタントとして

経営者の最大の使命は、会社を発展成長させること。

 

別の言い方をすれば、潰さないこと。

 

市場環境は常に変わるし、

コロナやウッドショックなど、

企業や個人の力では全く歯が立たないことも起きます。

 

ということは、今の事業の売上が半分になるかもしれないし、

続けることができなくなるかもしれないのです。

 

それでも、会社を存続させ、

従業員さんが稼げる環境をつくらなくてはならない。

 

経営者は何があっても適応できるよう、

常に新事業・新商品・新サービスを意識することです。

 

そして自社の強みを正確に把握し、

その強みを活かせる分野は何か、ということを

日頃から考えておくことでしょう。

 

たまたま昨日、富士フィルムさんのサプリをネットで発注しましたが、

富士フィルムさんなんかは、自社の強みを活かし、

見事に化粧品や医療分野などの

新事業を立ち上げ、成功されていますよね?

 

ワークマンなども、新しい市場を開拓し、業績絶好調です。

 

新事業を考える際のポイントは、2つあります。

 

今のお客様に別の商品・サービスを販売するか、

今の商品やサービスに近い分野新商材を

新たな顧客に販売するか?

 

こういう観点で新事業を考えると、

見えてくるかと思います。

 

例えば弊社の場合、

今あるノウハウを新たな顧客に販売する場合、

 

リモートでの会員制勉強会、

動画制作代行、

クリエイター紹介、

人材派遣、

商材の仕入れルート紹介、

モデルハウスやショールームの設計・コーディネート業務請負、

 

などが挙げられます。

 

そんな時間は無いので、やりませんけど・・・。

 

経営者や経営幹部は、常に新事業を創造し、

外部環境がどう変化しても、

その変化に適応できるように準備をしておく必要があるのです。

 

現業でアップアップになっていてはいけないのです。

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【第3831回】 松尾設計室監修のHEAT20G2グレードの企画住宅を体感してきました

2021年06月26日 | 住宅コンサルタントとして

私も関わらせていただいている、

HiL(ホームアイランド)で、

業界内で非常に有名な松尾設計室が監修した、

企画住宅が完成しました。

 

松尾さんと言えば、

床下エアコン+小屋裏エアコンによる、

エアコン1台で全館冷暖房が可能、

という分野で第一人者ですが、

その松尾さんのノウハウを取り入れ、

HEAT20G1+耐震等級3をクリアし、

それでいて建物価格2000万以下、という建物を

実際に昨日、体感してきました。

 

昨日はかなり蒸し暑かったのですが、

建物の中は小屋裏エアコン1台のみ動いていて、

ビックリするほど快適で蒸し暑くも無く、

非常に快適でした。

 

床下エアコンとは、

基礎の中にエアコンの暖気を送って、

それを換気システムによる空気の循環を利用して、

家じゅうを温めるという方法。

 

基礎断熱工法を正しく施工し、

建物の断熱性能と気密性能が基準をクリアしていれば、

家じゅう本当にあたたかくなるので冬、特に快適です。

 

小屋裏エアコンとは、

2階の小屋裏にエアコンを設置し、

ファンでその冷気を各部屋に送るという方法。

 

小屋裏エアコンは、実はかなり難しいのです。

 

以前、お付き合いのあった住宅会社さんが、

見よう見まねで小屋裏エアコンに取り組んだのですが、

実際小屋裏の中の結露が発生し、

大きな課題となっておりました。

 

その部分のノウハウは、松尾さんがダントツにお持ちかと思いますが、

小屋裏エアコンの素晴らしさは、体感してみないと分かりません。

 

昨日、体験できて、とても貴重な経験ができました。

 

ただ、住宅会社が

松尾さんの素晴らしいノウハウを教えていただいて、

実棟を建てたとしても、

その良さをしっかりと外に発信できていないと、

お客様に知っていただくことはできません。

 

来場も問合せもしていただけません。

 

HiLの加盟店さんの中には、

こうしたマーケティングのノウハウを

あまりご存知でない会社さんもありますので、

そのマーケティングや営業、そしてその先には経営のノウハウを

担当させていただくのが、実は弊社だったりします。

 

加盟していただいた登録店は、eラーニングを活用し、

断熱気密に関しては松尾さん、

構造や耐震に関しては、後続塾の佐藤さん、

そしてマーケティングや営業手法に関しては、私

(←弊社のクライアント様以外は、「お前、誰やねん!」って

感じにツッコまれるでしょうが・・・)

から、いろんなノウハウを吸収していただくことが可能となります。

 

ということで、私、

動画用のテキスト制作と撮影を

隙間時間にコツコツとやっております。

 

ご興味のある方は、

HiL本部に問合せしてみてください。

 

素晴らしい武器を手に入れ、

日本の住宅のレベルの向上に、

共に取り組んで参りましょう。

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【第3830回】 「理念+人格+戦略構築力+実行力」が経営者には必須

2021年06月25日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたのは、

生産性日本一の住宅会社さん。

 

スタッフの皆様が全員、超優秀で、

とにかく理解力も速いので、

こちらがご提案したこともサクサク吸収して下さり、

毎回、とても気持ち良く帰路につくことができます。

 

社長といろいろと打合せをさせていただく中で、

とても貴重なことを教えていただきました。

 

社長いわく、

経営者が組織を運営していく上で、

欠かせないポイントとして、

 

「理念」

「人格」

「戦略構築力」

 

が不可欠、とのこと。

 

例えば、素晴らしい理念を日頃から発信しているのに、

それを実現するためには具体的にどうすべきか、ということを

社員さんに伝えられないと、

社員さんは「?」となってしまいます。

 

また、素晴らしい理念も発信しているし、

更にはそれをどう行動に移して実現していくのか、

ということも社員さんに伝えているものの、

トップが言っていることとやっていることがズレていたりすると、

社員さんは会社についていこうと思えなかったりします。

 

更に私個人的に思うのは、

理念も戦略もあるものの、

行動力や行動スピード、更には決断のスピードが遅すぎて、

なかなか前に進めない経営者もダメだということ。

 

ということで、経営者に必要な要素として、

 

「理念」(こういう会社を目指す)

「人格」(社員さんについていこうと思われる)

「戦略」(具体的に何をすべきか、社員さんに明示)

「実行力」(決定したことを実行する力)

 

の4つが欠かせない、と自分なりにメチャ腑に落ちました。

 

貴重なことを教えていただいて、本当に感謝です。

 

組織のリーダーには、上記4つのポイントが不可欠です。

 

皆さんは、この4つのポイントを押さえられているでしょうか?

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【第3829回】 決定したことを実行するスピードが遅い人

2021年06月24日 | 住宅コンサルタントとして

決定までは、できる。

 

でも決定したことを実行できない、

もしくは実行まで非常に時間がかかる会社があります。

 

なぜ、決めたことをすぐに実行できないのか?

 

論理的に物事を考えることが苦手、

1つのことを分解して考えることができない、

など、いろんな理由が考えられるでしょうが、

最大の理由は、現場で泥臭い仕事をした量が、

圧倒的に不足している、ということのような気がします。

 

人間、一部の天才を除き、

大半の型はゼロから1を生み出すことは苦手、

というかできない方が多いのです。

 

天才でない方で、実行力・実務力が優れている人は、

ただただ泥臭い実務を若い頃にメチャやってきただけ。

 

私、最初に勤めさせていただいた会社で、

入社後半年で出向となりました。

 

ユニットバスやキッチンの施工前の現場調査並びに打合せ、

更には実際に施工、そしてアフター対応など、

現場で汗を流し、作業服は汚れ、コーキングまみれになり、

ネクタイを締めてお客様を訪問し、営業している同期に、

毎日劣等感を感じておりました。

 

でもクレームが発生し、お客様宅にお伺いした際に、

自分の頭で現状を冷静に分析し、

職人さんの手配やお客様対応に関して、

どういう流れでどういう情報をお伝えするのがベストか、

というような、答えが無いことを日々、やっていく中で、

問題が発生した際の対応の手順を考えることの経験を

たくさん積ませていただきました。

 

そして営業に戻った際も、

非常に多くの仕事量がありました。

 

お客様の訪問。

見積や発注業務。

会議資料や上司への報告資料の作成。

クレーム対応。

現場での打合せ。

 

1時間に10~15本の電話をさばきながら、

45社程度のお客様へ計画的に訪問して、

いろんな商品を売り込んでいったり、

提案資料をつくったりと、それは莫大な仕事量でした。

 

それらを20代の頃に経験できたおかげで、

今までに体験したことのない、新しいことをやらなくてはならい時も

非常に速く実行に移せるようになったと思います。

 

すなわち、実行スピードが速いか遅いかは、

単に場数をどれだけ踏んだのか、ということが全て。

 

何をやるにも理由をつけて遅い人に共通するのは、

仕事をやった量が少ない、踏んだ場数が少ないのです。

 

そして変化が非常に速い現代。

 

決定したことを実行に移すスピード、

改善するスピードが遅い会社、ビジネスパーソンは、

結果を出しにくくなっていく一方です。

 

皆さんは、行動スピード・改善スピードが速いでしょうか?

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【第3828回】 お客様の気持ちが分からないと、厳しい時代

2021年06月23日 | 住宅コンサルタントとして

ちょっとあり得ないくらい、

ダサくて欲しい情報が掲載されていなかったり、

お客様が問合せをしたくなる情報が何も掲載されてないのに、

詳細はお問合せ下さい、と書かれてあるHPが、

世の中にはまだまだたくさんあります。

 

トップ自身が、消費者の気持ちが分かっていないのですね。

 

というか、人にそもそも関心がないのかもしれない。

 

どういう情報をお客様が求めておられるのか?

 

どういうイベントなら、

時間を割いて足を運びたいと

お客様に思っていただけるのか?

 

どういうお飲み物を提供すると、

お客様はテンションが上がるのか?

 

どういう説明が、最もお客様に理解していただけるのか?

 

お客様の視点で物事を見て、

改善すべき点を改善していかないと、

本当に誰からも相手にされなくなってしまう時代なのです。

 

そういう事実をトップは知っておなかくてはなりません。

 

私、お客様の立場だと、

まず店舗が汚い会社は、雑で気が回らない、

と判断してしまいます。

 

更にHPやカタログ、名刺がダサい会社だと、

絶対に頼みたくありません。

 

美意識が無いお店で買い物をしたくないのです。

 

そういうお店だと、気が利かなかったり、

買い物をさせていただいてよかった、と思えないことが

後々起こるということを知っているからです。

 

自分の感性を磨くには、

自分自身がお客様となって、

いろんな接客やサービスを受けてみるのが一番です。

 

何をされたら心地良いか?

何をされたらイラっとするか?

何をされたら鼻につくのか?

 

こういうお客様としての経験をたくさん積むことで、

自分なりに見えてくることがあります。

 

そして自分がされたら嬉しいことをお客様に対して実施し、

自分がされたら不快なことをは削除していくと、

自分の感性に合ったお客様が支持して下さるようになります。

 

お客様の気持ちが分からない会社は、

これから益々厳しくなっていくだけ。

 

皆さんの会社では、お客様に対して、

喜んでいただける対応がどの程度、できているでしょうか?

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【第3827回】 トップ自ら現場に足を運び、自らの目でチェックする

2021年06月22日 | 住宅コンサルタントとして

昨日お伺いしていたクライアント様は、

昨年の不調が嘘のように絶好調。

 

というか、本来、ポテンシャルがある会社さんなのですが、

昨年が著しく不調だったのです。

 

個人的にその原因は何となく分かっているつもりですが、

今期絶好調な理由を昨日、ヒヤリングをさせていただく中で

個人的にメチャ納得・共感しました。

 

結論から言うと、トップ自ら、

時間が空いたら現場に足を運んで、

職人さんと一緒になって現場で仕事をしたり、

職人さんからいろんなことを教えていただいたりしている、ということ。

 

そして現場に行って自分の目でみることで、

自社の強みや改善すべき部分がかなり見えた、

とおっしゃっておられました。

 

更に日頃、忙しい社長自ら、

現場に来てトイレ掃除をしてくれたり、

職人さんに声を掛けたりしてくれることは、

職人さんたちにとってもモチベーションUPになるようで、

 

「この社長なら、間違いない」

 

と職人さんたちから信用されるようになる、と

別のスタッフさんから教えていただきました。

 

会社が大きくなり、スタッフさんが増えていくと、

経営者も忙しくなりがちで、

現場に足を運んだり、

お客様とお会いする機会が減る傾向にあります。

 

でも、アイデアのヒント、改善のヒントは、

現場に転がっていたりするのです。

 

私自身、リモートではなく、

クライアント様のところにお伺いし、

実際に経営者や社員さんとお会いさせていただくのも、

やはり直接お会いしないと感じないことが多々、あるからです。

 

リモートだけでは、

クライアント様の真の問題点に気づけないような気がしています。

 

また、ネットや本で見た気になるお店やスポットがあると、

それを確かめに現地に行くのも、

理解できる深さが全く異なるからです。

 

現場に足を運び、自らの目で直接チェックする。

 

こういう基本が、皆さんはできているでしょうか?

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【第3826回】 趣味=仕事というありがたさ

2021年06月21日 | 住宅コンサルタントとして

2020年、2021年と、弊社のクライアント様の業績は、

ぶっちゃけ非常に良いです。

 

今期、大半のクライアント様は過去最高のペースで受注され、

1年先まで着工予定が埋まっているクライアント様も多い。

 

ウッドショックの影響もおそらく業界全体から見れば、

非常に小さいと言うのが現実です。

 

この理由は、クライアント様が優秀、ということに尽きます。

 

というか、おそらく優秀なクライアント様しか、

お付き合いが続かないのだと思います。

 

しかも8割のクライアント様が、10年以上のお付き合いで、

要するに起業した時からお付き合いをさせていただいている、

もうそれは私にとって、ありがたすぎるクライアント様ばかり。

 

10年以上、いろんなことを乗り越え、共に仕事をしてきましたから、

何というか、クライアント様とコンサルの関係というよりは、

同士というか、仲間というか、そんな感覚ですし、

私自身は情が入りまくったお付き合いをさせていただいております。

 

クライアント様が良い結果を出されたり、

良い会社に成長されているシーンが、

私個人の幸せに直結しますし、

逆にクライアント様のスタッフさんが退職されたりすると、

猛烈に凹んだりしています。

 

仕事が趣味。

オンとオフの区別がない。

眠たくなったら、何時であろうが眠り、

眠気が覚めたら何時だろうが、仕事をするという、

超不規則(私にとっては規則正しい)な毎日。

我が社には目標が一切なく、

クライアント様の数字にしか関心がない。

1年間のスケジュールが埋まる状況が13年、続いている。

(2022年のスケジュール調整もお盆明けからお願いします)

どれだけ仕事しようが、家族に一切、文句を言われない。

(没頭できる寛容をつくってもらっています)

 

本当に毎日、幸せに楽しく、仕事をさせていただいております。

 

クライアント様、家内や子どもたちに感謝して、

今日も仕事に取り組みたいと思います。

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【第3825回】 広告の力に頼らなくともお客様が集まる状況をつくる

2021年06月20日 | 住宅コンサルタントとして

一般的な住宅会社の場合、

年商の2~4%の広告宣伝費を使うことが、

いわば当たり前になっています。

 

WEB広告であったり、チラシであったり、

何かのイベントを企画したりと、

とにかくお金を使って、来場きっかけをつくらなくては、

なかなかお客様が来て下さらない業界です。

 

もちろん、購買頻度が非常に少ないため、

広告の力を借りなくてはならない一面もありますが、

それでも広告の力に頼らなくとも、

定期的に住宅を検討されているお客様が、

自社を訪れてくれる状況を実現させることは、

とても重要だと思います。

 

分かりやすい場所に、

 

「メチャ素敵!このモデルハウス、一度、見てみたい!」

 

と思っていただけるようなモデルハウスや施設をつくる。

 

例えば、料理教室やパン教室をされていて、

その人の家には定期的に多くの人が訪れる、

そういう方の自宅を建てさせていただき、

クチコミで広めていただく。

 

真剣に考えれば、それは実現可能なことかもしれません。

 

私自身、2005年にコンサル会社に転職をした訳ですが、

大半のコンサルが、クライアント様不足に悩んでいて、

とにかくセミナーを乱発し、DMを全国に発送しまくっていました。

 

物凄い金額を使って、見込み客集めをしていた訳です。

 

私も、転職当初、それが当たり前なのかな、と感じ、

他の方に倣って同じことをやっていたのですが、

 

「これ、どう考えてもおかしいし、

そもそもコンサルがお客様に困っている、

なんてこと自体が変だ」

 

と感じ、見込み客集めのためのセミナーやDMをやめ、

自分自身はセミナーや視察クリニックを

新規の見込み客集めのためではなく、

既存のクライアント様のより良い学びのイベントに変え、

広告宣伝費を一切、使わなくとも、

いろんな出会いをいただけるように、

自らの環境を変えていきました。

 

弊社の広告宣伝費は、サーバー使用料程度しか無く、

対外的に宣伝は一切しておりませんが、

それでもありがたいことに、

年間のスケジュールがパンパンに埋まる、ということが、

起業して11年、続いております。

 

住宅会社の場合、

広告宣伝費ゼロ、ということは難しいと思いますが、

現状の半分程度に広告宣伝費の予算を落としても、

たくさんのお客様にお越しいただけるように、

さまざまな改善をしていく必要があるかと思います。

 

そのためには、どんなことに取り組めば良いでしょう?

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【第3824回】 社員さんのやりがいをどう作り、モチベーションを高めてもらうか?

2021年06月19日 | 住宅コンサルタントとして

私は、この仕事をさせていただく前に、

2つの企業でさまざまな経営者、上司の下で

仕事をさせていただきました。

 

2社の会社で8名の直属の上司、

5人の経営者の下で仕事をさせていただきました。

 

その経験を振り返ると

どういう時に自分のモチベーションが上がったか?

また会社に対する忠誠心が高まったか?

逆にどういう上司だとやる気がなくなり、

どういう経営者だと愛社精神が下がるのか?

 

という経験を14年5カ月のサラリーマン人生の中で、

積ませていただくことができました。

 

この経験、メチャ大きいです。

 

まず直属の上司ですが、

私がモチベーションが上がった直属の上司は2名、おられます。

 

メーカーの営業マン時代、

もっとも長い期間、仕えた上司Mさん。

 

このMさんの下で、貴重な経験を積ませていただきました。

 

Mさんの特徴をまとめると、

 

・会社の方針を非常に分かりやすく、かみ砕いて説明してくれ、

一人ひとりが何をすれば良いのか、明確にしてくれる

・会社上層部と現場の営業マンの間に立ってくれて、

とにかく現場の営業マンが仕事をやりやすいように

環境を整えて下さった

・お茶目な部分が多々、あり、部下がその部分をイジッた時の

リアクションがとても面白く、営業所内は笑い声が絶えなかった

 

という感じでした。

 

また、前職時代の私の師匠は、

 

「鬼山さんだったら、絶対に大丈夫です」

「すごいじゃないですか!」

 

と私がどんなことを相談しても、

可能性を信じて下さり、かつ毎回、褒めて下さるのです。

 

その言葉に嘘やお世辞を1ミリも感じず、

心の底から思って下さっているので、

その師匠の気持ちを意気に感じ、

 

「師匠のお役に立てるのなら!」

 

と、仕事にのめり込むことができました。

 

いずれの上司も、部下が仕事をしやすいように、

環境を整えて下さったり、信じて下さったりして、

更には何をすべきなのか、シンプルに伝えてくれました。

 

逆に、ついていけないと思った上司のタイプは、

 

・自分の意見が無く、とにかく上司のゴマを摺りまくる

・上司自身に一本の筋が通っていなく、

その場その場で思いついた指示を出してくる

・何が言いたいのか、よく分からない

・人として尊敬できない

 

という感じです。

 

今、正解には誰でもアクセスできる時代ですから、

上司に求められるのは、正しい戦略を構築することよりも、

現場のスタッフのやる気をUPしたり、

チームへのロイヤリティを高めたりすることだと思うのです。

 

皆さんは、どういう上司だと、

モチベーションが上がったり、

この人についていこう、と思えますか?

 

そして、そういう上司のような人格を

身につけることができているでしょうか?

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【第3823回】 マーケティング活動の管理

2021年06月18日 | 住宅コンサルタントとして

10年前と比べて、

住宅会社のマーケティングは大きく変わりました。

 

今、弊社がご提案していることも、

インスタ、TikTok、YouTube、

チラシポスティング、WEB広告各種、

LINE配信などなど、多岐にわたります。

 

10年前は、チラシとTVCMだけで良かったのですが、

SNSの種類も非常に多いですし、

自社のSNSアカウントをメディアにしていかなくてはならないので、

住宅会社のマーケティングに関する仕事量は莫大に増えました。

 

莫大に増えた業務量に対し、

その進捗であったり、前月打った手の効果測定であったりと、

チェックしなければならないことも当然ながら増えています。

 

ここのチェックのしくみ、

なかなか各社様の方でうまく構築できていないケースも

何となく見受けられるようになってきました。

 

ということで、弊社の方で

クライアント様のマーケティング用管理フォーマットを

ちょっとお作りしようと思っております。

 

使う、使わないは各社様にお任せしますが、

予算管理、デザイン管理、効果測定など、

1枚の帳票で全て見えるようにつくりたいと思っています。

 

業務量や業務内容が変われば、

管理の仕方も変わる。

 

しっかりと変化に適応していきましょう。

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【第3822回】 新規出店した際の対応法

2021年06月17日 | 住宅コンサルタントとして

これまで1拠点でやってきた住宅会社が、

新たにもう1店舗出店する。

 

これまで本社のある県内のみでやってきた住宅会社が、

文化が異なる別の県に出店する。

 

こうしたケースで結構あるのが、

 

「これまでの自分たちの型が、通用しにくい」

 

ということ。

 

弊社が推奨している、

土地紹介もしない、プランも描かないで、

まずは建築申し込み(仮契約)をいただく、

という手法が、通用しないことも出てきます。

 

また、営業マンがプラン提案をしたとしても

自社の地元では全く問題ないのに、

新たに出店した店舗のお客様には刺さらない、

なんてこともあります。

 

こういう時、どう考えるべきか?

 

私の提案は超シンプルで、

 

「郷に入らば、郷に従え」

 

ということです。

 

自分たちの理想は忘れずとも、

まずはその地域でどういう進め方がウケるのか、

考えられることを片っ端から試して、

もっとも効果が高そうな進め方、やり方を見出すのです。

 

そして出店してなるだけ短い期間で、

受注の山をつくる。

 

勝ちグセを早く身につけたいのです。

 

そして新規出店したエリアで、

実績を積み、知名度やブランドイメージが上がったタイミングで、

もう一度、自社のやり方がハマるかどうかを挑戦していくのです。

 

自分たちの理想を追求しても、

お客様に選んでいただけなければ、

商売としては失敗です。

 

まずは結果ありきなので、

その地に合ったやり方を高速でPDCAを回して

発見することをやるべきなのです。

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【第3821回】 共に学び、共に成長できる仲間

2021年06月16日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は1日、クライアント様に集まっていただいて、

皆で学び、成長するための勉強を実施していました。

 

朝8:30からは、新築事業とは別の、

ある事業をやっていただいているクライアント様対象に、

その事業に特化した勉強会をしておりました。

 

成功しているクライアント様に講師をやっていただき、

他のクライアント様のメンバー全員で、

素直に学ばせていただく形を取りましたが、

参加メンバー全員の学ぶ姿勢が本当に素晴らしかったです。

 

そして、小売業の難しさをいろいろと教えていただき、

私自身にとっても勉強になりました。

 

参加メンバーから講師の方々に積極的に質問がなされ、

講師の方も真摯に答えていただいて、

あっという間の3時間でした。

 

その後、午後からは会場を移動し、

このクライアント様の新店舗に

全国からクライアント様が集まってこられました。

 

来場されたお客様が、打合せに集中できるよう、

さまざまな工夫がされていたり、

敷地全体の動線の取り方だったり、

外観の見せ方だったり、

各ポイントを詳しく解説していただきました。

 

これも解説をしていただかないと、

深く理解することができなかったと思います。

 

1店舗で50棟以上、受注するためには、

こうした出店フォーマットが必要である、

ということをご理解いただけたのではないか、

と個人的に思っております。

 

そして何より、弊社のクライアント様は、

本当に皆、仲が良くて人間力が高いのです。

 

同窓会のような雰囲気も醸し出しながら、

皆様、しっかりと学んでいただけたのではないかと思います。

 

共に学び、共に成長していける、

波長の合う、素晴らしい仲間が

各社様、増えていって、

皆で切磋琢磨して進化していきたいと思っています。

 

そしていつもいつも、こうした弊社の企画に、

全面的にご協力いただけるクライアント様の

社長をはじめスタッフの皆様に、

心から御礼申し上げます。

 

なんて恵まれているんだろう、と感謝の気持ちでいっぱいです。

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