鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4078回】 動画マーケティングの時代

2022年02月28日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様には、

今、とにかく動画による情報発信を

強化していただいております。

 

各社様、本当に優秀ですし、すなおなので、

撮影や編集技術が劇的に向上していて、

広告制作会社にすぐに業態転換できそうな、

そんなレベルのクライアント様も出てきています。

 

さまざまな手段で、自社が伝えたいことを

動画で発信していく。

 

動画の撮影、編集は、どの会社でも出来ますが、

この動画にスタッフさんの人間的魅力を乗せて

更には世界観をそこに加えるという仕事を

忙しい中、やり続けるということは、

並みのレベルの住宅会社には無理なのです。

 

これまで住宅業界では、

写真とテキストのみで伝えたいことを発信してきましたが、

動画と比べると、分かりにくいし、人間味が伝わりにくい。

 

動画の場合、登場されるスタッフさんのキャラが

思いっきり表現されるので、

人間力で大手メーカーに勝つべき地元住宅会社には、

本当にピッタリのツールなのですね。

 

写真と文字は簡単ですし、

最悪、外注さんに丸投げできますが、

動画の場合、登場人物は自社のスタッフさんなので、

必ず自分たちがかかわらなくてはなりません。

 

忙しいだの、恥ずかしいだの、

そんなことを理由に動画に取り組まない会社は、

一瞬で取り残される(というか、もうそうなっている)。

 

そんな時代になりました。

 

会社の資本力、規模はあまり関係なく、

発想が柔軟で即行動できる会社が勝つ時代。

 

動画で発信、できているでしょうか?

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【第4077回】 全てをバランス良くまとめることの難しさ

2022年02月27日 | 住宅コンサルタントとして

とある地域に調査に来ています。

 

目的は、カフェやベーカリー、ワイナリーを徹底的に回って、

デザインやディスプレイの見せ方を学ぶこと。

 

住宅会社のさまざまな面での業務改善に、

実はこういう異業種の調査が有効である、

と個人的に思っているので、

とにかくいろんなところを周り、食べまくって、

そして見事に太ります(汗)。

 

いろいろと見たのですが、

地元の方に大人気のカフェやお店、

それから観光客に人気のお店も見たのですが、

正直、商品は素晴らしくとも、

店舗内のディスプレイやパンフレット、

それから店員さんのファッションや接客、

どこかに違和感があるお店が大半でした。

 

外観がメチャお洒落なのに、

中の家具がニトリっぽかったり、

フルーツがメチャおいしそうにディスプレイしているのに、

その横にご年配の方が好みそうな、

ちょっとオバサン臭い雑貨が展示されていたり、

店内のPOPが貧相だったり・・・。

 

結局、いろいろ見た中で、

この地に来るといつも行く3店しか

しっくり来るお店がありませんでした。

 

特に個人的にお気に入りのカフェが、

もう商品やディスプレイ、

店主さんのファッションや接客、

更には商品力まで見事にバランスが取れているのです。

 

ご夫婦で経営されているのですが、

私たちもあんな夫婦になりたいなぁ、と

心から思えるくらい、素敵でした。

 

カフェやベーカリー、小売り店ですらそうですから、

住宅会社はもっとひどいでしょうね。

 

先日も調査先にア来場予約をWEBで入れたのですが、

WEBではなく、速攻電話がかかってきて、

しかもこちらの都合ではなく、自分の都合を言ってくる、

ちょっとひどい会社がありました。

 

見た目、高級そうな住宅を展開しているし、

品がありそうな会社に見えるのですが、

HPから感じる感覚と営業マンの電話が、

あまりにも乖離していました。

 

商品・接客・店舗内のしつらえ・名刺やパンフなどのツール・

見積書や封筒・スタッフのファッションなどなど。

 

これらをバランスよくまとめるのは、

実は非常に難しいのです。

 

みなさんの会社は、全ての部分、

バランス良くまとまっているでしょうか?

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【第4076回】 現実を理解する

2022年02月26日 | 住宅コンサルタントとして

ロシアのウクライナ侵攻。

 

当然、これは許されることではありません。

 

もともと、旧ソ連時代にソ連側についていた東欧諸国が

NATO側に1枚ずつ色が変わっていくことが

我慢ならなかったプーチンが、

ついに本性をむき出しにした、ということでしょう。

 

核の使用も辞さない、というプーチンの言葉に、

NATOはウクライナに兵を派遣しないことを決めました。

 

大国が本気で侵攻してきた際、

如何に友好な関係を築いてきた国であっても、

手を差し伸べたり共に戦ってくれない、

という現実が明らかになりました。

 

ウクライナの方々の命が守られ、

早くこの侵略行為が終わることを

当然、皆が望んでいると思いますが、

合わせて、日本が抱える問題も改めて浮き彫りになった、

今回のロシアのウクライナ侵攻だと思います。

 

今回のロシアへの対応や行動を

当然、中国は冷静に見ているでしょう。

 

北朝鮮もしかり、ですね。

 

いざ戦争となれば、アメリカ軍がいるから、

とボケたことを考えている人も、いるかもしれませんが、

自分の国や領土は、自国で守らなければならないのです。

 

これを機に、はやり不安定な世界情勢が続くと思います。

 

防衛や領土、外交、エネルギー、食糧など、

抱える問題は山積みですが、

こういう時に政治家の方たちに

真剣に議論をしていただき、

この国の防衛をどうしていくのかを

皆が自分事で考える機会になれば、

とも個人的に思っています。

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【第4075回】 数・量をやり切れば、説得力が増す

2022年02月25日 | 営業マンとして

頭も悪く、才能も無いことは、

自分自身、よく理解していました。

 

そんな私が、コンサルとして

クライアント様から必要とされるには?

そして住宅会社さんからオファーをいただくには、

何が必要なのか?

 

それを転職した当時、ずっと考えていました。

 

自分の中で出した結論は、

 

「才能・センスも無く、地頭も悪い私は、

数・量で勝つしかない」

 

ということ。

 

転職当時、クライアント様がゼロで、

仕事が一切無かった私は、

社内で仕事をたくさん持っている方たちに、

 

「何か、させていただけるお仕事があれば、是非させて下さい」

「粗利ゼロで良いので、同行させてください」

(粗利ゼロとは、言ってみれば歩合ゼロと同じ)

 

と、社内営業を掛けまくって、

とにかくいろんな業界の仕事に携わらせていただく

(=量をこなす)ことに力を入れました。

 

おにぎり屋さんや印刷会社、

出版業界や機械工具卸の業界、

飲食業界など、いろんなお仕事をさせていただき、

2日に1回は会社に泊まって、

お風呂にも入らず、臭い体でひたすら量をやりました。

 

そして量をとにかくこなしながら、

休日には住宅会社さんに調査に行き、

お客様のフリをして接客を受ける、ということを

合わせてやっていきました。

 

起業してからは、

とにかくこの調査に力を入れ、

年間20~30社の調査を自分に課し、

今でも継続して行っています。

 

これまで述べ、300名以上の営業マンに接客を受けましたが、

その中で、メチャ刺さった営業マンは、たった3名です。

 

この3名の営業マンのスタイルを分析すると、

ある共通点が浮かび上がりました。

 

ここを今、各クライアント様にご提案させていただいています。

 

弊社のクライアント様の営業マンは、

業界内においてはトップレベルで、

もうこれはおそらくどの団体にも負けないでしょう。

 

そんな超優秀な営業さんたちを前にしても、

今、私がご提言させていただいていることは、

メチャ説得力があると思います。

(ひょっとしたら、営業さんが空気を読んで、

それっぽい対応をしてくれているだけかもしれませんが・・・)

 

何が言いたいかと申しますと、

知識も経験もセンスも欠けているビジネスパーソンが、

ライバルに勝つには、何か一つの分野で、

圧倒的に差をつけなくてはならない訳ですが、

量で差をつけることであれば、才能なくとも可能である、

ということです。

 

そして量をこなした人間の言葉には、

説得力が宿るのですね。

 

更に若い頃に量をやり切った人間は、

歳を重ねても量をやり続けることができる体質になるので、

安定的に成長していけるような気がしています。

 

50手前で、毎日のように泥臭く、

動画やチラシの構成を考えたり、

コピーライティングしたりカタログの原案をまとめたり、

研修のテキストをつくったり、

調査に行きまくったりできているのも、

30代の頃、量をやり切って体力がついたおかげだと

個人的に思っています。

 

数・量をやり切ることはできているでしょうか?

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【第4074回】 ここでしか味わえない体験

2022年02月24日 | 住宅コンサルタントとして

先日、カンブリア宮殿を

テレビ東京のオンデマンドで見ていました。

 

外食産業は、コロナ禍の中、

本当に大打撃をくらったわけですが、

そんな外食産業でコロナ禍の中、

業績を伸ばしているお店が特集されていました。

 

私が行ってみたいと思ったお店は2店で、

そのお店に共通する特徴は、

 

「ここでしか味わえない体験」

 

を提供しているということ。

 

両店ともハンバーグが提供されるのですが、

ハンバーグの味というよりも、

お客様の目の前で作るライブ感だったり、

出来立ての提供であったりと、

このお店でなければ体感できないことを

お客様に提供されていました。

 

今の時代、美味しいハンバーグ屋さんは、

全国に多々、あると思うのですが、

そんな中でここでしか体験できないことを提供する強みを

両店は持っていたのです。

 

住宅会社もこういうところからヒントを得ないと、

と、動画をみながら感じていました。

 

ちょっとアイデアが沸いてきたので、

またクライアント様にご提案していきたいと思っています。

 

ご来場いただいたお客様に、

ここでしか体験できない価値を提供する。

 

みなさんの会社、お店でできているでしょうか?

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【第4073回】 我が社の決算

2022年02月23日 | 経営者として

昨日、帰宅すると、

我が社の11期の決算が出来上がっていました。

 

昨日は飛行機の欠航により、

新幹線を乗り継いで、6時間近くかけて帰宅したので、

かなり身体が疲れていたのと空腹感も高かったのですが、

決算書を手に取ると、そんなことは頭から吹っ飛び、

我が社の決算書を見入っておりました。

 

経営に関して、弊社自身が

まずは理想的な財務体質でなければならない、

とずっと考えてやってきました。

 

結果をまとめると、

 

自己資本比率84.5%

流動比率372.6%

自己資本利益率(ROE)22.2%

総資本利益率(ROA)18.8%

 

となりました。

 

経営指標としては、

誰に見ていただいても恥ずかしくないと思っています。

 

起業して11年が経過した訳ですが、

これも全てご縁を頂戴しております、

素晴らしいクライアント様のおかげであります。

 

本当にありがとうございます。

 

この素晴らしいクライアント様と

お付き合いをさせていただくにあたり、

それにふさわしい会社でなければならない、

と考えております。

 

当然、目先の資金繰りや仕事に困っているようでは、

中長期を見据えた、本質的な仕事なんてできない、

と以前より思っております。

 

ゆえに、まずは安定した財務体質の会社になる必要がある。

 

そのためには、無駄な資産を極力持たず、

可能な限りリースにし、総資産を圧縮する。

 

そして自社の販売費および一般管理費を押さえ、

それよりも確実に粗利益額を稼ぐ。

 

内部留保を着実に積み上げられるしくみをつくり、

愚直に経営してきた結果、現在の状況になりました。

 

こういう体制を構築できれば、

経営者の時間の大半を

お客様に喜んでいただくことを考えることに使えます。

 

それこそが、長期的に安定した会社を

つくるポイントだと感じています。

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【第4072回】 猛烈な円安&物価高をどう乗り越えていくのか?

2022年02月22日 | 住宅コンサルタントとして

連日、いろんなものの価格が値上げされる、

というニュースを目にしまくります。

 

石油、ガソリン、各種食品、木材、合板、電気代、住設機器など、

挙げればキリがありません。

 

その要因は、コロナ禍における物流の停滞なども

影響があるかもしれませんが、

単純に円安になっているから、とも考えられるでしょう。

 

今、世界に展開している日本企業は、

世界に生産拠点を持っていて、

円安になったとしても、昔のようにメリットは少なく、

逆に輸入品は円安の影響をモロに受けて、

価格が高騰する訳です。

 

住宅業界では、木材価格が上昇し、

次に合板と言われる、家を建てる上で

欠かせない板の価格が猛烈なスピードで上昇しています。

 

そして4月以降より、住設機器なども上がり、

正直、同じ30坪の家を建てるのに、

3年前と比較して200万は価格がUPします。

 

お客様との契約時の原価と、

工事着工時の原価が相当変動するので、

元から低粗利でやってきた住宅会社は、

経営していく上で必要な粗利益額が更に減少し、

赤字になる企業が続出するでしょう。

 

その上、価格上昇であったり、不況の中で、

家を建てる絶対数が減ったりする中、

着工棟数を落とすと、資金が回らなくなり、

倒産してしまう会社が増える、と個人的に予測しています。

 

世界では、日本以外、旅行やビジネスでの人の往来について、

ほぼ規制を撤廃していて、観光もビジネスも活況となりつつあります。

 

で、この日本だけですよ、

高齢者の情弱の方たちをワイドショーが煽って、

支持率確保のために、頭の悪い知事と総理が、

自粛だ、鎖国だと、高齢者にウケる政策を打ち出し、

世界に取り残される。

 

3月から1日当たりの入国者数を増やすって、

たった5000人でしょう?

 

歴代でも群を抜く、岸田総理の判断力。

 

この愚策が、これから先、ますますこの国の国民を

苦しめるような気がしています。

 

人の往来を、以前に近づける。

 

観光客を受け入れる。

 

農業も漁業もサービス業も運送業もホテルも、

皆が一気に忙しくなり、景気が良くなる。

 

円安も解消されていく。

 

今の日本に必要な決断を

していただきたいなぁ、と個人的に思っています。

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【第4071回】 「なぜこの仕事をしているのか?」を伝え、共感していただける生き方をしているか?

2022年02月21日 | 住宅コンサルタントとして

先日、ニュースピックスで

ローランドさんが出演されている番組を見ていたら、

そこにコメンテーターとして出演されていた、

金沢景敏さんという方のコメントに魅かれました。

 

調べてみると、プルデンシャル生命で

前人未踏の売り上げを達成し続けた、

「伝説の営業マン」とのこと。

(ちなみにプルデンシャルには、

伝説の営業マンが何人いるのでしょう?

ってくらい、たくさんおられますね)

 

この金沢氏の著書があったので、

早速アマゾンでポチり、一気に読ませていただきました。

 

この金沢氏の経歴が素敵で、

早稲田大学→京都大学→TBS→プルデンシャル生命→起業、

という人生を歩まれています。

 

TBSというテレビ局から、フルコミッションの保険の世界に転職され、

そこで1年目からトップ営業マンになるために、

壮絶な努力をコツコツとされる訳です。

 

この著書では、金沢氏がトップ営業マンになるために、

どういう行動を取ってこられたのかが、

非常に詳細に書かれてありますが、

私が改めて感じたのは、営業マンとして、

 

「なぜ自分はこの仕事をしているのか?」

「この仕事を通して、成し遂げたいことは何か?」

 

をお客様に対して語り、

それに対してお客様に共感していただける生き方をしているか、

ということが、改めて重要であるということ。

 

保険や住宅、高級車などの営業マンは、

ここができるようにならないと、

商品力に頼りっぱなしのセールス活動となってしまいます。

 

金沢氏がなぜ、保険の営業をされていたのか、

その部分は、営業マンにとって大きなヒントとなると思います。

 

私自身も改めて、なぜ住宅業界専門のコンサルになったのか、

最近、自分自身でも考えることをしていませんでしたが、

再度、自分は何のためにこの仕事をしているのか?

 

なぜ、起業したのか?

 

この仕事を通じて、自分が成し遂げたいことは何なのか?

 

を再認識させていただきました。

 

みなさんは、

 

「なぜ今の仕事をしているのか?」

「この仕事を通じて、成し遂げたいことは何か?」

 

ということをしっかりと伝えられますか?

 

そしてお客様に共感していただける生き方ができていますか?

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【第4070回】 目先だけを見ない

2022年02月20日 | 人として

私が定期的にマッサージをしてもらっている施術師の方と、

先日、いろいろとお話をさせていただく中で、

その方、実はライバーだった、ということを知りました。

 

17LIVE中心に活動され、

そこでファンもそれなりにおられるそうで、

投げ銭で生活費を賄えるようになりつつある、

とのことでした。

 

過去、自身のトーク力や歌唱力を稼ぎに代えるには、

芸能界に入るしかなかったと思いますが、

現代は人と人をつないでくれるプラットフォームが

多々、存在しているので、

本人が良質なコンテンツを生み出すことができれば、

YouTubeや17LIVEの世界で、

ファンを獲得し、稼ぐことも可能なのです。

 

素晴らしい時代です。

 

ただ、施術師さんと以前から話をしていて、

ちょっと気になっていたことがあったので、

質問してみました。

 

それは、

 

「社会保険は入っているのか?」

「年金に関しては、どう考えているのか?」

「自身の人生設計は?」

 

ということ。

 

やはり予想した通り、社会保険は加盟していなく、

年金も払っていないとのことでした。

 

それらに加盟するメリットとデメリットについて、

理解できているのか、ということを質問してみると、

そのあたりのことは、しっかりと理解できていない様子。

 

ただ、目先の生活は何とか、できるようになったので、

社海保険や年金を払ってしまうと、

目先の生活が大変だから、払っていないとのことでした。

 

現時点で素晴らしい能力や魅力を持っていたとしても、

それが10年後も20年後も必要とされる保証はない。

 

特に自分が商品となる職業であれば、

そういうことを前提に、対策を打つ必要があるのです。

 

今は若いので、YouTubeや17LIVEで

投げ銭を多少、もらえると思うのですが、

30代、40代、50代と年齢を重ねる中で、

これらの世界で必要とされるには、

本当に自分を磨き続け、常に新しいことにチャレンジし、

視聴者を飽きさせないための活動量が必要です。

 

そしてこの国の充実した制度を受けるには、

社会保険には入っておいた方が

リスクは少ないと個人的には思っているのですが、

そういうことは考えず、目先の生活のことだけしか

見えていないのは危険だと思うのです。

 

整体師さんの人生は、整体師さんがお決めになることですが、

いつも一所懸命施術をして下さるので、

ついついいらないことを言ってしまいました・・・(汗)。

 

人間、勉強していないと、

ついつい目先だけを見がちですが、

俯瞰して自分を見つめなおし、

中長期的に間違いない取り組みを

常にやり続けられるようにしたいものですね。

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【第4069回】 本質を追い求めず、小手先のテクニックでやってきた住宅会社が淘汰される

2022年02月19日 | 住宅コンサルタントとして

2022年、住宅業界は近年にないくらい、

かなり倒産が増えるでしょう。

 

既に倒産した会社もあれば、

これから倒産すると私に情報が入ってきている会社、

それから倒産予備軍の住宅会社が結構多いのです。

 

倒産した、それから倒産するかもしれない会社に

共通するポイントは何か?

 

私の目に映っているのは、

 

「小手先の手法やノウハウが大好きな会社」

「経営者が数字に弱い会社」

(そもそも、数字に強いと潰れないのですが・・・)

 

ということです。

 

大体、共通するのが、いろんなFCやVCに加盟し、

いろんなノウハウを買い漁り倒した会社だなぁ、と感じています。

 

そして本業にまい進せず、

経営者が自身の実力をはるかに超える、

いろんな事業に手を出したりする傾向がある。

 

本来、本業に専念し、

常に改善を繰り返していかなければ、

本業ですら厳しくなってくる時代なのに、

飽きっぽいというか、一つのことを深く掘り下げることが、

体質的に無理なのでしょうね・・・。

 

経営者が本質を追求する姿勢が不足しており、

とにかく上っ面で経営してきた会社が、

ここに来て通用しなくなった。

 

お客様に底の浅さが見抜かれ、

優秀な社員さんの心が離れ、

社内の雰囲気が悪い、という共通点があるような気がします。

 

ただ、これらの会社に共通するのは、

小手先のマーケティングだけは結構上手で、

それなりに繁盛しているように見せているのです。

 

そこがちょっとたちが悪いのです。

 

本質を追求するとは、どういうことか?

 

それは、年々要求が高くなるお客様に、

満足していただくために、

自社の商品や接客を高め続けることと、

それを持続可能できるよう、

強い組織をつくっていくこと。

 

そして着実に自社を応援して下さる方を

増やし続けていくことです。

 

こういう会社しか、勝ち残れなくなってきている時代なのです。

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【第4068回】 雑談力

2022年02月18日 | 住宅コンサルタントとして

たまたま一人で予約して入ったお寿司屋さんで、

隣に70代の品の良いご夫婦が座られました。

 

そのご夫婦はそのお店の常連さんのようで、

当初はご夫婦2人、そして大将を交え3人で、

会話を楽しみながらお食事をされていましたが、

ちょいちょい私にも話掛けて来られました。

 

私、お寿司屋さんでは、会話を楽しむよりも、

とにかく大将の所作を見たり、

魚の産地や仕込みについて教えていただくことが

メチャ楽しかったりするのですが、

ここで大将の立場に立って考えてみました。

 

常連さんが楽しく食事をされているシーンを見ると、

大将は安心するでしょうし、喜ばれるでしょう。

 

ということで、この感じの良いご夫婦が、

もっと会話を楽しめるような形で、

話を振られたら対応しようと決めました。

 

ご主人は70代で白髪なのですが、

髪がかなり長く、後ろでくくられていて、

更に洒落た帽子をかぶられている。

 

ご夫婦共に黒をベースにした服を着られていて、

見事にコーディネートされている。

 

結構な金額のこのお寿司屋さんの常連さん。

 

ということは、絶対に現役時代は経営者であろうと予測できました。

 

会話の途中で、

 

「ちなみにご主人や奥様は、現役時代にはどんなご職業だったのですか?」

 

と話を振ると、奥様は父親からいくつかの会社を受け継がれ、

その会社を経営していたが、跡取り不在であったので、

売却をされ、今は悠々自適の生活をされているようでした。

 

ご主人は、芸術系のお仕事を今でもスポットでされている、

とのことで、日本酒のラベルの文字が美しくない、と

ディスられていて、それをニコニコしながら聞いていました。

 

「この日本酒、とてもおいしいから、あなたも頼みなさい」

 

と言われれば、スタッフさんに注文をし、

終始、そのご夫婦が気持ちよく会話され、

美味しく楽しくお寿司を食べられていました。

 

会話がちょっと止まった際は、

大将に魚のネタについて質問したり、

お二人の素敵さを大将にお伝えしたりして、

あっという間の二時間が経過しました。

 

本当にとても良い雰囲気の中、

食事ができたと思います。

 

雑談力とは、

 

「相手の方に如何に気持ちよくお話していただけるか?」

 

だと個人的に思っています。

 

相手が話されている際は、

とにかく気持ちよく話していただけるよう、

笑顔と相槌、そして話を広げる質問を適度に入れる。

 

話が行き詰まったら、話題を変えたり、

これまで話をされていなかった方に話を振り、

その方も気持ちよく会話に参加できるような空気をつくる。

 

雑談力を磨くために、取り組んでいることは何ですか?

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【第4067回】 能力よりも人格

2022年02月17日 | 住宅コンサルタントとして

営業マンとして、仕事はできる。

 

お客様からの信頼も高いし、

数字を確実に残している。

 

でも、社内での評判は良くない。

 

自分が数字を出しているからといって、

他の部署には無理なことを要求したり、

他部署のミスがあると徹底的に叩く。

 

社内では、偉そうにふるまったり、

言葉遣いも荒々しかったり、

上司にかみついたり・・・。

 

こういう営業マン、昔はまだ居場所がありましたが、

現代の会社組織では、居場所が無くなりました。

 

仕事ができるからといって、

傍若無人にふるまうような人は、

組織の雰囲気を悪くしますし、

特に今の若い方からは距離を置かれます。

 

20代、30代の半ばまでは若いつもりが、

30代後半ともなってくると、

自分よりも年下のスタッフが増えてくる。

 

場合によっては、上司が年下ということもあり得るのです。

 

そんな環境の中、ちょっと結果が出せるからといって、

組織の空気を悪くするオッサンは、

存在価値が年々、減少します。

 

能力も大切だけれど、人格はもっと重要です。

 

年齢と共に、ふさわしい人格を身につけなければ、

組織の中に居場所がなくなってしまうことを

知っておいた方が良いでしょう。

 

人格を磨くために、取り組んでいることは何ですか?

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【第4066回】 強い組織づくりに必要なのは、考え方と行動の基準の明文化

2022年02月16日 | 住宅コンサルタントとして

生まれ育った環境も、

親御さんの教育も、

これまで経験してきたことも、

スタッフさん一人ひとり、皆、異なります。

 

ゆえに価値観も判断基準も、

一人ひとり異なるということです。

 

例えば、「机の上をきれいに!」という指示をしても、

「きれい」の基準が人によって異なるのです。

 

また、「きっちり、丁寧に仕事をするように」と指導しても、

「きっちり」「丁寧」の基準も人それぞれです。

 

ゆえに組織力の強化に取り組むのであれば、

考え方や行動の基準が欠かせません。

 

一倉定先生は、数字だけではなく、

考え方や行動の基準も経営計画書に明記し、

それを毎日、唱和することを

はるか以前から推奨されていました。

 

当然、弊社でも、クライアント様に

こうした考え方や行動の基準を明確化し、

それを経営計画書にまとめることを推奨しています。

 

更には、どういう姿勢で仕事に取り組めば評価され、

どういう仕事をするとマイナスに評価されるのか、

ということも明確にする必要があります。

 

社員さんが10名以下であれば、

トップが常に皆と一緒の空間で仕事をし、

社員さんに毎日、声を掛け、

コミュニケーションを取ることが可能でしょうが、

業績の向上と共にスタッフさんが増え、

組織が大きくなったり、

拠点数が増えたりすると、

こうしたことができなくなっていくのです。

 

組織が大きくなっているのに、

考え方や行動、評価の基準が無いと、

皆の力が分散される事態になります。

 

そして結果が出にくくなる。

 

それは、会社側の問題なのに、

それを社員さんの能力の問題に原因がある、

と考える経営者が経営する組織は、

大きくなっていかないですし、

しくみもできないので、スタッフさんの負担が増え、

組織内に疲弊感が強くなっていくのです。

 

そしてある日、社員さんがドンドン退職する、

という事態につながったりするのです。

 

住宅業界、本当にそういう会社が多い。

 

そうならないよう、まずは考え方や行動の基準を決め、

更に評価の基準を明文化し、社員さんに提示する、

ということをやらなくてはならないのです。

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【第4065回】 お客様のニーズをちゃんと理解できているか?

2022年02月15日 | 住宅コンサルタントとして

スマホで正しい情報に簡単にアクセスできる現代、

正しい情報を伝えてくれる営業マンの価値は下がり、

自分たちのことを理解してくれる営業マン、

共感してくれたり寄り添ってくれる店員さんの価値が

ドンドン上がってきています。

 

このことをちゃんと理解できている営業マンや店員さんは、

どれくらいいるのでしょう?

 

未だに、商品やサービス、会社のことを正しく伝えることが

自分たちの仕事だと思っている方も結構いるような感じがします。

 

ここが理解できているかを見極めるのに、

 

「最近のお客様のニーズで多いものって何ですか?」

 

と質問すると、一発で分かります。

 

ニーズを正しく理解できている営業マンは、

ストーリー仕立てで答えてくれるのです。

 

一方、お客様としっかりとコミュニケーションが取れていない営業マンは、

単発の答えとなってしまうのですね。

 

「収納、多くしたい」

「アイランドキッチンにしたい」

 

といった感じです。

 

お客様のストーリーが出てこないのですね。

 

なぜストーリーが出てこないかというと、

接客の間、モノ売りしかしていないからです。

 

商品の説明しかしていない。

 

お客様と雑談の中で、家族の夢であったり、

最近家族でハマっていることだったり、

今の住まいで困っていることだったり、

ご主人や奥様が、お子さんにどう育って欲しい、

と考えているのか、であるとか、

こうした部分でのコミュニケーションが

圧倒的に不足しているのですね。

 

お客様のニーズを正しく把握できているからこそ、

こちら側はいろんな提案ができる訳です。

 

そしてその提案のセンスに、

お客様は信頼して下さるようになり、

最終的に依頼して下さるのです。

 

お客様のニーズを正しく理解できているでしょうか?

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【第4064回】 信念が無いトップにはついていけない

2022年02月14日 | 住宅コンサルタントとして

個人的に安倍さん、菅さんまでは、

メチャ政権を支持していましたが、

ちょっと岸田政権に関して、というか、

岸田総理に関しては、個人的に無理です。

 

オミクロンが大したことが無いことは、

先進国は皆、理解していて、

人の行き来も積極的になっていますし、

経済も社会も普通に回っていますが、

この国は、まだ鎖国状態ですし、

3月にようやく緩和の兆しが見えますが、

それも海外からの批判を受けて、

ということが一因の様子。

 

総理大臣として、自分の信念や意思は無いのか、

と個人的に感じてしまいます。

 

蔓延防止を実施したとしても、

感染者数の広がりに効果が無いことは、

データを見ても明らかなのに、

対策をやってます、という、

情弱の人達へのパフォーマンスで

支持率を高めようとしている政治家、

そして各都道府県の知事たち。

 

この短い期間で、いくつかの地域を訪問しましたが、

長崎県と岐阜県は、酒類の提供禁止なんですね。

 

この2県の知事は、頭が悪過ぎです。

 

終わっています。

 

情弱のご年配の人にウケることだけやって、

データをまともに読めないのか、

自分たちの支持率UPのことしか考えていないのか・・・。

 

また、情弱の人たちは、日々、発表される死者数が、

どのようにカウントされているのかも

理解していないのでしょう。

 

この国の国民の情弱のひどさは、

世界トップレベルだよなぁ、と感じてしまいます。

 

とまあ、話がそれましたが、

有事の際、トップの信念が見えないと

スタッフさんの心は離れるよなぁ、ということ。

 

信念があり、

その信念が正しくて共感できる内容であり、

更にその信念に基づいて行動できているトップには、

スタッフさんがついてきてくれるのです。

 

会社組織では、トップや上司として、

家庭では親として、

信念があるでしょうか?

 

そしてその信念に沿って、

自分自身、行動できているでしょうか?

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