鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2162回】 2017年の目玉企画

2016年11月30日 | 住宅コンサルタントとして
いよいよ明日から12月。
1年があっという間に終わりますね。

当然ながら、弊社ではこの時期、1年間を振り返り、

・市場のユーザー様の嗜好、価値観はどう変化しているのか?
・住宅業界で伸びている会社はどういうことに取り組んでいるのか?
・2017年に各クライアント様にはどういうことにチャレンジしていただく必要があるのか?

などを検証したり、じっくり考えることをやっています。

そんな中、今後5年、10年を見据え、
地元密着型の住宅会社として
取り組んでいただかなくてはならないことを学んでいただくための企画を
検討しています。

2017年の目玉企画、ただ今、検討しています。

住宅会社として絶対に欠かせないポイントを学んでいただくために、
1泊2日で開催したいと思っています。

今回の企画は、弊社でしかできないコアな内容になっています。

もちろん、クライアント様限定の企画ですので、
皆で本音で学び合い、成長できればと思っています。

こうした企画ができるのも、本当に人間的に素晴らしいクライアント様のおかげなのです。

今のこうした環境に感謝し、
住宅業界がもっとよくなるよう、
そしてクライアント様により成長していただけるような企画や提案ができるよう、
精進します。
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【2161回】 気が利くようになるために・・・

2016年11月29日 | 住宅コンサルタントとして
どの業種でもそうですが、商品で差別化するのは難しくなります。

特に木造住宅だと、正直、大抵のことは真似しようと思えばできてしまう・・・。
(もちろん、真剣に取り組めば、の話ですが・・・)

買えない材料は無いですし、利益率を下げれば、価格を合わせることはできてしまいます。

だから、商品だけで差別化しようとするのは、ちょっと違うと思っています。

こういう時代だからこそ、結局はスタッフ一人ひとりがお客様に対し、
どこまで気が利いた対応ができるかということが重要になってくると思います。

何だか、この会社に来ると、このモデルハウスやショールームに来ると居心地が良い。
何だか、打合せしていても楽しい。
郵送物が届くだけでワクワクする。

こうした気持ちに自社のお客様になっていただいているかどうかが、キーになると思います。

こうした印象をお客様に与えることができるように、自社を変えていくことが大切なのです。

例えば、契約後や着工後のお客様にもこうした気持ちになっていただくために、どうすれば良いか?

お施主様専用のヘルメットをご用意し、プレゼントする。
お施主様専用のスリッパを現場に置いておく。
お引渡しの際、サプライズをご用意する。
お引渡し後も、お客様と良好なご縁を継続するために、イベントを企画する。

お客様との良好なご縁を築けている住宅会社様は
こうしたことが当たり前にできています。

ただいつまで経っても売れやすい環境がつくれていない住宅会社は、
あくまでも商品売りの発想だけなのですね。

気が利く会社になるために重要なのは、
おもてなしの大切さをトップ自らが再認識することだと思っています。

だからこそ、住宅会社のトップは、一流のサービスを受け、
おもてなしの力を体感して欲しいと思います。
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【2160回】 体調の整え方

2016年11月28日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、ホテルにチェックインし、珍しく夜を軽く済ませました。

ちょっと最近、食べ過ぎでしたので、胃腸を休めようと、意識して軽く済ませたのです。

ホテル到着後、温泉に入ってサウナで汗を流し、軽く夕食。
夜も10時にはベッドに入っていました。

そして今朝、目が覚めて時計を見てビックリ。

何と朝、7時だったのです。

私、基本的には眠りが浅く、朝2時や3時に目が覚めることもしょっちゅう。

でも良く考えると、腹八分目で食事を終わらすことがほとんどなく、
更に自宅でも出張時でもかなり飲みまくってから寝ることが多いのです。

ひょっとして眠りが浅かったり、睡眠時間が短いことの原因は
飲み過ぎ、食べ過ぎが原因だったのか、と今更ながら気づきました。
(←遅すぎ・・・)

また、ジムに3年以上、通っていますが、ジムに行けない日は何もしない。
別にホテルでも筋トレができるのに、やっていないのです。

これも体には良くないよなぁ、と改めて感じ、
ジムに行けない日でも筋トレをやることにしました。

そして今更ながら、ビリーブートキャンプをYouTubeで見ながらやったり、
とにかく体調を整えないといけないな、と改めて実感しました。

これを意識してするのではなく、早く習慣化し、無意識でやれるようにならないと・・・。

ちょっと最近、自分に甘すぎるよなぁ、と反省。

仕事、もっとバリバリやりたいです。
集中力も体力も今以上につけたいです。

だから体調を整える。
一流のアスリートは皆、努力されています。

自分も見習います。
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【2159回】 クライアント様の現場見学会に参加して分かること

2016年11月27日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様の現場見学会やモデルハウスイベントに参加をさせていただく際、
自分なりに見るポイントがあります。

もちろん、クライアント様のスタッフさんお接客レベルを見たり、
お客様が来場されてからお帰りになられるまでの
オペレーションをチェックしたりすることも当然なのですが、
それ以外に自分なりに必ず現場で確認したいことがあるのです。

それは、「クライアント様に合った客層のお客様が来場されているか?」ということです。

例えば、ちょっとお洒落なレストランだとドレスコードが義務となっていて、
サンダルに短パンの人はお断り、となっています。

この夏、ニューヨークに行った際、本当に現地のセレブしか来ないお店にも
現地の方にアテンドしていただいて行ってきましたが、レストランのスタッフさんから何度も

「必ず、ジャケット着用でお願いします!」

とアテンドさんに連絡が入ったそうです。
それくらいお店の雰囲気を壊さないように、お店側が気を遣っているのです。

日本の場合、「お客様は神様です」みたいな考えが浸透していて、
お客様の立場であれば何をやっても許される、
といった傲慢な考えを持った人も残念ながらある一定数、存在するのですが、
欧米では、お店側もお客様を選びます。

自分たちのお店に合わないお客様は、入店を断られるのです。

住宅会社として、自社の世界観に合ったお客様にしっかりと来場していただいているかどうか?
それとも全く層が異なる方が来場されているケースが多いのか?

ここが本当に重要なポイントで、
もしターゲットと異なる層が来場しているとしたら、
それは情報がターゲットに届いていないということなのです。

発信する媒体が合っていないのか?
発信する頻度が足りないのか?
発信する内容が分かりにくいのか?

このいずれかに問題があるということです。

昨日もとある県のクライアント様の見学会に参加をさせていただいておりました。

現場に出させていただくと、やっぱり見えてくることってあります。

何を改善すべきか、自分なりにつかめました。

だから現場に出ることは大切なのです。

2017年度も、モデル企業調査とクライアント様の現場支援をバランスよくやっていこうと思います。
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【2158回】 問題点に気づく力

2016年11月26日 | 住宅コンサルタントとして
日々、移動しなくてはならないので、年間150回前後、飛行機に乗ります。
そんな中、ANAが最近、搭乗の方法を若干変えたことに違和感を感じまくっています。

JALでもANAでも飛行機に乗る前に、
ICチップやQRコードのデータを読み取るリーダーにかざしますが、
今年に入ってから、ANAの機械にはお客様が勝手にかざさないように、
その機械に、手作り感満載のカバーをかけているんです。
(JALにはありません)

そのカバーは、手荷物検査をする人が一回ごとに開けるようになっているのです。
しかしながら、お客様が手荷物を検査する量が、
携帯だのベルトだの、女性の場合ブーツだの、いろいろと多いために、
それらの手荷物がのせられたトレイをレーンに流すのにかなりの時間がかかっているのです。

その大量のトレイを流し終わった後、リーダーのカバーを開けるので、
とにかく手荷物検査場の流れが今、ANAは非常に悪くなっているんですね。

だからANAの手荷物検査場は大混雑しているのです。
(JALの方が断然、スムーズです)

よってANAの飛行機は特に休日、大半の便が遅れがちなのだと思います。

ANA便が遅れる原因は、客観的に見ている私にはわかるのですが、
ANAの人たちは分かっていないでしょう。

また、これは伊丹空港の話ですが、ANAの手荷物検査をチェックするところは、
リーダーの手前に机が無いんです。

だからお客様は皆、リーダーにQRコートをかざす直前に
初めてカバンからパソコンを取り出し、液体を取り出し、携帯をポケットから出す。
これも相当時間のロスです。

この配置を変えるだけで、劇的に手荷物検査がスムーズにいくのに、
そんなことすら気づかないのです。

売り手側の視点でしか、物事が見えないと、
お客様の立場から見たら違和感を感じるようなことをしていても
そこに気づくことすら出来なくなってしまいます。

自社が当たり前だと思っていることが、お客様に多大なストレスを与えていたり、
お客様の目からみたらおかしいことがあるかもしれません。

自社が当たり前に提供していること、やっていることが、
実はお客様に多大な迷惑をかけていることがある可能性があるかもしれません。

いつでもお客様の視点で自社を見ることを忘れず、
問題点に気づく力を持っていたいですね。
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【2157回】 成功している人の思考法

2016年11月25日 | 住宅コンサルタントとして
いろんな方とお会いさせていただいたり、
たくさんの本を読ませていただいてきた中で、
成功する人にはある共通の特徴があるということが、自分なりに掴めています。

そしてそのポイントを自分なりにずっと実践してきた結果、
やっぱり仕事も人生も良い感じなのですね。

そのポイントとは、

「まずやってみる」
「ポジティブにやってみる」

ということ。

シンプルなことなのです。

「この本、とても良かったですよ!」
「もし、海外に行かれるんでしたら、この国、良いですよ!」
「あのレストラン、とてもおすすめです!」

と信頼できる方、素敵な方に言われたら、まずは行ってみたり、やってみたりするんです。

その昔、営業マン時代にトップクラスの成績を出していた先輩のところにいって、

「こういう時ってどう対応されます?」

と質問し、教えていただいたとしたら、そのまますぐにやってみるんです。

私自身、まずやってみる。
うまくいかなかったら改善を何度か繰り返し、それでもうまくいかなかったらやめるだけ。
オススメのお店も行ってみて、イマイチだったら今後、行かなければ良いだけ。

自分自身、昔からそういう考え方であり、そういう行動をとっていましたが、
成功している方の考え方や行動も、全く同じなのです。

で、そのスピードをより意識して即実行するようになってから、ますますうまくいくようになりました。

これとは逆に、仕事も人生もうまくいかない人の特徴としては、
やる前に勝手に自分の過去の経験則から結果を予測し、
チャレンジする回数が圧倒的に少ない、ということが挙げられます。

ます素直にやってみる、という発想が無いのですね。

新しい方策の提案を受けても

「それって、このエリアでも成功するんですか?
「このエリアは独特で、他のエリアの成功事例は当てはまらないような気がするんですが・・・」

と、やってもいないのに、結果を自分の経験の中で予想して、実践しない。

「この本、超お勧めですよ!」

と提案されても、「検討します」という回答だったり・・・。

会社の存続を賭けた、大きな投資だったりするのであれば、当然、検討は十二分に必要ですが、
仮に失敗したとしてもリスクが無いことにでも、いちいちネガティブな予想をする人で、
成功している人を一人も見たことがありません。

こういう発想しかできない人に、良い情報が集まってくる訳もなく、
結果的に自分の固定概念に縛られまくったガラパゴス人間となってしまうのです。


ポジティブに人の話を聞く。
リスクが少ないことであれば、まずやってみて、経験値を上げる。
他の人に関心を持つ。

本当にこれだけ実践すれば、仕事も人生もうまくいくことが圧倒的に多くなるのです。

皆さんは、何かをチャレンジする前から、自分の過去の経験則で結果を予想していませんか?
石橋を叩きすぎて、壊していませんか?
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【2156回】 商売の原点

2016年11月24日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、昨年秋に新築事業に新規参入されたクライアント様の、
オープン1周年感謝祭に参加をさせていただいておりました。

私、朝から夕方まで、パスタ2種類とチャーハンをつくるシェフとして、1日会場におりました。

基本的に料理が趣味なので、それをたくさんの方に振る舞う、というのは、
個人的にはたまりませんでした。

また来年、声を掛けていただけるように、料理の腕、磨いておかないと・・・。

さて、新規出店してわずか1年のクライアント様ですが、
お客様との結びつき、関係の深さはハンパなかったです。

もう会場の雰囲気は最高で、抜群の空気感が出ていました。

恐らく、昨日参加して下さったOB様は、
このクライアント様を今後もずっと応援して下さるOB様であり続けると感じました。

1年でここまでいけるのか、とも感じました。

商売をやればやるほど、やりやすくなる。
応援して下さる方が着実に増えていく。
お客様に困らなくなり、その分、これまでのOB様や今、建築中のお客様のために
いろんなことにチャレンジできる。

これこそが、商売の原点だなぁ、と1日、会場に居て感じました。

応援して下さるお客様を着実に増やしていく。
そんな仕事が皆さんの会社では出来ていますか?
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【2155回】 家庭での教育が子どものビジネススキルに影響する

2016年11月23日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様の幹部の方で、
営業マンとしても優秀なのですが、人間としてちょっと格が違う方がいます。

その方はクライアント様に入社してまだ1年半も経過していないのですが、
私、かなり以前からその方を存じ上げておりました。

というのは、毎年、時間を見つけてはあちこち調査に行っている中で、
数年前にその方が働かれていた会社にも調査に行くことがあり、
以来、何年かその方が書かれたニュースレターをいただいていたからです。

大半の住宅会社のニュースレターは面白くありません。
しかしながら、その方のニュースレターはメチャメチャ面白く、
届くのを楽しみにしていました。

営業マンというよりは、教育者的な内容の記事が多く、
毎回、本当に勉強になったのです。
(今でも送ってくれないかなぁ・・・。
昨日、依頼するのを忘れてしまいました)

で、そんな優秀な方がクライアント様に入社して下さった訳ですが、
その方の営業成績を見て、ビックリなのです。

というのは、平均受注単価が3000万円をはるかに超えているのです。

恐らくですが、お客様の知的レベルが高く、社会的に成功している方ばかりなのでしょう。

商品とか性能とか価格とか以前に、その方から買いたいとお客様が思われるのでしょうね。

その幹部の方とお話をさせていただく中で、出てきたのは、

「もう経験も建築知識もゼロでいいです。
とにかく、周囲に気が遣えて、素直で感謝の気持ちが持てる人であれば、
全然育ってくれるんです。
でも、建築知識も経験もバッチリなのに、人格が出来ていない人は育ちません」

という言葉でした。

もう、全く持って同感です。

ネットで調べれば、大抵のことは分かる時代。
だから単なる知識、単なる情報は価値を持ちません。
しかもこれからAIがますます発達する中で、
ちょっとした知識なんて本当に価値ゼロの時代になるでしょう。

それよりも情緒的な部分、お客様の心を掴むような気遣いをしたり、
ちょっと感動していただいたりする対応をすることは、
機械では出来ないのです。

この相手に気を遣うとかといった部分は、どうすれば身に着くかというと、
個人的な意見ですが、親の背中を子どもに見せるしかないと思うのです。

幼少期から、夫が妻に、妻が夫に感謝し、
相手が喜ぶようなことを自然とやりあっている家庭で育った子どもは、
どうすれば相手が喜んでくれるのかを自然と学ぶと思うのですね。

いろんな方に気配りをする両親に育てられた子どもは、
やはり大人になって、周囲の人のことを考えられるようになると思うのです。

実際、ビジネススキルがある、と感じる若手スタッフさんに話をお聴きすると
素晴らしい家庭で育った方ばかりなのです。

ですからこれは検証していませんが、
夫婦がお互い、自分の主張ばかりして仲が悪い。
子どもの前で平気でパートナーの悪口を言う。
そもそも自分の権利ばかり主張する。

そんな親に育てられた子どもさんは、おそらくビジネススキルが低いと思います。

我が子を優秀なビジネスパーソンにしたいなら、
夫婦がお互いを尊重し、お互いを思いやり、お互いを気遣う。

そういう家庭が増えていけば、日本はもっとよくなると勝手に思っています。
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【2154回】 素敵なメンバーでの忘年会

2016年11月22日 | 住宅コンサルタントとして
毎年、恒例行事となっていることが幾つかあります。

自分の父母を連れての旅行。
これまで好きなことを思う存分やらせてくれた、両親への恩返しだと思って、
もう何年も続けています。

そして前職時代の中途入社組での飲み会。
担当する業界は違えど、異常なくらい仕事が出来たメンバー3人での飲み会。
今年は12月に集まることになりました。

起業したのが私と、元大手自動車メーカーに居たA君。
そしてもう一人は大手企業の幹部として今、働いていますが、
まあ刺激を受けまくって、言いたいことを言いあって、
とっとと帰るという、いつものパターンになるでしょう。

いつかこの3人で面白いことができればいいなぁ、と思いつつ、
結構な年月が経過してしまいました・・・。

それと個人的に親しくお付き合いしている日本一の住宅営業マンと
この営業マンと気の合うクライアント様の社長と私の、3人での忘年会兼情報交換会。

これは年に1回の男のデートという感じで、私、いつもその日が近づくと、ワクワクするんです。

もう何とも言えない時間が流れます。

先日、開催をさせていただきましたが、
日本一の住宅営業マンに会場を押さえていただきましたが、
男3人でミシュランの星を取った、フレンチレストランへ・・・。

オーナーご夫妻の人間性の良さと感性の高さがにじみ出ているお店で、
お料理はもちろん、ワインも中のインテリアも抜群でした。

またリピートしたいお店が出来てしまった・・・。

今年、いつもの通り時間が無いことを言い訳に、
素敵な人に会う時間を積極的につくることをせず、かなり焦ってしまいましたが、
年末にかけて素敵な方々にたくさんお会いし、何とか帳尻を合わせようとしています(汗)。

これからも、年末にかけて素敵な方との忘年会が目白押し。
いろんな方からたくさんのことを吸収させていただきたいと思っています。
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【2153回】 前もっての準備が全て

2016年11月21日 | 住宅コンサルタントとして
イチロー選手がオリックス時代に、イチロー選手のバッティングピッチャーを務め、
田中将大選手が所属していた少年野球チームの監督も務めた、
奥村幸治さんの講演会に参加をさせていただいておりました。

超一流のスポーツ選手やビジネスパーソン、料理人の方のお話が聴けるとあれば、
可能な限り参加したいと思っています。

昨日もワクワクしながら講演会に行ってきました。

奥村さんのお話は90分でしたが、一切原稿を見られず、
お客様の方をみながら、身振り手振りをつけて、全く眠くならずに聴くことが出来ました。

そんな中、私自身、最も印象に残ったのは、準備の大切さです。

イチロー選手の実績の素晴らしさは誰しも知るところですが、
高校生の時代から、いやひょっとしたらもっと以前から、
準備の大切さを知っていたのかもしれません。

イチロー選手は高校時代に愛工大名電の野球部に所属し、
3年間、寮生活を送っていました。

その3年間、毎日、寝る前の10分間、必ず素振りをしていたそうです。
もちろん、ただ素振りをするだけではなく、テーマを持って、です。

3年間、継続し、コツコツと積み上げることの大切さを知っていたのでしょう。

プロ野球に入ってからも、前もっての準備を徹底することを欠かさなかったそうです。

イチロー選手は、自主トレやキャンプの時は、1日3時間、4時間と
バッティングマシンを相手に徹底的に打ち込むそうです。

通常、プロの選手でもマシン相手に3時間、黙々と打つことは、
集中力の問題もあって難しいそうです。
しかしながら、イチロー選手は集中して3時間、4時間と打っている。
その真剣さは、何人も近寄りがたい雰囲気を出しているそうです。

しかしながら、シーズンに入ると、試合前にわずかな時間、フリーバッティングをするのみ。
しかも、不調になった時でもそのルーティーンを変えないそうです。

「自主トレはキャンプ中は、『体が何かを求めている時期』で、
徹底的に体を追い込んで技術を固めないといけません。
けれど、シーズンが始まってから、いちばんに考えないといけないのは、
安定したパフォーマンスを発揮するための体調管理です。
連日の試合で身体が疲れているのに、無理に練習をしたら、
もっと疲れてどんな技術でも発揮できなくなります」
(以上、「一流の習慣術」-奥村幸治氏著)

こうした言葉を19歳の時におっしゃっているんですね。

試合直前になって、もしくは不調になってからあわてて練習するのではなく、
シーズン前に徹底的に準備をしておく。

これが一流選手なのです。

お客様と出会ってから、あわてていろんなことを調べるのではなく、
お客様と出会う前から、いつ出会ってもすぐに対応できるよう、前もって準備する。

長い人生を考え、今やっておくべきことを愚直にコツコツと準備する。

前もって準備することが出来ていれば、大抵のことはうまくいくのです。

自分もしっかりと準備したいと思います。
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【2152回】 規律ある組織をつくる

2016年11月20日 | 住宅コンサルタントとして
企業が成長していく上で、最も重要な要素を1つ挙げるとすれば、
それは「組織に規律があるかどうか」だと思っています。

いろんなクライアント様や一般企業を見させていただいて、
規律がある組織は、戦略さえ間違えなければ成果が出るのに対し、
規律が無い組織だと、どれだけ正しい戦略を選択し、実行しても成果につながらないのです。

規律がある組織とは、「決められたことを実行できる組織」です。

組織に一体感があり、和を乱す人がいない。
そして決めたことを組織全体で徹底して実践できる。

こういう組織だと、戦略を忠実に現場で実践してくれるので、
検証して改善しやすいのです。

しかしながら、規律がなければ、そもそもやったりやらなかったりとバラつきが出るので、
今、決定していることが正しいのか間違っているのかの検証すらままならないのです。

では組織に規律を持たせる上で最も重要なことは何か?

それは、トップの姿勢なのです。

家族に例えた場合、子どもにルールを守らせようとしたら、
まず親がルールをしっかりと守っていなければ話になりません。

組織も全く同じ。

トップの姿勢が、規律ある組織をつくる第一歩なのです。
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【2151回】 クライアント様の若手スタッフさんの成長

2016年11月19日 | 住宅コンサルタントとして
今週は、いろんなクライアント様の若手スタッフさんの成長を実感しまくりの一週間でした。

もう、若い方の成長を間近で見て感じることができて、本当に嬉しい。。。

水曜日は、あるクライアント様の若手スタッフさんのロープレを徹底してやっていました。

その中で、若手のチームリーダーが、自分のメンバーがロープレする際に、

「お客様役は是非、自分にやらせて下さい!」

とお願いしてきて下さったのです。

で、一番近いところで、部下のロープレを見て、アドバイスをされたり、
他のチームメンバーのロープレ時にも必死でメモを取られていました。

その姿勢が、本当に危機感溢れるもので、
自分のメンバーに愛を持って、時には厳しく指導されていくことでしょう。

このチームリーダー、中~高級注文住宅を今期は18棟、受注するペースで来ています。

ローコストじゃないですよ!
中~高級の価格帯です。
3億5000万~4億超えくらいの着地になると思いますが、
もう本当に住宅業界の中でもトップクラスの人間力になってこられました。


そして木曜日。

これまた若手スタッフさんで将来的に事業部を背負っていく方から、

「今の状況を打破するには、いつまでに何をどうやっていけばいいですか?」
「今のままじゃ、やばいっす!何とかしたいです!」

と、これまた危機感を感じ、現状を変えたい強い思いが伝わってきました。

身を乗り出して、私の話を聴いて下さり、ロープレでは真っ先に自らやってみせる。
しかも、メチャうまい!

私が理想とする接客をほぼ完全コピーして下さっているクライアント様のところに
住み込みで研修に行ってもらったのですが、そこのリーダーの接客そのままでした。

これまた、ある一定の出会いがあれば、一気に受注は伸びていくでしょう。


そして昨日。

ここのクライアント様の若手スタッフさんは、とにかくたくさんの質問をして下さいます。

「今、おすすめの本を教えて下さい」
「若い頃って、どういう勉強の仕方をしていましたか?」
「こういう時って、どう対応するのが、お客様にとって良いのでしょう?」

などなど、毎月、お会いする度にたくさんの質問を頂戴し、
それを真剣に聴いて行動して下さるのです。


もう、こんな素敵な20代のスタッフさんとご縁を頂戴できていることが、
本当にありがたくてありがたくてありがたくて・・・。

心から皆さんの成長を応援しております。

私に出来ることがあれば、何でもおっしゃってください。

そしてそんな素敵な若手スタッフさんから、私もたくさん、学ばせていただいております。

共に成長し、ユーザー様に満足していただける家づくりに取り組んで参りましょう!
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【2150回】 家という商品だけでは売れないし、お客様も集まってくれない

2016年11月18日 | 住宅コンサルタントとして
商品を磨いて良くしていくことは、とても大切なこと。

でも、商品だけでは売れないし、お客様との出会いもドンドン減っていきます。

住宅会社が多々あり、いつでもいろんな会社のモデルハウスを見たり、見学会に参加できる時代です。

そんな中で、お客様に足を運んでいただくためにはどうすれば良いか?

商品を磨くだけではダメだ、ということを経営者は自覚しなくてはなりません。


以前、秋田の角館に行った時、ある上品なお店にとても素敵な行燈が置かれていました。

そのお店全体のデザインや店員さんの雰囲気にとてもマッチしていて、
しかもその店内に展示されている商品はごく少数なのです。

とても高級感が溢れていました。

思わず欲しい、と思ったのですが、結構なお値段がしたので迷いに迷い、
今の自分にはまだ早い、ということで購入を見送りました。

そのお店を出て、その他のいろんなお店をブラブラしている中で、
大衆店っぽいしつらえのお店に入りました。

店内には器や雑貨、照明など、いろんなものが展示されていましたが、
その雑多な雰囲気のお店の中に、行燈らしきものが・・・。

その行燈を手に取って見てみると、先ほどの素敵なお店にあったものと全く同じもの。

でも、先ほどのお店で感じた価値と、
この雑多な雰囲気のお店で感じた価値は、まるで違うのです。

このお店では、買おうという気持ちになれなかった・・・。


商品は大切だけれど、どういうお店で売られているのか?
スタッフさんの対応はどうか?
お店のしつらえ、雰囲気は?
お店から感じられる世界観はどうか?

良い家をつくっていれば、買っていただけるだろう、という考えは、
商品さえ良ければ、品があまり良くないお店でも売れるだろう、という考えと同じ。

商品を磨くだけでは片手落ちなのです。
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【2149回】 決定したことが、いつの間にか・・・

2016年11月17日 | 住宅コンサルタントとして
私自身、これまで2社でお仕事をさせていただいてきましたが、
組織によく起こる問題点を実際に何度も目にしてきました。

経営側と現場サイドでは、判断基準や優先順位が異なりがち・・・。

例えば、

「電話による発注は言った、言わないというトラブルが起こりがちなので、
電話による口頭発注は中止。
必ず、オンライン発注、もしくはFAX発注とする」

と決定したとします。

最初は営業マンも、受発注センターもしっかりとそれを守っていた。
しかしながら、緊急事態でどうしても至急、代替品を発注しなければならない状況となり、
わざわざ事務所に戻れない。
すると現場から営業が電話で状況を伝え、電話にて発注する。

緊急事態だから、例外的にOKという判断を営業側、受注センター側もする。

そのうち、緊急事態かどうかの判断があいまいになり、
ちょっと急いでいるというレベルのことでも緊急事態扱いとなり、
いつしか電話による口頭発注が当たり前になっていく。

誰もサボろうとか思っていない。
皆、お客様や会社のために一所懸命仕事に向き合っている。

それでも、決定したことがいつの間にか実行されなくなっていく・・・。

組織とは、そういうものだということを20代の頃に自分自身、実感していました。


会議等で決定しただけで、経営者や幹部は満足してはいけません。

あくまで、現場で実行できているかが全て。

そのためには、どういうことを定期的にしなければならないか、皆さんは分かりますよね?
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【2148回】 お付き合いの輪が広がっていく人の特徴

2016年11月16日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様のスタッフさんとお話をさせていただいていると、

「何でそんなに顔が広いんですか?」

と言われることがあります。

私、学歴なし、人脈なしの凡人ですが、
改めて指摘していただくと、結構お力を貸して下さる方が増えたなぁ、と思います。

本当にありがたいことです。

自分なりに気を付けている部分は、

・いろんな方とお会いしてその方のお知り合いで、とても素晴らしい方のことを教えていただくと、
「是非、紹介していただけませんか?」と厚かましくお願いする
・紹介された方には、すぐにこちらが確保できる日程を数日挙げ、選んでいただき、最短でお会いする
・紹介された方とお会いしたら、紹介をして下さった方にお礼と報告を欠かさない
・紹介された方とは必ずお仕事を一緒にする
・紹介された方に必ず自分のビジョン、思いをぶつける
・紹介された方の提案は可能な限り、すなおに実行する

ということです。

そして何名かの方が、ご自身のビジネスパートナーさんを何名も紹介して下さり、
気が付けば本当にすごい方たちと一緒にお仕事をさせていただけるようになりました。


でも、なかなかネットワークが広がっていかない企業、人脈が広がらない人もいます。

そういう方の特徴は

・紹介をさせていただいた後のリアクションが遅い
(相手の方のお言葉を真に受けた自分がまずかったのかな・・・と思ってしまいます)
・「仕入先を紹介して欲しい」と依頼されたので紹介をさせていただくも、
話だけ聞いて、結局今までの仕入先から変えようとしない
(これが何度も続くと、紹介したく無くなりますよね?)
・紹介をさせていただいて、実際にお会いした後の報告がない
(紹介さえしてもらったら、用は無いのかな、と思ってしまいます)

という感じでしょうか・・・。

紹介をして下さった方に心から感謝し、その方の顔を潰さない。
こういう人はネットワークが自然と広がっていきますが、
紹介して下さった方に配慮せず、自分の都合しか考えない人には、
そのうち誰も紹介しなくなるのです。

周囲の方への感謝、気遣いさえできれば、ネットワークは自然と広がっていくのです。
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