鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4032回】 人と同じことをやっていては差がつかない

2022年01月13日 | 住宅コンサルタントとして

ビジネスの世界では、

どれだけお客様に必要とされるか?

 

そして会社内での出世は、

どれだけ経営陣に必要とされる、

能力やスキルを持つか?

経営陣に認められる結果を出したり、

認められる人格を有しているか?

 

これが全てです。

 

すなわち、仕事をする以上、

対外的、対内的に競争が発生する、

ということです。

 

そしてより必要とされた人が、

より高い報酬を得るということ。

 

こういう現実を若い世代の方たちに伝えて、

その上でその人達がどういう生き方をするのかを

決めればよいと思っています。

 

稼ぎはいらない方は、競争を放棄し、

自分のペースで仕事をすればよいし、

稼ぎたい人は、より必要とされる能力や人格を

身に着けるために努力すればよいのです。

 

さて、競争する方を選択した場合、

大前提として人と同じことをしていては、

差がつかない訳です。

 

やっていることで差をつけるか?

それとも圧倒的な量やスピードで差をつけるか?

 

ホスト界のカリスマ、ローランドさんは、

ホストの世界で上りつめるために、

何をすればよいのかを考えたそうです。

 

ホストの世界では、皆、

お酒を飲んで接客することが当たり前。

 

どうすれば、リピーターになってもらえるか?

どうすれば、お酒に酔いにくくなるか?

 

そういう価値観で他のホストが働いている中、

ローランドさんは、どうやって他のホストと

差をつけるのかを考えます。

 

で、出した結論が、お酒を飲まない、ということ。

 

そうすれば、常にシラフなので接客の質が安定し、

更には車で通勤できる。

 

そのローランドさんの車の助手席に座ることが、

ひょっとしたらお客様の憧れになったのかもしれません。

 

こうして、ホスト界の常識を覆し、

今の地位を築かれたのです。

 

ちなみに私は、センスも能力も無いので、

量で勝つしかないと決めて、

量で勝負しました。

 

凡人は、量とスピードで差をつけるのがおすすめです。

コメント
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