鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4840回】 子どもたちの就職

2024年03月31日 | 親として
我が家の次男は無事に3月に大学を卒業しましたが、
この春からスペインで働きます。

無事に職場がある街に着いたと連絡が家内にありました。

大学3年生の後半に1年間、休学して
スペインに留学していたのですが、
スペインが肌に合うのか、スペインで暮らしたい、
と自分で決めたのです。

私は当初、海外勤務がある会社に
就職するものだと思っていたのですが、
本人は最初からスペインで仕事ができる会社に絞って、
就活をやっていました。

その中で、どの会社も最初の数年は日本で働く、
という形での学生採用だったのですが、
その中の1社の社長に直談判をして、
1年目からスペインで仕事をしたい、と言い続け、
見事に実現させた、という訳です。

学生ながらこの行動力はすごいなぁ、と個人的に思います。

誰に似たんやろ?

そして長男は福井県警に勤めていましたが、
3月に退職し、4月から滋賀県警で働きます。

隣の県だし、そのまま福井で良いとも思いますが、
本人がどうしても滋賀県警で働きたい、と。

福井県警で働きながら、滋賀県警の採用にチャレンジし、
1回落ちたのですが、また再度チャレンジし、
昨年、無事に採用が決まったのです。

私もコンサルタントになるための転職活動で、
2度落とされて、3度目のエントリーで
ようやく入社させていただきましたが、
長男も同じような道を辿っているのですね。

我が家の子育ての方針は、

「自分の人生、自分で決めろ」

なので、子どもたちの決断を見守るだけなのですが、
長男次男共に、自分で決めた道。

これからも見守り、応援したいと思っています。
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【4839回】 絶不調の時の対処法

2024年03月30日 | 住宅コンサルタントとして
優秀なビジネスパーソンでも、
優秀な住宅会社でも、
スランプは定期的に訪れることでしょう。

全く手を抜いていないのに、
お客様に対する思いは何も変わっていないのに、
思うような結果が出ない。

結果が出ないことが焦りにつながり、
さまざまな取り組みが全て裏目に出る。

そしてますますマインドは落ちていく。

こういう時、どうすれば良いのでしょうか?

私が個人的におススメなのが、
やはり信頼できる第三者にチェックしてもらうこと。

自分たちの初回接客であったり、
ツールやトーク、しつらえなど、
いろんな部分をチェックしてもらい、
ピントがズレている部分を指摘してもらい、
そこを徹底的に改善する。

もうこれに尽きるのではないか、と思っています。

このブログでも何度もお伝えしていますが、
負けに不思議の負けは無いのです。

結果が出ていないということは、
お客様が求めていることに対し、
自社の商品やサービス、マーケティングがズレているということ。

だから結果が出ていないのです。

でも自分たちは一所懸命やっている。

ということは、そのズレに自分たちは気づけていない、ということなのです。

そういう際に役に立つのは、忖度なく自社を評価してくれる、
信頼できる第三者。

そういう方が身近にいるかどうかが、
結果を出し続ける上で結構重要なのです。
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【4838回】 立地の重要性の下降

2024年03月29日 | 住宅コンサルタントとして
昨日のお昼、クライアント様の社長と
昼食に出かけたのですが、
もともと個人的に大好きなお蕎麦屋さんは、
木曜日が定休日となり、断念。

前回より別のお蕎麦屋さんに狙いを定めていたのですが、
そのお蕎麦屋さん、なんと閉店とのことで、
そのすぐ近くにある和食屋さんに入りました。

店内には、いかにも職人さん、という見た目の大将と
その奥様の2人体制。

御年、60代半ばというご夫婦でした。

メインは煮魚やお刺身といった感じで、
それにおばんざいが付くスタイルで、
クライアント様の社長は煮魚、
私はメンチカツのランチを頼みました。

目当てのお蕎麦屋さんが閉店されたショックと
そもそも口の中が蕎麦だった私は、
そんなに期待せずに料理を待っておりました。

そしてお料理が運ばれてきたのですが、
メインのメンチカツとお野菜の他に、
おばんざいが3種、小鉢に入って出てきました。

そのおばんざいの大根の煮物を一口いただいて、
衝撃が走りました。

メチャクチャ美味しい!

その隣のジャガイモとイカの煮物の
これまた衝撃的にうまい!

メインのメンチカツは、ソースでも良いですが、
添えてあるポン酢ソース(大根おろしたっぷり)がお薦めです、
と女将さんに言われていたので、
そのポン酢ソースでいただいたのですが、
このソースが衝撃的なうまさでした。

もう本当に美味しくて、夢中で食べておりました。

クライアント様の社長の煮魚も非常に美味しかったそうで、
7月にお伺いする際は前乗りして夜、食事をこのお店にいきましょう、
とお誘いいただきました。

それくらい、衝撃的に美味しかったのです。

で昼食後、クライアント様のオフィスに戻り、
他のスタッフさんにもその話をしつつ、
Instagramでそのお店を検索してみました。

60代のご夫婦で、
しかもスマホを駆使するタイプに見えなかったので、
アカウントだけつくって、運用できてないのでは、
と思っていたら、メチャクチャ上手に運用しているのです。

ワインに合うおばんざいを仕込んでます、とか、
ストーリーズでリアルタイムな情報をUPしたり、
フィードもこまめにUPされていました。

場所は駅からも繁華街からも遠く、
立地は良いとは言えないのですが、
着実にファンを増やされている様子。

飲食店も住宅会社も、
立地の重要性ってドンドン減っているなぁ、
と個人的に思いました。

一度、利用したお客様がファンとなる品質を維持し、
更に自分たちの取り組みをこまめに発信することで、
着実にファンは増え続ける。

そして多少、遠くても通って下さる。

立地にこだわり過ぎず、
それよりも自分たちの商品やサービスの質の向上や
取り組みの発信に力を入れていきましょう!

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【4837回】 土壌×マーケティングセンス×競合

2024年03月28日 | 住宅コンサルタントとして
全国のいろんな地域で、
いろんな住宅会社様のお手伝いを
させていただいておりますが、
お付き合いがはじまって即、効果が出るクライアント様もいれば、
結果が出るのに時間がかかるクライアント様もいます。

成果が即出るか、時間がかかるか、ということには、
当然ながらクライアント様の理解力や実行スピードが
大きな影響を与えているのですが、
それ以外に影響を与えるもとして、
次の要因が挙げられます。

1つは商売がやり易いような良い土壌ができているか?

これは住宅会社の場合、
社員さんや協力業者さんから信用されているかどうか、
ということです。

家づくりに真面目に取り組んでいる会社で、
協力業者さんから応援されている会社の場合、
協力業者さんの社長や社員さんの家の依頼が非常に多くなります。

逆に信用されていない場合、こういった話は一切、入らない。

関わる方たちから信用され、応援されているかどうか、
ということを検証すれば、自社の土壌の質が分かります。

2つ目のポイントは、マーケティングセンスがあるかどうか?

マーケティングセンスとは、
動画の編集のセンスだったり、サムネのデザインのセンス、
またキャッチコピーやリード文のセンスのことです。

このセンスはどうすれば磨いていけるかというと、
どれだけ日頃からインプットをしているか、ということと
すなおに成功している会社さんの真似ができるかどうか、
という部分が非常に大きいのです。

住宅会社に必要なレベルは、
映像クリエイターのそれとはまったく異なりますから、
変に自分のオリジナルさにこだわらず、
すなおに成功している会社の真似ができるかどうかが
結構大きいのでは、と思います。

そして3つ目のポイントは、競合のレベルが高いかどうか?

競合のレベルが非常に高いエリアの場合、
結果が出るまでかなりの時間がかかります。

そしてこちらが取り組んでいる間に、
一番店がまた次の手を打ってきたりと
競合のレベルが高いエリアは本当に商売が難しい。

一方で競合のエリアが低い場合、
これはビックリするぐらい、すぐに結果が出たりします。

こういうことをこれまでたくさん経験させていただいてきたので、
私の場合、クライアント様が出店する際には、
競合のレベルが低いエリアをおすすめすることが多いのです。

良い土壌を作り続け、
マーケティングセンスを磨き続けた上で、
競合のレベルが低いところに出店する。

勝ちパターンです。
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【4836回】 本質を見抜く眼を持つ

2024年03月27日 | 住宅コンサルタントとして
多くの住宅会社にとって最大の課題である「集客」。

業界の経営者の方たちとお話をすると、
80%以上の方の最大の関心が集客だったりします。

建築資材の高騰。
インフレにより家づくりを検討する人の数が減少。
20代から40代の人口減。
結婚・出産する比率の下降。

家を建てる理由のある方が、本当に減っているのです。

だから大抵の住宅会社は、お客様との出会いに苦労している。

集客が順調では無かったとして、
その原因を真剣に考えて対策を打っている住宅会社は
実はそれほど多くはありません。

集客に苦労している会社の多くは、

「Instagramをもっと上手に運用しないと・・・」
「YouTubeで集客できる動画を撮って、アップしなければ・・・」
「最新のWEB広告の手法を学ばなければ・・・」
「より検索されるホームページをつくらなければ・・・」

と、なぜか手法の方にばかり目が行きます。

自分たちがやっていることが、
最新の手法ではないからお客様が来ない、
と思い込んでいるのです。

でも多くの場合、手法の問題ではありません。

もっと本質的な問題があるのです。

個人的には住宅会社の集客の本質とは、

・その地域で良い評判があるか?
・今、家を建てることを検討しているお客様が求める家を公開しているか?

の2点だと思っています。

上記2つをクリアできていないのに、
どんな広告を打とうが、
最新の手法を学ぼうが、
お客様は安定して来場して下さらないのです。

本質をしっかりと押さえていないのに、
手法ばかり追い求めると、ドツボにハマります。

注意したいものです。
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【4835回】 武器と筋肉のバランスが重要

2024年03月26日 | 住宅コンサルタントとして

ビジネスパーソンとして、

特に営業マンとして結果を出したければ、

知識と経験を高めるだけでは片手落ちです。

 

そこをどれだけ学んで向上させたとしても、

お客様から選ばれる営業マンにはなれません。

 

知識と経験を活かして結果を出すためには、

人として成長し、人としての魅力を高めていなければ、

身につけた知識や経験が活きてこないのです。

 

これは一流の武器を使いこなす上で

腕や体幹の筋力が十分でなければ、

その武器を使いこなせないことにとても似ています。

 

サッカー選手に例えれば、

すごいスキルを持っていても、

相手に体を当てられたらすぐに吹っ飛ばされるような選手だと

試合でそのスキルを十分に発揮できないですよね?

 

更には持久力が5分と持たなければ、

当然ながら試合でその高度なテクニックを発揮できないです。

 

ビジネスの世界も全く同じだと思っていて、

知識・経験を高めていくことは、

より強い武器を手に入れたことになるのですが、

それを使いこなす筋力や持久力、

すなわちスキルに応じた人としての魅力が無ければ、

知識・経験を活かせないのです。

 

この本質を理解できていない営業マンが多いのですね。

 

では、人としての魅力を高めるにはどうすれば良いか?

 

最短でそれを身につけるのであれば、

素晴らしい方の行動や思考の真似をする、ということです。

 

そしてそれを最短で実行しようと思うのであれば、

それは読書となります。

 

圧倒的な成果を出し続けているビジネスパーソンや経営者の方が

書かれた本が山のように出ていますから、

その本を数冊購入し、まずはすなおに行動に移すことです。

 

それをコツコツとやっていく中でいろんな発見があって、

そこでまた自分をより良い方向に変えていく。

 

その結果、1~2年程度で少しずつ成果が出て来るのです。

 

弊社のクライアント様の中で、

20代で成果を出しているスタッフさんは

皆、読書をコツコツとやっています。

 

読書の習慣を持つことができているでしょうか?

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【4834回】 役員やマネージャーの役割

2024年03月25日 | 住宅コンサルタントとして

プレーヤーとして結果を出した方が、

主任→店長→営業部長→役員と

昇進していったとします。

 

プレーヤーとして自らの数字の達成のために

頑張っていれば良いのは、主任まで。

 

店長より上の役職となれば、

自分の数字だけやっていれば良い、という段階ではありません。

 

部署として数字を達成する。

自部署のメンバーが成長するよう、教育したり、環境を整える。

ツールを更新したり、新しいツールを制作する。

競合を研究し、その対策を打つ。

部下に対し、会社が決定したことを実行できるよう、

日々の行動をチェックする。

 

更に役員ともなれば、

もっと高度なことを考え、行動する必要が出てきます。

 

会社の5年後、10年後のビジョンをつくる。

その実現のために、優秀なスタッフを採用する。

社員さんが成長できるよう、教育カリキュラムを整える。

新事業・新商品・新サービスを考える。

評価制度をつくったり、リニューアルする。

優秀な他社であったり他業種を研究し、自社に良い部分を取り入れる。

 

職位によって、より高度な仕事をする必要がある訳です。

 

当然、職位が上がれば、

部下へのマネジメントが仕事の中心になるでしょう。

 

基本的には他部署との調整であったり、

各部署への指示・指導・チェックが

自らの仕事の大半を占めるでしょう。

 

ただ、会社の状況によっては自ら現場に降りて、

最前線で仕事をする必要があるのです。

 

受注が芳しくない場合は、

自ら営業の最前線に立ち、受注活動をする。

 

現場でクレームが続出した場合には、

監督や業者さんからヒヤリングをして指示するだけでなく、

自ら現場に足を運んでその根本の原因を見つけ出し、

即対策を打つ。

 

粗利益率が予定より下がることが続出する場合、

1つの現場の発注単価の取り決めをして

請求書を全てチェックする。

 

などなど、緊急事態では現場の最前線で仕事をする必要もあるのです。

 

役員や事業部長というのは、

自ら担当する事業部や部署の結果に責任を持つのであり、

ただ管理をやっていれば良い、という訳ではありません。

 

そしてもちろん代表取締役とは、

会社に起こる全てのことに責任を持つ、ということです。

 

結果に対する責任を負うから、それなりの報酬をいただけるのです。

 

そして結果が出ない時は、責任を果たさなければなりません。

 

職位が上がると責任も大きくなる。

 

当たり前のことですが、しっかりと理解しておきたいものです。

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【4833回】 褒める言葉の引き出しを増やす

2024年03月24日 | 住宅コンサルタントとして

飲食店に行って、

料理人さんが出して下さる料理を口にして、

その料理が非常に美味しい場合、

皆さんはどんな言葉を発しますか?

 

「うまい!」

「美味しい!」

 

という言葉が自然と出てくると思いますが、

それ以外にもいろんな表現の仕方があるかと思います。

 

また、食事が終わってお会計を済ませ、

お店を出る時に大将やスタッフさんに声を掛ける時も

いろんな声の掛け方があるかと思います。

 

私、自分の正直な感想も口に出しますが、

お店の大将やお店のスタッフさんが

喜んで下さるような言葉をついつい考えてしまい、

それを言葉で表現するようにしています。

 

結果、大抵1回でお店の方に覚えていただける。

 

更には食材のことや調理方法、

更には使っている調味料やその仕入先など、

いろんなことを教えていただけるようになるのです。

 

更には、教えていただいたことは即、実践し、報告する。

 

こうしてお店の大将と良い関係が構築できるようになるのです。

 

昨日、麻布台ヒルズにようやく行ったのですが、

そこでとある高級ブランドのお店に入りました。

 

財布は3月に新調したばかりですが、

個人的には見るのが好きなので、

財布を見ておりました。

 

すると、お店のスタッフさんが近づいてこられ、

 

「当店の財布は、お店にお持ちいただければ、

いつでも磨いて差し上げることが可能です」

 

ということを教えていただきました。

 

皮製品、定期的にメンテが必要ですが、

お店でそれをやっていただける、というのは嬉しい。

 

更にいろんな財布を見ていると、

 

「こちらはお札を100枚、入れることが可能なタイプです」

「こちらは、お客様のように

成功された方がよくお買い上げになります」

(↑スタッフさんが、マジでこの通りの言葉をおっしゃったのです)

 

というような、120%お世辞満開の言葉を掛けて下さったのですが、

それが全然嫌味ではなく、さらっと素敵におっしゃったのです。

 

私、人でお買い物をするタイプなので、

今回、新調したお財布の次は、

このブランドの財布にしよう、と思ってしまいました。

 

お客様、共に働いてくれている仲間、

いつも自分たちをサポートしてくれるビジネスパートナー様、

支えてくれている家族などに、

どんな誉め言葉を投げかけているでしょうか?

 

私も見直したいと思います。

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【4832回】 全てトップダウンでは、変化に適応できない時代

2024年03月23日 | 住宅コンサルタントとして

圧倒的な威圧感を持ち、

過去に大成功をおさめた経営者には、

ぶっちゃけ、誰も何も言えなくなります。

 

商品開発やマーケティング、出店など、

全てを自分で決定し、現場の店長や役員の意見を聞かない。

 

というか、自分以外は皆、バカだと思っている。

 

自分一人の力で、自分の会社は持っていると思っています。

 

こういう経営者には、誰も何も言えなくなり、

トップが決定したことを現場はやらざるを得なくなるのです。

 

昔は自分の感性が市場に合っていたので、

この流れでも結果が出たのでしょう。

 

でも誰しも歳を重ね、お客様の嗜好や価値観と

自分のそれはズレていくのです。

 

だから商品開発やマーケティング、営業手法などは、

現場にドンドン任せていかなくてはならないのですが、

いつまでも自分が全てをやりたがる訳です。

 

今の時代、変化のスピードが速すぎるので、

トップダウンではすぐに限界が来るのです。

 

商品開発やマーケティングに関しては、

20代後半から40代前半くらいまで優秀なスタッフさんに

ドンドン任せていく。

 

そして若いスタッフさんたちが

発言しやすい空気を積極的につくっていく。

 

一方で経験値が必要な

社員教育や品質管理、組織マネジメントや資金繰りは、

自分がやる。

 

高齢の経営者こそ、分を知っておく必要があるのです。

 

市場のニーズと自分の感性のズレを理解しておきたいですね。

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【4831回】 真の降伏ができているか?

2024年03月22日 | 住宅コンサルタントとして

高森勇旗さんの著書「降伏論」を

年明けからおススメしまくっております。

 

ビジネスで思うような成果が出ていない方や

努力に対し、成果が伴っていない会社の幹部には、

特に強くおススメしております。

 

負けには必ず要因があり、

そこを解決しなくては、勝てるようにならないからです。

 

自社が思うような成果が出ていない場合、

その要因を見つけ出し、解決していく必要がある訳ですが、

その要因は、現場で当事者としてやっている本人たちには

ほぼ見えていないことが多い。

 

本人たちがうまくいかない要因に気づけていれば、

そもそもビジネスはうまく回っているのです。

 

だから結果が出ていないということは、

どの部分でピントが外れたことをしているのか、

ということが気づけていないことが多い。

 

ちおうことで、

 

「自分たちがどの部分でピントを外しているのか?」

 

ということは、

幹部以外の社員さんや外部の人に

教えていただく必要があるのです。

 

更にピントを外している部分を

どう改善した方が良いのかも

アドバイスをいただいた方が良いのですが、

ここで降伏していない経営者や幹部の方は、

改善点を5個、教えてもらったとしても、

それを自分なりに解釈したり、

もしくは5個の中のうち2個しか取り組まなかったりするのです。

 

「教えていただいたことを

そのまま素直に受け入れ、行動に移す」

 

ということが、降伏していない方は出来ないのです。

 

結果、改善がうまくいかず、

ピントが外れたことをやり続けることになる。

 

だから結果が出ないということになるのです。

 

そして降伏できていない人に限って、

自分たちは素直で降伏できている、と思っていることが多い。

 

真の降伏をするためには、

自分たちは大したことが無い、ということを理解しておくことです。

 

自分たちよりも圧倒的に成功している方なんて、

世の中に数えきれないくらいいます。

 

その人たちのレベルの高さを理解しておき、

自分たちなんてまだまだだ、と思うところから、

降伏するマインドはつくられるのです。

 

皆さんの会社は真の降伏ができているでしょうか?

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【4830回】 圧倒的なインプットからしか良質なアウトプットは生まれない

2024年03月21日 | 住宅コンサルタントとして

営業でも設計でも監督でも、

住宅業界で仕事をする人は、

とにかくアウトプットをいろんなシーンでしなくてはなりません。

 

営業であれば、お客様に対し、さまざまな提案をおこなう。

 

設計であれば、お客様がワクワクするようなプランを制作したり、

現場監督や職人さんが仕事しやすいような図面を制作する。

 

現場監督であれば、職人さんの仕事がはかどるよう、

いろんな業種の方と連絡を取り、抜群の段取りをおこなう。

 

一人で仕事など、何もできません。

いろんな方と関わって、仕事をしていく訳ですね。

 

相手が解像度高くイメージしやすいよう、

分かりやすい表現を用い、伝えたいことを伝えるということが、

良い家をつくっていく上で欠かせない訳です。

 

そのためには、日頃からいろんな書物に目を通したり、

いろんな建築物を見たり、

いろんな方とお話をしたり、

いろんな接客サービスを受けておく。

 

とにかくインプット量を増やしておくことです。

 

これがある一定の量を超えた時から

自分のアウトプットの質が上がるのです。

 

アウトプットのクオリティを高くする場合、

センスがある方が担当すれば、それは実現可能でしょう。

 

でも商売で大切なのは、

アウトプットのクオリティをある一定以上にし、

それを継続することなのです。

 

アウトプットの質を高い状態で維持し続けるには、

とにかく継続してインプットし続けることが大切なのです。

 

結局、アウトプットの質が高い人は、

圧倒的にインプットをしまくっている人となるのです。

 

圧倒的なインプット。

皆さんはできているでしょうか?

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【4829回】 お役に立つ情報発信の継続

2024年03月20日 | 住宅コンサルタントとして

日々更新しているこのブログも、

後、半年強で5000回を迎えます。

 

現時点ですが、延べ97万人以上に見ていただき、

総ページビューは230万を超えています。

 

1日に200人以上の方に、

平均470ページを見ていただいている。

 

定期的に見て下さる方に対して、

本当にありがたいなぁ、と思いますし、

少しでも目を通して下さる方のお役に立つ情報であったり、

発想のヒントをお伝えできれば、と思い、

日々、続けてくることができました。

 

その結果、多くの方に目を通していただいているのだと思います。

 

このブログの内容が、

もし私の宣伝ばかりだったとしたら、

おそらくはここまでの方に見ていただけていないでしょう。

 

「こういうクライアント様でこんな結果がでました!

このノウハウを学びたい方は、今すぐこちらから」

 

なんて内容ばかりだと、

目を通して下さる方との信頼関係もできませんし、

何より好感を持って見ていただけないと思うのです。

 

そして住宅会社の、対エンドユーザーへの発信も

いよいよこの域に来た感じが個人的にしています。

 

もう宣伝では、ファンはできないし、好感度も上がらない。

 

家づくりを検討している方たちであったり、

地域社会の方たちに対し、

その方たちにお役に立つ発信であったり、

その方たちから好感をもっていただける内容の発信をしないと、

結果が出ない時代となった、とつくづく感じます。

 

お役に立つ発信。

好感を持っていただける発信。

 

それらはどういうものか?

 

ここを徹底して追及していきます、この3月~4月。

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【4828回】 最強のインサイドセールス

2024年03月19日 | 住宅コンサルタントとして

スマホを見れば、いろんな会社やお店の広告が流れてきます。

 

興味が無い広告には目を通さない方が大半ですが、

そもそも広告そのものをスルーする方が増えています。

 

多くの住宅会社が未だに広告の力を信じ、

多額の予算を紙媒体やWEB媒体に使っていますが、

その効果は年々、下がり続けています。

 

そんな中、昨日お伺いしていたクライアント様から

衝撃の事実を教えていただきました。

 

ここ数か月、WEB広告を一切利用せずに

来場数や問い合わせ数が安定してきているのです。

 

とにかく家づくりを検討している方にとって

有益で参考になるコンテンツを多々生み続け、

それを発信し続ける、ということをされているのですが、

こちらの方は余程効果があるのですね。

 

有益なコンテンツを生み続けるには、

写真や動画のセンスももちろん重要なのですが、

自社のスタッフさんに光を当てたり、

お施主様を巻き込んだりと、

いろんな取り組みをコツコツとされているのです。

 

有益なコンテンツの発信の継続そのものが、

インサイドセールスそのものである、

と社長がおっしゃっていたのですが、

確かに有益なコンテンツこそが最強のインサイドセールスである、

ということを私自身、教えていただきました。

 

100%、完全に同意です。

 

この有益なコンテンツの量産に舵を切らないと、

住宅業界の激戦区のエリアから順に、

お客様の来場、問合せの激減となっていくでしょう。

 

そして有益なコンテンツですが、

2~3のジャンルでつくっていくと良い、

ということも理解できました。

 

例えばデザイン一辺倒だけでなく、

そこに家事楽アイデアであったり、

性能であったりと、

複数のジャンルで有益コンテンツをつくっていくことで、

より幅広いお客様にリーチできるようになります。

 

更にこういう有益コンテンツを発信することで、

仮に広告によって自社を知っていただいた場合、

お客様が関心を持って下さるようになるのです。

 

有益なコンテンツを複数パターンで制作し、発信し続ける。

 

これって本当に難易度が高いことですが、

弊社のクライアント様であればできるはずです。

 

皆でコツコツとやっていきましょう!

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【4827回】 お寺巡り

2024年03月18日 | 人として

私がお墓をつくる必要がある、ということは

このブログでも発信をさせていただいているかと思います。

 

このブログをお読みの方で、

お墓を近い将来、作らなくてはならない方に

少しでも参考になれば、と思い、

ちょいちょいお墓づくりの件でも発信をしていこうと思います。

 

私の父母のお墓の候補は決まっているのですが、

どの日蓮宗のお寺とお付き合いをしていくのか、

ということも併せて決めなくてはなりません。

(鬼山家は日蓮宗)

 

これまで全く宗教とか宗派とは無縁の世界で生きてきたので、

もう本当に一つひとつ手探りで、

なかなか時間が取れない中、いろいろと動いております。

 

お墓の候補地の近くの日蓮宗のお寺をピックアップし、

お付き合いをさせていただくお寺というか、住職さんと出会おうと

昨日、3件のお寺を回ってきました。

 

そのうちのあるお寺は、住職さんもおられたので、

直接お話をさせていただき、

いろんなことを教えていただいたのですが、

他の2つのお寺、連絡先などどこで調べても分からない。

 

ただ、日蓮宗のお寺のリストに名前があり、

GoogleMapにも掲載されているので行ってみました。

 

結論、その2つのお寺は、

実質的にはほぼ廃業されているようでした。

 

それを見て思ったのは、

将来のことは誰にも分かりませんが、

たくさんの檀家さんから必要とされ、

永く続けていただけるお寺とお付き合いしないと、

ということでした。

 

そしてお寺やお墓をキレイに保たれているか?

住職さんのお人柄はどうか?

 

こういう部分を総合的に判断しないといけない、

ということも改めて思いました。

 

それって、住宅会社選びと同じですよね?

 

お付き合いをさせていただくお寺を巡る旅は、

もう少し続きそうですが、

この経験を通じて、いろんなことを学ぶことができそうで、

個人的にも楽しんでやりたいと思っています。

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【4826回】 圧倒的なインプット力+実行動に変換するアウトプット力

2024年03月17日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様の中には、

ありがたいことに本当に優秀な会社さんが多数、居て下さいます。

 

私自身、いろんなことを学んだり、調査をしたりして得た情報を

毎月、各クライアント様にお伝えさせていただいておりますが、

それ以上にクライアント様から教えていただくことの方が

何倍も多いのが現実です。

 

お仕事をさせていただいている上に、

教えてもいただける、というこの環境が最高にありがたいのです。

 

そして昨日も、日本でトップレベルで優秀な建材店様で

本当に貴重な情報を教えていただきました。

 

ここ最近、松尾設計室の松尾先生の発信内容で

気になる点があったのですが、

なぜ松尾先生がこういう内容の発信をされているのか、

その背景が深く理解できました。

 

住宅を建てる上で今、押さえなくてはならないポイントは何か?

 

ここを各クライアント様にしっかりとお伝えさせていただきますね。

 

さて、昨日お伺いしていた、超優秀な建材店様で、

そこのリーダーが常々おっしゃっているのが、

インプットだけでは意味が無い、ということ。

 

インプットしながら、

その貴重な内容をどう行動に変換するのか、

ということをやらないと無意味だ、ということなのです。

 

実際、私が冒頭でお話しした内容を聞いて、

自分はどう行動に変換するのか、ということを

具体的にメンバーの前で発表して下さったのですが、

もう本当に見事なインプット力とアウトプット力なのですね。

 

本当に頭が下がるというか、尊敬します。

 

そのスピード、レベル感は、超優秀な経営者と同じなのです。

 

いろんなところに学びに行ったり、インプットしても

それを実行動に移さなければ、全くの無意味です。

 

皆さんはインプットだけで満足していませんか?

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