鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4047回】 会話がかみ合わない原因

2022年01月28日 | 住宅コンサルタントとして

12月頃から、各クライアント様に

見ていただいている、あるYouTube動画ですが、

あれを見て、ピンと来る方は、

間違いなく仕事ができる方です。

 

というか、感じ取る力や共感力が素晴らしい方です。

 

もう、今の時代の営業マンには欠かせない能力で、

事実と解釈を混同せずに

お客様とコミュニケーションを取れるかが、

次アポ取得後の商談が続くか続かないかの別れ道です。

 

「御社のこの商品のUA値は?」

 

という質問に対し、

 

「我が社の家は高性能であたたかいです」

 

と答える営業マンは、お客様と連絡が取れなくなります。

 

お客様が性能値という事実を質問しているのに、

我が社の家は高性能であたたかい、という解釈で

答えているからです。

 

これが、会話がかみ合わない最大の原因です。

 

では、こうした会話がかみ合わないという事故を

防ぐためにはどういうことに取り組めばよいのでしょう?

 

コミュニケーション能力とは、

相手が何を求めているのかを理解し、

そこにまっすぐ、簡潔にボールを返すことです。

 

日頃、社内での上司と部下の間の、

報告連絡相談などのコミュニケーション時に、

細かく指摘してあげるのが良いのでは、

と個人的に思っています。

(部下がコミュニケーション能力が高く、

上司が低い、というケースも結構ありますが・・・)

 

スポーツで正しいフォームを身に着けるには、

自分のフォームを動画で撮影し、

それをコーチと一緒に見て改善すべき点を

自身が理解することが重要ですが、

正しいコミュニケーション能力をマスターするのも、

同じ方法が有効だと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする