鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1948回】 素晴らしい方々に恵まれて、本当にありがたい・・・

2016年04月30日 | 住宅コンサルタントとして
ちょっと前のブログで、体調が悪く、頭痛がひどいということを書きました。

そのブログを見て、すぐにメッセージやメール、LINEを送って下さった方がおられます。
コンサルティングを休ませていただいたにも関わらず、温かいお言葉を頂戴したり、
普段、メールを送られない方がわざわざメールで心配をして下さったり、
体の血流が良くなる錠剤を送って下さった方もいます。

仕事を通じて知り合った方が大半なのですが、
ビジネスライクな関係じゃなくて、本当に思いやりの心をお持ちの方ばかりで、
もう本当にありがたいというか、感謝の気持ちしかありません。

昔からそうなのですが、本当に人様に恵まれているなぁ、と思います。

こういう素晴らしい方が身近に居て下さるからこそ、
日々の仕事に全力で取り組まなくては、と思えますし、
自分自身が進化成長していかなくては申し訳無い、と思えるのです。
こうした環境のおかげで、自分自身、
毎日新鮮な気持ちで仕事に向き合えているのだと思います。

メーカーの営業をしていた頃は、私はかなり愚痴っぽく、
家内に愚痴ばかり言っていたようですが、
コンサルタントの仕事をさせていただくようになってから、それはパタリと止まったようです。

それもこれも、全ては素晴らしいクライアント様やビジネスパートナー様のおかげ・・・。

体調もかなり良くなりましたし、自分自身に新しい刺激をということで、
このゴールデンウイークはスペインに来ております。

明日以降のブログで、いろんな情報を発信しますね~♪
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【1947回】 慣れとの戦い

2016年04月29日 | 住宅コンサルタントとして
同じ会社で同じ職種の仕事をずっとしていると、
ついつい慣れが出てきたり、飽きが出てきたりしがちになります。

例えば営業マンで言えば、
お客様にお出しするお礼状の文面が全ての人に対し同じになったり、
接客時に個々のお客様にカスタマイズせず、自分の型を流しように対応したり・・・。

新鮮さが無くなってくると、お客様に対する想いが足りなくなるのでしょう。

でもこちら側の気分なんて、お客様からすれば、まったく関係ありません。

「誰に対しても同じ手紙をコイツは送っているんだろうな」
「なんだか、思いっきりマニュアル通りの案内だよな」

と思われた瞬間に、お客様に相手にされなくなるのです。

だって自分がお客様の立場に立った時、
マニュアル通りに流されたような接客を受けたら、
この人から買いたい、なんて思う訳無いですよね?

でも自分が売り手側に回った瞬間に、お客様視点が欠け、
自分の都合で仕事をする傾向が強いのです、人間って・・・。

仕事とは、ある種、慣れとの戦いでもあると思います。

何も進化しなければ、何の努力もしなければ、
日常に飽きてしまうのが人間。

だからこそ、常にいろんなことにチャレンジし、
行ったことが無い地域に行ったり、
やったことがないことに挑戦したり、
知らなかったことを学んだりして、
飽きないように自分なりに工夫することが重要だと思います。

日常の仕事に飽きが出ている場合、
それはいろんなことにチャレンジしていない自分に要因があるのです。

公私ともに、いろんなことに挑戦する自分でありたいですね。
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【1946回】 会社の考えから全てを伝える流れが重要

2016年04月28日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に思うのですが、
住宅業界で売れている営業マンは、必ず自社に自信と誇りを持っています。

そして自社の歴史をしっかりと学び、会社の理念やビジョンについて深く理解し、
それをお客様にわかりやすく説明することができます。

こういう営業マンが自社の商品説明をする際、
単に商品特徴を述べるだけでなく、自社の理念やビジョンに関連付けて説明ができるのです。

これは単なる商品特徴説明と比較すると、
圧倒的にお客様に共感していただけたり、
更には商品の魅力を数倍、高く評価してもらえるようになるのです。

例えば自然素材を使っていることが自社の強みの場合、
自然素材の効果、例えば調湿機能や消臭効果があるとか、
木のぬくもりが温かい、などの話をしても、さほどお客様は聞き入ってくれません。

しかしながら、我が社が目指す家づくりの考えをお伝えし、
その考えに沿って商品を開発した結果、
こういう自然素材をふんだんに使った家になりました、
とお伝えすると、お客様の食いつきは変わってくるのです。

その上で自然素材のメリット、長所をお客様にお伝えすれば、
とても良い流れで接客できることになり、結果は変わってきます。

これは商品の話だけではなく、
アフターの話やお客様との関わり合いの話、
どういう職人さんに仕事を依頼しているのか、ということなど、
全ての分野で効果があるのです。

何を質問しても、その考え方に一本の筋が見える。
ブレない信念がある。
そういう会社、そういう営業マンに人は惹かれるのです。
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【1945回】 人工知能やロボットの技術革新が与える影響

2016年04月27日 | 住宅コンサルタントとして
ここ数年、人工知能やロボットの技術革新が急激なスピードで起こっています。

車もほぼほぼ自動運転になるでしょう。
お弁当や惣菜をつくったり、掃除をしたり、
荷物の集配をしたりするのもロボットになるかもしれません。

更にはロボットがロボットを作る時代にもなっていくでしょう。

結果、何百万、何千万という雇用が不要になる、ということです。

こういうことが分かっている中で、皆さんはどういう手を打ちますか?

単純な労働のニーズが減少することでしょう。
その一方で、頭を使って問題点を解決し、提案するなどの付加価値の高い仕事は
相変わらず需要があることでしょう。

世の中の変化に適応することが重要ですから、私は自分の子どもたちに
問題解決能力や交渉能力、コミュニケーション能力を高めておくように、
ということを言っています。

ロボットやAI(人工知能)が対応できない能力を身に着けておくことが、
自分や自分の家族を守っていくことにつながるのです。

学ばない、努力しない人はますます不要になっていくことは明白です。
そうした事実をもっと発信して、危機感を持って自分の能力を向上する人が増えていくと
日本はまだまだ成長できるのに、と思ってしまいます。

企業だけではなく個人の人生も、時流適応が必要なのです。
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【1944回】 情報発信の継続性の大切さ

2016年04月26日 | 住宅コンサルタントとして
このブログの1942回で、自分自身の体調のことを書いた時の、
いろんな方からの反応の大きさにビックリすると同時に、
普段、いろんな情報を発信している時の反応の少なさにちょっぴり悲しい、鬼山です。

漫談が面白い歌手になった気分です。

本職である歌を歌っている時には、お客様は爆睡していたり食事に夢中。
でも漫談になるとお客様は身を乗り出して聴いている歌手のような感覚です。

本業でもある住宅業界に一石を投じる内容の発信よりも、
個人的なことを話題にした方がウケているという事実をどう受け止めるか・・・?

もっと本業の話題を発信する際の質を高めていかなくてはならないということでしょう。

ただ、このブログもクライアント様や業界の方しか見て下さっていない、と思っていたのですが、
北海道時代の知り合いの方や家内の知人の方も結構、目を通して下さっているようです。

それは本当に嬉しいことです。

もともと、このブログを始めた理由は2点あります。

1つは、1~2か月に1回しかお会いできないクライアント様に、
商売の基本的な部分を定期的にお伝えするための情報発信手段として。

そしてもう1つは、継続した情報発信の重要性をクライアント様に伝える立場の自分が、
情報発信を継続していないと説得力が無いので、説得力を増すためにも自分が率先してやろう、
と思ったので・・・。

このブログを継続する中で、やっていて良かったと思うことばかりです。

文章力、表現力は上昇するし、
発信するためにネタを探さなくてはならないので情報収集能力も上がります。
2000回近く継続していることだけで、いろんな方に信用していただます。

また、問い合わせをいただいた方に
「このブログを読んで、弊社の考え方にご共感いただければ、再度、ご連絡を下さい」
とお願いをすることで、価値観の合わない方をシャットアウトできる、
ということもあります。

本当に情報発信の継続は効果ありです。

なかなか情報発信の継続ができる企業は多くありません。
だからこそ、是非、全クライアント様に取り組んでいただきたいと思っています。
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【1943回】 他社の取り組みを尊重する

2016年04月25日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界で私自身が嫌いな考え方があります。

それは、自分たちが仕入させてもらっている仕入先さんのことを
やたらと支配したがる経営者が多いことです。

「俺が買ってやってるから、お前たちは飯が食えてるんだ・・・」
「俺の言うことを聞けなければいいぞ、他の会社から買うから・・・」

というように、かなり仕入先を支配したがる奴が未だに存在するのです。

もう器が小さいというか、頭がおかしいとしか思えません。

そういう次元の低いことを言う経営者のオッサンが
買っている金額など、たかだか知れていて、
仕入先さんがたくさんの社員さんを養っていけるだけの発注などしていないのです。

それなのに、自分の言うことを聞け、と支配したがるのです。

大人であれば、基本的に他社さんの自立を尊重しなければなりません。
自社以外の全ての方がお客様になる可能性があるのです。

そういうことが理解できず、「俺が食べさせてやってんだ」という、
ちょっと頭の痛い思い込みをするオッサンが、
残念ながら住宅業界にはまだまだ多いような気がします。

悲しいことです。

いろんな会社が自社の社員さんとそのご家族、
それからお客様を守るために、変わり続けなくてはならないのです。

他の会社の取り組みを尊重できるだけの器の大きさを身に着けたいですね。
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【1942回】 緊急検査

2016年04月24日 | 住宅コンサルタントとして
実は3月末から体調が本当にすぐれませんでした・・・。

ずっとだましだまし仕事をしてきましたが、
ついに先週から頭痛が収まらなくなり、
昨日、もともとコンサルティングの予定になっていたクライアント様に無理を言って、
コンサルティングを休ませていただきました。
本当に申し訳ありませんでした。

で、朝から脳神経外科に行って、精密検査を受けていました。

私、頭痛持ちではなく、正直、頭痛薬なんて飲んだことがないほどでした。
しかしながら、1週間以上、ずっと頭痛に悩まされていて、
しかも日に日に痛みが増してきている・・・。

正直、最悪の事態も考えました。

で、MRIの検査終了後、先生から

「全く異常ありません」

とのこと。

結果を知ってホッとしました。

この頭痛の原因は、背中や肩から脳につながっている筋肉の疲労によるものだそうです。

よくよく考えると、今年に入って1月11日以降、
先週の4月17日まで全く休んでいなかったのと、
相変わらずの移動移動で、相当、体に負担がかかっていたのかもしれません。

40超えたオッサンなのに、気分だけは20代なので・・・。

運動しても良いとの先生の見立てでしたので、
まずは整骨院に行き、体をほぐしていただいた後、ジムにも久しぶりに行きました。

相当ひどかった頭痛も、少しマシになりました。

やはり体は定期的に休ませないとダメですね。

ちゃんと定期的にオフの日をつくり、
休ませるときに休ませないと、いろんな方にご迷惑をおかけすることになりかねません。

以後、気を付けたいと思います。

皆さんは定期的に体を休めることができていますか?
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【1941回】 お客様の来場されるきっかけが多様化

2016年04月23日 | 住宅コンサルタントとして
月に数百組の新規のお客様が来場されるクライアント様がおられます。

このクライアント様で新規で来場されるお客様の来場のきっかけを分析すると、
本当に今のお客様の来場されるきっかけが多様化していることに気づかされます。

一昔前は、新聞折り込みチラシ、もしくはチラシをポスティングしておけば、
それなりにお客様が来場して下さったのですが、近年はそれだけでは全くダメなのです。

あることとあることをやっているか、全く手つかずかで、
同じチラシを同エリアに配布しても来場が全く異なるのです。

もう、本当にこの傾向は顕著です。

情報発信を面で展開する、という感覚でしょうか?
単純にチラシだけでは成果が出ない時代に間違いなくなっています。

自社のブランドイメージを地域に浸透させていくために、
ある一定のコストと手間を惜しんではいけません。

そしてお客様が来場しやすい環境を整えることは、住宅会社として不可欠です。

売り手側の都合ではなく、お客様の都合で自社のありとあらゆることを見直し、
変えるべき部分を経費を掛けて変えていく。

これらを継続することで、お客様の来場数はやはり上がっていくのです。

2016年も住宅業界には激震が起こり続けるでしょう。
旧態依然の発想、やり方を変えられない会社は苦労し続けると思います。

何をやればいいのかは明確ですから、各社様、どこまで徹底するかの勝負です。

やるべきことをやっていきましょう!
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【1940回】 言っただけでは伝わらない

2016年04月22日 | 住宅コンサルタントとして
生まれ育った環境も違う。
本人の価値観も考え方も違う。
能力も感じる力も違う。
そういう方々を雇用して、スタッフとしてお仕事をしていただいて、
成果をだしていかなくてはならないのが経営者の使命です。

この社員さん一人ひとりが感じ方や価値観が全く違う、ということを理解しているのであれば、
経営者の仕事のまず第一歩は我が社の考え方や行動の基準をつくり、
それを全スタッフに浸透させ、そこに従って行動してもらう、
ということにつながっていくと思うのです。

ただ、社員さんに口でどれだけ言っても、人間、言われたことなんて覚えていないもの。
その場だけ言われたことを理解し、実行したとしても
翌日にはもう忘れているなんてことは、ザラにあるのです。

だから自社の考え方や行動の基準を明確化し、
それを毎日の朝礼で唱和し、浸透させていかなくてはならないのです。

こうしたことを会社として一切せず、

「ウチの社員は、何度言っても分からないんだよ・・・」

と言っている経営者やマネージャーは、
もっと社員さんのこと、人間の本質を理解しなくてはならないと思います。

個人的に参考になるなぁ、と思うのは、会津藩の「什の掟」。
最後の「ならぬことはならぬものです」と言い切っているところが素晴らしいと思います。

一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

会津藩では6歳からこうしたことを徹底して叩き込まれたそうです。
それが会津武士のDNAをつくっていったのでしょう。

口で言っただけでは、相手に何も伝わらないという前提で、
コミュニケーションを考えたいものですね。
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【1939回】 紹介していただけるおかげで・・・

2016年04月21日 | 住宅コンサルタントとして
学歴なし、コネなし、人脈なしでこのお仕事をさせていただいておりますが、
本当にありがたいことに、いろんな方から素晴らしい方をご紹介いただいたりして、
充実した毎日を過ごさせていただいております。

昨日もあるクライアント様から素晴らしい業者様を紹介していただくことができました。

この仕事をしているだけでは、まず出会わない企業様で、
長年、住宅業界に携わっているものの、名前すら存じ上げませんでした。

しかしながら、ある商材を日本に引っ張ってくる、ということに関しては、
本当に川上の企業様なのです、

業界内のことを分かっているつもりなのですが、
まだまだ知らないことがありまくりです。

常にアンテナを立てて、有益な情報があれば、
クライアント様にダイレクトに発信していきたいと思っています。

もし、このブログを見て下さっている方で、面白い商材やサービスを提供できる、
という方がおられれば、お気軽にご連絡を頂戴できればと思います。

って、こういうことを書くと、
胡散臭い情報やノウハウ、出版物を出しませんか的な人がアプローチされたりするのですが、
そういうのは一切興味無しですので、ご了承下さいませ。

今の性能的、デザイン的にショボいのに高い日本の住宅のレベルを上げていくために、
商品や情報の提供でお役に立てる、という企業や個人の方はウェルカムです。

共にショボい日本の業界の基準を変えていきましょう!
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【1938回】 トップが小っちゃい思考にならない

2016年04月20日 | 住宅コンサルタントとして
どれだけ営業ができようとも、
どれだけ素晴らしい図面を描けようとも、
どれだけたくさんの棟数を完璧に管理するスキルがあろうとも、
住宅会社の経営者として、それだけでは不十分です。

経営者として重要なのは、長いスパンで自社の将来、それから市場を考えること。
そこに備えて手を打っていきながら、
いつ変化しても適応できるようにしておかなくてはならないのです。

今年の年末まで仕事が埋まっていることで、
結構満足している小さな工務店の経営者がいますが、
もう思考が小っちゃすぎるとしか思えません。

ここ数年、「何かおたくが良い家を建てるって噂を聞いて・・・」なんてことを
言ってくれるお客様が訪ねてきてくれることが数件あっただけで、
自社の良いうわさが広まっていっている、と思う経営者も小っちゃいなぁ、と思うのです。

今、順調なのは、たまたまで、数年先、こんな状況が続かなくなるぞ。
そういう時に備えて、今からどういう手を打つか?
今、たまたま自分と同じ年代の人が建てるケースが多く、自分の価値観や人脈が有効なだけで、
15年したら、お客様と価値観も合わない、年下の世代とつながりがないぞ、どうしよう・・・。
そういう時に備えて、今からどういう手を打たなくてはならないか・・・?

いろんな手を打つためには、俺が事務所の中で実務をやっているだけじゃ、ダメだよな・・・。

というような思考になるはずなんですけどね。。。

目先、調子が良いからといって、そこで満足してしまうような小っちゃな思考の経営者にならないよう、
経営者は常に自分の器を大きくしようと取り組まなくてはならない、と思っています。
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【1937回】 目の前の実務だけをして満足しない

2016年04月19日 | 住宅コンサルタントとして
忙しくなってくると、人間は目先のことしか目に見えなくなるものです。

「目の前の実務だけやって、満足してしまう」という、
数か月から数年先に絶対にスランプに陥いる状況を自らつくってしまう。

並みの経営者で良ければ、目の前の仕事が忙しいことに満足していれば良いのですが、
イケてる経営者を目指すのであれば、
次の一手に取り組めていないことに危機感をおぼえなければなりません。

皆さんは、今、やるべきことだけをやって満足していませんか?

住宅の営業マンであれば、
今月の契約、来月の契約の見込みをつくるだけで満足していませんか?

経営者であれば、当月の数字、次月の資金繰り、
そして今期の決算の目途が立っただけで満足していませんか?

最低限、やるべきことをやりつつ、数か月、数年先を予測し、
そこに備えて手を打つことも同時にやっていかなくてはなりません。

弊社として、今期の重点テーマは3つあります。

そして数年先から取り組まなくてはならないことも1つあります。

更にはクライアント様それぞれ、新しい仕掛けをスタートしていますので、
そのための市場調査や提案書作成などもあります。

日々のコンサルティングの他に、
重点テーマを決めて同時進行で進めていかなくては、
クライアント様の多様なニーズに適応できない、と思っています。

それは住宅会社も同じ。

目の前の実務だけをして、満足してはいけないのです。
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【1936回】 久しぶりのオフを満喫

2016年04月18日 | 人として
昨日は久しぶりのオフ。
というか、丸1日、家に居てゆっくりするのは1月11日以来でした。

自宅兼オフィスを新築した際に、自分の中では琵琶湖を眺めながら
バルコニーでバーベキューをしたい、とずっと思っていました。

よって昨日に備え、但馬牛専門店に牛肉を発注し、午前中に届くように手配。
更にはホルモンも北海道の北見市のホルモン専門店に発注済み。

夕方から炭を起こすのみ、という感じにしていて、
朝からジムに行って汗を流し、
旅費精算と請求書発行をし、
本を読み、
マッサージ店で2時間、体をほぐしてもらっていました。

そして夕方からバーベキュースタート。

2階のバルコニーでバーベキューというのは、
長男は恥ずかしいという理由で、
家内は後片付けが面倒という理由で抵抗されましたが、
ここは私が強引に押し切りました。

とにかく、美味しかった~。

バーベキューが終わった後、次男といろいろと話すこともできて、
とても充実した1日を過ごすことができましたし、
何よりこの家を建てて良かったと思いました。

今回、バーベキューをバルコニーでやってみて、
親戚や友人を呼んでパーティーができることもイメージできました。

実は自分の時間がなかなか取れないので、
親戚や友人を招いてのパーティーができていないのですが、
7月に企画したいと思います。
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【1935回】 もっとお洒落やデザインに気を遣おう!

2016年04月17日 | 住宅コンサルタントとして
仕事がら、日本全国いろんな地域に行きますが、

「ちょっとその服装、あり得へんやろ~!」

と感じる人が非常に多い地域があります。

サイズ感の合っていない服を着て、
あり得ない柄の服を着て、上と下、靴のコーディネートがなっていない。

そういうオッサンは、当然ながら髪型もイケてないので、
ある種、バランスはとれていたりするのですが、とにかくダサい。

こういう人からモノを買いたいと思う人はいないだろうな、と個人的に思うのです。

そういう地域を歩くと、飲食店や雑貨店、
薬局や酒屋さんなどの店舗や看板のデザインもひどく、
街全体がちょっと終わっているというか、魅力的でないのですね。

こういう地域で育った若い方が東京などに出て、そこでしばらく過ごすと
地元に戻ってきたくなくなる、という感覚になるのだろうなぁ、と思うのです。

よく地方都市で若者が戻って来ないのは働く場所が無いから、
なんて耳にしますが、本当にそれが理由なのかな?と改めて思います。

ダサい街は、出て行った若者を呼び戻さないだけでなく、
観光客すらも寄り付かせません。

今、全国の自治体を仕切っているのは40代、50代、60代のオッサンだと思うのですが、
もうちょっと感性を磨き、お洒落になって魅力を高めていかないと、
ますますの過疎化は避けられないような気がします。

イタリアとかに行くと、50代、60代でもお洒落なおじさまが多く、
当然、街並みをかっこいいのです。

そういう街は人をひきつけます。

街並みも、建物も、看板も、そして服装も。
もっとデザインに気を遣わなければならない時代だと個人的に思っています。
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【1934回】 熊本地方の地震

2016年04月16日 | 住宅コンサルタントとして
また日本国内で大きな地震が起きました。

阪神淡路大震災、中越地震、中越沖地震、東日本大震災と
私が大学生の頃から数えると今回で大きな被害を被る地震は5回目です。

この20年ちょっとの間で5回。
改めて日本は地震が本当に多い国だと思います。

被災されている地域にお住まいの方々が
1日も早く元通りの生活が過ごせるように願うと共に、
自分たちが出来ることをしていこうと思っています。

震災の後は、職人さんの確保、それから材料の確保が重要になります。
しかしながら、こういう時期に秋田プライウッドさんの工場が火事になっていて、
合板の供給量が大幅に減少する中での復旧・復興となります。

これはかなり建築業界にも影響を及ぼすでしょう。

地震が起こった場合に備え、地震保険というものが存在しますが、
地震保険は単独では加入不可であり、火災保険とセットでの加入となります。
そして火災保険の保険金額の50%まで、という上限がついていますので、
建物として2000万円の火災保険に加入している場合、
1000万円が地震保険の保険金額となる訳です。

この保険金額と自治体からの補助、助成金があれば、
住居が倒壊してしまった方でも再建築する資金になるかと思います。

ただ、個人的な感想ですが、
九州地方は地震保険に加入している方が少なかったはず。

まずは被害にあわれた方が快適に暮らせる住まいが完成することを願っています。
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