鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2071回】 知識・手法・テクニック・経験だけでは業績は上がらない

2016年08月31日 | 住宅コンサルタントとして
業績を高めるために、知識・手法・テクニックは必要かもしれません。

そして経験も無いよりはあった方が良いでしょう。

でもそれだけでは業績は上がらないのです。

いつも思うのですが、あり得ない結果を出し続けている営業マンと、
そこそこ売る営業マンのスキルや知識のレベルは大差ありません。

では何が違うのかというと、

「いつまでに何を誰に対しておこなう」
「このお客様から今月末には結論をいただく」

というように、「いつまでに何をするのか?」という納期意識、行動意識の差だと個人的に思っています。

やらなくてはならないことは分かっている。
でも、納期意識や行動意識が十分では無いために、
実施することを先延ばししてしまう。

こういうビジネスパーソンやこういう会社組織は、かなり多いような気がします。

知っていること、気づいていることは、実はたいしたことでは無い。

実際に実行してなんぼ、なのです。

決断力、行動力、納期の意識。
皆さんにはありますか?
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【2070回】 経営者として知っておくべきこと

2016年08月30日 | 住宅コンサルタントとして
経営をしていく上で、経営者が知っておかなくてはならないことがあります。

それは、「人間は必ずマンネリ化し、飽きる」ということです。

組織内でマンネリ感が充満し、今のやり方、商品に飽きると、
社員さんの能力が100としても、60や70の結果しか出ないのです。

もちろん、経営者が自分の仕事に飽きることは無いのですが、
社員さんは普通の人間です。

人間は、必ず飽きる。

だから、仕事やお客様に飽きないように、
それからマンネリ感が組織内に充満しないように、
経営者は定期的に刺激を組織に与えなくてはならないのです。

まあ、この加減が難しいのですが・・・。

私が今、ご縁を頂戴しているクライアント様で、
やはり順調に成長しているクライアント様は、
新規出店をしたり、新しい部署を立ち上げたり、
新しい設備投資をしたり、新しい研修を受けるようになったり・・・。

特に営業マンやマーケティング担当者は、飽きっぽいのです。
もちろん、お客様も飽きっぽい・・・。

そして住宅会社の難しいところは、
現場監督や現場の職人さんは変化をあまり好まない、というところにあるのです。

社員さんを飽きさせず、組織にマンネリ感が生まれないように
いろんな部分を改善、改革しながら、
変化をあまり好まない監督や職人さんに変化の必要性を理解してもらい、変わっていく。

ここに住宅会社の経営の難しさがあるのかもしれません。

それをやり遂げてこそ、自分たちが進化成長していけるのでしょう。
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【2069回】 企業の伸びしろ

2016年08月29日 | 住宅コンサルタントとして
伸びしろがかなりある企業と、伸びしろがほぼ無い企業。

この差は一体、何なのか?
どういう企業が伸びしろがあるのか?

建築サービス業やライフスタイル産業という、
新たな業態に挑戦していかなくてはならない住宅会社として、個人的に思うのは、
トップをはじめスタッフさんの人間力、サービスマインド、気配り力だと思います。

一緒にいる相手に、どれだけ気もち良い時間を過ごしていただけるのか?
いろんな方が応援してくれたり、「あの会社にこの情報、持って行ってあげよう」と
思ってもらえるようになったりするのか?

こうした、周囲の力を借りながら、成長進化していける企業しか、伸びていかないような気がします。

自分たちの力だけで、全てをクリアできる時代は終わったような気がするのです。

というのは、住宅会社がやらなくてはならないこと、守備範囲があまりに広大すぎるからです。


コストダウン。
品質改善。
新商品開発のための材料や工法研究、他社研究。
自社スタッフの採用、教育に加え、協力業者さんの開拓、教育、指導。
ブランド力向上のためのさまざまな取り組み。
契約後からお引渡しまでの業務の見直し。
出会いから契約までの業務の改善。

日進月歩でさまざまな建築資材や工法、WEBのシステムなどが変わり、
更にはこれから家を建てるようになる今10代、20代の世代にも適応しなくてはならない。

こうしたことを自社だけで対応なんてできる訳がない。

だからいろんな方の力を借りて、企業体として対応していくしかないのです。

こうした際、重要なのは、
いかに人間力が高く、感度の良いビジネスパートナーさんとご縁を頂戴できるかどうか?

人と人のお付き合いで、結局は人間力が合う人同士しか、付き合いは続かないのです。

だからこそ、企業の伸びしろは、結局のところ、その企業の人間力で決まる。
すなわちそれは、経営者の人間力で決まるのです。
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【2068回】 現場に出て、やってみせる

2016年08月28日 | 住宅コンサルタントとして
昨日から、今年お付き合いがスタートした、
とあるクライアント様の現場見学会におじゃましています。

新しいクライアント様の場合、何とか時間をやりくりして、
現場でのイベントに参加をさせていただくようにしています。

それはなぜか?

理由は2点あって、1つはその地域のエンドユーザー様を接客することで、
その地のエンドユーザーさんの価値観を掴むこと。

日本全国、ちょっとずつお客様の嗜好は変わっているので、
どこかの地域の手法をそのまま持ってきてもうまくいかない・・・。

どんなことに不満をお持ちで、どの媒体で情報を収集し、
日頃の生活の中でこういうことに困っている。

また、この地域でのクライアント様のブランドイメージの浸透具合や
もっとも影響力のある競合はどこか、など、
押さえておかなくてはならないことがあるので、そこを掴むためにも、
現場に出て、いろんなことをエンドユーザー様やクライアント様のスタッフさんに
教えていただくのです。

その上で、その地域、そのクライアント様の業績向上のために最も適した施策を提案する。
これが目的の1つです。

あともう1点は、クライアント様の目の前で、実際にやってみせるためです。

日頃、自分が提案している接客のやり方をそのまま、
実際のエンドユーザー様に対してやってみる。

そして、結果を出してみる。

こうすることで、クライアント様がこちらの提案を本気で受け入れて下さるようになったり、
これまで以上に信じていただけるようになるのです。

更には、私自身、初回接客は金太郎飴のように同じパターンで全てのお客様に対応しますが、
それが通用することを理解してもらいたいのです。

自分自身が推奨しているやり方を実際にやって見せることで、
コンサルティングのスピード、改革のスピードが上がっていくのです。

だからこそ、我々の仕事は、時間を作って現場にいかなくてはならないのですね。
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【2067回】 親として

2016年08月27日 | 住宅コンサルタントとして
今朝、洗面所で顔を洗っていたら、次男も顔を洗おうと洗面所に来て、

「おとん、背、縮んだ?」

といきなり言われた鬼山です。

昨日まで高校のサッカー部の合宿に行っていたのですが、
ちょっと見ない間にまた背が伸びたようで、
これで長男、次男に完全に背を追い抜かれました。

でも、本当に我が子はかわいい。
背が抜かれようが、大きくなっても、本当にかわいい。

何があっても、親が子を思う気持ちは変わらないです。

先日の、高畑淳子さんの記者会見を拝見しましたが、
誠実に質問にお応えされている姿を見て、本当に心を打たれました。

裕太容疑者がしたことは許されないことです。
ただ、その事実を受け止め、被害者の方やメディアに対し、
真摯に向き合っていこうというその姿勢に、胸を打たれました。

演技も素敵ですし、人間味もあり非常に魅力的な女優さんですので、
またいつの日か、ご活躍されることを陰ながら応援したいなぁ、と個人的に思っています。
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【2066回】 先や空気を読めない人

2016年08月26日 | 住宅コンサルタントとして
夏休みがそろそろ終わります。

夏休みは、本当に多くの方が帰省や旅行などで移動しますが、
日頃、感じないストレスを感じる部分がどうしても多くなります。

例えば、電車や新幹線の改札前で切符を探す人。
後ろが長蛇の列になっていたりします。

また、改札を通る際、切符の通し方が分からない人。
もしくは、改札を通った後、すぐに立ち止まり、ホームを探す人。
エスカレーターを上がり切ったところで立ち止まる人。
それから歩道やエスカレーターで横に広がって歩く集団。

もう本当に危険だったり邪魔なのですが、
ビックリするくらい、当の本人は何とも思っていないのですね。

また、明らかに車の運転に慣れていないのに、高速道路を走る人。
右側車線をトロトロ走る人。

自分の行動が周囲にどれだけ迷惑をかけているのか、
想像できないのでしょうね。

こういう空気が読めない親に育てられた子どもさんも
おそらく周囲に気を配れないふうに育っていくのでしょう。

我が家の子どもは、小さい頃から結構、こうした部分は伝えてきたので、
基本的にエスカレーターに乗っても端に寄りますし、
改札を入ったところや出たところで立ち止まったりもしません。

「空気、読めよ!」

ということを小さい頃から言ってきたつもりです。

小さい頃はもっとのびのび育てないといけないのでは、
という意見もあるかもしれませんが、基本的に

「周囲に気を配れない人、空気を読めない人=仕事ができない人」

という考えを自分が持っているため、そうならないように教育してきたつもりです。

我が家は長男、次男共に男ですから、バリバリ仕事をして
家族を養っていける力をつけなくてはいけませんので・・・。

先を読めない。
空気を読めない。

そういう人がビジネスで成功することは難しい。
(天才的なクリエイターになるかもしれませんが・・・)

赤の他人さんには注意できませんが、
身近な人が空気を読めていない時には、
「空気を読めよ!」と指摘していきたいと思います。
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【2065回】 商品だけでは商売は決まらない

2016年08月25日 | 住宅コンサルタントとして
良い家を適正価格で提供することは、とても重要です。

品質と価格。
この2つのバランスが取れていなければ、お客様に選んでいただくことは難しい。

しかしながら、その2つの要素を抑えていたとしても
それだけで売れる時代はもうとっくに終わっています。

これはずっと言い続けているのことですが、企業としての世界観が
自分たちがターゲットとするお客様に共感されていなければならないのです。

最近、年齢のせいか、クライアント様に伝えたつもりが伝え忘れることもあるので、
伝え忘れ防止のためにもこのブログを活用していければと思います。

この世界観について、感性が高い経営者はすぐにピンとこられるのですが、
そうではない方もおられると思います。

この世界観について、8月17日の日経MJに非常に分かりやすい記事がありましたので、
ちょっとご紹介したいと思います。

以下、日経MJ8月17日の記事より抜粋

①商品力だけでなく、ブラントの世界観をリアルに実体験させる

日本の報道では、「高品質な日本の商品を求める中国人」という表現が多いようですが、
現地ではモノがあふれ、モノのコモディティー化が進んでいます。
ブランドメッセージ、店舗デザイン、商品の提示の仕方、店員のマナーや教育、
清潔感など全てから伝達される「世界観」が消費者にとって重要な体験になります。
戦いの本質は総合力です。
日本で提供されている高いレベルのサービス、ブランド体験を中国でもフルに発揮することが
成功につながると思います。

以上、抜粋終わり。

この記事は、中国の中間層に対し、その市場攻略についての企業、店舗の戦略をまとめたものですが、
実際、日本でビジネスをする上でも全くあてはまる内容だと思います。

自社のブランドのメッセージは、お客様に伝わっていますか?
そもそも商品の特徴だけをお客様に説明しても、全く不十分であり、
店舗デザイン、モデルハウスの中のディスプレイ、
名刺やツール、スタッフなどから発せられている自社の世界観が
非常に重要になってきているということなのです。

こうしたことが腑に落ちた状態で経営できているのかがとても重要で、
この点が理解できず、商品力と営業力だけで何とかなると思っている住宅会社も
まだまだ多いのです。

だからこそ、チャンスなのですが・・・。

世界観で売る。
皆さんの会社は、対応できていますか?
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【2064回】 輪が広がっていく人の特徴

2016年08月24日 | 住宅コンサルタントとして
車のトップ営業マン。
住宅のトップ営業マン。
保険のトップ営業マン。

しかも単年ではなく、長い間、ずっとトップの成績を出し続けている人には、
ある特徴があります。

それは、「お客様がお客様を連れてくる」という状況になっているということです。

だからその仕事を長く続ければ続けるほど、
紹介がドンドン増えていって、仕事が年々、やりやすくなっていくのです。

例えば車のトップ営業マンで、契約したお客様の80%、90%が
ショールームに来場された新規のお客様、というトップクラスの営業マンはいないと思います。

住宅の営業マンも、トップを取り続けている人は、
新規のお客様からばかり契約をいただいている、ということはありません。

そして保険のトップ営業マンも、ただ飛び込み訪問をしていたり、
いろんな企業を訪問している人はいないと思います。

どのジャンルであれ、トップを取り続ける営業マンは、お客様の輪が自然と広がっていくのです。

年々、応援して下さるお客様の数が増える。
年々、紹介受注の件数も比率も上がる。

で、そういうことを実現している営業マンには、ある特徴があるのです。

こうした循環をつくるためには、自分自身の人間力を劇的に向上しなくてはなりませんし、
思考も一般的な営業マンとは180度変えなくてはなりません。

昨日、このことについて、あるクライアント様の営業さんにお伝えさせていただきました。

ただ、改めて思ったのは、ほとんどの営業マン、ビジネスパーソンは
こうした状況をつくるためのポイントを知らないんだなぁ、ということ。

人生、成功されている方の著書を何冊も読むと、
皆同じことを言っているので、すぐに理解できると思うのです。

輪が広がっていく人に共通するポイント。
皆さんは理解されていますか?
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【2063回】 何かをスタートするのは簡単だが、継続し改善し続けることは難しい

2016年08月23日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社が雑貨屋さんをやる。
カフェをやる。
新しい事業をスタートする。

また新しいモデルハウスやショールームを建てる。
新しいFCに入る。
新商品を開発する。

このように何か新しいことをやるのは、実はそれほど難しいことではありません。

可能性がありますし、オープンするまでは夢も見ることができるからです。

「雑貨屋さんやカフェでたくさんの来場があって、そこで得た個人情報にDMを送れば、
かなり商談客が増えるのではないか?」

「この事業をスタートすれば、今の住宅事業とシナジー効果もあるんじゃないか?」

「こうしたショールームをつくれば、おそらく業績が上がるだろう・・・」

オープン前までは、このように前向きな考え方になれるのです。

しかしながら、何をやってもそうですが、そんなに簡単に成功なんてしないのです。

雑貨やカフェ事業で集めた名簿にDMを送っても、全然来場増にならない。
また来場が増えても、家づくりを真剣に検討している商談客数は増えない。
そもそもカフェや雑貨で出会ったお客様がモデルハウスに来場しても
全然見込度が低い、なんてこともよく耳にします。

モデルハウスやショールームを新しくつくる場合、
企画・設計段階、それから工事中やオープン前の準備前はテンションが高い。
そしてオープン当日を迎え、オープンイベントはかなりの来場数だった・・・。

数か月が経過すると、来場数がガタッと落ち、しかも来場者から商談客もあまり増えず、
更に契約には全然つながっていない。

オープンする前のイメージ通りにいかないと、
その新しい取組みに対しての情熱が一気に冷め、
また次の新しいことに目が行ってしまう。

そして雑貨屋さんやモデルハウス、ショールームの運営はスタッフに丸投げ・・・。

こういうケースが非常に多かったりするのです。


何事もスタートするのは簡単だし、テンションも上がるのですが、
最も重要なのはそれを成果につなげることです。

そのためには、問題点を分析し、改善し続けるという、
非常に単調な仕事に向き合わなくてはなりません。

私が今、ご縁を頂戴しているクライアント様の中で、本当に着実に成長し続け、
更にはお客様満足度が高く、従業員さんの愛社精神も高い会社は、
新しいことに取り組んだ後の改善が素晴らしいのです。

そして結果が出るまで改善に取組み続けられます。

会社がこういう体質になると、本当に強い。

こういう会社を目指したいですね。
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【2062回】 営業妨害にどう対応するか?

2016年08月22日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は丸一日、とあるクライアント様の現場見学会に参加していました。

そのクライアント様は、2年前に新築事業に参入することをご決断され、
11か月前にモデルハウスをオープンされました。

そのオープンイベントから、私も参加させていただいているのですが、
オープンイベントの時に、かなり変わった方が来場されたのです。

ご年配の女性なのですが、とにかくずっと話し続け、どうでも良いことを質問し続ける。
同じ話題を繰り返す。
そしてクライアント様のスタッフさんや、
お手伝いに来てくれているサポートスタッフさんの時間を奪って仕事をさせない。
とにかく、一方的に永遠に話続ける。
更には来場されている他のお客様にまで話し掛ける。
自分は県知事と知り合いで、新たな鉄道を敷くように依頼している、とか、
自分で家を設計できる、とか、こういう類のことを言い続けるのですね。

こんな感じで大体3時間半~4時間、会場に居座るのです。

まあ、はっきり申し上げると、完全な営業妨害な訳です。
(本人にそういう意識は皆無だと思いますが・・・)

過去、モデルハウスに2度、来場され、それぞれ犠牲となった方がおられました。

かなり丁寧に対応したために、また相手をしてもらえると感じたのでしょう。

モデルハウスですとクライアント様の持ち物なのでまだ良いのですが、
お施主様のご厚意でお借りしている現場見学会会場ですと、
こういう方を中に入れると貸して下さっているお施主様に本当に申し訳ないですので、
何とか中に入るのを阻止しなくては、と思いました。

何とかうまく取り繕い、中に入るのはあきらめていただいたのですが、
受付の前で相変わらずどうでも良い話を永遠に言い続けていますので、
私、とっさに取った対応が

「大変申し訳無いのですが、お帰り下さい」

という発言でした。

「あなた、家というすごい高いものを扱っているのに、そういう対応はないんじゃないの?」
「あなたの名前は何?」
「社長に言うわよ」

とキレられ、ののしられましたが、ここは私が前面に立った方が良いと判断し、
毅然とした態度で、「申し訳ありませんが、お帰り下さい」と言い続けました。

「帰るけどさ、あなたのその態度、無いんじゃない!」

という言葉を残し、いったん帰ったかと思うと、その後2度、戻ってきて、
またいろんな話を繰り返していましたが、「お帰り下さい」と言い続け、
この日は延べ1時間弱の対応で済みました。

また、一般のお客様の来場は多かったのですが、
この方と押し問答している際に来場されたのは1組だけで、
被害は最小限に抑えることができました。

また何より、完成した新居を貸して下さっているお施主様に
ご迷惑をかけることになりませんでした。

世の中、いろんな方がおられます。

こういう方がお客様に混じって、自社のモデルハウスやショールーム、見学会に来場された際の
対応策を練っておきたいものですね。
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【2061回】 本気で良い家をつくろうと思っているか?

2016年08月21日 | 住宅コンサルタントとして
トップが本気で良い家をつくろうという強い思いを持っているのか?
それとも単に数字だけを追いかけているのか?

トップが、自社に家づくりを託して下さったお客様の満足度を
本気で高めたいと思っているのか?
それとも単に自社の効率だけを追い求めているのか?

この差は、数年後の自社に対するお客様の満足度や、
それからお客様や協力業者様からどれだけ応援していただけるようになるのか、
といった指数に大きな影響を与えることになるでしょう。

では、本気で良い家をつくろうと思うのであれば、
どういった部分にトップの目が行かなくてはならないか?

それは、大きく分けて3つの点にあります。

1つは建築中の現場。
現場で働く職人さんに事前にしっかりと指示が伝わっているのか?
現場は整頓されているのか?
職人さんの働く姿勢、更には職人さんと監督の関係など、
定期的にトップ自ら足を運ばなくてはならないでしょう。

もし、会社の規模がある一定となり、
トップ自らが現場に足を運ぶことができなくなったのなら、
事業を任せている責任者がその代行をすべきです。

2点目は完成した現場のチェック。
例えば、エアコンの位置、更には室外機やエコキュート、太陽光の配線の位置。
レンジフードの排気部分の収まりや建具や造作材、吹き抜け部分の収まりなど、
細部をチェックし、設計と施工の両方の言い分を聞きながら、
ベストな設計、ベストな施工を追求する。
この微細なところまで気を配ることで、建物の洗練さが変わってくるのです。

おそらく95%以上のハウスメーカーや地域の工務店、設計事務所は、
こうした部分へのこだわりが少なすぎ、もしくは全く知識が無いために、
本当に日本の住宅の洗練さが足りないのですね。

本当に良い建物をつくろうと思うのであれば、
トップが自ら、完成した建物をチェックすべきだと思います。

そして3点目がお客様の声。
アンケートに目を通し、お客様の本音を把握する。
場合によっては、お客様の声を直接、頂戴する。
そして自社で改善すべき点を積極的に変えていく。

こうした部分にトップ自ら、どこまで本気で取り組むのか?
つまるところ、成長し続ける住宅会社は、こうしたことが当たり前にできているのです。

ありがたいことに、今、ご縁を頂戴できているクライアント様の中には、
非常に高いレベルてこうした取り組みをおこなって下さっている住宅会社もおられます。
そしてそういうクライアント様に、他のクライアント様も積極的に学んで下さっている。

数ある住宅会社の中から自社を選んで下さったお客様にお返しできるよう、
トップ自ら本気で良い家づくりに取り組んでいきましょう!
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【2060回】 長年、商売がうまくいく企業の特徴

2016年08月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様の事務所を訪問した際、
外壁がとてもきれいになっていることに気づきました。

社長に質問すると、「外壁がけっこう汚れていたので、塗装したんです」とのこと。

「そもそも、住宅を建てようと相談に来られたお客様が
住宅会社の事務所や打合せコーナーがキレイでなければ、
この会社に頼もう、とは思っていただけないですよね?」

という考えで、新築してからまだ4年しか経過していない事務所の外壁を
塗装しなおされたのです。

また、モデルハウスもオープンしてから4年が経ちますが、
敷地内の植栽は完璧に手入れされ、本当に気持ちが良いんです。

このクライアント様以外でも、長年業績が好調だったり、
企業としてツキがあるよなぁ、と感じるクライアント様に共通しているのは、
とにかく事務所、倉庫、敷地内、ショールーム、社有車が何年経過してもキレイであるということ。

建物の外装も室内も、それから敷地内も、
とにかくしっかりと手入れされ、丁寧に使われているのが伝わってくるのです。

新しく新築した事務所やモデルハウスをキレイにお手入れするのは大抵の会社はできますが、
出来て何年も経過している事務所やモデルハウスであっても、
しっかりとお手入れができる体質なんですね。


一方、業績がふるわない会社の特徴は、建物や看板、会社の車、更には敷地内などが、
とにかく雑然としていて、キレイではないということ。

丁寧に使われていない感が出まくっているのです。

こういう体質の会社の場合、出来て2~3年経過した事務所やモデルハウスは
かなり悲惨な状態になっているのですが、
それらを仕事で使うスタッフさんたちは、その状況を何とも思っていないのです。

モノを丁寧に使わない会社をお客様がどう評価するのか、全く関心が無いのです。

こういう体質の会社には、お客様が寄ってこなくなるのです。

長年、商売がうまくいく会社は、とにかく整理整頓ができていますし、
建物や敷地内、看板、のぼりなどがいつもビシッときれいに保たれている。
そしてモノを大切に扱うというDNAが必ずあるのです。

皆さんの会社は、どうですか?
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【2059回】 相手への敬意

2016年08月19日 | 住宅コンサルタントとして
リオオリンピックで日本選手が様々な競技で大活躍してくれています。

日本人選手が真剣にプレーするのを見ると、たくさんの勇気をいただけますし、
自分も頑張らなくてはならない、という気持ちになっている方が大半かと思います。

個人的にスポーツを見ていていつも思うのですが、
試合が終わった後の選手のコメントに、その人の人間性が出ますよね。

勝った時や自分の目標を上回る成績を出した際、
日本人選手の多くは喜びを表現します。

そして選手の多くが、支えてくれた家族やパートナー、
それから指導してくれたコーチなどへの感謝の気持ちを言われます。

しかしながら、敗れた時や結果が出なかった時、
日本人選手の大半は、「申し訳ない」と謝られます。

ただ、海外の一流選手の場合、
戦った選手への敬意が思いっきりこめられたコメントもされるのですね。

例えば、テニスで錦織選手に3位決定戦で敗れたナダル選手は、次のようにコメントされています。

「錦織のプレーは素晴らしかった。エネルギーの限界だった。持っている力はすべて出し尽くしたよ。
考えてみてよ、仮に100%の力が出せる状況だったとしても、
錦織との対戦で勝つというのはすごく難しいことだろう?
だから、僕は4位という結果に満足しているよ。
金メダルを目指して戦ってきたけど、それが敵わなかった。
より強くなるためにもっともっとやらなければいけないことがある」

もう、このコメントを知って、ナダル選手が個人的にとても好きになりました。

錦織選手への敬意、それから現状を受け入れる度量の大きさに、
とても心を打たれました。

また、今朝、吉田沙保里選手にレスリングの決勝で勝った、
アメリカのヘレン・マルーリス選手は試合後のコメントで次のような発言をされました。

「サオリと試合をすることを長年、夢に見てきた。
彼女と戦う準備をずっとしてきた。
彼女は私のヒーロー。
彼女は世界で最も称えられているレスラーで、彼女と試合をできたのは本当に名誉なことだった」

相手への敬意。
そして勝っても負けても、しっかりと現実を受け入れる心。

真の一流の選手は、相手への敬意を最大限はらい、
お互いの健闘を称えあうんだなぁ、ということを感じますし、
そもそもこうしたコメントに思わず涙が出てしまいます。

だからスポーツはたまらない!

日本人はどちらかと言うと、
相手への敬意をはらうことが苦手な人が多いと個人的に思っています。

自分以外の人へしっかりと敬意をはらい、相手を尊重する。
こうしたことを心掛けていきたいと思っています。
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【2058回】 海外から来られる方にもっと親切なインフラを

2016年08月18日 | 住宅コンサルタントとして
ニューヨークやイタリア、スペインに行って感じたことですが、
とにかくスマホが一つあれば、本当に旅行が楽しめるんです。

例えば、ホテルの予約もそう。
航空券もレストランも、全てネットで予約が簡単にできるのです。

ニューヨークでとても便利だったのは、Open Tableというサイトで、
これで簡単にレストランの予約ができるのですね。

後、Uber。
私は結局、使おうと思っているうちにタクシーがつかまったので使わなかったですが、
これも今、自分がいるところまで簡単に車が迎えにきてくれるサービスです。

後、ヨーロッパに行く際によく使うのが、
宿泊に関しては、Hotel.com。

そしてイタリア国内の電車の予約はitaro。
これで日本から簡単に電車の予約、発券ができるのです。

予約をして、その予約した内容がPDFデータで送られてきて、
それをプリントアウトし、持参すれば、それがそのまま切符代わりになる。
だから現地で切符を買うために、並ばなくても済むのです。

いろんな施設や交通手段の予約や手配が、
世界中の人たちにとって使いやすく整えられているのです。

しかしながら、日本に関して言うと、日本人を対象にしたシステムしか無いんですね。

例えば、JR東海のエクスプレス予約やJR東日本のえきねっとなどは、
わざわざ会員登録をしなくては使えなかったり、
更にエクスプレス予約は専用のクレジットカードを持たなければ決済できないなど、
もう自分たちの都合をお客様に押し付けているというか、
一方的にハードルを高くしているというか・・・。

海外の旅行されている方に会員登録して下さい、なんていうのは、
ちょっと顧客志向では無いと思うのです。

最近でこそ、JR東海は新幹線の車内において、車内改札を指定席に関しては無くしましたが、
それまではいちいち切符を見せなくてはならず、これも大変面倒くさいことでした。
(JR東日本の新幹線や特急の指定席に関しては、かなり前から車内改札はされず、
車内で落ち着いて寝たり仕事ができていました)

リニアを建設したりする前に、
もっとお客様の立場に立ったサービスを充実させた方が良いと思うのですが・・・。

歴史もあり、日本にしか無いものも多々あり、
本当に世界的に見ても日本という国は魅力的だと思うのです。

ただ、海外から来て下さる外国人の方をお客様とした場合、
全く持ってまだまだ顧客の立場で旅行しやすい環境をつくれていない。

外国の方が日本に来られて、ストレスを感じることなく、
移動したり宿泊できたりする環境を日本全体でつくっていけば、
まだまだ海外からの観光客は増えると思います。

自分がお客様の立場でいろんなことを体験すればするほど、
見えてくることがあるのです。

だからこそ、経営者やマーケティング担当者は、
いろんなことを経験する必要があるのです。
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【2057回】 ニューヨークの感想

2016年08月17日 | 住宅コンサルタントとして
これまで一度も行ったことが無かったアメリカ本土。
この夏、ニューヨークに4泊滞在しましたが、
実際に行ってみての感想をまとめたいと思います。

1.治安は問題なかった

イエローキャブに5回、地下鉄は毎日(昼も夜も)、
そして普通に昼夜問わず街中を歩いていましたが、
危ない目には逢いませんでした。

事前に現地にお住まいの方にいろいろと教えていただきましたが、
本当に治安は良くなっているそうです。

ただ、女性の一人歩きが危険なのは言うまでもありませんが、
人通りが多いところのみを歩くのであれば、普通に女性が一人でも歩いていましよ。


2.ファッションセンスはイタリアの比ではない

ビジネスマンを見ても、普通に歩いている人を見ても、
ニューヨーカーのファッションセンスはイマイチかなぁ、という感じでした。

これはイタリアの比ではありませんでした。

というよりも、Tシャツに短パン、リュックサック、ビーチサンダル、
場合によってはTシャツをパンツにインしている人が結構いて、
これ、白人だから許されるけれども、日本人のオッサンやったら、
完全に職務質問されるで、と個人的に思うこと、多々あり。

女性に関しても、顔は素敵なのに、ジャックフードの食べ過ぎか、
若いのにお腹が出ていて、しかもTシャツにジーンズという、
パッとしないファッションの方が結構居たのは衝撃でした。

日本に帰ってきて、東京や京都の女性の方が、ずっとお洒落だなぁ、と思いました。


3.階級差がハンパない

一度、現地の方に連れて行っていただいたレストランは、
セレブの方が集まるお店で、全員、ドレスコードで、本当に優雅でした。

ただ、ニューヨークの街中を普通に歩いていて、そんな恰好をしている方にほぼ逢いません
先ほど、述べたようなジーンズにビーチサンダルの男性、女性が非常に多いのです。

この格差は、正直、予想以上で、東京や大阪の比ではありませんでした。


4.優しい人が多い

お買い物に行った際のスタッフさんの対応など、もちろん個人差はあるのでしょうが、
基本的に接客の際、人間的に優しい対応をして下さる方が多かったです。
たくさん買っても、ヨーロッパのようにタックスフリーは無いのですが、
店員さんとのやりとりは、とても気持ちよかったです。

お買い物は楽しめる街でした。


5.チップが法外に高い

レストランで抜群のサービスをされた際に、
料金に加え、チップをこちらの意思で払うのは、もちろん納得がいくのですが、
もうチップを払うのが当たり前、という部分に関しては、違和感がありまくりでした。

というか、タクシーの運転手さん、結構無愛想なのにチップを払うのが当たり前、という感じで、
チップを払ってもお礼や笑顔すら無い人もいましたし、
普通のレストランでも当たり前に要求してくる訳です。

しかも15~20%ですよ!!!

この文化には、正直、全く共感できないです。

現地にお住いの方によれば、基本的にこちらのレストランで働くスタッフさんとお店には、
さまざまな雇用の形があるそうですが、中にはお給料ゼロで、チップがその人のお給料、
ということもあるそうです。

物価が高い上に、法外なチップが当たり前というニューヨーク。
住みたいとは思えませんでした。


とまあ、まとめると以上となります。

個人的に、やっぱりイタリアが好きだな。。。。
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