鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3104回】 幼少期にいろんな体験をさせることが重要

2019年06月30日 | 住宅コンサルタントとして

先日、ネットを見ていたら、

 

「高層マンション育ちの子供が伸びない理由」

 

という記事があったので、思わず読み込んでしまいました。

 

読み終えて、大いに共感しました。

(この記事は、各クライアント様にお送りいたします)

 

この記事に書かれてあることが、非常に当てはまることに

私自身、遭遇するからです。

 

仕事をするということは、いろんな壁にぶち当たるということ。

 

その壁を乗り越えるために、

いろんな努力をビジネスパーソンはする訳ですが、

大きく分けて次の3つのタイプに分かれると感じています。

 

1.アイデアが出てくる上に、それを次々に行動に移して壁を超える方

2.アイデアは出てくるものの、それを行動に移せない方

3.アイデアすら出てこなく、答えを求めてくる方

 

ここで3に該当する方は、おそらく幼少期にいろんな経験値が足りない方のような気がします。

 

西村則康氏によれば、

 

「生活のいろいろな場面で身につくべき身体感覚が乏しい場合、

勉強して学力を上げていく過程ではっきり限界みたいなものがある」

 

とのこと。

 

例えば缶蹴りをした時に、フェイントをかけるとか、いろんな虫や花を触るとか、

バーゲンセールに親と一緒に行って、親が真剣に買い物をする姿を見て

 

「バーゲンって、5割引きってこんなに大人を熱くするんだ!」

 

というようなことを経験していないと、

学校の勉強で知った知識が自らの体験と結びつかないそうなのです。

 

すなわち、上っ面だけでしか物事を理解していないので、

ちょっと角度が変わったシーンだとその知識や経験が活きないというか・・・。

 

そして1に該当する方というのは、

 

「なんかこうやったら、うまくいくような気がする・・・」

 

という感覚を持っている方だそうです。

 

こういう感覚が幼少期に身に着くと、頑張る体質になるような気がします。

 

 

私、小学生の頃、それなりに成績は良く、口も立ちましたし、

更に野球とかドッジボールとかの球技も結構上手だったのですが、

小学4年生まで、実は鉄棒で逆上がりができず、

かなり体育の授業で恥ずかしい思いをしておりました。

 

そこで一念発起し、逆上がりの特訓を猛烈にやったのです。

 

鉄棒を持つ角度、地面を蹴る強さ、頭の位置など、

試行錯誤を重ねましたが、なかなか出来るようにならない。

 

そんな中、ようやく出来るようになった時は本当に嬉しかった。

 

高校、大学でテニスをそれなりのレベルで出来たのも、

社会に出て営業マンとしてそれなりの成績を残せたのも、

今考えると幼少期に結構、壁にぶち当たり、それを乗り越える中で、

 

「なんかこうやったら、うまくいくような気がする・・・」

 

という感覚を持てたからだと実感しています。

 

この「なんかこうやったら、ええんとちゃうかな・・・」ということこそ、

ビジネスで最も重要な仮設思考ですよね。

 

 

幼少期にいろんな経験を子どもさんに積んでもらえるような、

そんな住宅や暮らし方を提案していきたいと思いました。

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【第3103回】 どういうDNAを持った組織をつくるか?

2019年06月29日 | 住宅コンサルタントとして

ある程度の組織規模のクライアント様では、

幹部研修をさせていただくことがあります。

 

組織が大きくなればなるほど、

リーダークラスの方の力を借りなければ

成果が出にくいからです。

 

仕事に対するスタンス、物事の考え方、意識レベルの向上。

 

こうしたことを目的に、

いろんなことをリーダーの方にお伝えさせていただくのですが、

会社のDNAが素直な会社だと、非常に早く成果が出ます。

 

先月、はじめてこういう取り組みをさせていただいた、あるクライアント様。

 

リーダーの皆さん、最初は頭の中に?マークがたくさんできていて、

なぜこういうことを学ばなければならないのか、

その意図も理解できていなかったかもしれません。

 

そして昨日。

 

第二回目をさせていただいたのですが、

前回、宿題を出させていただいたことも皆、

しっかりとやって下さっていて、

学ぶことの重要性が腑に落ちた様子。

 

こういう素直な体質の会社は、

いろいろと手を打たせていただいたことが成果につながりやすく、

私、一人で手応えを感じまくっておりました。

 

研修をさせていただく立場から言わせていただくと、

こちらが提供する内容よりも、

そもそも素直で勉強好きな組織をつくっていただいていないと

大半のことがうまくいかないのです。

 

だから講師が重要なのではなく、

そもそもどういうDNAや風土を持った組織を作っておくかの方が重要なのです。

 

そして組織のDNAをつくるのは、

結局トップのスタンス、生き方、仕事に対する姿勢だったりします。

 

仕事に対して、家づくりに対して、

愚直に真剣に取り組んできた会社は、やはり強い。

 

どういうDNAを持った組織をつくっておくかが、

伸びしろを決めるのです。

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【第3102回】 住宅業界の基準を劇的に変えるプロジェクト

2019年06月28日 | 住宅コンサルタントとして

詳しいことはまたこのブログの中、

もしくはFBの中で発信していこうと思いますが、

日本の住宅の基準を劇的に変えるプロジェクトに

私もメンバーとして入らせていただいております。

 

職人不足、監督不足という業界の問題を解決するのに

おそらく最も合理的なしくみを

衝撃の価格で導入することができる。

 

まだ着工前の図面の精度が住宅会社によってかなりバラつきがあり、

大工さんや協力業者さんが苦労されているケースが結構ありますが、

そうした問題もこのしくみを導入することで、

どの程度の図面のクオリティが必要なのか、ということが

業界の中で広がっていくのではないか、とも思っています。

 

現場が始まる前にしっかりとした情報が

全ての職人さん、業者さんに行き渡ることで、

監督の負担が減り、辞めていく監督も減っていきます。

 

そして職人さんの効率も高まり、無駄も減って

少ない工数で建物が完成していく。

 

住宅業界の労働環境も大きく変わる可能性があります。

 

更に欧米の住宅と同等、

もしくはそれを超えるような住宅が浸透すると、

ヒートショックなどの家庭内事故は減りますし、

エネルギーの消費量も減っていきます。

 

また家の耐久性が上がることで、

日本人の暮らしも変わっていくことでしょう。

 

日本人は住宅の箱をつくるのにお金をかけるので、

家の中の内装、家具にお金を掛けられるのはごく一部の富裕層だけでした。

 

建物が長持ちし、市場流通性も向上すれば、

ヨーロッパのように家の内装や家具、インテリアにお金をかけられるようになり、

洗練された家が増えていくことになるでしょう。

 

そんな画期的なプロジェクトに関わらせていただくことが出来、

もう本当にテンションが上がっております。

 

自分一人では何もできませんが、

このプロジェクトを通じて一緒に仕事をさせていただける、

この柔軟な発想、志の高いメンバーとなら、

自分が実現させたいことがかなり達成できそうな予感。

 

本当にありがたいことです。

 

このプロジェクトに少しでも貢献できるよう、

私自身、精進していきたいと思います。

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【第3101回】 問題意識を常に持てるか?

2019年06月27日 | 住宅コンサルタントとして

伸びる会社に共通するポイントは、

自社の課題を人に言われるまでもなく、

自分たちで見つけられることです。

 

日々、いろんなお客様と接している中で、

お客様の口からやたらと名前が出てくる会社があったとします。

 

伸びる会社は、その競合企業に関心を持ち、

お客様はその競合企業の何に魅かれているのかを

自分たちなりに考えるのです。

 

そして自社のどの部分を変えれば良いのか、

そこの検討に既に入っている中で私が訪問する日に

かなり突っ込んだ質問をいただける。

 

こういう会社が伸びていくのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、まさにこういう状態で、

来期を迎える前に一年に必要な繰り越しをつくって、

常に一年先の仕事の受注の意識しながら、

目の前の課題を次々にクリアしていく感じです。

 

逆に問題意識を持てない会社の特徴は、

周囲に関心が無く、そもそも好奇心が低い。

 

お客様の嗜好の変化、ライバルの新しい取り組みに興味が無く、

気がつけば圧倒的にライバルに差をつけられているのです。

 

どれだけ順調でも、問題意識を常に持てる会社が伸びるのです。

 

皆さんの会社の問題点は何ですか?

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【第3100回】 次の展開

2019年06月26日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社が最終的に目指すべき形が、明確にイメージできてきました。

 

現在、4社のクライアント様と新業態を展開しておりますが、

更にその先の発展系が完全に見えてきております。

 

今年はとにかくいろんなところに行くことができています。

 

移動距離に比例して、見て、感じることが増える。

見て、感じたことに比例して、発想が湧いてくる。

 

最終的に目指す形の業態が実現すれば、

それは地域の方にとってもものすごい地域貢献につながります。

 

おそらく、ちょっと感度の高い若い方が

潜在的に困っていることを解決することにつながります。

 

そして全国各地でキラリと光る素晴らしいものづくりに

携わっている方の販路を広げることにもつながるので、

日本全体にとっても良いことになるのかな、

とも思っています。

 

私自身が携わらせていただく仕事の領域も

今とはまたちょっと変わっていくのかな、

とも感じております。

(もちろん、住宅会社さんのコンサルティングは絶対に深堀し続けます!)

 

ご縁を頂戴しているクライアント様が良くなり、

そのクライアント様が商売されているエリアの方々の暮らしが豊かになり、

良質なモノづくりに携わっている方も販路が広がる。

 

そんなことが実現したら、と考えると、ワクワクしてしまいます。

 

今の仕事に携われて、本当に幸せです。

 

このビジョンを実現するために、

また新たなことを学んだり調べたりしなければなりませんが、

それは楽しいことなので、全く苦になりません。

 

私自身、しっかりと準備して、ご提案して参りたいと思います。

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【第3099回】 論理的に、そして数値で語れるようにしておく

2019年06月25日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社さん、

それから住宅会社さんに建築資材を納入する建材店・サッシ店さんは、

住宅の性能を数値で語れるように勉強しておくことが欠かせません。

 

貴社のC値は?

(建材店さんであれば、貴社の取引先住宅会社のC値は?)

 

貴社のUa値は?

(建材店さんであれば、貴社の取引先住宅会社のUa値は?)

 

HEAT20のG1、G2グレードをクリアするためには、

どんな材料を使って、どう施工すれば良いのか?

 

こうしたことを論理的に理解し、説明できなくてはなりません。

 

 

それから、住宅業界のさまざまな制度は大手有利につくられています。

 

その真実を分かりやすくエンドユーザーさんにお伝えすることが、

真の意味でお客様のためにつながります。

 

大手ハウスメーカーのUa値は優秀なのに、

実際に鉄骨系プレハブメーカーの家が劇的に寒く、

光熱費が猛烈にかかってしまう理由はなぜか?

 

大手ハウスメーカーに有利な制度が次々に出来ていく理由はなぜか?

 

大手ハウスメーカーの60年長期保証によるアリ地獄的囲い込みの真実は?

 

これからの人口減、着工減により、地方都市では特に

上場している大手ハウスメーカーで建てるリスクが高まる理由はなぜか?

 

こうした真実も、エンドユーザーさんにしっかりと伝えていく必要があります。

 

 

何の根拠もなく、

 

「当社は性能の良い家をつくっています」とか、

「当社はしっかりとした施工をしています」

「当社のアフターは万全です」

 

というようなことをお客様に伝えては、マズイのです。

 

日々、しっかりと学び、お客様に分かりやすく説明できるよう、

論理的にまとめておくことが不可欠な時代です。

 

上記の質問に、皆さんの会社の営業マンや設計士さんは

論理的かつ簡潔に答えられるでしょうか?

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【第3098回】 中高級住宅を建てる方が価値を感じる場所

2019年06月24日 | 住宅コンサルタントとして

これからの時代、所得はますます二極化します。

 

自分が働かせてもらっている会社で成果を出し、

会社や働く仲間から必要とされる方は収入が上がりますし、

成果も出せず、必要とされない方の収入は上がらないでしょう。

 

それなりの収入があり、

いろんな情報を収集している方の感性は磨かれ、

いろんな面でこだわりを持つようになり、

こういう方がこだわりの注文住宅を建てるようになります。

 

もし皆さんの会社が、

それなりの単価の住宅を受注したいのであれば、

このお客様の感性の進化についていかなくてはなりません。

 

そのために重要なことは、こうした方が足を運ぶ場所を知り、

そこに自分も何度も足を運んでみることです。

 

どんなことに価値を感じるか?

どんなものを購入されているのか?

 

私、日本全国のこうしたスポットに定期的に足を運んでおりますが、

昨日、これまた素晴らしい場所を発見してしまいました。

 

この場所に半日近くいるだけで、

中高級住宅を建てるお客様が何を求めているのかが、

分かる方には分かると思います。

 

こういう場所が近所にある方は、幸せですね。

 

家内は来月にお会いする大切な友人にお渡しするプレゼントを買っていましたし、

私もワインを数本と枕を買いそうになってしまいました(←自制しました)。

 

この場所は、中高級住宅を扱われている方は、

是非訪れた方が良いかと思います。

(既に行っておられる方も少なからず、おられると思いますが・・・)

 

こうした世界観を自社で表現できたとすれば、

上質なお客様がきっとファンになって下さいます。

 

今月、来月、お伺いした際に、

クライアント様にはお伝えさせていただきますね。

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【第3097回】 お客様の気持ちが分からなくなると、経営は難しくなる

2019年06月23日 | 住宅コンサルタントとして

会社の業績を決める最大の要因は、

お客様に必要とされるかどうかです。

 

お客様が欲しいと思われる商品やサービスを開発し、

それをお客様が購入できる価格で販売し、

その価格で販売して経営が成り立つよう、コストをコントロールする。

 

お客様が求める数量の商品やサービスを安定的に提供できるよう、

組織やしくみをつくっていく。

 

お客様がそれを欲しいと思われるような売り場をつくり、

お客様が足を運びたいと思われるような情報発信を行う。

 

こうした一連の流れで、やはり最も中核となるのは、

お客様が欲しいと思う商品やサービスを自社で用意できるのか、ということ。

 

お客様が欲しい商品やサービスとは何か?

 

これを企業は追求し続けなくてはなりません。

 

そのために大切なのは何か?

 

それは経営者自身がお客様の目線で自社を見ること。

経営者自身がお客様としていろんな企業の商品やサービスに触れること。

経営者が自分とは異なる価値観を持つ、

いろんな方とコミュニケーションを取って、

多様なお客様の要望を掴むことです。

 

中小企業の場合、

商品開発やマーケティングの決定権者は経営者であることが大半で、

経営者がこの辺りの感覚がずれていると、

お客様の支持が確実に減っていくのです。

 

ちなみに私は、お客様の気持ちを少しでも理解するために、

日経MJを愛読したり、業種問わずいろんなお店を視察したり、

調査に行きまくったりしております。

 

皆さんは、お客様の要望を感覚的に掴むために、

どんな努力をしていますか?

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【第3096回】 仕事が出来ない人の特徴

2019年06月22日 | 住宅コンサルタントとして

仕事があまりできない。

成長のスピードが著しく遅い(もしくは成長しない)。

 

こういう方に共通する特徴は、ずばり「人に関心が無い」ということ。

 

人に関心が無いから、

人と同じモノを見ても、そこからキャッチする情報が少ない。

 

自分以外の他人の人の気持ちが分からない。

 

例えば、何か情報を発信する場合でも、

それを受け取る方の視点で見ることができないので、

とても分かりにくい伝え方しかできなかったりするのです。

 

自分の視点でしか、物事を見ることができない。

相手の気持ちが分からない。

 

これでは、仕事ができる訳、無いですよね。

 

仕事は一人ではできません。

 

自分がやるべきことをやったら、次の人にその仕事を渡さなければなりません。

 

しかしながら、自分の視点でしか物事を見れない人は、

次の人に良い形で仕事を渡せないので、

次の人が困ったり、何度も説明を求めてきたりします。

 

こうして、大して仕事をしている訳では無いのに、

次の人に確認ばかりされて、バタバタしているのです。

 

そして人や周囲に関心が無いから、

本も読まない、いろんなところに足を運んで体験しない。

 

 

すごいスピードで世の中は変化していっていますが、

周囲に関心が無い、

ライバル企業の取り組みを知ろうとしない、

人に興味が無い、

そういう企業、そういう経営者、そういうビジネスパーソンは、

時代に完全についていけなくなります。

 

皆さんは、いろんな人に関心がありますか?

 

相手の視点で情報発信ができていますか?

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【第3095回】 母親の影響

2019年06月21日 | 住宅コンサルタントとして

私、メンタルはかなり強い方で、

精神的に凹むことはほぼ、ありません。

(直近、大きく落ち込んだのはいつか、思い出せません)

 

いろんなことがあってもプラスに受け止めがちで、

常に前向きだそうです(←家内談)。

 

いつからこういう考え方になったのか?

 

個人的にはいろんな方の本を読ませていただき、

成功されている方の考え方を真似させてもらったから、

と思っていたのですが、

一昨日、クライアント様とお話させていただく中で、

かなり母親の影響が大きい、ということに気づきました。

 

我が家の母、まあとにかく人の話を聴かない。

 

こちらが本気で怒っていても、それを聞き流したり、

それをプラスに受け止める名人なんです。

 

母が落ち込んでいる姿を見たことがありません。

 

そんな母の影響を自分自身、かなり受けているんだな、と思いました。

 

 

一方、我が家の子ども達は、

家内の影響を大きく受けていると改めて感じました。

 

大学時代、授業にまともにいったのが、4年間で30日程度。

 

そんな私と正反対で、授業に真面目に出席し、

バイトもコツコツこなし、サークルでそれなりに楽しんでる子ども達。

 

基本的に真面目ですし、かなり家内の影響を受けているなと感じます。

 

子どもは母親の影響を受けるのです。

 

そんな母親に影響を与えるもののひとつが家です。

 

家を素敵にコーディネートしたり、お花を飾ったり、

楽しそうに料理をつくっている母親の姿を見てきた子ども達は、

心が豊かになり、感性も磨かれることでしょう。

 

逆に常にイライラして、人やモノの当たったりする母親に育てられた子どもは、

人に対して攻撃的になったり、人のために行動できないようになるでしょう。

 

良い家に住むと、そこに住む人の暮らしは変わり、人生も変わる。

 

日本の家、住環境レベルを高めるために、今日も仕事をしっかりとしたいと思います。

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【第3094回】 理不尽なことをされた経験が活きている

2019年06月20日 | 住宅コンサルタントとして

コンサルタントとしての基本的な考え方を持つ上で、

その基本的な考え方を教えて下さったクライアント様に

昨日、お伺いして、いろんなお話をさせていただいておりました。

 

いろいろな分野のお話をさせていただく中で、

自分は20代の頃、本当に良い経験をさせていただいていた、

ということを改めて気づかせていただきました。

 

前々職時代、お客様の中には理不尽なことを言われたり、

嘘をつかれるケース、クレーマーの対応など、

結構泥臭いことを経験することができました。

 

例えば、ある商品の注文の際、お客様が指定したものを納品したら、

 

「あの商品、現場でうまくおさまらないじゃないか!

どうしてくれるんだ?」

 

と言われたケースもあります。

 

ご自身で指定された商品が、ちゃんと取りつくかどうか、

メーカーの営業マンとしてちゃんと検証すべきだろ、とか、

「俺のミスはお前のせい」とでも言わんばかり・・・。

 

間違いなく指定された色の商品を納品したのに

「この色、頼んでいない」と言われることもありました。

 

若い頃は、理不尽なことを言ってくるお客様に、

 

「もう取引は結構です!」

 

とガツンと言ってやりたかったのですが、当時の上司は

 

「お客様のミスまで気づける営業マンが一流」

「お客様に注文書を書いてもらうとか、

こちらの注文書に了承のサインをもらうとか、

できることがあったと思うぞ」

「こんなことでお客様と取引停止していたら、

誰も買ってくれなくなってしまうぞ」

 

と諭してくれました。

 

また、簡単にお客様ともめてはいけない、

お客様の性格や能力まで考えて、その上の対応をすべきだ、

と教えてくれたのです。

 

おかげで、仕事上のストレスには非常に強くなりましたし、

お客様の性格や能力を把握した上で段取りを取れるようになり、

ミスやトラブルが激減しました。

 

この経験が、今の自分に非常に役立っています。

 

何でも自責で考える癖がつきましたし、

ストレスにも強くなったと思います。

 

こうした経験があるので、トラブルになった時も

その対応が一般的な方よりもかなり上手だと思います。

 

今、労働者保護という観点から、

厳しい指導をされたり、

高圧的なことをお客様から言われることも減少していくことでしょう。

 

でもその反動も少なからずありそうな気もします。

 

トラブルやストレスにめっぽう弱い人が増えそうな気が・・・。

 

理不尽なことをされると、その時は辛いですが、

そうした経験から学べることはたくさんあるのです。

 

何が起こっても、前向きに、プラスに捉える。

 

そういう大切さを昨日、気づかせていただきました。

 

理不尽な対応をお客様から受けたことってありますか?

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【第3093回】 継続力

2019年06月19日 | 住宅コンサルタントとして

一度決めたことを継続することが得意ですか?

 

私、結構得意でして、継続することが出来るので、

今でもこの仕事をさせていただけているような気がします。

 

このブログも毎日、アップし続けて3000回以上、

前職時代にも1000日連続で1000回アップしましたので、

4000日以上継続しています。

 

ジムもかれこれ6年以上、継続していますし、

禁煙は19年、続いています。

 

また定期的に読ませていただいている

他の人のメルマガやブログもずっと読み続けています。

 

いろんな住宅会社の調査、異業種のイケてるお店の調査も、

もう10年以上、続けています。

 

何事もすぐに成果につながることはありません。

 

コツコツと継続しなければ、身につかないですし、

本質も理解できないような気がします。

 

個人的に応援したいな、と思う方には、

見ておいた方が良いブログやメルマガをお伝えしたり、

お勧めの本をご紹介したりさせていただいていますが、

実際、それを継続されている方は、ほんの一握りの方なのです。

 

すなわち、継続力さえあれば、大半の方を抜いて、

圧倒的な一番になることも可能だと思います。

 

思いつきで何かをやるのは得意な会社や個人は結構、存在しますが、

それを継続できる会社や個人はほとんどいません。

 

皆さんは継続力がありますか?

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【第3092回】 真のトップ営業マン

2019年06月18日 | 住宅コンサルタントとして

数字を出し続ける営業マンには、ある特徴があります。

 

それは、今すぐに買わないお客様とも長い間、

良い関係を継続できることです。

 

お客様は、いろんな事情を抱えておられます。

 

お客様自身は今すぐ、買いたい。

 

でも家族の事情や仕事の関係など、

外的要因で今すぐ決断できないこともあるでしょう。

 

そういうお客様と長い間、良好な関係を継続できるのです。

 

相手のプレッシャーにならないコミュニケーション。

相手の欲しい情報をさりげなく発信し続ける。

 

そしてお客様がいざ、動けるようになった時に、

確実に自分のところに戻ってきていただける。

 

実際、トップクラスの営業マンは、

自分が担当させていただいている中長期のお客様を

見学会の時に10組~20組、来場してもらえたりするのです。

 

それは、お客様にとってその営業マンが価値を提供してくれるから、

ということと同時に、その営業マンが好かれているからです。

 

人としても好かれ、プロとしてお客様のお役に立てる。

接していて、気持ちが良い。

会うだけで、元気がもらえる。

 

こういう営業マンがトップクラスなのです。

 

俗に良い人で終わる営業マンがいますが、

この良い人で終わる営業マンとトップクラスの営業マンは、

天と地ほどの差があるのです。

 

トップクラスの営業マンを目指すのであれば、

知識・経験に加え、人間性も極めなければなりません。

 

お客様に尊敬していただけるくらい、努力を重ね、学び続ける。

 

人の役に立ったり、相手の立場で考えられるようになる。

 

こうした営業マンを目指して、精進して参りましょう。

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【第3091回】 父親としての幸せ

2019年06月17日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は父の日。

 

私、お休みをいただいて、

私の父母を連れて家内と4人で食事に行っておりました。

 

また母の日には、家内が私の両親を連れて、

食事に行ってくれていました。

(私は仕事でどうしても行けませんでしたが・・・)

 

私自身は記念日に対する意識が低く、

父の日や母の日、両親の誕生日に何かを贈る、

ということに意識が働かないのですが、

家内はそういうところがキッチリしていて、

私の両親や家内の母親に対しての記念日には

しっかりと対応してくれています。

 

そんな家内の影響からか、

我が家の子ども達も記念日の意識がかなり高まってきたようで、

父の日に長男、次男からプレゼントをもらいました。

 

わざわざ土曜日の夜、長男は帰ってきてくれて、

ケーキと手紙をくれました。

 

長男からの手紙には、

長男がお付き合いをさせていただいている彼女からも

あたたかい、そして感謝の気持ちが詰まった言葉が書かれてありました。

 

私、大学生の頃、

自分の親に手紙を書くという発想はありませんでした。

 

長男いわく、彼女の影響とのこと。

 

お付き合いをさせていただいている彼女は、

本当に素晴らしい人間性をお持ちなんですね。

 

どうやら、お互いの父親に

二人で感謝の気持ちを込めて手紙を書いて送ったようで、

私、嬉しすぎてまたワインを飲み過ぎ、

家でベロベロに酔っぱらってしまいました。

(←最近、嬉しいことがあると飲み過ぎてしまいます)

 

また次男も、先週家に帰ってきて、

父の日ということで、私のために料理をつくってくれていました。

 

それがかなり美味しくて、ワインのつまみにピッタリでした。

 

子どもが自分のために何かしてくれるのって、

こんなに嬉しいものなんですね。

 

自分も両親に対し、親孝行をしていこうと改めて思った1日でした。

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【第3090回】 手放すときに初めて価値が分かる

2019年06月16日 | 住宅コンサルタントとして

私の自宅には、2000冊を超える本があります。

 

自宅兼オフィスを新築する際、

ものすごく大きな本棚をつくったのですが、

その本棚からも既に溢れてしまっています。

 

この本、定期的にブックオフに持って行っていたのですが、

ビジネス本はほとんど値段がつかないのです。

(ビジネスのトレンドがすぐに変わりますから、致し方ありません)

 

先日、クライアント様とお話をさせていただいていた際、

休憩室に図書コーナーのようなものをつくり、

スタッフさんが家から定期的に本を持ってきて、

皆でシェアしているとのこと。

 

「私の本も、もし必要であれば、差し上げてもよろしいでしょうか?」

 

という提案を受け入れて下さったので、

お送りする本をセレクトしはじめました。

 

その際、手に取った本1冊1冊に

思い入れや読んだ当時の感想がよみがえってきて、

なかなか段ボールに詰める作業が進みませんでした。

 

結果、昔読ませてもらった、

スシローさんの社長の本と中谷彰宏さんの本を

朝から読んでしまいました。

 

今回、この段ボールに詰めることをしなければ、

おそらく手に取って二度と読むことが無かった本。

 

購入しただけで、読んだ気になったりする方もいますが、

そういう方は他の人に差し上げることがいいのかな、と感じました。

 

手放す時、人ははじめてそのものの価値を実感するものだ、と。

 

段ボールに本を詰める作業を継続していく中で、

自分が過去読ませてもらった本の価値を再認識し、

場合によっては再び手に取って読み、

また勉強したいと思います。

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