鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4139回】 2年4か月ぶりの海外

2022年04月30日 | 人として

昨日の夜、自宅を出て関西空港まで移動し、

ドバイ経由で無事、スペインのマドリードに着きました。

 

4月下旬というのに、気温は12度と寒く、

しかも強風で電車が大幅に遅れる中、

自宅から3時間以上かけて関空に着きました。

 

出国の際、いろいろと手続きに時間がかかると思い、

出発時間の3時間半前に着いたのですが、

関空はほとんど人がおらず、ちょっと拍子抜け。

 

あっという間に出国手続きを終えたのですが、

何と関西空港のレストラン、大半がまだ閉まっています。

 

更にJALのラウンジもGW中なのに閉鎖していました。

 

「コロナの影響で・・・」

 

とスタッフの方はおっしゃっていましたが、

そもそも航空会社のラウンジが閉鎖って、

どないやねん!っとつっこんでしましました。

 

自宅から関空まで3時間、

そして出発まで関空で3時間半、待ち続け、

ようやく飛行機に搭乗しました。

 

エミレーツ航空、初めて乗りましたが、

CAさんの感じや機内でのサービスも非常に良くて、

しかも料金が安いのです。

 

これまでJALやANAを利用させてもらっていましたが、

エミレーツも選択肢の中にバリバリ入ってきます。

 

そしてドバイ経由でマドリードに到着しました。

 

マドリードで入国審査は、猛烈な行列でしたが、

非常にスムーズに進んでいました。

 

もうコロナ前と何ら、変わりません。

 

入国審査を通過し、最後、空港に出る手前のところで、

スタッフさんたちがコロナのワクチン接種のチェックを

されていました。

 

日本を出る前に、

日本のスペイン大使館に確認したところ、

ワクチン接種の証明書は、アプリだけでなく、

書類でもチェックをされるので、書類必須です、

みたいな回答だったので、

家内が苦労して書面を取りに行ってくれたのですが、

ぶっちゃけ、マドリード空港では不要でした。

 

日本人は、紙と判子を非常に重要視しますが、

世界はアプリ1つでOKなんですね。

 

そしてエミレーツ航空のビジネスクラスを予約すると、

空港から80キロ圏内まで無料送迎サービスがある、

と事前に聞いていて、申し込んでいたのですが、

いざ、マドリードの空港を出ると、

何と本当にお迎えに来て下さっていました。

 

入国審査等でかなり時間をオーバーしていましたが、

ちゃんと待って下さっていました。

 

エミレーツ航空、マジで利用させてもらおうと思いました。

(↑単純)

 

自宅を出てから実質20時間以上、経過しましたが、

無事、マドリードのホテルに到着しました。

 

マドリードの街並みの様子、

インスタストーリーズでもUPしておりますが、

もうコロナ前と何ら変わりありません。

 

日本と中国だけ、遅れまくっています。

 

ここから6泊、スペインを満喫したいと思います。

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【第4138回】 信頼に応えたいという気持ちが、モチベーションの源

2022年04月29日 | 住宅コンサルタントとして

ロシアのウクライナ侵攻に終わりが見えません。

 

ロシアもウクライナも、一大木材供給国なので、

木材の需要と供給のバランスが崩れることは確実で、

更に原油の価格も下がる要因が無いため、

本当に住宅業界における資材高騰は、

洒落にならないレベルに来ております。

 

そしてそれは更に高騰する可能性も大きいのです。

 

この現実を直視すれば、

住宅会社やリフォーム会社として

何をすべきか、明確なのですが、

大半の会社は変革の必要性に気づけず、

これまでのビジネスモデルに固執するでしょう。

 

各クライアント様に、

 

「変わらなければならない」

 

と言い続けているのですが、

各社様、とても前向きに捉えて下さり、

テストマーケティングを開始していただける会社も

かなり増えてきています。

 

私が提案することは、

面倒で手間と時間がかかることばかりですが、

各社様、信じて下さって、

非常に前向きに取り組んで下さいます。

 

私自身、こうした素晴らしいクライアント様のおかげで、

高いモチベーションを維持し、市場を予測し、

どう対応していくべきか、という未来志向で

仕事に向き合うことができているのです。

 

共感型のマーケティングを仕掛けていくこと。

 

建築資材のコストが今よりもっと上昇しても、

お客様が買える価格で商品を提供すること。

 

お客様の視点に立って、

自社の見せ方を変えていくこと。

 

これまでの縦割りの組織を変更し、

お客様のニーズに即対応できるよう、

フレキシブルな組織をつくること。

 

そして新しい業態でのテストマーケティングを実施すること。

 

こんな面倒な提案を受け止めて下さるその姿勢、

もう本当にありがた過ぎです。

 

素晴らしいクライアント様とご縁を頂戴でき、

本当に私、幸せ者です。

 

GW明けからまたトップギアで仕事できるよう、

ちょっとスペインでリフレッシュしてきます。

 

皆様も素敵なGWを!

 

後、海外に行く際、それから日本に帰国する際、

今はかなり面倒なのですが、

その手続き等も詳しくお伝えしていきたいと思います。

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【第4137回】 2021年4月~2024年4月入社の新人さんをトコトン応援したい

2022年04月28日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様で、

今年の4月入社の新入社員さん対象に、

新人研修をさせていただいておりました。

 

研修の依頼があった際、私のスタイルとしては、

こちらが一方的に何かを伝えるのではなく、

いろんなことをヒヤリングさせていただきながら、

参加される方が知りたいことに対して、

私自身が知っていることや思うことをお伝えする、

という形を取らせていただいております。

 

「将来、どうなりたいか?」

「この会社で、どういう成長を成し遂げたいか?」

 

というような、答えにくい質問を

新人さんにしていたのですが、

ここ数年の新卒入社の方たちに共通するのは、

皆、もの凄く堅実で、真面目であるということ。

 

私の社会人一年目と比べると、

本当に大人びているというか、

皆さん、現実的なのですね。

 

その理由は何なのかを

クライアント様の社長と話していたのですが、

結論として出たのは、2021年4月~2024年4月入社の方は、

生まれた時から景気が良い時代を知らず、

ずっとデフレの中で成長されてきた。

 

更に大学生の間にコロナが流行して、

大学時代や就活中にかなり大変な思いをされた。

 

私たちの世代は、高校生時代にバブルを経験し、

日本経済が世界一で、世間の空気がポジティブな時を

過ごすことができましたが、

今の30代以下の世代の方たちは、

物心ついた時からネガティブなニュースが流れていたのです。

 

そりゃ、現実的な思考になるよね、という結論に落ち着きました。

 

今の20代の方たち、何も悪くないのに、

今の50代、60代、70代のオッサンどものせいで、

ひょっとしたら日本という国に誇りを持てず、

将来に対して前向きに考えられていないのでは、

と考えると、本当に申し訳ないというか、

少しでも力になれないか、と思うのです。

 

1980年代後半のように、

それなりに仕事をしていれば成功する、

という簡単な時代ではないかもしれませんが、

今でも頑張る方向さえ間違えずに、

コツコツと努力を積み重ねれば、

仕事も人生もうまくいくのです。

 

しかもコロナの流行により、

大学生という貴重な時代に

人と十分に交流できなかった、という、

かなり大変な状況を過ごした世代でもあります。

 

多感な学生時代、いろいろと大変であった、

2021年4月~2024年4月の方たちを

本当に応援したいな、と思った1日でした。

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【第4136回】 健全経営を日頃からやっておかないといけない理由

2022年04月27日 | 住宅コンサルタントとして

ちょっと最悪のことを考えると、

住宅会社は2~3年、思うような事業を

展開できない時代となるかもしれません。

 

その要因は、当然ながらロシアのウクライナ侵攻により、

木材価格や建築資材価格が高騰するからです。

 

あまりにも高くなりすぎた商品を買う人は、

当然ながら減る訳です。

 

例えば、焼肉屋さんのカルビが一人前5000円となり、

一人20000円以上するようになったとしたら、

焼肉屋さんに食べに行く、という選択肢は減りますよね?

 

それと同じです。

 

資材価格が高騰したことにより、

買えなくなるお客様が増える、ということです。

 

買えなくなったお客様をどれだけ集客しても、

なかなか成約につながらず、

結果、厳しい決算となることが続く可能性があります。

 

こういう時、会社の存続のためには、

数年先、乗り切れるだけの資金を集めることです。

 

要するに、厳しい状況が予想される中では、

融資を受け、数年を乗り越えられるキャッシュを

ストックすることが必要となるかもしれません。

 

あらゆることを想定し、

最悪の事態となっても、

会社が存続できるように

必要な時期に必要な額を

良い条件で借りられるようにしておくことが、

企業経営上、とても重要なことです。

 

そのために、日頃から健全経営を

やっておく必要があるのです。

 

販売管理費を抑えながら、

販売管理費を超える粗利を稼ぎ続ける。

 

毎年、利益を出し、納税し、

内部留保を蓄積し続け、

自己資本を厚くしていく。

(日本の場合、税金を納めなくては、

内部留保がたまらないようになっています)

 

こうして健全経営を日頃からしているから、

いざという時、金融機関から融資を受けられる。

 

ところが、納税をもったいないと考える経営者も

この世には多々、存在します。

 

利益が出るくらいだったら、

高級車を購入したり、経営者の役員報酬を上げるなど

経費を増やして利益を圧縮し、納税額を減らす。

 

結果、内部留保が蓄積されず、

自己資本率は低いままで、

景気が悪くなると、巨額の赤字を出す。

 

結果、先行きが不透明な時代に

資金を確保しようと働きかけても、

借りられない、ということになるのです。

 

日頃から健全経営をやっておかなくてはならないのは、

いざという時に必要な資金を良い条件で借りるため。

 

日頃から健全経営を心掛けたいものです。

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【第4135回】 住宅会社は業態を変えるべき時に来ている

2022年04月26日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様は、新築業界において、

先頭を走っていただいていると思っています。

 

優秀なクライアント様と、市場の変化に合わせ、

いろんな打ち手を打っている中で、

ここ数か月で感じるのは、

これまでの業態のままではマズイなぁ、ということ。

 

時代は完全に変わりました。

 

お客様が求めていることも変わってきています。

 

これまでのように、総合展示場に出店し、

ただお客様を待っている形では当然ダメなのですが、

未だに出店と言えば、総合展示場に出店する、

という手法を選択している会社が多いことに、

正直、ビックリしています。

 

沈没する船の中で商売をやっているようにしか、

私の目には映らないのですが・・・。

 

で、単独モデルハウスももうダメですし、

webマーケティングをゴリゴリやり続けるだけでもダメ。

 

というか、来場されたお客様の

着地点となる商品をちゃんと整備しなければ、

受注につながらない時代となりました。

 

弊社のクライアント様には、

この半年で業態を変えていただくように

ご提言させていただくつもりです。

 

この変化に、おそらくハウスメーカーは適応できず、

ローコスト会社も分譲会社も対応できないでしょう。

 

建築知識と経験があり、

施工力もあって、

経営者の頭が柔軟な会社しか、

適応できない時代なのです。

 

2022年は、本当に大変革の年だったと、

数年が経過して振り返った時に思うことでしょう。

 

変革の一年に致しましょう!

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【第4134回】 ありがたすぎる環境

2022年04月25日 | 住宅コンサルタントとして

普段、伊丹空港には車で行くのですが、

その週のスケジュールによっては、

関西に戻ってくる際に電車で移動することもあり、

その際は、空港までバスや電車で移動します。

 

伊丹空港発が7時過ぎの便の場合、

家を朝、4時40分に出て、

山科駅という京都の手前の駅から

電車に乗らなくてはなりません。

 

こういう時、家内に送ってもらうのですが、

朝、4時過ぎに起きて、私を送るということも

文句ひとつ言わないで対応してくれます。

 

出張を終え、帰宅して洗濯物を大量に出すのですが、

帰宅してからすぐに洗濯機を回してくれ、

翌日、出発する際には大半の洗濯物が乾いています。

 

出張から帰る際には、

家につく時間を聞いてくるのですが、

その時間にご飯を出来立ての状態で出せるよう、

逆算して段取りを取って料理をしてくれています。

 

そして家の中をいつも生花でいっぱいにしてくれていて、

庭のメンテナンスもちゃんとやってくれています。

 

いつ、どこに調査に行くのかは、

私の日程に合わせて決めるのですが、

この日にここに行く、と決めると

ちゃんと準備をしてついてきてくれます。

 

私が仕事に120%打ち込める環境を

いつも用意してもらっているので、

もう本当にありがたいです。

 

大学3年の終わり頃に出会い、

この人と結婚するな、とお互いがすぐに思ったのですが、

あの時の直感は大正解だったな、と今でも思います。

 

そして弊社のクライアント様。

 

各社様、本当に人間性が高く、

利他の精神に溢れ、ポジティブでオープンで、

本当に皆様、気持ちが良いのです。

 

いろんなつながりの中で、

稀に一般の住宅会社さんにお会いしますが、

すなおさやモノの考え方、スピードなどが

弊社のクライアント様とは圧倒的にレベルが異なります。

 

そりゃ、弊社のクライアント様が負ける訳ないなぁ、と

個人的に思います。

 

更に各クライアント様同士、

本当に仲が良くて、横のつながりがあり、

情報交換なども積極的に行っていたり、

他社のスタッフさんを受け入れてもらったり、

なぜか旅行とかサウナとか行ったりと、

本当に素晴らしいコミュニティが出来上がっています。

 

こういう最高の環境を与えてもらって、

なんて自分は恵まれているのだろうと思います。

 

本当にありがたすぎます。

 

この環境を与えていただいていますから、

仕事に全力で打ち込み、

日本の住環境レベルの向上のため、

そして地域社会に貢献できるような、

地元密着型の素晴らしい住宅会社が

日本に1社でも増えるよう、

日々、精進し、自身の見識を深め、

素晴らしい提案ができるように

コツコツとやっていきたいと思います。

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【第4133回】 すなおさとは何か?

2022年04月24日 | 住宅コンサルタントとして

仕事でもプライベートでも、

成功するために「すなおさ」は不可欠な要素だと

個人的に思っています。

 

ではすなおさとは何か?

 

それは、結果を出している人がいたとしたら、

その人をすなおに完コピできることですし、

自分の考えと結果を出している方との考えが違うなら、

自分のこれまでの考えを一旦、封印し、

結果を出している方の考えを一度、

完全に受け入れることだと思います。

 

違う言い方をすると、

自分のこれまでの考え方や取り組みに

変な執着心が無く、

自分より上の人なんて星の数ほどおられる、

という謙虚さを持っているとも言えるでしょう。

 

逆にすなおでない人というのは、

 

「こういうやり方が良いと思いますよ!」

 

と結果を出している方から提案を受けたとしても、

それに自分なりのアレンジを加え、

いつの間にか原型をとどめずに

オリジナルのやり方になっている、

というケースが多いような気がします。

 

「この本、おすすめです!」

 

と薦めていただいたら、即購入する。

 

「このお店、メチャ良かったです!」

 

と教えていただいたら、すぐに行ってみる。

 

もちろん、物理的、金銭的に難しい場合は、無理をせず、

出来る範囲の中ですなおに即、行動するようにするだけで、

仕事もプライベートもうまくいくようになるのです。

 

すなおさ、みなさんはお持ちですか?

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【第4132回】 覚悟を決める

2022年04月23日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様の中で、

現在のトップ営業マンは、業界未経験で入社され、

まだ2年も経過していない方です。

 

建築知識も経験も、十分ではない。

 

でも、実績は社内で1位なのです。

 

その営業さんを見ていると、

覚悟が決まっているなぁ、と感じます。

 

真剣に仕事に向き合い、

量を徹底してやって、結果を出し、

一人前になって関わる方を幸せにする、

という覚悟が、言動から垣間見えるのです。

 

それがお客様にも伝わって、

数ある住宅会社、数ある営業マンの中から、

最後の1社、最後の1名に選ばれるのでしょう。

 

住宅を購入するお客様は、

一大決心をされ、最終的に契約をされます。

 

ノリでは買わないのです。

 

ですから、いろんな営業マンと商談を進めていく上で、

真剣に仕事に向き合っている方、

誠実な営業マンを選ぶのは、当然です。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の営業マン、

とにかくお客様からの依頼に対し、即対応し、

休みの日でも仕事をコツコツしたり、

学んだりされているそうです。

 

私自身も、

メーカーの営業マンからコンサルタントに転職する際、

覚悟を決めました。

 

3年以内に前職の収入を超えなければ、自己破産する、

という状況をつくり、仕事をせざるを得ない環境に

自分を追い込みました。

 

年間休日は10日もなく、

会社に泊まり込んで仕事をし、

社内のいろんな方に声を掛け、

仕事をいただけるように動きまくり、

圧倒的な仕事量をこなしていました。

 

当時の私、周囲の方から、

「殺気立っている」「目が血走っている」

と言われたこともありました。

 

そりゃそうです。

 

家族を路頭に迷わせる訳にはいかないので、

結果を出すしかなかったので・・・。

 

その結果、目標をクリアし、

収入も安定しました。

 

そして若かりし頃、覚悟を決めて量をやり切った人には、

おそらくですが、それをやった人にしか身につかない運気を

得ることができると個人的に思っています。

 

そして嘘をついたり手を抜いたりしなければ、

ずっと仕事がうまくいくようになるのです。

 

覚悟を決め、量をやり切る。

 

皆さんはできているでしょうか?

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【第4131回】 売れない会社に共通するポイント

2022年04月22日 | 住宅コンサルタントとして

前もって、この日に勉強会やセミナーを開催する、

ということは知らされている。

 

更にその勉強会やセミナーに参加申し込みまでしている。

 

ところが当日になると、

何の連絡もなく欠席される会社があります。

 

こういう会社、まず商売がうまくいきません。

 

こういう会社が、お客様に支持される訳もありません。

 

大して仕事が無いのに、

時間の調整が全くうまくできないのです。

 

こういう会社、こういう経営者は、

1つ1つの約束であったり自分の行動や発言の重さを

全く理解できていません。

 

すなわち、思考が浅く、無責任である、ということを

世間にさらしていることになるのです。

 

自分のことしか考えていない。

自分の都合しか、考えられない。

 

申込をしたことで、

主催者側は準備をしてくれているのです。

 

自分が実責任なことをすることで、

周囲の方がどんな気持ちになるのか、

ということなんて考えられないのです。

 

お店を予約したにも関わらず、

連絡なしにキャンセルする人も結構いるようですが、

こういう人も自分のことしか考えられないので、

当然ながら公私共に幸せになることはできません。

 

相手の立場に立って物事を考えることができる。

自分の発言や行動に責任を持つ。

 

皆さんはできているでしょうか?

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【第4130回】 自社のメインターゲットのど真ん中の方から、学んでいるか?

2022年04月21日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様のスタッフさんで、

間もなく産休に入られる方がいるのですが、

皆でいろんな打合せをしている中で、

 

「このクライアント様のメインターゲットは、

まさしくこのスタッフさんだ!」

 

と直感で感じました。

 

今、仕事しながら家事をしておられますが、

日々、何に困っているのかを

ものすごく分かりやすい言葉で教えて下さるのです。

 

なぜ、冷凍食品をたくさん買い込むのか?

なぜ、リモート部屋が必要なのか?

どんな媒体で地元の情報を仕入れているのか?

いろんな動画やInstagramを見ていただき、

どんな感じだと見ようと思い、

どんな感じだとスルーするのか?

 

そんなことを根掘り葉掘り聞きまくっておりました。

 

そして自分が如何にズレているのか、ということを

再認識することができました。

 

1つ例を挙げると、

私、フリーペーパーは完全にオワコン化しているから、

フリペに広告を掲載することは無駄だ、

と思っていたのですが、

その女性スタッフさんがおっしゃるには、

唯一、自分が見るフリペがあるとのこと。

 

確かにそのフリペのみ、

ちょっと見やすく、デザインもお洒落なのです。

 

更に広告は少なく、コンテンツもそれなりに充実していました。

 

業界が長くなると、経験値と同時に先入観や偏見という、

誤った決断の素となるものまで蓄積されてしまいます。

 

どれだけ気を付けていたとしても、

先入観や偏見は、経営者やマーケターに感染してしまうのです。

 

その治療薬として、

まさにお客様に近い方の意見はもう本当に貴重なのですね。

 

自社のメインターゲットのど真ん中の方と接点を持ち、

いろんなことを教えていただくために、

時間を割くことは、本当に価値があります。

 

皆さんの会社では、そういうことができているでしょうか?

 

頭の固い年寄経営者や年寄幹部の、

経験値や偏見ほど無駄なものは無いのです。

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【第4129回】 勝ちパターンは決まっている

2022年04月20日 | 住宅コンサルタントとして

以前の出店フォーマットの時は、

とにかく競合が多く、

失注率が高いクライアント様がいました。

 

前月に商談中のお客様のリストをチェックし、

翌月にお伺いすると半分近く失注している。

 

多い時だと、8割失注、ということもありました。

 

かなり以前より、出店の形を変えることを

ご提言していましたが、なかなか決断できず、

2年以上の時間が経過していました。

 

で、ようやくご決断され、

昨年、新しいモデルハウス兼オフィスを建てられ、

更には組織に関してもこういう役割の方を採用して欲しい、

とお願いし、実行していただきました。

 

その形になり、半年が経過した結果、

どういう変化が起こったのか?

 

これが見事に競合負けが激減し、

更には競合そのものが生まれにくくなりました。

 

出会ってから契約までのスピードも上昇し、

前月に聞いていなかったお客様名が

契約リストに載ってくるようにもなりました。

 

スタッフさんの能力は、

社長をはじめ以前から優秀なので、

大きく伸びた訳ではありません。

 

変わったのは、お客様と商談する環境が

大きく変わっただけなのです。

(その他、細かなポイントはいくつかありますが・・・)

 

出店フォーマットを変え、

正しいマーケティングをコツコツと実践し、

とても素敵な空間で接客商談をすると

結果がついてくるのです。

 

住宅業界、勝ちパターンは決まっています。

 

その勝ちパターンの実現のために、

本気で取り組んでいただくと、

結果は見事に変わるのです。

 

皆さんの会社は、

勝ちパターンを実現させることができているでしょうか?

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【第4128回】 上司に求められるもの

2022年04月19日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事を17年間、真剣にやり続けてきたので、

おそらくコンサルとしての経験値は高い方だと思います。

 

これまで、いろんな企業、いろんな経営者の方と

お付き合いをさせていただいてきました。

 

その経験の中で、

今、業績が好調ではない会社さんを拝見した際、

問題は何で、どこをどうすれば良いか、

ということは、すぐに分かるようになりました。

 

そのことを経営者や事業責任者にお伝えしたとしても

人間、いろんなタイプがおられますので、

一つの意見としてしか受け止めていただけなかったり、

これまでの成功体験が強いので

こちらの提言を受け入れてもらえなかったり、

ということも経験してきました。

 

ご提言したことに取り組んでいただけない場合、

以前だったら、なぜやっていただけないのかを

詰めるように追求していったり、ということもありました。

 

その詰める対象は、経営者であったり、

事業責任者や店長であったり・・・。

 

要するに正論を振りかざしていたのです。

 

ところが、経験を積ませていただく中で、

人間、正論でどれだけ詰められても、

本人の心が変わらなければ、

結果として変わらないと気づきました。

 

そこから、ただただ正論をぶつけ、

正しいことをお伝えしているだけでは不十分で、

要はクライアント様の考え方や行動が

変わらなければ意味がない、

と思うようになりました。

 

なので5回や10回程度、提言して、

受け入れていただけなかったとしても、

それでめげることもイラっとくることもなく、

こちらがどういう伝え方をすれば、

理解していただけるのか、

変わろうと決断していただけるのかを

考えるようになりました。

 

そしてかなり粘り強く、トライできるようになりました・。

 

その昔、自分が組織で仕事をさせていただいていた際、

チームのメンバーに対し、正論をふりかざし、

理詰めで詰めていくような、

バカなことをやってしまっていました。

 

手を変え品を変え、粘り強く伝え続け、

相手が理解し、行動を変えるところまで寄り添うことこそ、

上司に求められることなのです。

 

そういう上司になることができているでしょうか?

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【第4127回】  営業マンと時間について

2022年04月18日 | 営業マンとして

お客様はいろんなタイプの方がおられます。

 

理系脳の方であったり、感性が高い方であったり。

価格重視であったり、提案力重視であったり、

人間的に好きか嫌いかを重視したり。

 

また決断力がある方もいれば、

決断力が無い方もおられます。

 

それら全てのお客様のさまざまな要求に対応していては、

体と時間がいくらあっても足りない、ということに。

 

なので基本的に営業マンは、

契約していただける確率の高いお客様に絞って

活動していくことが重要となります。

 

そしてこのお客様を絞る際に重要なのが、

 

会社の考え方に共感していただけるか?

人として自社や自分と相性が合う方か?

 

ということです。

 

もちろん、いろんなお客様に対応できるよう、

自らの知識や人間力は日頃から

高めておかなくてはなりませんが、

この価値観が合うかどうかを見極めて、

確率の高いお客様から重点的に活動する、

ということができる人が、売れる営業マンです。

 

そして数字を出し続ける営業マンは、

とにかく時間に対する意識が高い。

 

3回かかる打合せをどうやったら、

お客様に納得頂いた上で1回で終わらせられるか?

 

商談中のお客様との打合せも、

「充実した商談だった」と

お客様に思っていただける内容で、

1回あたり2時間以内でまとめようと、

事前準備を工夫し、時間を有効活用するのです。

 

営業マンとして結果を出し続けるためには、

1回あたりの商談時間の短縮と、

商談の内容を充実させお客様満足度を高める、

という、相反する2つのことを追求することが

ポイントとなるのです。

 

時間を掛ければ良い、というものでも無いですし、

土地紹介にしてもプラン提案にしても、

トップレベルの営業マンがお客様に提案する数は、

ビックリするくらい少ないです。

 

そして、お客様に振られるのであれば、

早く振られることが重要です。

 

決まらないお客様と面談を重ね、

時間ばかり奪われる、ということが、

営業マン目線で見た際、最ももったいないことなのです。

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【第4126回】 新入社員さんに言いたいけれど、言うべきか迷うこと

2022年04月17日 | 住宅コンサルタントとして

今年も弊社のクライアント様には、

数多くの新卒の新入社員さんが入社されています。

 

私の長男も今年が社会人一年目なので、

各社様の新人さんには、

もう子どもを見るような感情になり、

何としても人生、成功して欲しいと思っています。

 

そして成功していただくために、

どこまで本音を話すべきか、

実はいつも迷っています。

 

幸か不幸か、現代では、

仕事の量を大量にこなす、ということを

社会的に良しとしていません。

 

週40時間労働、という、

仕事が大してできないビジネスパーソンを

大量に排出する変な縛りがあるのです。

 

週40時間の仕事量では、

圧倒的に量が不足しているので、

このルールの中で仕事をする感覚が普通になっては、

ビジネス界における世界戦では連戦連敗になることは

もう確実と言って良いでしょう。

 

アメリカでも中国でも、

ビジネスの世界戦で勝つビジネスパーソンの練習量は、

週40時間程度ではないのです。

 

ワークライフバランスという言葉が存在し、

そのワークライフバランスが重要、ということは

間違いありません。

 

ただ、ビジネスの世界における世界ランカーに

自身がなろうと思うのであれば、

圧倒的な量をこなさなければ、100%無理です。

 

ワークライフバランスという言葉は、

若い頃に圧倒的に量をやって

ビジネスの筋力がつき、

ビジネスの世界で結果を一定期間、出した人だけが

使って良い言葉なのです。

 

スマホが普及する前の戦いでは、

日本はまだそれなりに世界戦で勝っていましたから、

その時代は会社の指示通りに働いていても

それなりに良い待遇を得られ、

家族を幸せにできましたが、

現代は残念ながら日本は、

一部の企業、一部のビジネスパーソンしか、

勝てなくなっているのです。

 

そういう現実の中、

自分はどうなりたいのか?

 

どれくらい稼ぎ、どういう暮らしをしたいのか?

 

自分の頭で考え、その実現のために、

どの程度の力を自分につかなければならないかを

真剣に考えていただきたいな、というのが、

新卒さんに対する個人的な本音です。

 

そして私は、自分の子どもたちに、

 

「量をやれない奴は、一流になれない」

「一流でなければ、稼ぎ続けられない」

「稼ぎが無ければ、愛する家族を守れない」

「家族の幸せが、自分の幸せである」

 

ということを擦り込んできたつもりです。

 

その上で、

 

「自分の人生、自分で決めろ!」

 

と繰り返し、言ってきました。

 

というのが、今年50歳になる、

とあるオッサンの独り言です。

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【第4125回】 不調の原因とその対処法

2022年04月16日 | 住宅コンサルタントとして

人間、誰しも好不調の波があります。

 

何をやってもうまくいく時もあれば、

なぜかイメージ通りに進まないこともある。

 

契約は間違いない、と思うくらい、

商談が順調に進んでいたお客様から

突然お断りの連絡が入る。

 

信頼して仕事を任せていたスタッフさんから

突然退職願が提出される。

 

順調に進んでいた現場で、

床材の貼り間違いに気づく。

 

あり得ないようなクレームが続く。

 

などなど、真剣に仕事に向き合っていたとしても、

うまくいかないことは多々、起こります。

 

こういう時、どう現実を受け止め、

どう自分のマインドを保つのか?

 

人それぞれだとは思いますが、

私自身は、自分の身に起こる現実には、

意味があると思っています。

 

すなわち、うまくいかないという結果を導くことを

自分自身が過去にやっていたと考えるのです。

 

今の現状や環境に、感謝の気持ちが足りないとか、

そもそも善行を積み重ねることができていないとか、

人様を大切に思う気持ちが欠けているなど、

自分のここ最近の行動や思考を振り返り、

変えるべき部分を変えようと努力します。

 

そして今、ご依頼いただいている仕事に感謝し、

そのクオリティを高めるために出来ることをちゃんとやる。

 

とにかく今、自分ができることをしっかりとやる。

 

変な奇策はやらず、

コツコツと量をこなす。

 

才能もセンスも無い自分の原点は、

とにかくコツコツと量をやることなので、

とにかくインプット量を増やす。

 

一次情報量を高めるため、あちこちに行って、

いろんなことを体感する。

 

各クライアント様の現状を整理し、

問題解決のためにどういう提案をすべきかをまとめる。

 

提案内容を理解していただくために、

どういうプレゼンをすれば、理解が深くなるかを考え、

資料を丁寧につくる。

 

とにかく、うまくいかない時は、

基本に忠実に、当たり前のことをコツコツやる、

ということに終始します。

(←これしか取り柄がない・・・)

 

そして、何かあった時に

自分の中の黒い部分が出て来ると、

そういう思考がマイナスの結果を

引き寄せると自分に言い聞かせ、

とにかくポジティブに、

そして感謝の気持ちで自分の心の中を

ちょっと強制的に満たすようにしていくのです。

(この感覚、分かります?)

 

結果、運気がいつも通りに戻っていくのです。

 

日頃から感謝の気持ちや謙虚さが大事、

と分かっているつもりで、

自分に言い聞かせているつもりですが、

結果、心のバランスが崩れ、

それらが足りないと、必ず結果に出て来るなぁ、と

個人的に思っています。

 

不調の時の対処法、

皆さんはお持ちですか?

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