鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1461回】 2014年を振り返って

2014年12月31日 | 住宅コンサルタントとして
2014年も今日で終わり。
個人的には、2014年も最高の一年でした。

1年間、平日にスケジュールが1日も空くことなく、
ビッチリとお仕事をすることができました。
また土日もかなりコンサルティングをさせていただくことが増えましたし、
過去最高の調査にも行くことができました。

2014年は、ANAの機内放送で番組を拝見して以来、
以前からお仕事を一緒にさせていただきたいと思っていた、
日本最大の料理教室、ABCクッキングスタジオの創業者でもある志村なるみさんを
ゲストにお招きし、セミナーを開催することもできました。

また私が理想とするおもてなし、接客をそのまま取り組んで下さっているクライアント様の
視察ツアーに全国からたくさんの方にご参加いただきました。
(ってそれは来年もさせていただくのですが・・・)

更にはリフォーム事業に取り組んで下さっているクライアント様の
定例勉強会をスタートさせていただきましたし、
ロープレ研修やコストダウン勉強会など、数々の企画を実際に実行できた一年でした。

今年は特にお盆明けから確かな手応えを感じていて、
2015年もこの流れで各クライアント様に取り組んでいただければ、
大いなる飛躍を遂げていただけるでしょうし、お客様にも喜んでいただけるように
なっていただけるかな、とも思います。

クライアント様のおかげで、本当に素晴らしい一年を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。

そして2015年も鬼山住宅コンサルティングをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎え下さいませ。
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【第1460回】 ホンモノにはお客様が集まってくる時代

2014年12月30日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、朝の便で鹿児島空港に入り、そこからレンタカーを借りて一路、指宿へ・・・。

指宿ではお約束の砂湯に入り、大量の汗をかいて、
その後、目的地の宿に向かいました。

昨日、宿泊したのは「吟松別邸 悠離庵」という宿。

山の中腹にあり、しかも周囲には何も無い宿です。

全ての部屋が離れになっていて、しかも各部屋には源泉100%の露天風呂付き。
当然ながら24時間、好きなときに露天風呂に入ったり、
温水プールで泳ぐことができるのです。

我が家の中3の長男、中2の次男が
ずっと2人で露天風呂に入ったり、温水プールで泳いだりと
楽しそうに遊んでいました。

そして食事も抜群に美味しく、黒豚と黒牛のしゃぶしゃぶをメインに
みんなでお腹いっぱい食べました。
もちろん、味だけではなく、スタッフの対応、サービスも申し分ありません。

鹿児島空港から車で2時間弱かかるところにある宿。
携帯電話の電波状況も良くありませんでしたが、
この時期、宿は満室。
しかも全員、レンタカーで来ているのです。

飛行機代、レンタカー代、宿代を合わせると
金額はものすごく高額になりますが、それでも満室なのですね。

またスタッフさんに聞くと、大抵の方は連泊されるとのこと。
私たちも正直、連泊して本当にゆっくりしたかったくらいです。

今の時代、地方だから商売が不利とか、都会だから商売が有利ということはありません。
本当に素晴らしい商品やサービスを提供していれば、お客様は日本中、
いや世界中から集まるんだなぁ、と改めて思いました。

ホンモノの商品、ホンモノをサービスを追求し、
お客様に支持していただける企業を目指したいですね。
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【第1459回】 年末くらい、親孝行

2014年12月29日 | 住宅コンサルタントとして
ここ5年間、毎年、年末は海外で過ごしていました。

基本的に家族4人で。
そして子どもの中学受験が2年連続であった際でも
子どもを家内の母に預けて、夫婦2人で行っていました。

長期休みに海外に行って見聞を広げることであったり、
海外視察ツアーの下見をすることであったりと、毎年目的は異なるのですが、
とにかく自分の体験を増やすには、この年末年始の長期休みを利用しなければ、
という思いが強かったのです。

しかしながら、今年は両親を連れて、国内旅行に行くことにしました。

私の両親も気づけば、父は75歳、母は72歳。

趣味もあまりない両親ですので、遊び方が正直、上手ではありません。

実は2年に1回、両親には夫婦2人で行く旅行をプレゼントしていたのですが、
自分たちでスケジュールを組み立てるのが苦手らしく、
十分に楽しめていないということも分かっていました。

よって今年から、私たち家族で両親をエスコートする旅行に変えることにしたのです。

両親が後、何年生きてくれるか分からないですが、
残された時間は有限なので、できるときに親孝行しようかな、と・・・。

ということで、今年は私が大好きな鹿児島にいきます。

指宿で砂湯⇒源泉100%の温泉+個室露天風呂がある宿でゆっくり
⇒知覧特攻平和会館で命のありがたさを子どもたちに感じてもらう
⇒仙厳園からの桜島の絶景を見て、更に薩摩藩の歴史にも振れる

とこんな流れで2泊3日で行ってきます。
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【第1458回】 特定の顧客に依存しすぎない

2014年12月28日 | 住宅コンサルタントとして
私はここ3年間、建築資材を販売している地元密着の建材店さんに対し、
B2Cビジネスを強化するように提案をし続けていました。

日本の人口が減少していく中、マクロで見れば、住宅の新築やリフォーム市場は縮小せざるを得ません。
そして市場が縮小する際に起こるのは、二極化です。

市場が縮小するときほど、勝ち組の企業に受注は集中し、
大半の負け組の受注が劇的に下がっていくのです。

ということは、建築資材販売店として売上を維持、もしくは成長させようと思うのであれば、
自社の売上の大半を仕事をたくさん持っている、
市場内のごく僅かな勝ち組企業に頼ることになります。

これは経営上、非常にリスクが高いのですね。

例えば、年商10億円の建築資材販売会社だったとしましょう。

最も売上高の高い得意先A社が、年間1億円程度。
そして年間5000万円以上買ってくれる取引先が5~6社あれば、
仮にA社に価格面で無理難題を言われた場合、取引を一旦中止して、
他の取引先でカバーすることが可能かもしれません。

しかしながら、A社の売上が2億5000万あって、
第2位以下の取引先が年間3000万円程度しか買っていただけていない場合、
A社との取引を中止することができなくなります。

これが、最大の経営上のリスクだと個人的に思うのです。
正しい経営判断(この場合、実質赤字でA社と取引することはマズイ、ということ)が
できなくなってしまうのですね。

こういう状況は、得意先別の売上構成比などを常にチェックしておかないと
これからの時代、簡単になってしまいます。
そしてこういう危険な状況になると、正しい経営判断ができなくなりますから、
経営者としてのリスク回避のために、B2C事業をおこなうべきかと思うのですね。

特定の顧客に商売を依存することは、楽なのですが、大きな危険をはらんでいます。

皆さんの会社は、そうなっていませんか?
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【第1457回】 仕事納め

2014年12月27日 | 住宅コンサルタントとして
弊社にとって、昨日が2014年の業務最終日でした。

起業して4年。
毎年、あっという間に1年が終わりますが、今年も本当にあっという間に過ぎ去った1年でした。

今年も無事、お仕事ができたのは、全てクライアント様のおかげでございます。
それと仕事に打ち込める環境をつくってくれている、家内のサポートのおかげです。

心より感謝し、御礼申し上げます。

今年は消費税が上がることが決まっていました。
よって昨年、一昨年から、この増税後の反動を如何におさえ、
安定して受注していただくか、ということに取り組んできたつもりですが、
新築事業に携わっておられるクライアント様の大半は
見事に乗り越えられ、お盆以降、更なる成長への手応えを感じられる1年でした。

ただ残念ながら、リフォーム事業に取り組んでいただいているクライアント様に関しては、
増税後の4月~8月まで昨対を割ってしまい、
納得できる業績を上げていただけなかったクライアント様もおられます。

この部分は大いに反省し、来年、どう巻き返していただくかをしっかりと考え、
年明けにしっかりとご提案をさせていただきたいと想います。

建材店のクライアント様には、
新しい事業に参入していただくことを強烈にご提案させていただいておりますが、
2013年、2014年で3社、スタートしていただき、
2015年も3社、スタートしていただく予定です。

2015年のスケジュールも、おかげさまで現時点で全て埋っています。
そのおかげで、各社様がより良い会社になっていただくために
何を提案し、どう取り組んでいただくべきか、ということを考えるのに没頭できます。

今年1年を振り返ってみると、自分の1年はこんな感じでした。

コンサルティング&イベント(セミナー、視察ツアー、現場支援など)・・・287日
調査 ・・・26日
休日 ・・・52日

こうして見ると、結構休みをいただけるようになったなぁ、と思います。
昔は年間30日もありませんでしたから、年々、ワークライフバランスが良くなっているな、と・・・。

2015年の鬼山住宅コンサルティングの予定や新サービスをまとめると、こんな感じになります。

①イベント:イタリア視察ツアー、日本一の住宅営業マンの営業研修、モデル企業視察ツアー
②セミナー:今のところ、開催できる日程が確保できません
③新サービス:多くの住宅会社様が困っていることを解決する、ある新サービスをスタートします

お客様やスタッフさん、地域社会のために、真面目に取り組んでいる住関連の企業様。
そんな企業様のお役に立てるようなメニューを今後も開発すると同時に、
現在のメニューも磨き続け、弊社も進化していきたいと思います。

1年間、本当にありがとうございました。
2015年もどうぞ宜しくお願いいたします。
(ちなみに、このブログは明日以降も続きますよ、念のため)
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【第1456回】 これからの時代のモデル社員

2014年12月26日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、一昨日と、クライアント様から素晴らしいお話を聞かせていただきました。

昨日はリフォーム事業のクライアント様で、
ある営業さんの対応があまりにも素晴らしく、
お客様が感動して会社に感謝のメールを送ってきて下さった、という話。

そのお施主様が、営業さんの対応や気遣いに感激され、
「是非、ウチの息子をあなたの会社に入社させたい!」
ということまでメールに記載されていたとのことです。

また一昨日は、新築事業のクライアント様で、
ある若手営業さんが担当されていたお客様が融資NG(しかも本人が原因ではない)だったそうです。
ただ、それまでの若手営業さんの対応にお客様自身、本当に感動されていて、
自分たちが家を建てられないことが分かってかなり落ち込むのと同時に、
その営業さんにも申し訳ない気持ちをお持ちだったそう・・・。

しかしながら、お客様自身が動かれて、無事、融資OKになったのですが、
真っ先にその若手営業さんに電話をかけてきて、
「是非、お願いします!」
とおっしゃられたそうなのですね。

融資が通ったということは、どの住宅会社でも建てられるということなのですが、
もうお客様の心の中では、本当に一所懸命対応してくれた、その若手営業さんに頼みたい、
と決めていたということでしょう。

この2つのケース。
営業マンはいずれも営業テクニックなんて使っていないのです。

ただただ、心が、想いがお客様にしっかりと届いただけのことです。

お二人の営業さんに共通しているのは、とにかく利他の精神で
お客様の立場で考え、自分にできるベストの行動をする、ということです。

そのお尽くしする姿勢が感動を生むのでしょう。

こうした対応ができるスタッフこそ、これからのモデル社員だと想うのです。

単に数字を上げるだけでなく、本当のファンをつくっていくこと。
それこそが、我が社の10年先をつくるのです。

お客様の立場にたって、トコトンお尽くしする。
皆さんはできていますか?
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【第1455回】 王道を歩む

2014年12月25日 | 住宅コンサルタントとして
個人的なお話をさせていただければ、
新築事業に携わっているクライアント様の今年度のコンサルティングが昨日で終了しました。
(他にリフォーム事業のクライアント様のコンサルティングが今日、明日と2日間あります)

11月度の受注に関して言えば、各社様、本当に絶好調で、
増税前の駆け込みと同等、もしくはそれ以上の受注がありました。

昨日お伺いしていたクライアント様は、年間100棟前後の受注ですが、
12月も達成見込み、更に1月に契約見込みが現時点で7棟あるという、
何とも素晴らしい状況です。

数年前から申し上げてきた、さまざまな部分に対する改善の提案。
それに対し、コツコツと取り組んで下さり、それが成果につながっている感じです。

新築事業に取り組んで下さっているクライアント様に
提案してきたことの根幹はどのクライアント様も同じ。
その提案に愚直に取り組んで下さったクライアント様は成果が出て、
取り組んでいただけなかったクライアント様は成果につながらず、といった感じです。

素直に取り組んで下さったクライアント様の成果が出て、
地域のお客様に必要とされている企業になられることが、自分にとって何よりの幸せです。

各社様にご提案をしてきたことは、いつの時代でも通用する、商売の王道に沿った本質的なこと。
これらを高い水準で市場内で実現できていれば、間違いなくお客様に支持される体質になります。

5年後、10年後を見据えての提案なのです。

2015年度の前半も、素直に取り組んで下さっているクライアント様は好調でしょう。
また後半には、新しいビジネスモデルの提案が始まるかと思いますが、
市場の変化に適応することこそ、商売の王道に他なりません。

地域社会に必要とされ、
社員さんやOB様、協力業者さんに愛され、応援される住宅会社を目指して参りましょう!
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【第1454回】 どこを目指すのか?

2014年12月24日 | 住宅コンサルタントとして
個人的な話をさせていただければ、
例えば食事をする際、チェーン店のお店とかであまり食べたくはありません。

そういうお店より、オーナーのこだわりが感じられるお店。
家族経営的な感じで、スタッフ全員があたたかく、家族のような感じで
こちらをしっかりとおもてなしをして下さる・・・。

オーナー自らが食材の仕入れに携わり、トコトンこだわっている・・・。

何より、いつもひいきにして下さっているお客様の満足が第一で、
お店を大きくしようとか、売上をいくらにしようということよりも
お客様の満足を第一に考えている・・・。

そういうお店が好きですし、そういうお店を見ると応援したくなります。

そして自分自身も、そこを目指していますし、
クライアント様にもそこを一緒に目指したいなぁ、と思っています。

結果として、たくさんのお客様に支持していただけるようになり、
棟数や店舗数、売上が増えていったというのが理想だと思います。

もちろん、スタッフさんのモチベーションアップのためや、
良い住宅を地域に広めていきたいという考えから多店舗展開することもあるでしょう。

でも、あくまで原点は、
「家族的なチームでお客様をあたたかくおもてなし」、
「良い商品にトコトンこだわる」
ということをどこまで大切に考え、行動するかということだと思うのですね。

その逆で、とにかく棟数を増やし、店舗数を増やすことを優先してしまうと
どこかでお客様に応援していただけなくなるというか、
こちらの考えを見透かされるような気がします。

何を最優先に経営していくのか?
それを決めるのは経営者しかありません。

規模や受注棟数、売上よりも、はるかに大切なものがある。
皆さんはどう思われますか?
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【第1453回】 マーケティング、商品、接客サービスのバランス

2014年12月23日 | 住宅コンサルタントとして
商いで大切なポイントの1つとして、個人的にはバランスが挙げられると思います。

マーケティングと商品、接客サービスのバランスですね。

例えば、素晴らしい住宅をつくり、お客様に提供している住宅会社があるとします。

でもその会社の事務所の雰囲気がダサい。
名刺やホームページも古くさい。
営業マンのファッションもイマイチ・・・。

こんな感じだとやっぱりお客様の支持が増えていきませんよね?

また接客サービスが優れていても商品がイマイチであれば、
最後の最後で競合負けしてしまったりということもありますよね?

そして一番多く見受けられるのが、マーケティングが素晴らしく、とても良い感じに見えるのに
実際にその会社に伺って見ると提案力も無ければスタッフの対応も最悪というケース。

これだと正直、お客様をだましていますよね?

地に足をつけて、着実に成長していこうとするのであれば、
経営者はマーケティング、商品、接客サービスのバランスを取った経営をしなければなりません。

ちょっと気を抜くと、このバランスが崩れてしまっていたりします。

例えば、商品を改良したのに、マーケティングや接客サービスを変えないようなケース。

商品を改良し、良い感じになったのであれば、
マーケティングも接客サービスもレベルを上げなくてはなりません。

ホテルで言えば、客室やロビーを豪華に改装したのに、
フロントの接客もパンフレットやHPがダサいままであれば、やはりお客様はたくさん来てくれませんよね?

このバランスを常に客観的に見ていく必要があるかと思います。

皆さんの会社のバランスはどうですか?
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【第1452回】 いろんな情報を集めて、自分なりに分析する

2014年12月22日 | 住宅コンサルタントとして
クライアント様の社長から、あるCDをお借りしました。

その内容がとにかく衝撃で、私自身、知らないことが多々ありました。

全ての情報が本当なのかどうかは分かりませんが、「なるほど!」と思う点も多々あり、
いろんな情報をインプットして自分の頭で考える大切さを昨日、再認識しました。

そのCDの中で経済学者さんがおっしゃっていたことの1つに

「これからの時代、人口が多すぎると、国民を養っていけない」

ということがありました。

日本の景気が上昇しない一つの要因として、少子高齢化があると言う人もいます。

私も個人的に

「人口が増えていかないと消費が増えないので、モノやサービスが売れなくなる。
だから景気が良くなる訳がないよなぁ・・・」

と個人的に思っていました。

しかしながら、全く別の考え方があるということなんですね。

その学者さん曰く、技術革新やITの発達により、生産性が劇的に向上した。
100のモノをつくるのに、これまで100人必要だったものが、今は10人で良い。
残り90人は、雇用しなくても回るので、この人たちが失業者になる。

今、中国で暴動が頻繁に発生している背景には、民族問題もあるが、
結局は失業者が実質2億人以上いて、その人たちの不満が要因とのこと。

今後、世界的に問題となるのは、間違いなく雇用問題であり、
そう考えると日本の失業率4%というのは素晴らしい、と・・・。

なるほど、確かにそうかもしれませんよね?

ちなみに医療制度も年金制度も不十分な中国では、
これから一気に高齢化が進み、その際、高齢者を誰も養えない、と予測できるそうです。
また、健康保険制度も不十分だから医療は大半の人が実費を払うそうですが、
高すぎて医療サービスを受けられない方が大半なのだそうです。

日本も問題がたくさんありますが、やはり日本は素晴らしいと思いましたよ。

少子高齢化が問題である、という方もいれば、
少子高齢化でむしろ、自然に減っていく雇用に適応しているという考え方もある。

実際、ヨーロッパや韓国では、大学を卒業しても大半が就職出来ない中、
日本は90%以上就職できていますもんね・・・。

常に学び、いろんな情報を収集し、それを自分なりに分析していく必要がありますね、
これからの時代は特に・・・。

皆さんは最近、どんな情報を入手しましたか?
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【第1451回】 達成できなかった時にどう感じるか?

2014年12月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日お伺いしていたクライアント様での営業会議。

残念ながら、店として目標を達成できなかったお店がありました。

その店の営業マンの若手エースが、会議の中での発表で

「この悔しさを忘れない」

と報告されていました。

期初にコミットした数値を達成出来なかった、ということが
本当に悔しかったのでしょう。

来年、そうならないために、何をしなければならないかを既に考えておられ、
行動にすぐに移せる準備もされていました。

目標を達成出来ない時にどう思うか?

「自分なりに一所懸命やったけど、そもそも目標数値が大きすぎだよね・・・」
「まあ、やるだけのことはやったし・・・」
「消費税増税の影響があるから、しょうがないよね・・・」

いろんな考えをする人がいますが、未達の際、本当に悔しがり、
絶対に来年度は達成してやると思う人ってどれくらいいるのでしょう?

外部環境のせいにしたり、頑張った自分を褒めたりするよりも、
未達であることをしっかりと受け止め、何が足りなかったかを分析する。

そして必ずや次年度、達成する。

そう考えないと、残念ですよね?

今年、皆さんは目標を達成しましたか?
達成できていない方は、その事実をどう受け止めますか?
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【第1450回】 理想的な展開

2014年12月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日お伺いしていたクライアント様は、新築事業に参入して2年3ヶ月。

実質2年目の今期、受注目標24棟に対し、昨日まで22棟。
そしてこの週末に3~4件の商談が入っているとのことで、
おそらく達成されると思います。

3年目の来期は、受注36棟、竣工24棟のイメージだったのですが、
昨日時点で竣工確定物件が18棟あって、
これだと来期の目標があっさり達成になってしまう・・・。

そこで、来期の受注目標を40棟、引き渡しを30棟に変更することをご提案し、
了承していただきました(←一方方的に思っている)。

商圏人口20万のエリアで、3年でトップグループに入りたいとイメージして
いろんな取組みをしていただいていたのですが、トップになりそうな手応え。

もう、本当に理想的な展開となっています。

更にスタッフの募集をしたところ、
ビックリするような逸材が応募してくれるのです。

私、全国いろんなクライアント様の面接に参加させていただくことも多いのですが、
昨日、面接に立ち会わせていただいた方(男性)は、
まずこんな人、人材派遣会社からの紹介では出会わないだろう、という方でした。

イケメン。
品がある。
20歳。
実家が商売をされていて、お父様、お母様が一所懸命働く姿を見て育たれた。
野球部で副キャプテン。

男性で魅力的な若い方は本当に少ないですが、
本当に素晴らしかった。
私が面接の祭、応募者に求める要素を全てお持ちでした。

そして新しく入社される女性スタッフさんも、とても気が利かれる品のある女性。
初めてお会いしましたが、本当に自然に話が弾む感じで、
しかも素直さがあふれ出ている感じなんです。

まあ、このメンバーでなら、住宅をやらなくても、
例えばカフェやレストラン、ホテル、テーマパーク、ゲームセンターなど、
どんな業態をやっても成功してしまうであろう、というくらい、
見事なチームワーク、そしておもてなし力なんですね。

たった2年3ヶ月で、地域にしっかりとブランドイメージが浸透し、
「あの会社良いよ!」
「あの会社で働きたい!」

と思っていただけるような会社になっているのです。

これぞ、最高のマーケティングをコツコツと積み重ねてきた証。
理想的な展開です。

まだまだ飛躍してくれそうな、この若いクライアント様と一緒にお仕事をさせていただける幸せ。

その有り難さを感じつつ、更に飛躍していただけるよう、頑張ります。

皆さんの会社における理想的な展開って何ですか?
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【第1449回】 良い緊張感を持つ

2014年12月19日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスに携わる上で、とても大切なこと、
その1つとして、「良い意味での緊張感を持つこと」が大切だと思っています。

例えば、経営者側と従業員さんの関係について・・・。

ここが馴れ合いの関係になってはいけないと思うのです。

経営者側が「まあ、これくらい給与を払っていれば、いいだろう」という考えで、
従業員側も「まあ、このお給料だから、これくらい働いていればいいだろう」と思っている。

こんな考えでお互い、馴れ合い感覚で仕事をしていては、
絶対にこれからの時代、お客様から必要とされなくなると思うのです。

お互い、成長も発展もしないし、時間の無駄ですよね?

そもそも経営者サイドは、常に会社が進化発展し、
会社とともに従業員さんが成長していけるような会社をつくっていかなくてはなりません。

優秀な社員さんほど、

「この会社で働いていても、成長しづらいし、将来性も感じられない」

と感じるようになって辞めていくのです。

仕事についていけなくて辞める社員さんはしょうがないですが、
「将来性を感じられない」「飽きた」「自分が成長できない」という理由で
社員さんが辞めるのは悲しいですよね。

でも経営者の大半は、社員さんがワクワクしたり共感するような、
自社のビジョンや将来を示すことが出来ていなかったりします。

更に特定の優秀な社員さんの能力に頼った経営をしていて、
その方が辞めてしまうと一気に業績が下がってしまう。

優秀な社員さんの特殊能力に頼った事業は楽ですが、
数名が入れ替わっても仕事が回る経営を目指しておきたいですね。

また従業員さん側にも残念な人がいっぱいいます。

自分の権利ばかり主張して、義務を果たさない。
「この程度、仕事をしていたら、まあ怒られないで済む」と手を抜いて仕事をしている。

これって非常に残念ですよね。

自分の親がそんなスタンスで仕事に向き合っていたとしたら、
自分の子どもに胸を張って自分の姿を見せることができるのでしょうか?

個人的な理想は、経営者、従業員共に良い緊張感を持っている状態。

「明るい未来を社員さんに感じてもらえるようなビジョンを示さなければ、
従業員さんについてきてもらえないし、お客様に応援もされない」

と経営者が緊張感を持って経営し、逆に従業員さんは

「給料分以上の成果を出すと共に、仕事を通じて自分を成長させる」
「仮に会社をクビになっても引く手あまたで、
いろんなところおからスカウトされるように自分を磨く」

と従業員が緊張感を持って仕事をする。

そんな関係が理想かな、と思います。

そしてクライアント様と私自身も、そういう良い緊張感を持って仕事ができたら、と思います。

皆さんは、良い緊張感を持って仕事をすることができていますか?
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【第1448回】 全てを受け入れる

2014年12月18日 | 住宅コンサルタントとして
経営者は、つくづく割に合わないなぁ、と感じることがあります。

これまで手塩にかけて良い環境を与えてきた、期待の社員さんが突然退社したい、と言う。
社員さんのボーンヘッドで多額の損害を被る。
自分の給料を抑えたり、場合によっては給料を取らずに社員さんに分配しているのに
社員さんからは「給料が安い」と文句を言われる。
外部でガッツリ勉強して、自社の数年後をつくるために新しいことにチャレンジしようとすると
社内の抵抗勢力に合う。

実は私自身、このお仕事をさせていただくようになって、
経営者の苦労が分かるようになった情けないビジネスパーソンの一人なのですが、
ふつうの人であれば、経営者に近いところで仕事をしない限り、
経営者の苦労はやはりなかなか分かってもらえないと思った方が賢明です。

ごく稀に、奇跡的に経営者の苦労を分かって、
しっかりと経営者意識、当事者意識を持って働いてくれる社員さんが出現しますが、
それは自分自身が学び続け、自己研鑽を積み重ね、人間力を高めた経営者に対し、
神様が与えて下さるボーナスのようなもので、あてにはできません。

結局、経営者は最悪のことを想定し、それでも会社が回るような事業に取り組み、
それでも回る組織を構築し、それでも回る収益性を確立することが仕事なのでしょう。

いろんなクライアント様の経営者とお話をさせていただくと、
本当に多大な苦労をされ、それらを乗り越えてきた方ばかりです。

そして過去の苦労はおくびにも出さず、ニコニコと楽しそうに仕事をされているのです。

ハッキリ言って、超かっこいい!
自分もそんな経営者に少しでも近づきたいなぁ、と思います。

起こったことをすべて受け入れ、その中でどうやりくりしていくか?
また起こったことから何を学び、同じことが起こってもちゃんとお客様に迷惑をかけず、
社内が回るようにするためにはどうすればいいか?

経営者である以上、一生勉強です。

そんな苦労いっぱいの経営者のお役に少しでも立てるよう、
私自身も研鑽を重ね、自分を磨いていきたいです。
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【第1447回】 その素直さに脱帽です・・・

2014年12月17日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、今年からご縁を頂戴するようになった、とあるエリアの住宅会社様でのコンサルティング。

増税後の反動がある今期も業績は絶好調。

県内トップクラスの棟数を受注されているのに、今期の方が業績が伸びている。
もちろん、決算内容や財務内容も抜群。

素晴らしい会社なのですが、もっと素晴らしいのは、社長をはじめ各リーダーが本当に素直なんです。

ご縁を頂戴してから、マーケティングの構築のためにかなりの経費を使っていただいているのですが、
私の提案したことに愚直に取り組んでいただいているのです。

その結果、商談中のお客様やOB様からも
「最近、変わりましたよね!」というお声を頂戴するようになった、とのこと。

もともと素晴らしい住宅をつくられていましたので、
過去よりももっと品が良く見えるようにいろんな提案をさせていただき、
お客様からの見え方を大幅に変えさせていただきました。

更には業界内ではまだほとんどの会社が取り組んでいないマーケティング手法にも
積極的に取り組んでいただいています。

12月の見通しもとても良いことはもちろん、
経営陣とは「とにかく良い会社を目指しましょう」という目標を持って
取り組ませていただいております。
(←まるで伊那食品さんみたいですね・・・)

これだけの実績を出され、これだけの会社をつくられてきたのに、
本当に素直に取り組んでいただける・・・。

社長、常務のその素直さに、いつも脱帽してしまいます。

「自分はこれだけの素直さを持っているだろうか・・・?」
と自問自答してしまいます。

素直に人の意見に耳を傾け、受け入れる素直さ。
いつまでもしっかりと持っておきたいものです。
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