鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4688回】 思想を持つ重要性

2023年10月31日 | 住宅コンサルタントとして

優秀な会社は、商品が優れているだけではありません。

 

優秀な会社には、必ず一流の思想があります。

 

その思想に基づいて、社員さんが働き、

商品が開発され、マーケティングが展開される。

 

その思想に基づいて接客がおこなわれたり、

社員教育が行われていくのです。

 

住宅会社の場合、思想を自社内で確立できているか否かが、

2024年以降の大競争時代の中で

勝者と敗者の分かれ目になるような気がしています。

 

例えば、

 

・新卒を採用し、社員城育に力を入れ続ける

・冷暖房システムや換気システムは、シンプルな構造のものを採用する

・HEAT20G2、C値0.5以下、耐震等級3にこだわる

・基礎断熱と屋根断熱を採用する

・造作材や枠は極力薄くし、ミニマルな空間をつくる

 

などなど。

 

そしてなぜそういう思想になったのかを

全社員で深く理解する、ということも不可欠です。

 

この思想に基づいて全員が仕事をすれば、

価値観が合う一流のお客様はその価値を感じ、

選んでいただける可能性が高まるでしょう。

 

思想が確立できていて、

しかもそれが社員さんに浸透している会社には、

ブレない軸ができます。

 

そういう会社、お店って、

見る目のあるお客様からすれば、

とても魅力的に映るのです。

 

商品を売る前に自社の考え、思想をお伝えし、

そこに共感していただける会社が、

この先、生き残っていく会社です。

 

皆さんの会社には、思想がありますか?

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【4687回】 このレベルの店員さんだと、ちょっと遠くても足を運びたくなる

2023年10月30日 | 住宅コンサルタントとして

私が福岡で宿泊するホテルは何件かあるのですが、

中州や天神だと騒がしいので、

博多駅周辺で宿泊します。

 

博多駅周辺のホテルに宿泊した際、

私が必ず通うコンビニの店舗があります。

 

どこに泊まろうが、その店舗まで必ず行くのです。

 

なぜかというと、その店舗の、

おそらくオーナーだと思うのですが、

もう接客が神レベルで、

レジでのやり取りの際に

商いの基本を教えていただけるからです。

 

年齢は65歳~70歳くらいの男性なのですが、

特徴をまとめると次のようになります。

 

・動きはテキパキしていて無駄が一切、ない。

・声も大きすぎず、小さすぎず、ちょうどよい大きさ

・感情がしっかりと入った話し方をされる

・レジでお支払いの後、頭をお下げになり、御礼をおっしゃる

 

レジで支払った後、いつも心地良い気持ちになれますし、

何か自分も頑張らなあかん、という気持ちになります。

 

そして年齢を重ねても、こういう謙虚な姿勢でいなければ、

とも教えていただけるのです。

 

いつも買うのは飲み物やお酒程度なので、

お支払いは500円前後なのですが、

その20倍以上の学びがあるので、

遠くのホテルに宿泊しても、その店舗に通います。

 

テキパキと無駄なく動き、

感謝の気持ち持ってをお客様に接すると、

お客様にちょっと元気に、前向きになっていただけるかもしれません。

 

そういう気持ちを持って、お客様に接したいものですね。

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【4686回】 もの凄い不便な立地にあるにも関わらず・・・

2023年10月29日 | 住宅コンサルタントとして

昨日から北海道に調査に来ております。

 

今回の最大の目的は、

北海道のとある不便な立地にある、

とある作家さんにお会いして

その方の器を購入し、

宮崎でいつもお世話になっている方にお贈りする、

ということでした。

 

調べるとその作家さんは工房の横でカフェも開いていて、

そのカフェは日曜日にお休み、ということだったので、

昨日、朝一で行ってきたのです。

 

札幌から車で一時間。

人口も一万人もいない、何もないところに、

その方の工房兼カフェがあります。

 

朝11時オープンなので、その20分前に着き、

外で待っていたのですが、

11時近くになるにつれ、車がドンドンやってきて、

カフェがオープンすると、満席になりました。

 

しかも来る方、皆、アートが好きそうというか、

品がある方ばかりで、

もの凄いところにあるカフェなのにも関わらず、

次から次にお客様がやってくるのです。

 

実際に紅茶とスイーツを頼んだのですが、

紅茶スイーツも本当に美味しくて、

あっという間に完食してしまい、

更にはテイクアウトもしてしまいました。

 

そしてカフェのスタッフさんに、

 

「作家さんに会いたいんですが、可能ですか?」

 

と厚かましいお願いをすると、

作家さんが私たちの席まで来て下さったのです。

 

もう、メチャお会いしたかった、ということと

京都のとある和食屋さんに教えていただき、

あなたの作品に惚れてしまい、

最短で来れるのが今日であった、ということを

なれなれしくお伝えさせていただきました。

 

そして実際に器を何点も出していただき、

いつもお世話になっている方にお贈りする品も

無事、選んで買わせていただきました。

 

木の器をつくられている作家さんなのですが、

おそらくこの作家さんの器でスイーツを出したりすると

誰もが「素敵!」と言うに違いないくらい、

非常に美しくて味がある器をつくられています。

 

作品も素敵なのですが、

何より作家さん自身も人としてとても魅力的で、

しかも私たちが「会いたい」と声を掛けたスタッフさんは

何と奥様で、これまた奥様も素敵な方なんですね。

 

もう、器にも人柄にも完全に惚れてしまいました。

 

そして器を購入させてもらった後、

この作家さんを紹介して下さった、

京都の和食屋さんの大将にも御礼の連絡を入れさせてもらい、

速攻で大将からも返信をいただきました。

 

石川県の小松空港の近くにある、

これまた超不便な立地にあるカフェと服屋さんもそうなのですが、

本当に魅力的なお店って、立地関係なく繁盛するのですね。

 

宣伝なんかしなくとも、勝手に良い噂が拡散していく。

そしてファンができ、リピーターがたくさんできるのです。

 

こういう、立地が全然良くないのに、

お客様が溢れているお店に行くと、

商売で何が大切なのか、という本質が見えてくるのです。

 

こういう勉強のための、時間もお金も全く惜しいと思いません。

 

今回もとても良い学びがありました。

 

感謝です。

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【4685回】 全面降伏できるか?

2023年10月28日 | 住宅コンサルタントとして

ここ1か月、各クライアント様におススメしているのが、

元プロ野球選手の高森勇旗さんの著書です。

 

その名も、「降伏論」。

 

今、ビジネスで自分が思うような結果が出ていない方は、

絶対に読むべき名著だと、会う人会う人におススメしています。

 

本のタイトルに「降伏」という言葉が使われていますが、

高森さんが言う降伏とは、

 

「教えていただいたことは、すぐ実践します」

「(自分は結果が出ていないので)何でもやります」

 

という意味で使われています。

 

なので、「この本、超おすすめです!」と勧められたら、

その場でポチる人が、降伏しているということです。

 

船井幸雄さんの言葉で言うと、「すなお」ということなのですが、

世の中、降伏できる人って結構少ないのだな、と

ここ最近、改めて思います。

 

おススメされたことをその場ですぐに実行しないのですね。

 

ビジネスで成功している人や、

やたら顔が広くて人脈があるなぁ、と感じる人に共通しているのは、

この「降伏」であり、「すなおさ」なのです。

 

もちろん、信用に値しない方に勧められたことは、

即実践する必要はないのですが、

自分が信用する方からおススメされたことを即やらないのは、

運がドンドン下がっていくことにつながりますし、

何よりその人におススメの情報を伝えても、

 

「どうせ実践しないから、無駄だな」

 

と思われて、次第に情報が入ってこなくなるのです。

 

信用できる方おススメされたことをなぜ即、実践しないのか、

個人的にはもったいないなぁ、と思ってしまいます。

 

私自身、建築資材メーカーからコンサルタントに転職する際、

2回、面接に落ちてしまい、3度目のチャレンジで

何とかお情けで入社を認めていただいた、

ということは、何度もお伝えしているかと思います。

 

コンサル会社に入社した際、私は自分のことを

この会社で最低の能力しかない、と思っていたため、

全面降伏の状態で毎日、出社しておりました。

 

最低なので、自分の意思も主張もなく、

とにかく最短で成長するしかない。

 

なので、おススメしていただいたことは、

物理的に可能な限り、すぐ実践するということを

とにかく自分に課していました。

 

「この本、おススメだよ」と教えていただいた本は、

即、その場で購入する。

 

「あのお店の売り場や品揃え、見ると勉強になるよ」

と教えていただくと、最短でそのお店に行く。

 

「コンサルで成功している人は、

同じ業種のお店を100店舗くらい、視察に行ってる」

と教えていただくと、

関西近郊で視察に行った方が良い住宅会社を

兵庫で成功して住宅会社の社長に選んでいただき、

教えていただいた住宅会社に何とか時間を作って

家族を巻き込んで調査に行ったりしました。

 

こういうことをやっていくと、

今までの自分であれば、絶対に出会わなかったような方と

なぜか出会うようになったりして、

そこから運命が一気に変わっていくのです。

 

「降伏論」にも書かれてますし、

高森さんが動画でも言われていますが。

まさに自分自身、それがきっかけで

素晴らしい住宅会社の方たちと出会って、

いろんなことを教えていただいたり、

情報交換をさせていただける仲となり、

気づけばコンサルとしての基盤が出来ていたのです。

 

2回も面接で落ちるくらいの、能力が無い自分が、

18年間もこの仕事を継続できているのは、

「降伏」しているからだと思っています。

 

これ、誰でもできることだと私自身、ずっと思っていたのですが、

どうやら大半の方は「降伏」できないようなので、

「降伏」するだけで圧倒的な結果を出すことは可能だと

個人的に思っています。

 

ちなみに、私自身がいろんな地域の名店の大将と

仲良くなれるのも、この素直さ、降伏によるのです。

 

というのは、例えばあるお店で素敵な器に

お料理が盛られていたとします。

 

「この器、メチャ素敵ですね!

作家さんのお名前を教えて下さい」

 

と質問して教えていただくと、

すぐにその作家さんに会いに行き、

購入させていただき、その結果を即、報告する。

 

名店の大将におススメのお店を教えていただくと、

すぐにそのお店を予約し、行って感想をお伝えする。

 

こんなことをやるだけで、必ず覚えてもらえるようになるのです。

 

というのは、一流店の大将も同じことを昔からされていて、

自分がお伝えしたことを即、実践する人を

認めるようになるからでしょう。

 

こういう行動力とスピードが、成功をもたらしてくれるのです。

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【4684回】 知識と経験がどれだけあっても、クセがすごい営業マンは売れない

2023年10月27日 | 住宅コンサルタントとして

言いたいことはもうタイトルの通りのことで、

もう本当に知識と経験がどれだけあっても、

クセがすごい営業マンは、確実にお客様に嫌われる。

 

全国どの地域でも100%通用する法則です。

 

このことをどれだけお伝えしても、

クセがすごい営業マンって、

自覚症状が全く無いのですね。

 

お客様のご要望を引き出そうともせず、

自分が気持ち良く話すことを優先し、

しかもお客様のお役に立っている、と思い込んでいる。

 

正直、相当イタイんですけどね・・・。・

 

更にイタイ営業マンほど、

所作も全く良くなくて、貧乏ゆすりとか普通にしたりします。

 

今、家を建てることを検討しているお客様って、

それなりの所得の方が大半なので、

所作とか営業マンの姿勢を直感で感じ取ります。

 

自分たちに合わないと思ったら、

特にクレームを伝える訳でも無く、

ただ単にその会社から距離を取るだけなのです。

 

クセの強い営業マンを配置している会社は、

今すぐに組織変更をした方が良いでしょう。

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【4683回】 プライベートサウナ初体験

2023年10月26日 | 人として

サウナにはまって以来、

自宅にサウナをつけたいとずっと思っておりました。

 

自宅にも設置可能なサウナというと、

1人から2人が入れるコンパクトなサウナ。

 

そこに隣接させて水風呂と整いスペースを

自宅に設けようとすると、

ちょうど子ども部屋2つを潰すと可能かな、

と以前から考えていました。

 

そこでコンパクトなサウナとはどんな感じなのかを

以前から体験したいと思っていたのですが、

たまたま時間が出来たので昨日、

東京銀座で体感してきました。

 

90分6000円という価格は、

さすがは銀座価格といったところ。

 

予約も入退室も決済も、全てスマホで完結できる、

完全非接触のプライベートサウナです。

 

予約していた時間になり、スマホのQRコードをかざすと

館内にも個室にも入れ、早速サウナに入りました。

 

セルフロウリュもあり、内装もそれなりにお洒落で

ちょっと期待。

 

でサウナ室に入り、サウナストーンにアロマ水をかけて、

一気に発汗したい、と思っていたのですが、

何かじんわりとした汗しか出てきません。

 

室温をチェックすると、80℃~85℃を行ったり来たり。

 

しかもサウナ室内の足元がスースーしているんです。

 

この原因は、建築業界に携わっている私ですから、

すぐに分かりました。

 

というのは、入口のガラス戸のガラスの面積が大きすぎるのと、

しかもガラスが単板ガラスなので熱が逃げまくっているんですね。

 

室内は冷房がかかっていて、25℃設定。

 

サウナ室のガラス戸から熱が定期的に逃げるので、

冷房をかけていないと整いスペースの室温がまずいのでしょうが、

全てはサウナ入口のガラスドアの断熱性能が低すぎるのがダメ。

 

この手の個室サウナはダメなんだ、ということを

6000円の授業料を払って理解することができました。

 

サウナ室全体の断熱性能って、やはり非常に大事ですね。

 

個人的にはサウナは95℃前後で、

水風呂が15℃前後が好きなので、

それを電気式で実現できるサウナがあれば、

自宅導入を検討したいと思いました。

 

自宅サウナを検討している方がいらっしゃれば、

是非、いろいろと情報交換をさせて下さい。

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【4682回】 夫婦揃って経営に携わる際の長所と短所

2023年10月25日 | 住宅コンサルタントとして

ご主人が社長、奥様が専務(もしくは取締役)、

という中小企業は、それなりにあります。

 

経営に非常にプラスになるケースも、

それからその真逆で、経営に大いにマイナスになるケースも、

これまで沢山見てきました。

 

経営にプラスで働くケースをまとめてみると、

 

・ご主人を奥様が立てつつ、

奥様自身は控えめで縁の下の力持ちとなっている

・夫婦仲が良い

・公私混同をしない

・社長と奥様の得意分野が異なり、

お互い相手の得意分野は任せており、口を出さない

・奥様がいつもニコニコしている

 

という感じになるかと思います。

 

一方、大井にマイナスとなるケースをまとめると

 

・夫婦お互いに主張が強く、

社員さんの前で言い争いが起きる

(どちらかが引く、ということができない)

・そもそも、夫婦仲が良くなく、

家庭内の良くない雰囲気を職場に持ってくる

・仕事が全くできなく、実績も出していない自分のパートナーを

役員にしていたり、高額な給与を支払うという、公私混同がひどい

・夫婦仲は良いのだが、お互い依存しまくってる

(まあ、これも公私混同の一種ですね・・・)

という感じでしょうか・・・。

 

業績が良かったり、ブランディングが優れていると、

優秀な社員さんの比率が高まってきます。

 

そして優秀な社員さんは、成長していくにつれて

経営トップに君臨している社長ご夫婦が、

自分がついていくにふさわしいかどうかを見極めるのです。

 

優秀なスタッフさんについて来てもらえるよう、

経営者ご夫婦は、社員さんたちからどう見られているのか、

ということを意識しなくてはなりません。

 

そして上記にまとめた、

会社にとって大いにマイナスになるケースに該当する場合、

夫婦どちらかが会社を離れた方が、

社員さんにとって非常に働きやすくなったりするのです。

 

生産性が低い、経営理念も持たない、

三流の会社で良いのであれば、

あまりこだわらなくても良いかもしれませんが、

一流の会社を目指すのであれば、

夫婦揃って会社に入る場合、

気をつけなくてはならないのです。

 

優秀な社員さんは、社長ご夫婦の仕事に対する姿勢や生き方を

しっかりと見て、自分の身の振り方を判断することを

経営者夫婦はしっかりと理解しておきましょう。

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【4681回】 大企業病を防ぐには・・・

2023年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

大企業病にかかった会社は、

治療に莫大な期間とお金を必要とします。

 

だから、どんな会社であったとしても、

大企業病にかからないように注意して

組織を回していかなくてはなりません。

 

受注棟数が増えていくに連れ、

各部署のスタッフの人数が増え、

全社員が一堂に集まって行われる全体会議が難しくなる。

 

リモートだとトップの熱量がイマイチ伝わりにくく、

実際に皆、会って会議を開くのは部署ごとであったり、

各拠点内だけとなっていく。

 

そうして、会社が

 

「どこを目指しているのか?」

 

ということが分かりづらくなり、

その目的地に到達するための手段も?となる。

 

結果、お客様最優先の決断と行動ではなく、

会社最適を考えての決断・行動でもなく、

自分の部署最適を考えて、いろんなことを決断し、行動する。

 

これが大企業病です。

 

これを防ぐためには、いろんなやり方があるかと思います。

 

まずは各部署のリーダーを教育し続け、

リーダーが常に全体最適を考えて決断・行動できるようにする。

 

各部署のリーダーが定期的に集まって、

全体最適をテーマにミーティングを行う。

 

リーダー同士の交流を深める。

 

そしてそういうやり方以外に、弊社のあるクライアント様が

もの凄い決断をされました。

 

それは、大きくなり過ぎた各組織を解体し、

各ユニットを小さく再編する、というもの。

 

部署間の調整という、面倒なプロセスがかなり削減され、

スピードを持って決断し、行動していくことが目的です。

 

これがうまくいくかどうか、

やってみなくては分かりませんが、

うまく回らなかった場合の方針転換も

非常に速いクライアント様なので、

まあ大丈夫かと思います。

 

いずれにしても、組織が大きくなり過ぎると

大企業病に陥るリスクは高まってくるのです。

 

それを回避するために、どういうことに取り組みますか?

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【4680回】 鮨オーベルジュなどの新しい業態

2023年10月23日 | 住宅コンサルタントとして

食べることが大好きな私は、

全国あちこちに行った際、

いろんなお店を開拓し、

気に入ったお店はリピートします。

 

定期的に通わせてもらいたい、と思っているお店は、

現時点で70~80店くらいかと思います。

 

私が通いたいと思うお店は、

ただ料理がおいしいだけでなく、

接客であったりお店のしつらえも素晴らしいですし、

何よりオーナーの姿勢や生き方がカッコいい、

という特徴があります。

 

ここ数年、定期的に通わせていただいているお店が

新店を出したり、新しい業態にチャレンジしたり、

ということが増えてきたのですね。

 

そんな中、特にここ最近の現象として、

ミシュラン星獲得の名店が、

オーベルジュ(レストランに宿泊機能がついたもの)を

オープンする、ということが増えてきました。

 

今、行きたいと思っているオーベルジュが、

ずっと通っている京都の和食屋さんが料理監修している、

出雲大社前のオーベルジュ、

それから能登半島にあるオーベルジュ。

 

そして山梨にあるお鮨屋さんのオーベルジュ。

 

ここまでは、自分の2024年のスケジュールに

落とし込みたいと思っていたのですが、

ここに来て、札幌の鮨の名店もなんと小樽に

鮨オーベルジュをオープンすることに・・・。

 

そのご案内をいただいたのですが、

いろいろ調べてみて、価格が衝撃でした(汗)。

 

オールインクルーシブで、しかも1日1組貸し切りなのですが、

まあそれはもう衝撃的なお値段でした。

 

その昔、愛媛のアトリエオーハウスさんに宿泊しましたが、

まあ同程度の料金でした!

 

これも一度、行ってみなければ、

料金と満足度が合うか分からないので、

いつか特別な機会に行ってみたいと思います。

 

一流の飲食店さんたちが、新しいことにチャレンジしている中、

一流の住宅会社も何か仕掛けなければ、ですね。

 

そのヒントは、2024年2月以降に発表できるかも、です。

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【4679回】 新築とリノベの融合

2023年10月22日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様の中で、

新築事業とリノベ事業、共に力を入れている住宅会社で

共通してある事例が貯まってきました。

 

どういう展開をすると良いのか、ということも見えてきました。

 

今の30代、40代の中で、

ある一定以上のセンス・感性をお持ちの方は、

 

「ダサい新築<中古を購入し、かっこよくリノベ」

 

という価値観なのですね。

 

ただ、予算があれば、新築でもちろん、やりたい。

 

でも新築だと予算的に無理、と思った方たちは、

最初からリノベを検討し、情報収集をし始めるのです。

 

その層に対するアプローチのやり方は、

おそらくこれが最も効率的なのでは、という部分が

クライアント様がいろいろと取り組んで下さるおかげで

見えてきた、という感じです。

 

人口が減り、着工数も減っていく中で、

現スタッフの人数で新しい市場を開拓していく必要がある、

と個人的に思っております。

 

この辺りを今年の終盤から来年にかけて強化していきたいと思っています。

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【4678回】 「自分に合わない」という理由だけで辞めると・・・

2023年10月21日 | 住宅コンサルタントとして

「この仕事は、自分のイメージとは違った」

「この仕事、自分に合わないと思う」

 

と、入社して数年以内に辞める人は、

今の若い世代だけでなく、

私が社会に出た25年以上前からある一定数、いました。

 

確かに、自分に本当に合わないのであれば、

心身共にかなり疲弊するので、転職はありでしょう。

 

でも、「自分に合わない」と判断する前に

 

・本当にその環境で精いっぱい、やり切ったのか?

・一所懸命、学ぼうと努力したのか?

・その環境下でやりがいを見つけようと全力を尽くしたのか?

 

と、自問自答すべきでは、といつも思います。

 

「時間は有限。

人生には自分がやりたいことをやる時間しかない」

 

など、耳障りの良い言葉がネット上に転がっていますが、

大前提としてあるのは、稼げなくては生きていけないし、

ある一定の収入以下では選択肢がメチャ狭い、ということ。

 

そして好きなことをやって稼げる人というのは、

その分野でとてつもない努力をしたか、

とてつもないセンスがある人に限られる、ということ。

 

「自分に合う仕事で稼いでいきたい」

ということを実現できるのは、

ある一定以上の能力や人間性が高い人に限られる、

という真理を理解しないまま、

ただただ今の仕事が合わない、という自己判断だけで

辞めてしまう人が多いよなぁ、と思うのです。

 

好きなことをして稼げるだけの、能力やセンスをお持ちですか?

 

その能力やセンスを磨くために、人の数倍、努力したのですか?

 

ということを、退職する前に自分に問うと良いでしょう。

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【4677回】 引き際を間違えると、皆迷惑する

2023年10月20日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社にとって、メインターゲットは

20代後半~40代の層のエンドユーザーとなります。

 

その層のエンドユーザーが求める商品を開発し、

その層が価値を感じる情報を発信し、

その層に合った接客・営業をおこなう。

 

それが出来ていなければ、お客様は来場されないし、

契約もしていただけない、という結果になるだけです。

 

そして世の中の変化は非常に速く、

ウケる商品やエンドユーザーが情報収集する方法が

凄い速さで変わっていく。

 

それに適応し続けなければならないのですね。

 

日頃から感性を磨きながら、

いろんなことを学んで触れておく。

 

そうしなければ、この変化のスピードについていけなくなります。

 

20代~40代の、感性が高い方は、

この変化に当然、ついていくことは可能です。

 

そして60歳を超えていても、

この変化に全然ついていける経営者や幹部の方も

素晴らしいことにおられるのです。

 

ところが、70代、80代となってくると、

まず外に出て若い方と接する機会が激減するので、

自分の頭の中や感覚は、昔のままなのですね。

 

OSがWindows95のままな訳です。

 

その状態で最新の情報をダウンロードしようとしてもできないですよね?

 

なので何十年前のソフトしかインストールできていない状態な訳です。

 

なので、70代、80代となってくると、

現場の最前線で起こっていることへのアドバイスや指示が

思いっきりズレてしまうことが圧倒的に多くなります。

 

もちろん、「お客様を大切にする」とか、「原価が確定してから着工する」などの

本質的なアドバイスは大歓迎なのですが、

手法の話とかは一切、不要なのです。

 

ところが、引き際を間違えてしまうと、

70代、80代となっても現場に顔を出し、

細かな手法のことまで口を出してくる。

 

それは、現場のメンバーにとって大迷惑なのですね。

 

ボケてくると、そういうことも分からなくなるので、

かつての部下や社員さんにも煙たがられるし、

そういう言いたがりの老人は、老人コミュニティの中でも嫌われ、

居場所が本当に無くなってしまうのです。

 

だからなおさら、会社に出社してくる。

 

引き際を間違えると、本当に皆が迷惑します。

 

こういうことは、40代、50代の頃から心がけ、

自分がその年齢になった際、居場所があるようにしておきましょう。

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【4676回】 仕事ができるだけでは、組織内で40代以降、苦労する

2023年10月19日 | 住宅コンサルタントとして

20代、30代は、とにかくプレーヤーとして

個人の結果にこだわるだけでも十分です。

 

鼻っぱしが強かったり、自己顕示欲が強くても

20代~30代前半までは許されます。

 

ところが40代を超えると、

お客様が自分よりも年下となっているケースが

圧倒的に増えます。

 

このインフレの中、家を建てる方というのは、

それなりの所得を得られている、

いわゆるいろんな体験をしたり、見る目がある方。

 

そして年下。

 

当然ながら、年上の営業マンや設計士に求める水準は高いです。

 

そのレベルに達している営業マン・設計なのか、ということを

それなりに稼いでいる方は一瞬で見抜きます。

 

見抜く目を持っているから、稼げているので・・・。

 

「あの営業さん、40代なのに言葉が軽くて説得力に欠けるなぁ」

「あの設計さんの提案、何か心に刺さらないんだよね」

 

お客様は自分の中に足切り点を持っていて、

その点数に届かない営業マンや設計士とは

貴重な時間を使いたく無いのですが、

40代、50代とこちらの年齢が上がっていく中で、

その足切り点の点数が上がっていくのです。

 

40代を超えると、単にプレーヤーとしての能力が高いだけでなく、

人としての魅力、深みみたいなものが求められるようになるのです。

 

すなわち、人として成長することに取り組んでこなかった営業マン、

それからただ建築のことしかやってこなかった設計士などは、

パフォーマンスが一気に落ちることになるのです。

 

人として信用される言動を日頃からできているか?

 

コツコツと学ぶことができているか?

 

お客様だけでなく、取引業者さんや後輩にも

敬意を持って丁寧に接することができているか?

 

日頃から感謝の気持ちを持って生きているか?

 

自己顕示欲が強すぎないか?

(自己顕示欲が強すぎる40代、50代はキモイですし、

ガチで周囲から引かれる、寒いオッサンとなります)

 

何か良いことがあったら、それは全て周囲の方のおかげと

心の底から感じているか?

 

自分よりも部下や会社の成功を願っているか?

 

こういう人としての部分が未熟だと、

40代以降、プレーヤーとして結果も出なければ、

マネージャーとしても不適格な人格なので、

組織の中で完全に居場所が無くなってしまうのです。

 

20代、30代のうちに、人間性をしっかりと磨いて、

いろんな方たちから必要とされるビジネスパーソンになっておく。

 

永く一線で活躍するには、こうした人格磨きが欠かせないのです。

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【4675回】 リーダーが育っていない要因はどこにある?

2023年10月18日 | 住宅コンサルタントとして

どこの会社の経営者とお話をしても、

 

「もうちょっとウチのリーダーには、成長して欲しい」

 

という願望が、ほぼ100%出ます。

 

会社の成長には、社員さんの成長が欠かせません。

 

そして社員さんの成長には、

会社の研修教育制度ももちろん大切ですが、

日頃、社員さんと接するリーダーの影響も大きいのです。

 

ですから、社員さんの成長のために、

リーダーにももちろん成長して欲しい。

 

そう考えるのは当然のことだと思います。

 

では、リーダーの成長のためには、何が必要か?

 

リーダーと日頃、接することが多い経営者や役員から

リーダーは影響を多々、受ける訳ですね。

 

すなわち、リーダーが現時点のレベルより、

もっと上のレベルになって欲しいと思うのであれば、

それは経営陣が今よりももっと上のレベルにいかないと

それは実現しない、ということを意味します。

 

お客様により満足していただくために、

自社の商品やサービスのレベルを磨き続ける。

 

どこをどう磨いていくべきか?

その理由は何故か?

 

こういうことを繰り返し、分かりやすく伝えていく。

 

また会社をもっと良くしていくためであったり、

社員さんが働き甲斐を今よりも感じるよう、

こんなオフィスをつくりたいとか、福利厚生をこうしていきたい、

そのために、こういう戦略を採用し、これくらいの成果を出したい、

ということを伝えていくことも非常に大切です。

 

会社の5年後、10年後の理想をイメージし、

それを実現させるためにどんなことに取り組んでいくのか?

 

リーダーやスタッフさんにどう成長して欲しいのか?

 

こういうことを発信し続けることで、

リーダーの中からやる気スイッチが入って

成長しようと自ら努力する人が出てくるのです。

 

リーダーが自ら成長したい、と思うような環境をつくっていく。

 

リーダーを育てていく上で大切なのは、

経営者の手腕にかかっているのです。

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【4674回】 男性はとにかく「におい」に気をつける

2023年10月17日 | 住宅コンサルタントとして

住宅を今、建てようと動いているお客様は、

それなりの所得をお持ちの方、ということを

とにかく住宅会社側は理解しておかなくてはなりません。

 

そういうお客様の前に出て、対応する営業マンをはじめ、

住宅会社側のスタッフは、本当にサービス業発想で

身だしなみを整える必要があると感じています。

 

特に男性の中には、無頓着というか、

美意識が高くない方がまだまだ多い。

 

まず、男性が気をつけなくてはならないのは、においです。

 

特に40歳前後から、男性には加齢臭という、

自分自身では全く気づかないのですが、

とにかく近くにいる方を不快にさせる香りを放つようになります。

 

たちの悪いことに、こいつは自分自身では気づけないのです。

 

においがキツイ営業マンや設計士などは、

お客様の奥様が生理的に無理、となりがちなので、

とにかく40歳を超えたオッサンは、

私自身を含め、自分が加齢臭を放っている可能性がある、

と自覚する必要があるのです。

 

「あなたの加齢臭、ちょっとヤバイですよ!」

 

というのは日本人の感覚からするとなかなか言えないので、

自分自身で気づくか、奥様に指摘してもらうしかありません。

 

私自身の話をすれば、

夜だけでなく、朝も必ずシャワーを浴びて、

身体から髪まで全身を洗います。

 

寝汗の成分が体に付いた状態だと、

おそらく変な雑菌が発生し、変なにおいの元になるかも、

と思うので、家を出る前に必ずシャワーを浴び、

全身の汗を流すようにしています。

 

更には脇汗のにおいを防ぐための液体を塗り、

軽く香水をつけるようにしています。

 

更に服は洗い立てのものを着るのですが、

服そのものに変なにおいがついていないかもチェックします。

 

異臭は生理的に無理となる方が多いので、

自分の身だしなみ、特ににおいには細心の注意を払いたいですね。

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