鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4042回】 人柄と世界観を直接、発信し、ファンをつくっていく

2022年01月23日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、「人生の楽園」という番組を久しぶりに見ました。

 

移住した人やリタイヤした方にフォーカスし、

主人公となる方の第二の人生の暮らしを伝えてくれるのですが、

昨日の主人公は、栃木県のお若い農家のご家族。

 

ご夫婦とお子様3人の5人で暮らされていて、

家族の時間をとても大切にされながら、

無農薬野菜をつくって、

定期的に購入してくれるお客様への宅配と、

こだわりショップへの出荷、

そして野菜中心のお弁当の製造販売、という事業を

ご夫婦でされています。

 

人生を満喫されているところや

ご夫婦のお人柄、

更には野菜が本当においしそうで、

思わず私も買えないかな、と調べたのですが、

定期便は既に枠がいっぱいなので、申込できず。

 

インスタもフォロワーは2000人弱ですが、

毎回の投稿にいいねが150~300程度ついていますので、

本当にファンの方が多いことが分かります。

 

農協などを通さず、ダイレクトに販売されています。

 

無農薬野菜をつくられている農家の方は、

それなりの数、おられると思います。

 

ところが、全ての無農薬野菜をつくられている農家さんに

ファンがついている訳でもなければ、

販路に困っている方もいるかもしれません。

 

昨日、人生の楽園に出演されていた、

倉本さんご夫婦の発信されている内容、

それから「わたね」という言葉に込められた意味、

(よく笑い、よく食べ、よく眠る)

ご夫婦のお人柄などにファンがついているのです。

 

何が言いたいのかというと、

商品にファンがつくのではなく、人にファンがつく、ということ。

 

もう何度もクライアント様にはお伝えさせていただいておりますが、

人柄と世界観を発信し続けなければ、ファンは増えず、

売れやすくなっていかない。

 

「出るのが恥ずかしい」

「動画なんて出るのやだ」

「動画の編集ができない」

 

と、できない理由ばかり言っている住宅会社は、

ファンが増えていかないのです。

 

SNSや動画を駆使して、

自分たちの人柄・世界観・価値観を

発信することが、みなさんの会社は出来ていますか?

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