起業してから2019年までは、
年末年始をほぼ海外で過ごしていたので、
おせち料理には関心が無かったのですが、
昨年から日本で過ごすようになり、
おせちをどうするか、家内と話し合いました。
結果、一昨年のおせち料理から、
いつもお世話になっている、
京都の東山吉寿さんに依頼することに・・・。
今や新規の方は、ほぼ予約不可能な、
ミシュランの星を獲得されている、
吉寿さんのおせちは、もちろん味は申し分なしです。
それよりももっと感動するのは、
お重のチョイスであったり、
お重の中の盛り付けであったり、
器のセンスであったり、
おせちを包む風呂敷のセンスが、
それはもう本当に素晴らしいのです。
このセンスの良さに、
「やっぱり、吉寿さんに頼んで間違い無いよな」
と消費者の立場として感じるのですね。
今、日本の料理屋さんのレベルは本当に高く、
料理の技術だけでなかなか差はつきにくい時代。
どれだけ良い素材を仕入れられるか?
そしてどれだけセンスの良い空間で、
センスの良い器にセンス良く盛り付けられるか?
センスの良い接客おもてなしができるか?
ここでしか、差がつかないと思います。
このセンスや気遣い、おもてなしに関して、
どれだけ自分が一流を経験しているのかで、
理解の深さが異なるのです。
一流を理解するには、
自分が経験するしかない。
その一歩として、おせちを一流店に依頼することは、
よいきっかけになるのです。