住宅は大半の方にとって、
生涯で最も高額なお買い物です。
そしてどんな家に住むかで、
お客様のその後の暮らしの質が決まる。
我々はお客様の人生に大きくかかわるものを
扱わせていただいている訳です。
その責任の重さを理解して、
仕事をしている方は一体、
どれくらい存在しているのか?
ちょっと厳しい言い方となりますが、
仕事の責任の重さを理解せず、
ナメて仕事をしている人も
ある一定数、いるのでは、と思っています。
そもそも、高額な商品やサービスを扱っている人は、
それにふさわしい教養を身につけたり、身だしなみに気をつけたり、
姿勢や所作、言葉遣いなども磨いておられる方が大半です。
(順応できない人は全く売れないので、退場するだけ)
となれば、住宅というこの世で最も高額なものを扱う我々は、
同じように専門知識を高め、教養も身につけ、
言葉遣いや品格も高めていかなくてはならないはず。
でも、その必要性を全く感じることができていない人も
結構多いのが現実なような気がするのです。
勉強しない営業マン。
素敵な建物を見たり、専門誌を読まない設計・工事。
既製品のことしか知らないコーディネーター。
家の完成を楽しみにしたり、
命をかけて住宅ローンを組んでいるお客様のことを想像できず、
ただ作業をこなすかのようにしか仕事しない。
こんなレベルでは、絶対にお客様に感謝されないし
自分自身の成長もある訳ないのです。
お客様の人生に関わる、とても責任ある仕事を
我々はさせていただいている訳です。
そのことに感謝し、
その重い仕事にふさわしいビジネスパーソンを目指し、
自己研鑽に励んでいる方を応援させていただきたい、
と思って、私も仕事に勤しみます。
そう、そういう住宅会社さんに深く関わる私の仕事も
それはもう本当に責任ある仕事だからです。
自分の仕事の責任の重さを改めて理解したいですね。