鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1369回】 素晴らしいチーム

2014年09月30日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様は、
お付き合いをさせていただいてちょうど6年になる住宅会社。

お付き合いをさせていただいた当時、
営業マンの方々は20代後半~30代前半でした。

当時から地域内でそれなりの受注を獲得されていましたが、
ご縁をいただくようになってから、私が提案する手法を素直に取り入れて下さって、
更には商品、マーケティングとこれまた素直に取り入れて下さっています。

商圏エリアでは、住宅着工数が年々減少し、
特に今年の後半はエリア内の同業他社は相当苦戦している様子。

そんな中でも8月、9月、10月と受注は本当に順調で、
しっかりと翌月、翌々月の数字も見えています。
いやいや、ホンマ、素晴らしい!

で昨日、私が本当に嬉しかったのは、前月に提案した施策が
もうちゃんと実行されて、形になっていたことなんです。

増税後の着工源に備え、これからこういうことをやらなくてはいけない。
そのために、営業さんはこういうことをやって欲しい、とお願いしたことがあるのですが、
見事、その点をクリアされているんですね。

また前回、お伝えした競合対策もしっかりとお客様に実践され、
しっかりと土俵に乗られていたりと、実践のスピードが半端ないんです。

更に自分たちでいろいろと変えていかなくてはならないことをまとめ、
改善チームをつくって、いろいろと動いてもいるのです。

自分たちでいろいろと考え、お客様に選んでいただけるような会社になるために、
改善すべき点を自分たちで出し、実行する。

本当に素晴らしい営業チームです!

ご縁を頂戴した頃は、皆さんまだ独身だったのですが、
皆、結婚され、最後のお一人も結婚が決まりました。

ご縁を頂戴した頃は皆さん20代後半から30代半ばだったのが、
30代半ばから40代になりました。

全国の住宅会社を見渡しても、これだけのレベルの営業チームはそうはいないでしょう。
本当に素晴らしいチームになりました。

クライアント様が成長され、素晴らしい会社になっていく姿を見られるこの仕事。
やっぱり、私にとって天職です。
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【第1368回】 「やって見せる」のが自分の原点

2014年09月29日 | 住宅コンサルタントとして
経営コンサルタントになって修行中の頃、いろんな企業に連れて行っていただいたり、
いろんなプロジェクトに参加させていただいたりしていました。

そして、いろんな企業の経営者、現場のスタッフさんと話し合う機会もありました。

今もそうですが、当時(今から9年前)の私は、

「コンサルタントなんて誰でもなれる仕事だし、無資格でできるし、
これから数がメッチャ増えてくるやろうなぁ。
自分はどうやって、他の人との違いを出そうかな・・・」

と考えていました。

そんな中、いろんな企業の経営者・スタッフさんとお話をさせていただく中で、

「口先だけのコンサルタントが多い」
「抽象的な提案しかしないコンサルタントが多い」

ということが分かってきたので、
私自身は「やって見せる」という部分で勝負しよう、と決心しました。

それ以来、「やって見せることができるのが、私の強みです」と言うようになりました。

昨日まで、3週連続で3社のクライアント様の新しいモデルハウスのオープンイベントでしたが、
その中の2社は新築事業に新規参入したクライアント様でした。

なので、出来る限り時間を調整し、イベントに参加をさせていただいたのですが、
その際も心がけたのは、「やって見せる」ということ。

モデルハウスの案内。
着座の促し方。
資金計画。
今後のスケジュール説明。
アポの取り方。
ポリシー営業。

実際にクライアント様のスタッフさんの横で実践し、見ていただきました。
そんな中、お客様に関係なく、ワンパターンの接客で十分に通用し、
アポイントが取得できることを分かっていただけたかな、と思っています。

私自身も久しぶりに「やって見せる」という自分の原点にかえることができました。

とても楽しかったです。

皆さんの原点は何ですか?
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【第1367回】 実行しながら改善し続けて、初めて成功する

2014年09月28日 | 住宅コンサルタントとして
「この事業に取り組めば、成功しますか?」
「このFCに加盟すれば、業績が伸びますか?」
「あなたに頼めば、業績が改善できますか?」

こういう思考の経営者が経営する会社は、これからの時代、衰退する一方です。

こういう経営者の頭の中には、「何に取り組むと成功するか?」ということしかありません。

でも世の中、そんなに甘くはありません。
お客様は年々、賢くなっています。
ライバル企業のレベルは、年々上がっています。

市場が成熟化する、ライフサイクルが進むということは、
ただ単に何かに取り組むだけでは不十分で、
新しいことに取り組んだ後、市場や顧客に合わせて
細かな改善を繰り返していかなければならないのです。

石橋を叩きまくって叩きまくって、検討ばかりする会社がありますが、
こういう会社はこうした今の時代の本質をわかっていないのですね。

いち早く取り組み、実践→検証→改善のサイクルを早く回した企業こそが
最終的に勝ち残るのです。

このスピードを高めていきたいものですね。
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【第1366回】 仕入れ先、依頼先に思いやりの心を持つ

2014年09月27日 | 住宅コンサルタントとして
その昔、建築資材のメーカーで働かせていただいていた頃、
数多くのお客様にとても可愛がっていただきました。

そしてごく僅かではありますが、かなり無理な要求をしたり、
自分たちのミスを仕入れ先のせいにし、更には理不尽な罵倒を受けることもありました。

若い頃に、世の中には理不尽なこと、筋が通らないことがある、
ということを学べたことはとても大きな経験になりました。

毎回、無理な依頼ばかりされていて、何とかそれに応えたのにも関わらず、

「いつも買ってやってんだから、それくらいやって当然だろ!」

と言われる。

「今回の現場、本当に厳しいので価格協力してくれ!
その代わり、次の現場も君に頼むから」

と言われ、会社を説得して価格対応をしたのに、その約束を破られる、
なんてことも数え切れないくらい経験しました。

恩を仇で返されることも経験し、
その逆に恩を倍にして返して下さるお客様も幸運なことにおられました。

無理難題な依頼ばかりする方は、一見、目先では得をしているように感じますが、
実はとても大きな損失をしています。

それは、仕入れ先から仕事の依頼が全く入らない、ということです。
もっと言うと、仕入れ先から全く応援されないんですね。

だから仕事が切れずにドンドン広がっていく感じになっていかないのです。

一方、私自身が可愛がっていただいたお客様は、
仕入れ先の若い担当者を大変可愛がっておられ、
よくご飯を誘ったりしていたのですが、そういう会社にはドンドン紹介が発生するのです。

そういう方は、相手の都合をしっかりと考える心を持っていますので、
無理な依頼は1年に数回、あるかないか・・・。
しかも無理な依頼をした後、しっかりとフォローして下さったりするのです。

そういう会社はとにかく仕入れ先の皆から好かれるのです。
だから紹介がドンドン発生し、商売の和が自然と広がっていくのですね。

仕入れ先、依頼先を思いやる心とは、
「相手には相手の都合がある」ということを理解すること。

相手をリスペクトし、感謝の気持ちを持てば、
仕入れ先から応援される会社・お店になっていけるでしょう。

仕入れ先に応援される会社・お店になっていますか?
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【第1365回】 かなりしつこい、というか、相当しつこい

2014年09月26日 | 住宅コンサルタントとして
仕事上、私はかなり粘り強いというか、違う言い方をすればしつこいタイプだと思います。

「次、こういう取り組みをされた方が良いのに・・・」
「この商品を採用されたらいいのに・・・」
「このFCに加盟されたらいいのに・・・」

という風に感じた場合、クライアント様にすぐご提案しますが、
それで即、こちらの提案を採用して下さるクライアント様もいれば、
さまざまな事情により、その提案を受け入れていただけないこともあります。

自分の考えに絶対的な自信がある。
でも、クライアント様にはクライアント様の事情もある。
提案だけすることが仕事だと思えば、ここで終わっても良いかもしれませんが、
私自身はクライアント様がより素晴らしい会社になられ、
お客様に支持され、応援される会社になっていただくことを目的にしているので、
1回や2回、受け入れていただけなくても諦めません。

10回や20回はあの手、この手でご提案したり、視察にお誘いしたりと
かなりしつこく提案し続けます。

昨日、お伺いしていたクライアント様も、新商品開発に関して、
1年以上前から提案していたことを再度、提案していました(←しつこい!)。

「もう、これで先生にこの話、してもらうの何回目?
この提案を受けてモデルハウスを建てるかどうか、今日決めよ!」

と、幹部の方から意見があって、最終的にモデルハウスを建てることになりました。

以前にも断熱材を変えた方が良い、という提案をさせていただいて、
何回かの交渉の上、変えていただいた経緯があります。

現状の展開がうまくいっているので、なかなか変えられない。
何となくですが、少し慎重になられているのです。

そこに刺激を与えて、より良い方向に進んでいただくのが私の使命。
これからもしつこく、信念を持って繰り返し提案をしていきたいと思います。
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【第1364回】 素人が経験者に勝つ時代

2014年09月25日 | 住宅コンサルタントとして
ここ最近、またお客様が潜在的に住宅会社に求めること、求めるレベルが格段に上がったなぁ、
と感じる鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

どう変わったのかというと、モデルハウスや見学会場を見た際に、
ワクワクするか、キュンキュンするか(←男の私が言うとキモいですが・・・笑)、
そこがとても重要だなぁ、と思うのです。

数年前までは、家具と小物をある程度、ディスプレイしていれば良かったのですが、
今はかなり雑貨・小物を盛りつけておかないと
お客様の心がワクワク・キュンキュンしないと感じます。

このことを私に教えてくれたのは、最も新しく住宅業界に参入したクライアント様。
そのクライアント様のモデルハウスのディスプレイが本当に半端ないのですが、
来場されたお客様のウケが本当に良いのです。

ちなみにそのクライアント様のモデルハウスのコーディネートは、
雑貨が大好きな女性2名がされたのです。
2名とも、住宅業界で長年働いてきた訳ではありません。
建築士やインテリアコーディネーターの資格も持っていないと思います。

言葉は悪いですが、言ってみれば雑貨が大好きな素人さんなのです。
(←ご気分を悪くされたらごめんなさい、でも本当に褒め言葉でこの言葉を選んでいます)

でも、この一般人的な感覚が本当に大切なのです。

私自身も気をつけなければならないのですが、長年、この業界で働いていると
ついつい業界の慣習や会社側の都合で物事を考えがち。

雑貨をたくさん盛れば、メンテナンスも掃除も大変だし、
備品がなくなっていないかの管理も大変。
だからそこそこでいいか、みたいな・・・。

でもそれって、お客様のことを考えていないのですね。

商売の本質は、お客様が喜ばれる、ワクワクされることを提供し、満足していただくことです。
ここを忘れてはなりません。

「絶対に住宅事業に参入しないと、御社の未来はない!」
と何十回も提案し、つい昨年、新築事業参入を決断して下さったクライアント様。
経験が一番少ないのにも関わらず、ものすごく重要なことを教えて下さいました。

本当に感謝です。

皆さんの会社は、自分都合でモデルハウスのディスプレイをやっていませんか?
お客様の目で物を見て、考えて行動していますか?
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【第1363回】 誕生日

2014年09月24日 | 住宅コンサルタントとして
アンジャッシュの渡部さんと生年月日が全く同じの鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

昨日は私事ですが、私の誕生日でした。
といっても、1日仕事をしていましたし、
我が家の次男は今、北海道に修学旅行に行っていますので、
家族でのお祝いはなし(一応、鬼山家では、必ず家族全員で誕生日をお祝いします)。

ということで、普通にクライアント様のモデルハウスに行き、
オープン前の準備をしていたのですが、
サプライズでケーキまでご用意いただき、誕生日をお祝いしていただきました。

本当にありがとうございました。

またフェイスブックで本当に多くの方からお祝いのメッセージも頂戴し、
これまたとても嬉しかったです。

クライアント様、勉強会の皆様、高校・大学時代の友達、
本当にありがとうございました。

毎年、確実に歳を重ねますが、それに比例して自分自身が成長できているか?
新しいことにチャレンジしているか?
そんなことをこうした節目の時に考えたりします。

2015年のスケジュールも固まり、来年は海外視察、
更にはイタリア家具の共同購入など、チャレンジしたいことが多々あります。

またクライアント様の中で、驚異的な成長を遂げられているスタッフさんもおられるので、
その方からいろいろと学ぶ勉強会や、次期経営者の方の会も立ち上げたいですし、
新築事業の新規参入組の会も立ち上げたいなど、まあ妄想だけは広がっています。

自分の来年の手帳を見ながら、どこに入れられるかを日々、考えています。

「住宅業界を良くするために働く」という軸はブレずに、
我が社の商品やサービス、更には自分自身を磨き続け、
クライアント様のお役に少しでも立てるよう、日々、精進します。

また1年、どうぞよろしくお願いいたします。
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【第1362回】 引き際

2014年09月23日 | 住宅コンサルタントとして
一生、現役でいられるのが理想的ですが、
仕事内容によっては、一生現役でいられない仕事もあります。

個人的には新築の営業マンとしては、必ず通用しなく時が来ると思っていますし、
営業や設計などの実務をやっている経営者であれば、引くべき時が来るのかと思います。

自分が通用しなくなっている。
自分の感性・感覚がお客様と合わなくなっている。
こうした現実を自分自身で認めることはつらいのかもしれませんが、
お客様のため、会社のためを思うと、引くべき時に引かないといけないでしょう。

また引くべき時にいつでも引退できるよう、日頃から後継者を育成することも
経営者にとってめちゃめちゃ重要です。

「後継者が育っていないから引退できない」

というのでは、経営者として最も重要な後継者の育成をやっていなかったということであり、
そういうことが起こらないようにしないといけなかったのです。

企業は永続しなければなりません。
特に住宅会社はお客様に対する責任が重大ですから
絶対に潰れたり廃業する訳にはいかないのです。

経営者は、後継者をしっかりと育てると共に引き際を美しくしたいものです。
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【第1361回】 「見たい!」を「真剣に検討しよう!」に変える接客

2014年09月22日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、1週間前にモデルハウスをグランドオープンされた、
新築事業に参入されたクライアント様のイベントのお手伝いに行っていました。

2週目なのにもかかわらず、お客様がまあ、次から次へと来場され、
あっという間の1日でした。

この2週間のオープンイベントで来場されたお客様は全て新規客で150組以上。
新しくできた工務店のイベントとしては上々の結果となりました。
(しかもまだ商圏全てにチラシを配布していないのに、です)

更に素晴らしいことに、次アポが取得できているお客様が15組以上いらっしゃり、
更には具体的なプラン出しやクロージングをかけられるお客様も相当数、いるのです。

昔ながらの考え方・やり方を変えることができない工務店を
あっという間に追い抜いていくでしょう。

それくらい、昔ながらの考え方・やり方を変えることができない工務店は
お客様の要望に応えられていないのです。

さて、昨日は私自身、1日で4組の接客をさせていただいておりましたが、
明確なアポを2組、おそらく家族会議を開いて商談をお願いされるお客様1組と、
お客様が本当に家を建てたい、と思う商談ができたと思います。
(もう1組のお客様は転勤族の方で、しかもご主人・奥様も地元ではないため、
ちょっと家づくりを真剣に考えられない方でした)

お客様はモデルハウスや完成現場見学会の会場となる建物を

「見たい!」
「前から気になっていた!」

という感じで見に来られます。
この見に来られた時点では、「家を建てたい」という気持ちはなく、
「いつか建てられたらなぁ」と漠然としたイメージしかお持ちではないことが多いのです。

そんな漠然としたイメージしかお持ちでないお客様に対し、

「家を建てることを検討しよう!」

と思ってもらえる接客をしなければなりません。
そのポイントとは何か?

今回の2週間のイベントお手伝いで、私自身、確信を持ちました。

今月、来月のコンサルティングでお伝えさせていただきますね!
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【第1360回】 お客様だけでなく、仕入先様も大切にする

2014年09月21日 | 住宅コンサルタントとして
長い間、繁盛し続けている企業・お店には、ある共通するポイントがあると思っています。

それは、「お客様だけでなく、仕入先様も大切にしている」ということです。

よくあるケースですが、お客様にはペコペコしているのに、
仕入先様にはかなり傲慢な態度をとるアホがいます。

自分を勘違いしている訳ですね。

そういう奴は、「仕入先様が自分と付き合っている」と勘違いしているのですが、
実際は会社対会社のお付き合いだから自分の言うことをきいてくれている、
ということを分かっていないのですね。

自分の感情に任せた傲慢な態度が、会社を危機的な状況に追い込んでしまうこともある、
ということが分からないのです。

こういう会社では、仕入先様が自社の味方になってくれません。
仕事があるから、仕方なくついていってはいますが、
仕入先様のスタッフさんが自分の大切な友人を紹介する、なんてことは絶対にしないのです。

いつまで経っても自社を応援してくれる人の輪が広がっていかないのですね。

一方、長年商売が繁盛している会社・お店で働いているスタッフさんは、
商売の本質をよく分かっています。

仕入先様の担当者も自分達のお客様にいつなって下さるか、分からない。
そもそも、仕入先様がちゃんと決められた時期に決められた商品を納材してくれるから、
自分達も仕事が出来る、ということをしっかりと理解されているのです。

仕入先様に助けてもらっていることに感謝する。
助けてもらっていることを当たり前だと思わない。
そういう人としての常識を持っている企業・お店は、
応援して下さる人の輪が本当に広がっていくような気がしています。

これはビックリするくらい当てはまります。
私がいろいろと学んだ中で、圧倒的にお客様に支持されているお店は
皆、こういう哲学を持っているのです。

皆さんの会社は、お客様に感謝するだけでなく、仕入先様にも感謝することができていますか?
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【第1359回】 採用の大切さ

2014年09月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、ゼロから住宅事業を立ち上げられて2年が経過した
クライアント様にお伺いしておりました。
(準備期間を入れれば3年になります)

業績も非常に好調で、この12月末まで年間24棟の契約が見えてきました。

3年目で年間36棟契約というイメージでお手伝いをさせていただいておりますが、
そのためにこれから打つべき手などを提案させていただいておりました。

当然ながら、まだ2年の会社ですので、課題はたくさんあるのですが、
このクライアント様で特筆すべきは、スタッフさんの空気感・一体感の素晴らしさなのです。

とにかく、皆さん素直でセンスが良いのです。
そして職場の空気がとにかく明るくて楽しいのです。

私、毎月仕事でお伺いしていますが、感覚的には「仲間のところに帰ってきた」って感じです。
実際、OB様感謝祭でスタッフとして働かせていただきましたし、
いつお伺いしても、本当に居心地が良いです。
(←ちゃんと仕事しろ!)

で、このチームはどうしてこういう空気感になるのだろう?と考えてみたのですが、
結局のところ、採用がとてもうまくいっているということに尽きるのです。

変な価値観や感性を持ったスタッフが一人もいないのですね。

若くて素直な人は、自分を変えることは可能かもしれませんが、
素直でない人、頭が固い人、自分の考えが絶対に正しいと思っている人は
変わることが出来ません。

そういう人が組織内に居れば、やはり雰囲気は悪くなります。
ゆえに採用に関しては、一切妥協されていないのですね。

もちろん、素晴らしい人が入社したくなるような会社にまずなっておく必要がありますし、
「良い会社ですよ!」ということを対外的に発信しておかなくてはなりません。

まだ人数が少ない頃から、そしてまだ受注が少ない時から
その部分を本当に頑張ってこられたのです。
だからこそ、今のこのチームの雰囲気・業績になっているのですね。

ビジョナリー・カンパニーの中でも書かれていますが、

「誰をバスにのせるのか?」

が非常に大切なのです。

採用の重要性を本当に感じる今日この頃。
皆さんの会社は、採用に妥協していませんか?
素敵な人が「働きたい!」と思える情報を発信することが出来ていますか?
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【第1358回】 行動がワンパターンにならないように注意!

2014年09月19日 | 住宅コンサルタントとして
私自身、人付き合いはそれほど得意ではなく、友人はそんなに多くないのですが、
前職時代、そんな私と仲良くしてくれた人たちがいます。

私を含め、3人いるのですが、それぞれ異業種からコンサルタントに転職して、
今、その中の2人は起業、もう1人はまた元の業界に戻っています。

まあ、このメンバー同士、気が合いますし、
それぞれ自分の道を自分の意思で歩いていますから
なかなか楽しい時間を過ごすことができるのです。
刺激もいっぱいもらえますし、それぞれある業界のスペシャリストなので、
いろんな情報を交換できるのですね。

半年の第1回目の集まりは私が幹事をして、
銀座のお鮨屋さん「かくとう」さんで開催しましたが、
今回は昨年末に独立したAさんが幹事となり、
これまた銀座のお鮨屋さん「呉竹」さんでの開催となりました。
(次の幹事のKさん、今度はふぐとかあんこう鍋とかでいきましょう!)

また今回、このアクが強くて濃いメンバーにフレッシュで爽やかなKさんも参加してくれ、
4人で時間を忘れていろんな話をしておりました。
その内容は、ちょっとブログでは書けない、過激な内容ばかりなのですが、
こういう話を肴にお酒を飲むのは、本当に最高でした。

そういえば最近、プライベートでこんなに話に夢中になることもないよな、と思います。
今の仕事をして以来、昼間にずっとしゃべっているので、
プライベートになるとあまり話をしたくない(というか、疲れている?)感じなんですね。

いやいや、そもそもプライベートで友人に全然、会ってないぞ!!!

今年、高校時代の親友と焼肉に行く約束をしていたのを今、思い出しましたっ!
大学時代の友人たちとも今年に入って多分、1回も会ってないですし、
テニススクールの教え子さんたちに至っては5年以上、会ってないな・・・。
自分の師匠にもしばらく会っていないです。

こりゃ、やばい・・・。
プライベートが全く、充実していない・・・。

まあ、仕事が本当に趣味なので、ワークライフバランスなどはどうでもよく、
とにかく仕事をバリバリさせていただいて、余った時間をどう使うかは
ちょっと考えないといけないですね・・・。
でないと、新しい発想も湧かないですし・・・。
今は正直、空いた時間は自分の家内と食事やショッピングに行くか、
ジムで運動するか、マッサージ店に行っているかくらいなので、
もっといろんな人に会おう!

手帳を見て、空いた時間にいろんな人をお誘いしよう!

行動がワンパターンになり、脳に「!!!」や刺激を与え、感性を磨くことがなかなか難しくなります。
行動がワンパターンにならないよう、注意しよう。
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【第1357回】 決めたことをお客様前で実行しているか?

2014年09月18日 | 住宅コンサルタントとして
業績が伸びない会社の典型的なパターンでよくあるのは、

「決めたことが実行されない」

ということです。

外部のコンサルタントを入れて、最新の素晴らしい事例をたくさん学び、
「よし、これをやってみよう!」
と決定はするものの、翌日から莫大な量の実務に追われ、
決めたことが1ヶ月、ほったらかしになっていたりします。

もしくは、決定したことを

「誰が・いつまでに・何を・どこで・どうやって・いくらの予算で・なぜ」

という、5W2Hに具体的に落とし込まないで会議を終了してしまうと、
結局、誰が責任を持ってやるのかが分からない。
それで自主的にやったスタッフさんを経営者や上司が

「何で勝手にそんなことやるんだ!」

なんて言った日には、誰も自主的にやらなくなるものです。

そういう会社に限って、経営者や上司は、

「ウチの社員は本当に自主性がなくて・・・」

なんて言ったりするのですが、「そうさせてるのはアンタやろ!」って感じなんですけどね・・・。

さて、決定したことを現場でお客様に対して実行しなければ、
結局決定したことは何の意味も成しません。

業績なんて上がる訳、ないのです。

この決定したことを実際に現場でやれる組織にするためには、
ちゃんとした組織をつくっておく必要があります。
更にはやるべきことを決定する際に、リーダーを結滞の場に巻き込んでおく必要があります。

そしてリーダーに当事者意識を持ってもらうようにしていくのです。

決めたことがお客様の前に実行できないのは、
それは経営者や上司の責任だと個人的に思っています。

昨日、お伺いしていたクライアント様は、そのあたりのことをすごく理解されていて、
これまでの会社の組織を大きく変えていただきました。

その決断力・行動力が本当に素晴らしいです。

皆さんの会社は、決めたことをお客様の目の前で実行できる会社ですか?
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【第1356回】 素直でない人のパターン

2014年09月17日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスで成功するかしないかは、
素直さで決まると言っても過言ではありません。

素直な人は成功しますし、
素直でない方は成功しないのです。

素直な経営者にある提言をすると、成功する可能性が10%しかなくとも、

「分かりました!まずやってみます!」

という回答が返ってきます。

小さくトライしてみて、お客様や社員さんの反応を見ながら、改善していくのです。

こういうスタンスのクライアント様が15社以上、いらっしゃいますが、
各社様共に業績は安定成長しています。

一方、素直でない人は、何かを提案しても

「それはいいと思うんですけど・・・」
「それって、こういうリスクってないですかね・・・」

と、必ず否定的な言葉が返ってきます。

もしくはすぐに「検討します」という言葉が帰ってきて、
最終的にはやらないことがほとんどなのです。

素直でない人とは、

「自分が100%納得したことしかやらない。
90%納得していたとしても、10%ひっかかることがあれば、
その10%が解決するまで取り組みをスタートしない人」

とも言えるでしょう。

自分が100%納得するかが重要なのではなく、
お客様がどう評価されるかどうかが重要なのに、
お客様よりも自分を優先する訳です、素直でない方というのは・・・。

一見、人当たりがとても柔らかく、笑顔も素敵で人の話を聴かれる、
いかにも素直そうに見える方が、実は非常に頑固で素直でないこともあります。

これは客観的に見て、とても損されているなぁ、と思ってしまいます。

皆さんは素直な人ですか?
それとも素直でない人ですか?
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【第1355回】 大盛況のモデルハウスOPENイベント

2014年09月16日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、この9月から住宅事業に参入されたクライアント様の
モデルハウスOPENイベントの当日サポートにお伺いしていました。

ただ、今回の事業立ち上げに関してスタッフは実質2名なので、
そんなにお客様にたくさん来ていただいても対応ができません。
よって、広告は新聞折込とポスティングでわずか2万枚、
更にはフリーペーパーにちょっと掲載した程度。

それで3日間合計で約80組のご来場。
更にプレオープン期間に広告を全く打たないで25組のご来場。
何とすでに100組を超えるお客様に来場していただいているのです。

今回の事例は、私にとってもちょっと驚きで、
逆に新規参入されたこのクライアント様からたくさんのことを学ばせていただきました。

また私も昨日は1日、接客をさせていただいておりましたが、
とにかく来場されるお客様の反応がとても良いのです。

その理由は、モデルハウスのしつらえ、ディテールに徹底的にこだわったことにあります。
小物の飾りつけや収納の中の作り込み、更には家の中や敷地の中の作り込みが
ホンマにハンパ無く、昨日なんて大勢で片づけたのにもかかわらず、
撤収にかなり時間がかかりました。

まさに2名のスタッフさんが命をかけて取り組んだモデルハウスです。

一昨日も、夜、疲れが相当残っていて、家に帰ると眠ってしまうからと、
フォミレスにこもって来場されたお客様に手書きでお礼状を作成され、
更にその後夜中、商談中のお客様が検討されている土地を見に行かれたりと、
本当にやれることを必死でされているのです。

そんなお2人の努力に、本当に頭が下がります。
そして2年前に同じく新築事業に参入された別のエリアのクライアント様のスタッフさんの
開業前の苦労を思い出しました。

ここまで徹底的にやれる方は、絶対に成功します。
なぜならば、結果も出ていないのにやっていることがぬるい住宅会社が
まだまだ日本に数えきれないくらいあって、
そんなレベルの会社には、必死で取り組んでいる会社は絶対に負けないからです。

この初心を忘れず、これから大きく飛躍され、
地域のお客様に素敵な住まいを提供できる住宅会社を共に目指していきたいです。
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