鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4036回】 調子が良くても、調子に乗らない

2022年01月17日 | 住宅コンサルタントとして

ちょっと業績が良くなり、

同業他社や仕入れ先、更には金融機関から

 

「この厳しい時代、本当に素晴らしい業績ですね!

これも社長の経営力が素晴らしいからですね!」

 

と言われて、その気になってしまう経営者も

世の中に結構存在するよなぁ、と感じています。

 

また、住宅会社でよくあるのが、

不動産会社に接待漬けにされ、

売れないで残っている土地を買わされたり、

住宅FC本部に接待漬けにされ、

落ち目のFCに加盟させられたり、というケース。

 

まあ、業績が良いと耳障りの良い言葉を言って、

いろんな人たちが集まってきます。

 

このおべんちゃらや接待漬けで判断を見誤り、

会社に多大な損害を与えているのに、

その自覚が無い経営者も、これまで見てきました。

 

特に50代以上の経営者に、

こういう接待漬けやおべんちゃらに弱いタイプが多いので、

注意が必要です。

 

調子が良い時に、調子に乗らない。

 

自社が調子が良いのは、

社員さんが頑張ってくれたり、

仕入れ先さんに協力していただいたおかげで、

決して自分の力ではない。

 

こうした謙虚さや冷静さを

経営者は持っておきたいものです。

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