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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第273回】 飽きないで企画をし、実行する

2011年09月30日 | 住宅コンサルタントとして
どんな仕事もそうなのですが、基本的には仕事とは、毎日同じことの繰り返しです。

新築を手掛けている会社であれば、平日は週末の商談のための資料づくりであったり、
土地情報を収集したり、お客様へのアポ打診であったり、週末のイベントの準備だったり・・・。

不動産会社だったら、物件を探したり、同業者を回って情報収集をしたり、
輪転機でチラシを刷ってポスティングをしたり、お客様へアポ打診の電話をしたり・・・。

リフォーム会社であれば、反響をいただいたお客様へ現調に行ったり、見積を作成したり、
OBさんを訪問したり、現場管理をしたり・・・。

どんな仕事であっても、日々やらなければならないことは多々あるのです。
忙しいのは、決してこの住宅業界だけではありません。

こうしてそれなりに忙しくなってくると、イベントの企画であったり広告制作を
流すようにやり始める人がいます。

過去の企画をちょこっと変更するだけで、
言葉は悪いですが、やっつけでイベントを企画したりチラシを作成したりするわけです。

これは、過去と同じ企画をやることを否定しているわけではありません。

ただ、信念があって、過去と同じ企画をするのならいいのです。
まだ見ぬお客様のことを考えて、以前と同じ企画にするのならいいのです。

しかしながら、自分達が楽をするために、過去のものに適当に手を付け、
とにかく自分都合で仕事をするようになってはいけない、ということです。

何かの企画をする、ということは、それは全てお客様にとってプラスにならなければいけません。

「こういう来場プレゼントは喜ばれるのではないか?」
「こういうコーナーを設ければ、お客様はワクワクした気分になり、足を運びたくなるんじゃないか?」
「この情報は是非お客様にお伝えしたい・・・」

など、お客様のことを考えに考え抜いた企画でなければならないのです。

お客様は本当に敏感です。
情報発信側が何を考えているのか、どんな信念を持って商売に取り組んでいるのか、ということを
何となく肌で感じることが出来ると思うのです。

しかしながら、人間は飽きっぽい一面を皆持っているので、
売り手側は最初の頃は一所懸命考えていた企画が、だんだん飽きてきて、
最終的に面倒くさくなって、やっつけでやったりするようになります。

そうすると、最終的にお客様のご来場数に結果として表れてしまうのです。

飽きることのなきよう、自分自身を律して、お客様のことを常に考える思考を持ちたいものです。

そして企画をまとめ、それを告知する際のチラシを作成する際には、

「チラシはお客様へのラブレター」

という気持ちで、心を込めてつくるべきだと思っています。
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【第272回】 理想の夫婦像

2011年09月29日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、とある県のクライアントで通常のコンサルティング終了後、
そのクライアントの取引先のお客様に集まっていただいての勉強会、
更に夜はクライアントの協力業者さんに集まっていただいてのマナー研修と、
朝から夜までしゃべりにしゃべりまくりました(←いつもですね・・・。すみません)。

で、夜にクライアントの社長、それから社長の奥様に、
食事に連れて行っていただきました。

そのお店とは、長崎県佐世保市にある「花のれん」というお店。

2年前、はじめてこのお店で食事をした際、イカの活造りを食べたのですが、
そのイカのあまりのおいしさと醤油のうまみに感動し、

「こんなうまいイカがこの世にあったのか!」

と衝撃を受けました。



呼子という地方で獲れるイカなのですが、このイカ、
キレイに調理されていますが、まだ全然生きているのです。
足はまだバリバリ動いていますし、イカの肌の色も1秒ごとに変わっているのです。

そんな状態の新鮮なイカ、それから大好きなプレミアム焼酎をいただいておりました。

料理をいただきながら、社長ご夫妻といろんなお話をさせていただいたのですが、
とにかく奥様が社長を立てていらっしゃいました。
そして、とても尊敬されているのを感じました。

奥様が社長を立てておられるのは、
もちろんそのクライアントの社長が一本筋が通っていて、信念に基づき行動されていることと、
その信念が絶対にブレないという部分かなぁ、と思いましたが、
お二人の会話を聴いていて、「本当に理想のご夫婦だなぁ」と感じました。

また、奥様が社長をしっかりと立てていらっしゃることもあって、
4人のお子様が皆、父である社長のことが大好きなんだそうです。

特に娘さんが3人いらっしゃるのですが、食事の際とかに
社長にお酒を注がれたり、料理を運んだりと、自然におもてなしをされるそうです。

とにかく一家の大黒柱として、奥様からもお子様からも尊敬されているんだなぁ、
ということが伝わってきました。

そして「ウチもこんな夫婦になりたいなぁ」と思いました。

私が尊敬するクライアントの社長さんの中で、社長だけでなく奥様にもお会いさせていただいたり、
一緒にお食事させていただいたりしたことが数回ありますが、皆さん本当に同じ空気なんです。

奥様が社長を立てておられ、また夫婦仲がメチャクチャ良いんです。

逆に言うと、「夫婦がこういう空気になれば、経営は上手くいくのではないか」と思うくらい、
各ご夫婦から出ている波動が同じなのです。

「ウチ(の夫婦)もこんな空気が出ているかなぁ???」と、自分達のことが、ちょっと気になりました。

このブログを読んで下さっている皆様。
ご主人の方は、奥様を大切にされているでしょうか?
日々、感謝の気持ちを伝えることが出来ているでしょうか?

奥様の方は、ご主人を立てる(特にお子様の前で)ことが出来ていますか?
温かい目でご主人を見ることが出来ていますか?

夫婦感の空気が良くなると、必ず仕事の結果も良くなる、と感じた一日でした。
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【第271回】 早く歩く

2011年09月28日 | 住宅コンサルタントとして
仕事モードに入ると、皆さんは背筋がピンとなり、
体の中の血の流れが早くなるような感覚が私にはあります。

社会人になって、早16年目ですが、
特に今の仕事をさせていただくようになってからは、その感覚がずっとあります。

そして、仕事モードに意識と体が入ると、歩くのが猛烈に早くなります。

そして人ごみの中で、いろんな方を抜きながら、目的地めがけて一気に歩きます。

以前の会社でもそうでしたが、私が個人的に思っているのは、
歩くのが早い方、一つ一つの動作が早い方は、仕事が出来るということです。

逆に動作がきびきびしていない人は、仕事が出来ない人が圧倒的に多いということも感じています。
(←あくまで個人的な感想です、念のため)

雑巾を持って机を吹いたりするシーンを見ると、一発で分かりますね。
仕事が出来る人は、ドンドン加速していく感じです。
動きが早いのです。

日頃から決定する速度を早くする。
きびきび動く。

こうしたことを意識するだけで、20%くらいは仕事の結果が変わってくるのではないか、
と個人的に思います。

逆に人ごみの中でもマイペースでチンタラ歩いていて、渋滞の原因をつくっている人を見ると、
どうみても仕事が出来なさそうですし、そういう人に限ってファッションもダサかったりします。

日頃から早く歩く癖をつけたいものですね。
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【第270回】 安直な方を選ばない

2011年09月27日 | 住宅コンサルタントとして
安直にすぐに成果が出る方法ばかりを選択する癖が身についてしまうと、
ビジネスマンとしての成長は、ある一定のレベルで止まってしまうような気がします。

例えば、受注を一気に獲得するために、安易にキャンペーンや値引きに走る。
利益率を落として、商品を安売りする。
手間がかかり、調整が難しい見学会を開催せず、モデルハウスで待機し、
短期で受注出来そうなお客様だけをターゲットにする。

こうした発想をするようになったり、こうした行動をする癖がついてしまうと、
ちょっと危険だと思います。

というのは、発想の根源にあるのは、全て自分のことばかりだからです。

自分が楽することを考えているからです。

商売は、必ずお客様中心、お客様目線でなくてはなりません。

「ウチに来るお客様の要望はこれで、予算はこれくらい・・・。
どうしてもこうしたお客様に何とか対応したいから、仕様・価格見直しをして、
かつそれらを市場に発信するために、キャンペーンを企画したい!」

というように、お客様中心の考えならいいのですが、
安直に受注拡大のため、というのは、自分達の成長を止めてしまうと思います。

皆さんがお客様の立場で、例えばケーキ屋さんでケーキを購入しようとしている場合、
全てを手作りで作っているお店と、楽するために向上からスポンジを仕入れて、
それをお店でデコレーションだけしているお店とどっちで買いたいですか?

こうした、「自分がお客様の立場だったら・・・」という視点で、
自社のさまざまな部分を見ていくと、より良い家をつくり、より良いサービスを
提供できるようになるでしょう。

お客様の目線で、常に自社を、そして自分を見る癖付けをしたいですね。
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【第269回】 PR力を高めるために

2011年09月26日 | 住宅コンサルタントとして
マーケティング力、PR力が、今後ますます重要になってくると感じています。

情報発信を通じて、市場のお客様と良好な関係を築くことが、
最終的な受注のしやすさ、商売のやりやすさにつながっていくと思うのです。

短期的に売上をUPさせたい、お客様に多数来場していただきたい、というのであれば、
小手先の手法に頼ってやれますが、結局長期的に見れば、それはあまり意味がありません。

売り手の情報が出されまくっている中で、それに負けじとチラシを乱発したり、
雑誌にガンガン掲載したりというのは、ドロドロの戦場に敢えて参戦していくようなものです。

そうではなく、お客様が好感を持って下さる情報を発信しながら、
さらに今目の前のお客様を大切にすることで、必ず地力がついてきます。

この地力が、ある一定以上になった瞬間、お客様が定期的にご来場して下さるようになるのです。

ポイントは、「目の前のお客様を大切にする」ということと同時に、
「お客様が好感を持って下さる情報を発信する」ということです。

この発信する情報に、嘘があってはもちろんいけません。
(嘘つき、詐欺師になって、信頼と評判がゼロになってしまいます)

ですから、良い商品、良いサービス開発のため、地域社会のため、スタッフのためになるような取組を
日頃からコツコツとやり続けることが、情報発信の前に必要になってくるのです。

もしくは、「何のために家づくりを自社はやっているのか」という
家づくりの目的、信念を明確にすることが必要なのです。

こうしたことが出来た段階で、

「じゃ、情報をどのメディアで発信しようか」

ということを検討すればいいのです。

逆に言うと、こうした道理が分からない会社・経営者が、
小手先の手法に走るわけです。

意味なくHPをリニューアルしたり、SEO対策をしたり、胡散臭いセミナーに行ったり、
ヘンテコリンなFCに加盟したりするわけです。

たくさんのお客様に支持していただこうとすれば、取り組むべきことと取り組むべき順番があるのです。

そして最も変わらなければならないのは、経営トップのモノの考え方なのです。

ここが理解出来、正しい行動に移せれば、間違いなく市場のお客様の中で、
クチコミが発生するようになるのです。
そしてたくさんのお客様がご来場して下さるようになるのです。

皆さんの会社は、PR力を高めるために、正しい順序で行動することが出来ていますか?
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【第268回】 原点に返るための勉強

2011年09月25日 | 住宅コンサルタントとして
ここ2カ月ほどの間に、かなりの教材を購入しました。

自分なりに、もう一度マーケティングやPR、ブランディングについて勉強するためです。

移動時間で、もしくは家でちょっと時間があると、テキストを開いて勉強しています。

そんな中で、昔よくクライアントの皆様にお伝えしていた内容が
最近は全くお伝えすることが出来ていない、ということに気づかされます。

市場は日々変化しており、クライアントの皆様も日々変わっています。
そんな中、目の前の状況に対してどう舵を切るか、どう判断するか、ということについては、
お伝えすることが出来ているつもりです。

また、研修的な部分やノウハウ・テクニックの部分も大丈夫かと思っています(←自分判断)。

しかしながら、マーケティングの基礎、商いの基本など、最も大切なベースの部分について、
もっとわかりやすくお伝えしなければならないのでは、と感じました。

今回、購入したテキストから、自分なりにヒントをいただくことが出来ました。

毎日、いろんなことが商売をやっているとおきる訳ですが、
こうした時に自分なりの軸を忘れ、ついつい目先のことばかり見てしまうのが人間だと思います。

そうしたことがあった際、「自分たちの経営の信念は何か?」という原点に立ち返り、
そこから全てを決定するような企業でいたいものです。

そうすることが出来るためにも、日々勉強することが大切なのです。

皆さんはここ1ヶ月、どんな勉強をしましたか?
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【第267回】 運動会&誕生日

2011年09月24日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、子ども達の小学校の運動会でもあり、私の39回目の誕生日の誕生日でした。

長男は小学校6年生ですので、小学生最後の運動会となります。

保育園の時から、毎年運動会は仕事のお休みをいただいて、
ずっと参加をしてきました。

ウチの子どもが通っている小学校では、
6年生が全体のトリでソーラン節をカッコいい衣装を着て、
カッコいい音楽に合わせて団体で踊るのが定番となっています。

男子は上半身裸で、ハッピを羽織り、勇ましい踊りを踊るのです。

私に似ず、長男は日頃からクールでマイペースなのですが、
このソーラン節に関しては、かなり熱が入っていたらしく、
家でも一所懸命練習をしていました。

そしてプログラムの最後。
6年生の演技がはじまります。

長男の勇姿を見ながら、気が付くと家内はビデオを撮りながら涙を流していました。
どうやらいろんな思い出が頭の中でよみがえって、感極まったようです。

長男は、6年前の幼稚園の頃、ある日いきなり大量の血を吐いて、
「お腹が痛い」と苦しみました。

検査の結果、膵臓と胆のうの合流するところの管が先天的に太すぎて、
膵臓と胆のうが正常に機能しない、ということが血を吐いた原因でした。

手術の前の検査入院の間、一週間以上点滴のみで何も口に出来ない長男。
幼いながら、ずっと我慢をしているその姿に、
毎日私も家内も涙を流さない日はありませんでした。

そして無事、手術は成功。

検査入院、そして手術後と約1ヶ月、
病院に私と家内が交互に泊まって、長男につきっきりでした。

そして退院後、まるで何事も無かったかのように、すくすくと育ってくれました。

こうした経緯を家内は思い出していたのかもしれません。

長男が血を吐いて苦しんでいた時、最悪の事態も脳裏をよぎりました。
ですから、ただ子どもが生きてくれて、一緒に生活出来るだけで、本当に幸せです。

子どもの成長を見られること。
家族で毎日を過ごせること。

こうしたことが、実は本当にありがたいことで、幸せなことなのです。

そういう環境に、本当に感謝しなければなりませんね。
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【第266回】 身銭を切る

2011年09月23日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に、身銭を切ってやったことが自分の血になり骨になると思っています。

ですから、身銭を切って勉強している人を見ると、とても応援したくなります。

10月のシークレットセミナーですが、クライアントのスタッフの中には

「身銭を切ってでも参加したい!」

と言って下さっている方もいると、社長や幹部の方からも聞いています。

とても嬉しく思います。

そもそも、給料をもらっているということは、それだけでプロということです。

一流のプロというのは、自分に対する投資を惜しまないものです。

例えば、プロゴルファーの場合、キャディーさんや体のケアをしてくれる整体師なども
全て身銭で契約しているのです。
10代、20代のゴルファーでもそうしているのです。

また社会人になって25歳の頃、私は自分自身で変わろうと決意し、
その頃から毎月20冊の本を読むことを自分に課し、
本代にとにかく自分のお小遣いを突っ込み続けました。

また、前職時代、私が尊敬していた師匠、それから他のコンサルタントで魅力的だと私が感じる方も
身銭を切って外部のセミナーなどにガンガン参加していました。

一方、単に会社に来て、言われた仕事だけをやっている人は
全く魅力的ではなかったですし、能力も全然向上していませんでした。

お客様の前で最高のパフォーマンスを出せるよう、
日頃からコツコツと研鑽を続ける人がプロなのです。

ですから家にいる時間も、オフに外に出かけている間も、
自分の感性を磨くとか、知らないことを知ろうとすることなどに取り組まなくてはなりません。

伸びる人は、自らを向上させ続けなければ通用しない、ということが分かっているのです。

そしてそういう人を個人的に応援していきたいと思っています。
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【第265回】 縁はつながる

2011年09月22日 | 住宅コンサルタントとして
コンサルタントのお仕事をさせていただいて6年ちょっと経ちます。

その中で、今ご縁を頂戴しているクライアントの皆様の大半は、
本当に長いお付き合いをさせていただいておりますが、
過去、いろんな事情でお付き合いが終わったクライアントも、もちろんあります。

そんな昔のクライアントの中で、とても印象に残っているスタッフの方が数名います。

まず思い出すのは、本当に業界未経験の女性二名を採用され、
住宅事業を立ち上げようとされていたクライアントの女性スタッフです。

お二人とも、とても素直で、私が提案したことを確実に実行しようという意思が非常に強く、
しかも感性豊かで素直で言うこと無し、という方でした。

その中のお一人は、結婚・出産ということで会社を退職されましたが、
もう一名の方は、今でもバリバリ営業をされています。

一年半のお付き合いでしたが、そのお二人との思い出は非常に記憶に残っています。
そして、今でも現役でお仕事されている方は、今回のセミナーでお会い出来るんです。

とても楽しみです。

また、某エリアの元クライアントで、非常に感性が素晴らしいスタッフ(男性)も記憶に残っています。

チラシやDMで、私の提案を見事にカタチにすることが出来る、
本当に素晴らしい感度をお持ちの方でした。

元々営業マンではありませんでしたが、「この人は絶対に伸びる!」という確信があり、
ずっと「期待してますよ!絶対に伸びます!!」と言い続けていました。

昨年末、以前毎日更新していたブログで「退職する」ということを発表したとき、
突然お電話をくれた方でもあります。

そして、昨日、その方からまたお電話をいただきました。

今、会社を変わられたそうなのですが、その会社の社長に私のことをオススメ頂いたそうです。

まだどうなるか分かりませんが、近々お会いすることになりそうです。

自分の感性に合う方というのは、何かのカタチで結局ずっとつながる(人を大切にする方、
ということが前提ですが・・・)と、昔からずっと思ってきました。

そして実際、私の記憶に残っている、素晴らしい元クライアントのスタッフの方と
こうして近々お会い出来たりもするわけです。

住宅会社というのは、価値観の合うお客様の家を建てさせていただき、
しっかりとしたお付き合いを継続すると、そこから輪がドンドン広がっていくのです。

紹介がたくさん頂ける住宅会社の特長は、このポイントをよく理解されているということです。

自社の会社の考え方をしっかりと発信し、価値観の合うお客様と接点を持つ努力を
ずっとされているのです。

だから商いを続ければ続けるほど、応援して下さるお客様がドンドン増えていき、
商売がやりやすい環境になっていくのです。

こうした商売の王道をクライアントの皆様と進みたい、と思っています。
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【第264回】 シークレットセミナー事前打合せ

2011年09月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアでコンサルティング終了後、
10月のシークレットセミナーの事前打ち合わせを
日本№1の住宅営業マンとさせていただいていました。

長いお付き合いになるのですが、実は100%仕事の話というのは、今回が初めてでした。

いろんな会社のトップ営業マンの営業スタイルは理解しているつもりでしたが、

「果たして日本一の営業マンというのはどのレベルなんだろう???」

と自分なりにワクワクしながら、カフェで打ち合わせをスタート。

さまざまな質問をさせていただき、その質問に答えていただきました。

もう、目からうろこが本当に出てくるかと思いました(←出るかい!)。

というか、お話を聴かせていただく中で、もう私は体温が上がり、かつ奇声を店内で発し、
かなりテンションが高く、危険な状態だったと思います(←どんな状態やねん!)。
まあ、ヒアリングが終わった時には、汗びっしょりの状態でした。

具体的に教えていただいた内容をちょっとまとめてみますと・・・

①真の一流の営業マンになるためなら、□□で□□すべし!
②土地決定前のお客様に喜んだいただくために、□□から□□□□すべし!
③不動産会社の営業マンから良い土地を誰よりも早く紹介してもらうために、するべきこととは?
④お客様にこの土地で決めていただくためには、何を準備すればいい?
⑤高級住宅であっても、プラン確定までのプレゼンは1回が基本!そのためにしていることとは?
⑥他社競合はしない!そのために事前にお客様に伝えるべきこととは?
⑦初回接客時に、大手ハウスメーカーを選択肢から外してもらうために取り組んでいることとは?
⑧ズバリ、注文住宅の営業マンがクロージング前までにやっておかなくてはならないこととは?

などなど、思い返すだけで衝撃の内容でした。

これぞ、日本一の営業マンと思える、本当にすごい話でした。

これから本番までの間に、テキストとしてまとめさせていただきます。

すでにお申込みして下さった、クライアントの皆様、勉強会のメンバーの皆様、
このセミナーにご期待下さい!

とにかく、基本の考え方が素晴らしいのです!

こういう思考をする方、こういう感性をお持ちの方は、どんなビジネス、そんな職種をやっても
絶対に成功する人なのです。

ですから、枝葉のトーク例とか手法を聴きたい、ということではなく、
「日本一の営業マンのモノの考え方を知る」という目的でお越しいただくといいと思います。

セミナー当日、私自身が一番楽しみです。
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【第263回】 商品と共に情熱を届ける

2011年09月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はお休みを頂戴しておりました。

朝から子どもと一緒にゴルフに行き、ハーフをラウンド。
(18ホールするつもりだったのですが、体力が続きませんでした・・・)
その後、家に帰り、溜まりに溜まったカンブリア宮殿を見ていました。

番組の中で紹介されていた企業の中で、最も共感したのは、
「APカンパニー」という会社の取組でした。

ここは、急成長している外食チェーン店で、
「塚田農場」とか「四十八漁場」などのお店を展開しています。

ここのビジネスモデルが、既存の流通を介さずに農家や漁師から直接仕入れ、
同業の居酒屋よりも安く、鮮度がいい食材を提供する、というスタイルです。

これにより、農協や漁協で提供するよりも高く農家や漁師は全量買い取ってもらえるので、
お客様や自社だけでなく、農家や漁師も潤います。

そしてこのスタイルでいいのは、「生産者の想いをお客様に届けることができる」ということです。

APカンパニーのスタッフは、頻繁に全国の提携農家や漁師を訪れ、
生産者とコミュニケーションをとっていました。

生産現場での苦労、新たな試みなどを自分達の目で見ることで、
それを価値としてお客様に商品と一緒に提供しているのです。

また、ホールスタッフには、1人400円までのサービスを提供する権限を与えられており、
お店で出している料理で、お客様の箸が止まっている料理を引き下げ、
それにひと手間かけて別の料理として提供することや、
お客様に名刺をお渡しし、回数お店に通うと昇進する試みをしていたり・・・。

とにかく面白いのです。

お料理を引き下げて別の料理としてリニューアルするのは、
料理を最後までおいしく召し上がって欲しいため、という想いからですが、
その根底にあるのは、生産者の方の苦労、
また生き物の命を頂いて料理を提供できていることへの感謝の気持ちがあるとのことでした。

実際、新人スタッフの研修では、鶏のシーンを映像で見せて、
食材のありがたさを分かっていただくのだそうです。

料理が出来るまでのいろんな方の努力や苦労を理解することで、
自分達がなぜこの仕事をやっているのか、ということの意義が明確になるのでしょう。

この会社の今後が楽しみです。
そして、近々私も利用させていただき、一度お店の雰囲気を味わってこようと思います。
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【第262回】 家づくりセミナー始動

2011年09月19日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、とあるエリアで数社の工務店さんの見込客に集まっていただいて、
家づくりセミナーを開催しておりました。

これは、家を数年先には建てなければならないんだけど、
まだ具体的に行動に移せていないお客様に、
家を今すぐに建てた方が良いポイントを
ライフプランや社会情勢と合わせて理解していただくことを目的としたセミナーです。

私が一般のお客様にお話させていただくわけですね。

これは、昨年までクライアントの皆様を対象に、
自社の見込み客に集まっていただいて開催しておりました
「資金セミナー」をバージョンアップさせた感じで、
今回からライフプランを思いっきり絡めたお話をプラスしました。

ファイナンシャルプランナーの方や金融機関の方の視点とは全く別で
実際に住宅ローンを研究し、自らローンを組んで返済しているお客様の視点で
大切なポイントをお伝えさせていただくわけです。

昨日、3時間にわたってお話をさせていただきましたが、
各工務店様がお誘いされたお客様は皆さんとても真剣にお話を聴いて下さいました。

正直、マインドが低い工務店の経営者よりも100倍真剣に聴いておられました。
反応がとても素晴らしく、私もノリノリでお話をさせていただきました。

まあ、参加された工務店様のマインドが高いから、
そのマインドの高さに合った素晴らしいお客様が付かれているのだと思います。

モデルハウスや見学会にご来場されるお客様の大半が、
今すぐ家を建てる気を持ってご来場されません。

お客様は自分なりに「数年先」とイメージされているのですが、
「いつ家を建てることがベストなのか?」ということを正しくは知らないのです。

ここを分かりやすく、具体的にお伝えし、
お客様自身に気づいていただくことはとても重要なのです。

クライアントの皆様のご支援メニューとして、昨日からスタートしておりますので、
ご希望のクライアント企業様はいつでもおっしゃって下さい!
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【第261回】 人口減、法人税、円高の問題を解決しなければ・・・

2011年09月18日 | 住宅コンサルタントとして
日本という国の魅力が、企業から見ればドンドン無くなっています。

その理由は、「人口減による市場縮小」「円高」「諸外国と比較すると高い法人税」の
3つだと個人的に思っています。

人口減少に対し、何か協力な政策を自民党・民主党ともに打てていないです。
現状、個人所得も減少しているので、結婚したくても出来ないカップルもいれば、
結婚しても子どもを育てられないということで、子どもをつくらない夫婦もいるでしょう。
人口減少に関して、何だか負のスパイラルに入っていると思います。

また円高に対しては、ユーロもドルも暴落しているので、非常に難しい問題ですが、
自動車や電機メーカーなど、輸出産業の業界にとっては死活問題です。
これを放置していれば、ますます生産が海外中心になり、国内が空洞化してしまい、
景気後退の要因にもなります。
何とか円高に歯止めをかけるような対策を期待したいものです。

3点目の法人税ですが、これは諸外国から見れば本当に高く、
グローバル競争をしなければならない企業にとって、とても大きな問題です。

どれだけ利益をあげても、国にガッポリと持っていかれるのです。
税金が正しく使われているのであれば、まだいいのですが、
役人がドンドン増やしている特殊法人に出向したクソ役人の給与や退職金に
相当な額が使われているのは本当にまずいです。

人口が減少し、市場が縮小している現状の日本にとって、とても参考にすべき国があります。

国家戦略が明確で、資源無し、国土も小さい国ですが、今、世界で最も豊かな国といってもいいでしょう。

その国とは、シンガポールです。

とにかく自国の現状を理解し、自国が繁栄するために何をしなければならないかということを
ずっと考え、行動してきた国のような印象を個人的には受けます。

もちろん、こうしたことを検証するために、実際に来年には私自身もシンガポールに行き、
現地でそうしたことを肌で感じたいと思っております。

例えば、シンガポールが力を入れていることとして、
資産家や有力企業など、資金を豊富に持っている人を国内に誘致しよう、
ということなのです。

法人税率の最高が17%、さらには贈与税や相続税もないので、
世界中の富裕層が集まってくる環境をつくっているのです。

そうすることで、世界のいろんな企業が進出し、
高級レストランやホテル、マンションが建設されたり、企業が進出したりと
国内のお金が回るようになっているんですね。

それに比べると、日本の現状は・・・。
野田新政権に期待ですね。

松下政経塾出身の野田さん。
松下幸之助さんが言っていた「国家100年の計」をしっかりと持ち、
とにかく人口減、円高、法人税の問題を少しでも解決していただきたいものです。
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【第260回】 その他大勢に巻き込まれない

2011年09月17日 | 住宅コンサルタントとして
基本的に私のコンサルティングのスタイルは、
各クライアントの長所、長年培ってきた伝統を大切にし、
そこを活かしたマーケティングをおこなうことをベースにしています。

また、それとは別に、「私がもし住宅会社の経営者ならこうする」と思っていることはあります。

それは、「他社と同じ家はつくらない」ということです。

今、全国的に住宅業界では寡占化が進んでいます。
受注が獲得できているローコスト系の会社は、受注が驚異的に伸びており、
その結果、資材価格(特に住設機器やサッシなど)の仕入れは
一般の工務店さんと比較して、圧倒的に安いです。

例えば、全国展開を本格的にスタートした某会社では、
28坪で太陽光(2.97KW)搭載、さらにオール電化住宅で
915万円(消費税込)という価格提示をしています。
もちろん、これに含まれていない工事も結構ありますが、
(この会社は、商品によって価格表示のやり方を変えるという、道徳的に「?」の会社です)
まあ、とても普通の工務店では出来ませんよね。

大手ハウスメーカーも、それからローコスト系のメーカーも、大量生産する会社は、
ジャンル的にほとんど同じ材料を使って家をつくっています。

しかも、各職人の手間代を「仕事を切れ目なく出すから・・・」という理由で
極限まで切り詰めているわけです。

こんな手法、長続きする訳ありません。
いずれ、職人さんが圧倒的に不足した時に、工事をやってくれる職人さんがいなくなります。

そこで、自分達の実行予算で出来ないケースが増え、
もともと価格提示していた坪26万とか30万とかの価格を変えるわけにもいかず、
結果、意味不明な経費計上でつじつまを合わす、ということが増えていくでしょう。

ただ、地元に根差して商売をやっていく会社の場合、こうした胡散臭い展開はやってはいけません。
ということは、価格競争に巻き込まれないやり方をやっていく必要があるのです。

使う材料も、出来上がったクオリティーもローコスト系や大手メーカーとは全く異なる家を
私が経営者であれば開発し、それを繰り返し情報発信していくでしょう。

その他大勢に巻き込まれない展開を一度検討してみませんか?
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【第259回】 会社の姿勢を伝えることこそがマーケティング

2011年09月16日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に月15泊はホテル暮らしの私にとって、家に帰ると待っているのは、
出張中に溜まりに溜まった日経MJやアマゾンで発注した本、
更に留守の間に取り溜めした「カンブリア宮殿」を見ることです。

しかしながら、この時期はいろんな企画をしたり、それを実践する上での仕事が重なって、
出張から帰っても上記のことがほとんど出来ないので、その溜まり具合がハンパありません。

で、今回の出張時に、とりあえず溜まりに溜まった日経MJ9回分を持って家を出ました。

その中で、9月9日号で日本マクドナルドの原田会長とファーストリテイリングの柳井会長が
対談されていたのですが、とても刺激を受けました。

そして原田会長、やっぱカッコいい!
こういう50代、60代になりたいなぁ、と思います。

で、どんなことに刺激を受けたのかというと、大きく分けて2店あります。

1点は、「マーケットリサーチだけで商品開発しても売れない」ということです。

今、日本人に「ファーストフードでどんなメニューが食べたいですか?」とリサーチすると、
大抵上位にくるお客様の声は、①オーガニック②ローカロリー③ヘルシーなどの声があるそうですが、
これをベースにサラダなどを開発しても売れないそうです。
逆にクォーターパウンダーのような、高カロリーでヘルシーでなさそうなものが売れる。

要するに、お客様の声を集めることは大事なのですが、それを鵜呑みにしてはいけない。
もっとお客様が声に発しないニーズをこちらが掴むことが大切なのです。
そのために、現場でお客様の一挙手一投足や、ちょっとした表情の変化から
「何を求めてらっしゃるのか?」を我々が掴まなくてはならないのです。

トップが現場に少しでもいいから出ることは、とても大切です。

もう1点は、「実体がない会社のイメージや人格を
お客様がイメージできるくらい、ありとあらゆるところで表現する」ということです。

ブランドとは、企業そのものであて、従業員の表情から、実際の売り場の整然さ、
トイレの綺麗さまで、全て企業のブランドを構築するものであると柳井氏はおっしゃっています。

よくよく考えたら、企業=法人ですが、
その企業の名前を聞いたらお客様がいろんなことをイメージできるくらい、
こちら側が情報発信して伝えなくてはならないことが多々あります。

それが業界的にあまりに少なすぎではないか、と思うのです。

実際、私のクライアントでこの点が非常に上手に出来ている住宅会社さんは、
確かにいろんなお客様が次から次に来場されます。

ですから、商談出来るお客様の数に全く困っていません。

仏作って魂入れず、ではないですが、住宅ブランドを立ち上げても、新商品を開発しても、
それをお客様が超具体的にイメージできるように情報発信をしていくことが大切なのです。

それは、店舗の綺麗さ、スタッフのあいさつや笑顔など、ありとあらゆることを通じてです。

皆さんの会社は、こうしたことが出来ているでしょうか?
一度、検証してみましょう。
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