鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1035回】 5年後、10年後をイメージし、そこから逆算して今やることを考えるのが経営

2013年10月31日 | 住宅コンサルタントとして
ここのところ、ちょっとテンパっております。

毎日、全国を移動し、毎日、コンサルティングを行う生活は、
ここ6年くらいずっと続けていますので、それがテンパっている要因ではありません。

テンパっているのは、クライアント様に中期的に取り組んでいただきたいことがあって、
その企画を実現するためにいろんなビジネスパートナーさんと打合せをするための準備や、
クライアント様の中長期的な経営上の提案をするための調査などが重なって、
時間が本当に足りません・・・。

若い頃、かなりの仕事量をやってきましたから、仕事のスピードには自信があるのですが、
それでもテンパっております。
でも、笑顔で乗り越えますが・・・(笑)。

さて、ここの所、クライアント様各社に、さまざまな提案をさせていただいております。

その中でも、新規事業に参入することを結構な先でご提言させていただいております。

それは何故か?

このお仕事をさせていただくようになって8年。
年々、未来をイメージできる力がついてきているような気がします。
そんな中、明らかに今のままだと10年後がジリ貧になると感じるクライアント様には、
新規事業の提案をガンガンさせていただいているのです。

5年後、10年後、外部環境がどうなっているのかを予測する。
その外部環境の変化を踏まえ、自社がどうなっていたいのかをイメージする。
その理想の実現のためには、何をしなければならないのか、
そのスケジュールを組んで、実際にやるべきことを書きだしてみる。
そして、今、やるべきことが見えてくるのです。

経営とは逆算だなぁ、とつくづく感じる今日この頃。
皆さんの会社、それから皆さん自身、逆算して考えることが出来ていますか?
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【第1034回】 お洒落を楽しむ

2013年10月30日 | 住宅コンサルタントとして
個人的には、秋が好きです。

魚に脂がのってくるので、お寿司は美味しくなりますし、
今、一番ハマっているふぐが美味しくなってくる季節だからということもありますが、
服の選択肢が増えることも、この季節が好きな要因です。

インナーをシャツにするか?それともカットソーとストールを組み合わせるか?
色はグレー系、茶系、黒系、紺系でいくのか?
ストールはどれにするのか?

朝、家を出る前に今日、着ていく服を決めるのですが、
ベッドの上にシャツやカットソー、パンツやジャケットを複数並べ、
どれにするのかを決める時間が結構好きだったりします。
(ただ、その服をちゃんと片付けないので、その後、家内にブチ切れられますが・・・)

20代~30代前半は、ほぼ、ファッションには興味がありませんでした。
いや、正確に言えば、ファッションにお金をかける余裕が無かったのです。

40代になってから、ファッションに目覚めたような気がします。

この秋から冬は、4本のパンツと4着のジャケット、5つのストール、7枚のカットソー、7枚のシャツ、
それから3着のベスト、5枚のセーター、6足の靴やブーツを組み合わせてお洒落を楽しみたいと思います。

洋服をしっかりと着こなしたいために、ジム通いも半年前から始めました。

歳を重ねると、肌はくすみ、贅肉はつきやすく、体の締まりも無くなります。
だからこそ、お洒落に気を遣うこともマナーかな、と・・・。

そして今、住宅を購入される若い層のお客様は、間違いなくダサい人よりは素敵な人から買いたいのです。

内面を成長させることは、かなりの修行と時間を必要としますが、
お洒落になることは、比較的すぐに出来ますから、まずは形から入ってみるのもいいと思います。

ファッションを、それから秋そのものを楽しみたいです。
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【第1033回】 じっくりと家づくりを考えたいお客様に対して・・・

2013年10月29日 | 住宅コンサルタントとして
お客様は千差万別です。
価値観や決断力など、お客様一人一人が全て違うと言っても過言ではありません。

そして世の中のエンドユーザーの購買方法とは常に変化しています。

最近、特にいろんなメディアで言われているのが、「ショールーミング」という購買のパターンです。

実際の店舗で商品を見て、触れて、そしてスペックや価格のことなどを調べた上で、
ネットでいろんなサイトの価格情報を調べ、最も安いところで購入する、というのが、
ショールーミングの定義です。
家電量販店やファッション、雑貨などでこういった購買活動をする消費者が増えている、ということなのです。

消費者にとって、こうした購買のパターンが当たり前になってきていますから、
当然ながら住宅業界もそうなるでしょう。

初回接客で建物や接客に良い印象を持っていただいても、
そのまますんなり商談にいかないケースが増えてくる可能性がある、ということです。

これに対して、どういう対策を打っていくのか?

私の中には、明確な方法論があるのですが、
問題はそれを全てのクライアント様が出来るのか、という点です。

ただ、この方法がとれる会社は、エンドユーザーの変化に確実に適応出来ていくことでしょう。
他社も見た上で、必ず自社にお客様が戻ってこられるような営業システムを
各クライアント様に構築していただきたいと思っております。

これは、言葉を変えれば、

「今契約していただけないお客様と、良好な関係を維持し、
更に程よい接触が出来るしくみをつくっておくこと」

ということです。

お客様が知りたい時に知りたい情報をご自身の都合で入手できるようにするために、
どんなことが必要なのか?

このブログを長年読んで下さっている方は、当然、お分かりですよね?
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【第1032回】 常にPDCAを回す

2013年10月28日 | 住宅コンサルタントとして
新たに新築事業に参入されたクライアント様のモデルハウスOPENイベントが無事、終了しました。

昨日も夕方に一気にいろんなお客様が来場され、
気が付けば夕方5時半を回っているくらい、最後はバタバタしていました。

来場されたお客様の評価は間違いなく高くて、個人的には手応えがありありです。

さて、私自身はモデルハウスにおける接客のベストのパターンを持っています。
クライアント様にお伝えするだけでなく、自分自身も現場でエンドユーザー様に接客をし、
そのノウハウが通用するかの検証を行っています。

土曜日のOPEN初日、私も自分のノウハウで持って接客をしたのですが、
正直、お客様の反応は自分が想像したものと若干ズレていました。

それは、地域性の問題もあるでしょうし、商品の特性も影響しています。
マニュアルはあくまでも基本であり、クライアント様の市場でのポジションや商品特性・価格、
更には地域性を考慮して、微調整をしなければならないのです。

そこで、昨日の接客では土曜日のパターンから少し変更し、
初回でゴリゴリアポを取得するのではなく、間に受け皿イベントを設定し、
そこでランクアップさせていただく、という形に変更しました。

更にモデルハウスの案内のパターンも、いつもよりも時間を少しだけ長くし、
コト訴求をかなり強くすることを意識しました。

すると、明らかに土曜日よりも昨日の接客のパターンの方が手応えがあるのです。
これで、このクライアント様の初回接客のパターンが固まりました。
おそらく、これでしばらく大丈夫だと思います。

このように、接客や営業において、常にPDCAのサイクルを回すということが非常に重要になります。
常に目の前の現象を捉え、その要因を分析し、改善策を立案し、実行して検証する。
そして改善を繰り返していく。

こうすることで、仕事の精度が飛躍的に高まるのです。

ビジネスパーソン個人としても必要ですし、もちろん組織としても不可欠です。
こうしたPDCAサイクルを回し続けることで、ビジネスの正解(=結果)につながるのです。

皆さんの会社、それから皆さん自身はPDCAサイクルを回すことが出来ていますか?
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【第1031回】 モデルハウスOPEN

2013年10月27日 | 住宅コンサルタントとして
新築事業に参入したクライアント様の第一号のモデルハウスが、昨日、OPENしました。

OPEN初日と台風27号の日本接近が重なり、
金曜日の夜の強風と大雨に正直、かなり不安を感じておりました。

しかしながら、何とか持ち直してくれ、当日は大雨ではなく、風も止んでくれました。
悪天候の中のモデルハウスOPEN初日としては、来場数はとてもよかったと思います。

住宅の営業経験が無い中で、
モデルハウスOPEN前までスタッフの皆さんは一所懸命準備をしながら、
営業のトレーニングを積んで下さいました。
その努力がモデルハウスの出来の隅々から感じられ、私はとても嬉しかったです。

また、スタッフの皆さんが使いやすいツールを作成し、
その使い方のトレーニングを前日、追い込みでやっていただいたのですが、
皆さんの努力もあって、お客様との次回アポもしっかりと取得していただけました。

このクライアント様のスタッフの皆さん全員が本当に一所懸命お仕事に向き合っておられます。
更には全員、非常に人間性が高く、おもてなしも自然と出来るので、
この地域内で間違いなく成功するということを確信出来た1日でした。

必ずや、この新規事業に成功していただき、素晴らしき会社になられることでしょう。
スタッフの皆様が働き甲斐を持って、日々お仕事に向き合えるような会社になられることでしょう。

そういうシーンに関わることが出来、本当に幸せです。
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【第1030回】 新規事業の立ち上げ

2013年10月26日 | 住宅コンサルタントとして
ありがたいことに、新築事業やリフォーム事業を新規で立ち上げるお手伝いの機会が、
年々増えてきております。

新規で立ち上げるということは、基本的にはそのクライアント様にとって大きな決断である訳で、
更に言えば、自社の運命を賭けていただいているということです。

絶対に失敗出来ない。
絶対に成功してもらわなくてはならない。
勇気を持って、新しい事業に参入することを決断していただいた、その覚悟に応えたい。

いつもながら、大きなプレッシャーなのですが、
こういう思い切った決断をされるクライアント様の覚悟を意気に感じながら、
全力でサポートさせていただいております。

思い起こせば、今年の4月に新築事業を立ち上げたいということで、
お会いしてお打合せを重ねながら、モデルハウス用の用地を決め、
更に商品開発をしたり、オススメの家をご紹介したりしながら、
事業の立ち上げに必要な、1つ1つのことを決定していきました。

そしてようやく半年かけて、モデルハウスが完成し、今日のオープンを迎えられたのです。

もちろん、いつもながら何社かのクライアント様に無理を言って、
このクライアント様が事業立ち上げの前に知って、
体感していただいておかなくてはならないことを体感する機会をつくっていただいたり、
更にはビジネスパートナーさんにお力をお借りし、素敵なお庭を設計していただいたり・・・。

更に昨日、オープン前の最終チェックをさせていただいたのですが、
とても本格的に参入する会社とは思えないくらい、モデルハウスが作り込まれていました。

正直、いきなり地元TOPクラスのクオリティーになっていたのです。

ここまで作り込むのに、本当に苦労されたと思います。
そこが自分なりに分かるので、正直、ちょっと感動してしまいました。

私一人では、大したことは出来ませんが、
素晴らしいクライアント様やビジネスパートナーさんのお力をお借りして、
今日のモデルハウスオープンイベントを迎えることが出来ました。

絶対に成功します。

なぜならば、成功するまで改善を繰り返しながら、やり続けるだけですから・・・。
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【第1029回】 働く女性の本音

2013年10月25日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、とあるエリアの住宅会社のクライアント様にお伺いして、
スタッフさんへのヒアリングを実施していました。

男性2名、女性2名の計4名にヒアリングをさせていただいていたのですが、
働く方の気持ちについて、いかに自分が何も理解していなかったのか、ということが分かり、
正直、衝撃の1日でした。

正直、今の時代の学生さんは、全体的に見れば男性よりも女性の方が優秀です。
悲しいかな、ハングリー精神や野望、夢がある男性の割合は非常に低く、
女性の方が将来的なビジョンを持っていて、その実現のために行動している人が多いと思います。

従って住宅会社としては、女性を採用し、戦力化する方が理にかなっているのです。

しかしながら、女性を採用しても、結婚を機に退職されたり、長続きしなかったりと、
女性の採用に関して二の足を踏んでいる企業が多いのも事実。

どうすれば、女性スタッフが結婚・出産後も長い間、自社で働きたいと思って下さるのか?

自分なりの答えは、

「自社にモデルとなる女性スタッフがいて、
若い女性スタッフが自分の数年先のイメージを持てるかどうかが長続きするポイントでは?」

と思っていたのですが、どうもそれだけでは無いようです。

昨日、ヒアリングを通じて、私が学ばせていただいたことをまとめると、下記のようになります。

・良い会社だから、社内の雰囲気が良いからといっても、長い年月、そこで働くとは限らない
・この会社に居るといろんな勉強が出来るからといっても、長い年月、そこで働くとは限らない
・お給料が良くとも、そこで長い間、働くとは限らない
・希望する職種に就けたからといっても、そこで長い間、働くとは限らない
・優秀な女性は、出産後もバリバリ復帰して働きたいと思っている
・お給料よりも大切なことがある

優秀な女性スタッフは、どこを見て就職先を決めるのかが、結構理解することが出来たと思います。
コンサルティングにお伺いしているのに、思いっきり勉強させていただいた1日でした。

昨日、学ばせていただいた点を踏まえ、
今ご縁を頂戴しているクライアント様に、
優秀な女性スタッフが長い間、定着してもらえるような会社になれるよう、
改革するための施策提案をこれからさせていただければと思っています。

それにしても昨日、私がつくづく感じたのは、

「女性が企業を選ぶ価値観と、結婚相手を探す価値観は同じだ」

ということでした。

皆さんの会社は、働く女性の本音をどこまで理解することが出来ていますか?
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【第1028回】 買ってくれないお客様でもどれだけ呼び込めるか?

2013年10月24日 | 住宅コンサルタントとして
たくさんのお客様で賑わっているお店やレストランに行くと、
それだけでとても強い印象が残りますよね?

そしてそういうお店やレストランに行った翌日に、

「昨日、○○に行ってんけど、メッチャ混んでたわ~」

と、混んでいることだけで噂の源になったりします。

「お客様がお客様を連れてくる」と言う言葉があるように、
混んでいるお店の前を何回か通っているうちに、何となく気になるようになって、
いつか自分もそのお店を利用しようと思うのが、人間の性質なのでしょう。

このことがよく分かっている企業は、損得を抜きにして、
戦略的に、とにかく多くのお客様に集まっていただく企画を年に数回、開催します。
来場目標は、200組とか1000組とか、各社によって異なるでしょうが、
とにかく認知度を高め、お客様との接点を持ち、親近感を持っていただこうとします。

もちろん、敷居を思いっきり下げて多くのお客様に来ていただく訳ですから、
新築やリフォームを検討すらしていないお客様も来られます。

日本人として情けない、単なるモノだけをもらいに来る人、
しかも2日間、しらーっと列に並ぶ人もいます。

でもそこを割り切って、多くの方に自社を知っていただき、親近感を持っていただく。
こうしたことを戦略的に、定期的におこなった結果、どういう結果になるのかは、
私自身、分かっているつもりです。

「スタッフがそんなに多くないので、本気のお客様が少数来て下さった方が、受注しやすい」
ということはよく分かります。
しかしながら、成約歩留りという効率だけを求めた結果、
いつしか自社に賑わいがなくなっている、ということにもつながりかねません。

年に数回、とにかくお客様に多数、来ていただけるような、
お客様が求めておられ、かつ行きやすい企画を立てることも重要なのです。

すぐには買って下さらないお客様でも、多数来ていただく。
それが、地域内での評判の源のひとつになるのです。
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【第1027回】 良い評判はじわじわと浸透する

2013年10月23日 | 住宅コンサルタントとして
リフォーム事業でご縁を頂戴しているクライアント様に日々、お伝えしているのは、
「リフォームはリピートビジネス」ということです。

基本的には、何かあった際、自社に工事を依頼して下さる優良なOB様を
何組つくることが出来るのかが、事業の成否の分かれ目です。

優良OB様を1000組近くお持ちの、あるクライアント様では、
販促費をほぼゼロで、3億以上の数字を毎年コンスタントに受注されています。

その優良OB様をある一定数確保するまでは、いろいろと経費をかける必要があるのです。

昨日、お伺いしていたクライアント様は、リフォームを本格的に取り組まれて3年目。
一度自社でリフォームをして下さったお客様とのご縁をとにかく大切に、
日々のお仕事をされています。

年間2回開催する大型イベントには、必ずOB様にお声を掛けられるのですが、
OB様の来場率が全然下がらないのです。

スタッフさんがOB様とイベント会場内で楽しそうにお話をしているその空気感を
はじめて来場された新規のお客様は感じながら、イベント会場内を見学されます。
そして、本気度の高いお客様は、初めての来場なのにもかかわらず、真剣にご相談されるわけです。

毎回イベントにご来場されるOB様は、当然ながら毎回工事を依頼されるわけではありません。
しかしながら、良い空気感を会場内につくるためには欠かせない存在なのです。

こうした地道な活動を積み重ねる中で、OB様はもちろん、新規で来場されたお客様も

「あの会社、すごい良いみたいよ!」

と周囲の方に伝達していただけると思います。

急成長はしませんが、足腰の強い事業展開が出来ていると思います。
そして今年よりも来年、来年よりも再来年の方が、商売がやりやすくなっていく・・・。
こうした展開を理想としています。

良い評判はじわじわとしか浸透していきませんが、
リフォーム事業や新築事業において、そこが最も大切なポイントなのです。

皆さんの会社の良い評判は、じわじわと浸透していますか?
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【第1026回】 新しい企画

2013年10月22日 | 住宅コンサルタントとして
2012年の年末には、2013年のスケジュールがかつて無い程パンパンになっていたので、
あまり面白い企画を実行することが不可能でした。

よって、今年企画し、実行したものは、「経営計画書作成合宿」のみです。
それ以外は、通常の月次コンサルティングとセミナーで終わってしまいました。

しかしながら、2014年度は奇数月に少しだけスケジュールに余裕がありますので、
ちょっと面白い企画を実現させようと思っています。

その中の1つは、とある方をゲストにお招きしてのセミナー。
現時点では2014年5月に開催予定です。
住宅業界の経営者や幹部の方が、絶対に知っておかなくてはならないノウハウを学んでいただくために、
全くの異業種の方をゲスト講師にお招きして開催したいと思っております。

また、クライアント様向けの新しい企画もスタート出来そうです。
こちらは、3月からスタート予定ですが、これも絶対にお役に立てる内容だと思っています。

そして秋にはヨーロッパ視察ツアー。
これは、今の所、開催出来ればいいなぁと思っているのですが、
まだ日程的に実現出来るかどうかは???です。

ただ、バルセロナでガウディ作品に触れ、南フランスの世界一美しい村の数々を視察していただく機会は
絶対にご提供したいと思っておりますので、何とかカタチにしたいと思っております。

更に1月には、新規事業立ち上げに成功したクライアント様視察ツアーを企画していて、
これに関しては募集を始めております。
(といっても、口頭でのご案内のみですが・・・)

私の場合、こうした企画は全て今、ご縁を頂戴しているクライアント様や勉強会のメンバーの方々を
対象とさせていただいております。
ですので、DMを作成して不特定多数の住宅会社様に案内をお送りすることはありません。

商売の王道を歩む上で大切なことは、今のお客様を大切にし、満足していただくことです。
そしてお客様から応援していただけるような企業・お店・ビジネスパーソンになることです。

全ての企画が全てのクライアント様にバッチリ合う訳ではありませんので、
「このクライアント様にはこの企画が合う!」というもののみをご案内させていただきますので、
是非是非皆様、共に勉強して参りましょう!

2014年の鬼山住宅コンサルティングのさまざまな企画、ご期待下さい!!!

また、個別にご案内を希望される方がもしいらっしゃいましたら、
鬼山まで直接、メールを頂戴出来れば、幸いです。

⇒oniyama@oniyama.com
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【第1025回】 アドバイスをいただいたら、理屈が理解出来なくとも素直に行動に移せるか?

2013年10月21日 | 住宅コンサルタントとして
日々、仕事をしていると、いろんな方からアドバイスを頂くケースがあると思います。

人様からアドバイスを頂いた際、理屈が理解出来ないと素直に受け入れない、行動に移さない人がいます。

「若いうちは、時間を惜しまずに働いた方がいいですよ!
それは、30代後半から40代にかけて、もの凄い成果を生むための最高のトレーニングですよ!」

というようなアドバイスを仮に受けたとします。

こうしたアドバイスを受けると、大きく分けて3つの受け取り方があると思います。

「そっかぁ。自分にはよく分からないけど、とにかくこういうことを言っていただけたのも何かのご縁。
自分も量にこだわって、今日からやろう!」
と、それをやる理屈が分からなくとも、アドバイスを信じてやる人。

「確かに、野球のイチロー選手やダルビッシュ選手も、練習量はハンパないよな。
成功している人は量をやっているから、自分もそうしよう」
と、それをやる理由が理解出来たら、そのアドバイスを受け入れてやる人。

「確かにそうかも知れないけど、まあ俺には無理だな。
趣味の時間、家族と過ごす時間も欲しいし、仕事だけの人生では無いし」
と出来ない理由をどこかから持ってくる人。

皆さんがアドバイスをする立場であれば、どういう人を応援したくなりますか?

私は、「よく分からないけど、とりあえずやってみます」という、1番目の人を応援したくなります。
(もちろん、信用できる人からのアドバイスに限りますが・・・)

2番目の、「理屈が分かったら受け入れますが、理屈が分からないと逆に受け入れません」という人は、
なかなか今の自分の殻を破れない、ということにつながる可能性が高いと思います。
過去に成功体験がある人が、こういう思考になってしまうと、
時流が変わった時になかなか苦戦するかと思います。

3番目は論外ですよね・・・。

私は、基本的にメッチャ単純で、
前々職の時代に、中谷彰宏さんの本の中に

「20代のうちは、とにかく量をこなす」

という内容が書かれてあったので、20代の頃にとにかく仕事を猛烈にやっていました。

コンサルタントに転職しようと、北海道から東京や大阪に通って面接を受けていましたが、
最初の面接で1回、そして最終の役員面接で1回と落とされました。
その際、「諦めずに最後までやりとおした人が成功する」という言葉に出会ったので、

「受かるまで受け続けたら、ええやん」

と気持ちを切り替え、面接で落ちた翌日にもう一度エントリーするということをやって、
最終的に情けで前の会社に入れてもらえました。

理屈は分からなくとも、とにかく信じてやり続ける。
諦めずにチャレンジし続け、量稽古をやり続けたおかげで、今の自分があると思っています。

理屈はよく分からないけれども、信頼できる人のアドバイスであれば、素直に信じてやってみる。
そういう人のお力になれるよう、自己研鑽をやり続けたいと思っています。
そして私の知る限り、素直にアドバイスに取り組める経営者だけが成功し続けているのです。

素直に行動することが、皆さんは出来ていますか?
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【第1024回】 事業立ち上げ時から、10年後を考えると・・・

2013年10月20日 | 住宅コンサルタントとして
新築事業に取り組まれている経営者で、10年先を漠然とイメージされている方は、
一体どれくらいいるのでしょう?

そもそも、最初から多店舗展開を考えて経営していると、
「個人技にはなるだけ頼らないしくみをあらゆる業務で構築していく」とか、
「組織が大きくなった際、組織の輪を乱す人間性を持った人を最初から入れない」とか、
「どんなビジネスモデルを構築すれば、より目標到達に近づきやすいか?」とか、
「お引渡し後のお客様とのお付き合いのやり方」などを考えながら、事業を構築していくはずです。

そういう思考で経営するからこそ、結果もイメージ通りになっていくのですが・・・。

来期、どの職種の人を増員するのか?
その採用方法はどうするか?
新たに採用したスタッフをどうマネジメントしていくのか?

そんなことをクライアント様と共に考え、
誰もがイメージできるようにお伝えした際のスタッフの皆さんの目の輝きを見ると、
何だかこちらも俄然、アドレナリンが出てきます。

将来どこを目指し、そのために何に取り組むのかを明確化するだけで、
スタッフの方のモチベーションも本当に上がるのです。

10年後、我が社がどうなっているのか?
皆さんの会社では、ここの部分は明確になっていますか?
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【第1023回】 マーケティングの構築に本気で取り組まないと・・・

2013年10月19日 | 住宅コンサルタントとして
2014年~2015年にかけて、本当に住宅業界は冷え込むでしょう。

市場が冷え込んだ結果、しっかりとした情報を市場に発信出来ていて、
かつ市場から良い印象を持ってもらっている住宅会社に、お客様が殺到するでしょう。

そして、人のつながりだけでこれまでやってきた地元の工務店系は、
本当に見込みのお客様ですらいなくなるでしょう・・・。

そうならないためにも、以前からいろんなところでずっと申し上げている、
自社のマーケティングをしっかりと構築しておかなくてはなりません。

ポイントについては、何度も皆様に説明しているので、ここでは書きませんが、
何度お伝えしても、全く変わらない会社さんも残念ながら存在するのです。

自社に興味を持っていただく。
自社の姿勢に共感していただく。
自社の過去建てた住宅を評価していただく。

こうしたことを実現するために、お客様と出会う前に手を打っておかなくては、
皆さんの会社のことを誰も知らなくて、候補にすら上がらないということにすら、なりかねません。

私が推奨している、あることをコツコツとやっていただいているクライアント様では、
全く知名度の無いエリアに進出してたった一年で、地域内の奥様たちに

「あ~、あそこの会社、知ってる」

と噂になったり、
中途市場ではまず発掘できない、素晴らしい能力と人間性を有したスタッフが入社して下さったりと
新規のお客様のご来場やスタッフの採用に、劇的な効果を発揮しています。

一方、目先の忙しさを理由に、そうしたことに取り組んでおられない住宅会社は、未だに良いお客様と巡り合えず、
更には素晴らしいスタッフにも応募してもらえない状況が続いているのです。

皆さんの会社は、マーケティングの構築に本気で取り組んでいますか?
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【第1022回】 夢を一緒に見ることが出来るなんて、なんて幸せなんだろう・・・

2013年10月18日 | 住宅コンサルタントとして
本当にありがたいことに、価値観や感性が同じクライアント様とご縁をいただくことが出来ています。

ほぼゼロの状態から事業を起こされたクライアント様も少しずつ増えてきています。

どこを目指すのか?
その実現のために、どんな商品を開発するのか?
どんな組織にするのか?
どうやって、お客様に自社の取り組みをお伝えしていき、知っていただくのか?
自社のマーケティングに惹かれて来場して下さったお客様をどうお迎えするのか?
そして何をお聴きし、何をお伝えするのか?
次にお会いするお約束をどういただくのか?
なかなか決断出来ないお客様が決断しやすいよう、どう導いて差し上げるのか?
自社をパートナーとして選んで下さったお客様にどうやって満足していただくのか?
工事中、お客様に「この会社に家づくりを託してホントに良かった」と思っていただくために、
自分達は一体何をしなければならないのか?
お引渡し時は、どのような演出を行うと喜ばれるか?
お引渡し後もお客様と良い関係を維持するために、どんなことに取り組めばいいのか?

こんなことをゼロから一つ一つ構築していきながら、
「自分がお客様の立場なら、こうして欲しい」
というサービスや体制を構築していくことが、実はメチャメチャ楽しかったりします。

自分達を信じて下さるお客様に、少しでも報いるために・・・。
これが、仕事をやる気にさせてくれる最大の原動力ではないでしょうか?

そして、こういう事業の構築をほぼゼロの状態から一緒に構築し、
その通りに実践出来ているクライアント様の業績は、着実に上がるのです。

そして、「家を建ててホント、良かった」と思われるお客様が増えていくことが、
地域社会を良くしていくことにつながると思っています。

理想的な家づくりに取り組まれているクライアント様と一緒に、もっと高いところを目指す。

自分も、一緒に夢を見させていただいております。

そしてそれは、この仕事に従事する者にとって、最高の幸せでもあるのです。

一緒に夢を見させていただけるなんて、自分はなんて幸せ者なんだろう・・・。

感謝です。
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【第1021回】 心の栄養

2013年10月17日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はあるクライアント様のご縁で、
九州地方の工務店様・不動産会社様を対象にしたセミナーで講師をさせていただいておりました。

今ご縁を頂戴しているクライアント様とはお付き合いが5年以上という方が多く、
勉強会のメンバーの方たちは、もう何十回と私の話を聴いて下さっています。

感性や価値観が同じ方はメンバーとして残られていて、
逆にそれらが合わない方は勉強会から脱退されていきますから
当然、私の話す内容について、残られているメンバーの方たちの反応は良い訳です。

昨日は久しぶりに、はじめて私のセミナーを受けられる方が対象でしたので、
ちょうど今の自分のレベルが分かる、良い機会だと思っていました。

講演自体は午後からでしたので、本来であれば一番眠い時間です。
しかも遠い方は鹿児島から日帰りでお越し下さっていて、お疲れだった方もいたでしょう。

にも関わらず、皆様本当に目をキラキラさせて、話を聴いて下さいました。
誰も寝てませんでしたし、乾いた砂が水を吸収するが如く、
本当に素直に話を聴いて下さっていたと思います。

講演が終わった後は、皆さん、わざわざ名刺交換をするために並んで下さったりして、
私としても本当に嬉しかったです。

素直な方。
お客様に良い家を提供しようという純粋な気持ちをお持ちの方。
本当に自社を良い会社にしたいとお考えの方。

こうした方たちとの出会いからは、本当にたくさんおパワーをいただけます。
そして、イメージとしては心に栄養をいただけるというか、
そういう感覚が私にはあるのです。

素直な方たちとの出会い、ご縁は、本当にありがたく、何ものにも換え難い、価値あることです。
こういった場をいただけて、心から感謝しております。

おかげ様で、まだまだ頑張れそうです!
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