鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3958回】 遠くの偉人よりも、身近で成功している人から学んだことの方が大きい

2021年10月31日 | 住宅コンサルタントとして

20代~30代半ばくらいまで、

 

「能力さえ高ければ、ビジネスの世界で成功もするし、

いろんな企業から必要とされるはず」

 

と個人的に思っていました。

 

そして自分自身の能力を高めるべく、

本を読み、セミナーにも参加して、

勉強をしてきたつもりです。

 

自分の能力を高めることに興味が強く、

自分よりもはるかにできる方に関心ありありで、

とにかくすごい人に会えるとか、話が聴けるとなると、

大してお金も無いのに自分への投資とばかり、

お金を払って時間をつくって、

いろんなイベントやセミナーに参加していました。

 

自分が今いる場所から、

遠く離れたところで活躍されている人の方が

より多くのことを学べるような気がしていた。

 

そんな時期が、昔ありました。

 

そしてそうした自分への投資は、

今、メチャ身になっているのか、と考えると、

無駄では無かったですが、

それ以外の部分で学んだことの方が、

実は大きかったような気がしています。

 

何故か起業する前から、

素晴らしい方と知り合える機会を

いろんな方から頂いて、

知り合った方たちに対して、

自分が出来ることをさせていただく中で、

いろんな方をご紹介いただけて、

気づけば素晴らしい方たちと知り合うことができて、

すごいネットワークができていた、という感じです。

 

でも皆さん、ビジネスの世界では

素晴らしい活躍をされていますが、

YouTubeやSNSで派手な発信など一切されていなく、

確実に今のお客様から信頼されまくっていて、

特定少数の方々と深いお付き合いをされている。

 

そういう方から学ばせていただいたことの方が、

正直、圧倒的に多いよなぁ、と感じています。

 

芸能界やYouTubeの世界のように

派手ではないのですが、

堅実な商売をされていて、

多くの方から必要とされている方に共通するのは、

とにかく謙虚で控えめで、人間性が高く、

人とのご縁を大切にすること。

 

私の身近におられる、

世界を相手に活躍されているビジネスパーソンに

共通するのは、こういう部分です。

 

自分が気づけていなかっただけで、

自分の周囲には、優れた方が多々、存在する。

 

そういう身近な人から学ばせていただき、

そういう方たちから必要とされるような、

能力と人格を身につけることが、

自身の成長につながる、と個人的に思っています。

 

別の言い方をすると、

身近な偉人から学ぶことができない奴が、

遠くの偉人から学ぶことなんてできない、ということ。

 

皆さんの近くにも、

素晴らしい方たちが多々、おられるはずです。

 

そういう方から

まずはいろんなことを学べる体質を

身につけたいですね。

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【第3957回】 7カ月で、年間の過去最高受注棟数を軽々突破した理由

2021年10月30日 | 住宅コンサルタントとして

2021年は、各クライアント様、本当に絶好調なのですが、

その中でも、一際好調なクライアント様に昨日、

お伺いしておりました。

 

スタッフ8名で、今期に入って7カ月、

全て注文住宅で38棟のご契約。

 

スタジオ、モデルハウス、インスタグラム、チラシなど、

弊社の最新のノウハウをほぼ完ぺきに

しっかりと対応して下さっていて、

来場されるお客様が、ほぼ決め打ちで予約してくる、

という状況が続いているとのこと。

 

過去の最高受注を7カ月で軽々突破しておられ、

11月12月も商談できるお客様を

各スタッフさんがしっかりと保持されていて、

まさに営業に関して言うと、理想的な状況です。

 

「来場前に勝負はついている」

 

ということを各クライアント様に言い続けておりますが、

その通りになっている訳です。

 

集客と契約に関しての問題点は無く、

課題は契約後の業務の回し方と品質管理ですが、

ここに関しても、優秀なスタッフさんに来ていただくための

さまざまな施策をこれから打っていくので、

この先、どうなっていくのか、個人的に楽しみです。

 

ではなぜ、このクライアント様が、ここまで好調なのか?

 

それは、ご提言したことに対して、

とにかく再現性が高いこと。

 

いろんなことを教えてもらった際、

モデルとなる事例を完璧に再現するのか、

それとも上っ面だけ真似た感じで、

細かな点を見ると、全く再現できていないかの違いです。

 

プライドの高い方や、我の強い方の場合、

モデル事例を教えてもらっても、

どうしても自分のオリジナルを加えたくなるのですが、

そもそもそういう方に限って、

一般的なお客様の価値観とズレていることが多く、

結果、似て非なるものになってしまっているのですね。

 

なので、結果が出ない。

 

このクライアント様に関して言うと、

再現性がほぼ完壁なのです。

 

だから、結果が出るのです。

 

再現性に関して、皆さんの会社は高いでしょうか?

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【第3956回】 目標を達成した後が大切

2021年10月29日 | 住宅コンサルタントとして

事業を立ち上げた時や、

会社の業績が非常に悪い時には、

経営者は明確な目標を持って、

経営することができます。

 

今年、何を目指すのか?

3年後には、楽々損益分岐点を超えられる、

集客と売上が安定した会社をつくりたい、

など、先のことを考えて、

更には自分の考えをスタッフさんに

ちゃんと伝えることができるのです。

 

ところが、自分が立てた目標を達成し、

翌年、その翌年と2~3年、目標を達成すると、

更にその先の目標を立てられる経営者と、

そこで満足してしまう経営者に分かれるのです。

 

そして後者の経営者は、発想が小さくなり、

現状維持、販管費の削減といった方向でしか

発想ができなくなってしまい、

ドンドン発想が小さくなってしまうのですね。

 

この要因は、ぶっちゃけ、経営陣の勉強不足です。

 

世の中には、素晴らしい会社やお店があるのに、

目指すべき目標を経営陣が見失い、

結果、発想が小さくなってしまうのですね。

 

将来のビジョンが無い会社の場合、

成長志向のあるスタッフさんは、

離れて行くことになるでしょう。

 

トップが、この船がどこに向かっているのかを

船員さんに示さなければ、

皆不安になってしまうのです。

 

数年先のビジョンを社員さんに示すことが

皆さんの会社では出来ているでしょうか?

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【第3955回】 「俺たち、クビ」という名言

2021年10月28日 | 住宅コンサルタントとして

経営者や役員は、

自社の成長発展を強く願っているものです。

 

ところが、会社がより良くなることを願っている、

経営者だったり役員やリーダーが、

ボトルネックとなってしまっていることが、

結構あったりする訳ですね。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

ブランディングは非常に上手なのですが、

お客様の来場数はかなりムラがあって、

商談するお客様で常に溢れているか、

というと、そこまではいっていないのです。

 

なぜ集客が順調ではないのか?

 

その理由を私自身、理解しているつもりですが、

自分たちのこだわりも強いクライアント様ですので、

私としては提案をさせていただき、

選択するか否かは、クライアント様に決めていただく、

というスタイルを貫いておりました。

 

というか、集客がそれほど無くとも

業績は非常に順調だったのですね。

 

ところが、ちょっとHP上での発信が

お客様からすれば、分かりにく過ぎるので、

その点について、他社さんの事例を見ていただきながら、

問題点をお伝えし、改善のための提案をしていたところ、

クライアント様の代表から、

 

「(広報に関しては)俺ら、クビ!」

 

「いろいろとこだわってやってきたけれど、

集客に成功しているとは言えんから、

これは優秀な他のスタッフさんに一度、

やってもらった方がいい」

 

という発言をされたのですね。

 

これ、なかなか言えないんです。

 

起業当時は、全ての業務を自分たちがやっていた。

 

ところが、会社の成長に伴い、

やるべき業務が増えてくるのですが、

特に企画や広報という業務は、

経営陣からすると思い入れが強く、

なかなか手放したくないのですね。

 

それを

 

「俺ら、(広報や企画の業務に関して)クビ!」

 

と言える、この代表は大物だと感動しておりました。

 

自分がやるよりも、

ふさわしいスタッフさんがいるかもしれないし、

外注さんに頼んだ方がクオリティが上がるかもしれない。

 

でも、抱えて抱えて、自分の仕事を離したくない方もいるのです。

 

それだと、若いスタッフさんが経験を積めないし、

成長する機会を摘んでいることにもなります。

 

自分が会社の成長のボトルネックにならないようにしたいですね。

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【第3954回】 1つのビジネスモデルの成功は10年まで

2021年10月27日 | 住宅コンサルタントとして

1996年に社会人となってから、

住宅業界に関わり続けて25年。

 

一世を風靡した会社が定期的に表れてきました。

 

価格が不明確な業界に一石を投じた、

坪単価いくら、という価格提示をした、ある会社。

 

更には坪単価25.8万円という、

衝撃的な価格を提示し、

一気に全国展開した会社もありました。

 

「家はまだ建てるな」という

小手先のテクニック満載のチラシで、

集客に成功し、結果それなりの受注をした、

地方工務店も多数でましたし、

そこから派生した卓越したマーケティング手法で、

圧倒的なブランディングで成功し、

更にはその社長は本を何冊も出版した、

地方の雄の工務店もありました。

 

ただ、一世を風靡したこれらの住宅会社の成功は、

10年以上、続いていないのが現実です。

 

当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったのに、です。

 

すなわち、業界内のビジネスモデルの成功期間は、

最大10年まで、という感じが個人的にしております。

 

そして今、業界内で成功しているのは、

デザイン力が高く、

設計士が全て対応する、というのが売りのポイントで、

設計事務所が工務店機能を持った会社のパターンと、

圧倒的なデザイン力とコスパ力で一気に成長した会社。

 

キーとなるポイントは、設計デザイン力です。

 

ただ、このモデルの成功も、

あと数年かなぁ、と個人的に感じています。

 

その理由はいくつか挙げられるのですが、

1つは、どの会社もデザイン力が急激に向上しているので、

デザインによる差別化が難しくなっていくこと。

 

そしてもう1つは、過去の成功体験が、

自社の変革のスピードを鈍らせる、ということ。

 

成功した会社は、その成功体験が忘れられず、

市場の変化に対応できなくなることが多いのですね。

 

一方、弊社のクライアント様は、

市場の変化に対して常に変わり続けるので、

10年以上、着実に成長されている会社が多い。

 

一世を風靡したり、業界内で目立たなくとも、

地域で支持され、OB様に応援され、

その地に無くてはならない会社になる。

 

そういうポジションを

クライアント様と目指していきたいと思っています。

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【第3953回】 デザイン性の高さだけでは、差別化できなくなる

2021年10月26日 | 住宅コンサルタントとして

ここ数年で、住宅業界内で非常に増えたのは、

素敵な家を建てるノウハウを持った会社が、

新たなFC・VC事業を立ち上げ、

WEB広告で募集を募っている、ということです。

 

そもそも住宅業界の古きFCとしては、

Eホーム、Uホーム、Cホーム、Iホームと

4つありましたが、

もう完全にそれらの本部は、

時代の流れについていけなくなりました。

 

魅力的な商品を開発できず、

最新のマーケティング手法にもついていけないので、

加盟店の業績は上がらず、脱退する先が続出。

 

そして次世代型のいろんなFC・VC本部が

ここ数年で一気に立ち上がりました。

 

正直、どの本部もデザイン面やコンセプト面で

時代の流れにしっかりと対応されているので、

こうした本部のノウハウを素直に実行すれば、

大抵の会社の住宅のデザインは上昇します。

 

すなわち、デザインやコンセプトで、

この先は差別化をはかることが難しくなる、ということ。

 

ここを踏まえて、

住宅会社は経営戦略を構築する必要が出てきます。

 

デザインや性能、コンセプトで大差が出ない今、

どういう部分でライバルに差をつけるのか?

 

そのポイントは、飲食業界にあると思っています。

 

飲食業界の味に対するレベル向上は著しく、

正直、大抵のお店は、本当に美味しい料理を出します。

 

でも繁盛店とそうでないお店は、

明確に分かれるのです。

 

繁盛していないお店は、

商品がダメだと思う経営者が多く、

新メニューを開発したり、

割引セールを考えたりして、手を打つのですが、

そういうことをやっても効果は一時的にしか出なく、

やはり繁盛していかないのです。

 

自称グルメ王の私(笑)が、

繰り返し通いたくなるお店に、

住宅業界の繁盛店となるヒントがある、

と個人的に確信しております。

 

そのポイントを年末にかけて、

お伝えしていきたいと思っています。

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【第3952回】 お店のスタッフさんやオーナーと仲良くなる方法

2021年10月25日 | 住宅コンサルタントとして

私たち夫婦は、住宅会社だけにとどまらず、

日本中のさまざまな繁盛店に行きますが、

素晴らしい商品やサービスを

提供して下さるお店のスタッフさんやオーナーと、

すぐに仲良くなることが多いです。

 

一昨日、お伺いしたカフェとアパレルが併設したお店。

 

カフェでモンブランと紅茶をオーダーしたのですが、

モンブランが秀逸の味でして、

後から紅茶を持ってきて下さった際に、

モンブランの感想を述べ、

またお会計の時に、

このカフェについての感想を述べたのですが、

店員さん、とても嬉しそうにして下さいました。

 

また、今年のGWに宿泊した宿で、

ディナーの際、出てきた器の作家さんが、

シライナギサさんという方で、

その方の作品を扱っているギャラリーに行ったのですが、

そこでもスタッフさんとシライナギサさんの話で盛り上がり、

初めてお伺いした店員さんとも仲良くなりました。

 

夜にお伺いしたイタリアンのオーナーシェフとも

その地で良くお伺いさせていただくお店のことや、

イタリアへの旅での話などをして、

これまた仲良くなりました。

 

また先日、初めてお伺いしたレストランでも、

オーナーがワインをストックしている蔵に案内して下さり、

そこでいろんなことをお話して仲良くなったり・・・。

(他のお客様にはされていませんでした)

 

何度も利用させていただく中で、

仲良くなる、ということはあると思いますが、

初めてお伺いした時から仲良くなるのです。

 

そのポイントは何なのか、自分なりに分析すると、

以下の様にまとまりました。

 

・お店のスタッフさんに敬意を持って接する

・商品や接客、空間、スタッフさんなど、良いところを褒める

・褒める際、比較対象をつくって、そこと比較して褒める

・お店の方にいろんな質問をして、その答えに感動して褒める

・結果、お店の方に自己重要感を感じてもらっている

 

という感じなのかな、と思います。

 

一言で簡潔にまとめると、「褒めるのが上手い」ということ。

 

お店の方とお話をしながら、

 

「ここを触れられると、嬉しいのではないかな?」

 

というポイントが何となく分かるので、

その部分に言及すると、皆さん、嬉しそうにされます。

 

結果、お店の方がニコニコ接して下さるので、

私たちも嬉しくなって、良い時間を過ごせます。

 

で、褒める際は、比較対象を提示して、

その対象のお店とどこがどう素晴らしいのか、

ということをお伝えしているようです。

 

でもこれって、こちらが売り手になった時も

そのまま使えたりするのです。

 

皆さんは、初対面のお客様と

速攻で仲良くなれているでしょうか?

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【第3951回】 立地も商圏エリアも、全く関係ない繁盛店

2021年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

とあるエリアに調査に来ております。

 

住宅の調査では無く、

小売ビジネスの調査です。

 

たまたまインスタで発見した、

その地にはあり得ない、

洗練されたカフェ&アパレルのお店。

 

複数の目的の中の1店に

昨日、お伺いしておりました。

 

そのお店は、人口も少ないエリアのカフェなのに、

会員制なのです。

 

隣接してアパレル店もあります。

 

カフェは基本、会員制ですが、

テイクアウトであれば、非会員でも

購入は可能です。

 

カフェにお伺いして、

美味しそうなお菓子を数点、

テイクアウトで購入させていただきました。

 

ただそのカフェ、

過疎エリアにありながら、

次から次に会員のお客様が来店されていました。

 

こだわりの素材を使用したメニューなので、

当然ながら、単価も高いにもかかわらず、です。

 

更にどの隣のアパレルのお店ですが、

その世界観がヤバすぎました。

 

そしてたまたまですが、

オーナーもお店におられたのです。

 

中々、ビビッとくる靴は無いのですが、

お店に置いてあるブーツを履かせていただいて、

もう迷わす、購入させていただきました。

 

買い物の途中、オーナーとお話させていただきましたが、

県外からのお客様が大半で、

都内から芸能人も買い物に来られるとのこと。

 

立地はかなり悪く、過疎が進むエリアで、

圧倒的な世界観のお店を作られ、

見事に商売として成立されていました。

 

自店が繁盛しないことを

エリアのせいにしたり、

人口減のせいにしたり、

立地のせいにしている小売店の経営者がいたら、

このお店を視察されることをおススメします。

 

というか、このお店の視察を

クライアント様や仲良しの方対象に

2022年に企画したいと思います。

 

年間に何十店も視察をしている私たちが

衝撃を受けた小売店です。

 

そこから商いの本質を学ばせていただきたいと思っています。

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【第3950回】 256個のパズルを綺麗に埋める

2021年10月23日 | 住宅コンサルタントとして

2022年もありがたいことに、

稼働可能な全ての日程が埋まっております。

 

年間365日から、52週×2日を引くと、

261日となります。

 

更にそこから祝日や年末年始、

お盆休暇などの日数を引くと

実質の稼働日数が233日となるのです。

 

その日数に対して、2022年に

弊社が頂いているオファーが

ありがたいことに、年間合計266あります。

 

各社様、土日祝や、年末年始や夏期休暇は、

当然ながらお休みされますので、

オファーに対し、稼働日数が不足しております。

 

この中で、1日1日のスケジュールを

256個のパズルを埋めるように

組ませていただきました。

(2022年度、全てのスケジュールを

組ませていただいた結果、

256日が限界ということが判明しました)

 

年間のスケジュールを

まるでパズルを組むように

組み合わせていくのが、

ありがたいことですし、楽しみでもあります。

 

コンサルに転職して16年。

 

本当にご縁に恵まれ、

2022年も充実した1年を過ごせそうです。

 

各クライアント様、

10年前とは比較にならないくらい、成長され、

求められる提言も年々、変化しておられます。

 

そこにしっかりと対応できるよう、

私自身も進化成長し、

更なる成長に貢献できるようにしていきたいです。

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【第3949回】 やり方よりも、本質

2021年10月22日 | 住宅コンサルタントとして

最近、建物にこだわるお客様が増え、

住宅会社さんの業務で、

施主様との仕様打合せの回数がかなり増え、

多くの会社のスタッフさんが疲弊しているかと思います。

 

そんな中で、クライアント様のスタッフさんから、

 

「迷われているお客様に対して、

どういう流れで打合せを進めると、

決断しやすくなるでしょう?」

 

というような質問をいただくことがあります。

 

この質問は、商談のやり方、手法についての質問ですが、

私個人的には、やり方、手法をマスターしても、

この問題は解決しないと思っています。

 

AかBかCか迷われているお客様に対し、

私なら、本質的なことをお伝えします。

 

・迷われるお客様は、確かに増えている

・その原因はAかBかCのどれかが正解で、他のものは不正解、

という、日本の教育システムの弊害である

・選択(決断)した時点では正解は無い

・選択したものが正解かどうかは、入居後の暮らしで決まる

 

ということが本質ではないか、と思うのです。

 

例えば、就活中の学生が、

A社かB社かC社、どれが自分にとってベストか?

というようなことで悩んだりするのですが、

実際はその会社で働いてみないと分からないのです。

 

自分が選んだ会社で働いて、

これだけ成長し、稼ぐことができた!

 

この会社にして正解だった!

 

というのは、就職して5年以上、経過して

はじめてわかることだと思うのです。

 

なのでどちらにするのか迷う時間はもったいなく、

自分が決めた方が正解であった、と思えるよう、

決断後の行動が重要なのです。

 

手法ではなく、本質の方が重要なのです。

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【第3948回】 メチャ面白い出店フォーマットを具現化していく

2021年10月21日 | 住宅コンサルタントとして

各クライアント様の業績が好調なので、

クライアント様の新規出店が毎年のようにあります。

 

住宅業界において、出店のフォーマットはとても重要で、

そのフォーマット次第で未来が決まる、

といっても過言ではありません。

 

もともとお付き合いのある設計事務所に

相談されるクライアント様もいれば、

弊社のビジネスパートナーさんに

相談されるクライアント様もいます。

 

そしてコンセプトの構築の段階から

相談していただけるクライアント様もいます。

 

私の場合、建築の素人なのに加え、

とにかくいろんなところに行きまくって、

いろんなモノを見まくっているので、

業界の常識にとらわれない発想をしてしまいます。

 

今、とあるクライアント様にご提案しているコンセプトは、

おそらく住宅業界では初の試みとなるでしょうし、

メディアの取材も殺到するかもしれませんし、

SNSで拡散されまくるのでは、と思っています。

 

この発想をクライアント様と設計事務所さんと共に

具現化していくのが、本当に楽しみです。

 

業界の常識をガンガンぶち壊して、

もっと楽しく、もっとワクワク働ける会社が、

住宅業界に増えていくと良いな、と思っています。

 

そして、今回出店するクライアント様は、

それを実現できるポテンシャルをお持ちなのですね

 

1年後が楽しみです。

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【第3947回】 穴を見つけて、穴を埋める

2021年10月20日 | 住宅コンサルタントとして

たまたま、YouTubeを見ていて

ひふみ投信の藤野さんと

翻訳家でもあり、チロルチョコを生んだ

松尾製菓が実家の関美和さんとの対談を

見ておりました。

 

その中で、藤野さんがおっしゃった、

 

「ビジネスの本質って、

穴を見つけて、その穴を埋めること」

 

という言葉が、頭に残りました。

 

そしてこれまた、たまたまカンブリア宮殿を見ていて、

スノーピークが取り上げられていたのですが、

スノーピーク創業家の山井家の過去3人の社長に

共通するポイントは、

 

「足りないなら、自分でつくる」

 

ということ、というのを見て、

自分の中でメチャ腑に落ちました。

 

私自身、コンサルに転職する前、

北海道や関西のいろんな住宅会社さんに出入りしていて、

この世で最も高額な商品を扱っているのに、

業界で働いている方のモラルや品、おもてなしなどが、

思いっきり足りないと感じていました。

 

単価1万~3万円のレストランなどで、

おもてなし力が圧倒的に高いお店は

それなりにあるのに、です。

 

なので住宅業界に足りないおもてなし力を

クライアント様に徹底的に身につけていただくことで、

それがじわじわと効いてきて、

各社様、市場に必要とされ、業績が好調であるのだな、

と改めて感じました。

 

先日のブログでもちょっと書きましたが、

都会で足りていないものを満たすために、

これからちょっと都会で仕掛けますし、

クライアント様の業績が向上して組織が大きくなると、

マネジメント能力が現状のままでは足りないので、

先日、マネジメントを学ぶために視察勉強会を

実施させていただきました。

 

足りないものは何か?

 

お客様の目線、

働いて下さっているスタッフさんの目線で考えると、

自社が次に何に取り組むべきなのかが

見えてくるかもしれませんね。

 

皆さんの会社で足りないものは何ですか?

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【第3946回】 都会ほど、遅れている、変わった業界

2021年10月19日 | 住宅コンサルタントとして

個人的にずっと思っているのは、

住宅業界は都会ほど遅れている、ということ。

 

まあ、土地が高くで無いエリアでは、

建物の性能やデザイン、おもてなし力を磨くより、

良い土地を仕入れたり押さえる力が重要なので、

致し方ないのかもしれませんが、

政令指定都市の中で、

良い家をつくる会社があるなぁ、と思うのは、

本当にごく僅かです。

 

住宅業界は本当に変わっていて、

東京、大阪などに本社がある住宅会社のマーケティングが、

実は非常に遅れているのです。

 

更にお客様や従業員さんを大切にし、

スタッフさんの人間力向上に本気で取り組んでいる会社も、

非常に少ないと感じています。

(大阪の三和建設さんは素晴らしいと思っています)

 

そんな遅れている都会で、

年明けから弊社のクライアント様と

おもしろいマーケティングを展開していく予定。

 

といっても大きな数字を狙うのではなく、

エリアをトコトン絞って、

まずは2憶~3億を狙うのですが、

個人的には都会に住む方たちの

潜在的なニーズを掘り起こすことにつながり、

ちょっと面白い結果につながるのでは、

と予想しています。

 

都会の住宅業界に、ちょっと新しい仕掛けを

クライアント様と共に実践して、

どんな結果につながるか、個人的に楽しみです。

 

その結果をクライアント様と共有していきたいと思っています。

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【第3945回】 引き出しの数が、奥深さ

2021年10月18日 | 住宅コンサルタントとして

朝、シャワーを浴びる際に、

体を洗ったつもりが実は洗っていないことに気づき、

再度、体を洗うためにシャワーを浴びる、ということを

2日間続けてやってしまった、鬼山です。

 

50歳という年齢に近づく中、

日々、ボケが進行していることを痛感します。

(←仕事に関しては全く問題ありません)

 

昨日は、毎月通わせていただいている、

京都の和食屋さんに行っておりました。

 

昨日から関西も急に冷えてきて、

厚手のインナーに厚手のジャケット、

そしてストールを装着し、お伺いしました。

 

お店に着いて、シャンパンをいただき、

大将の挨拶の後、お料理が出てきましたが、

最初の一品にちょっと感動しました。

 

あたたかい豆乳の中には、出来立ての湯葉。

その中に大きな本しめじ。

 

残った豆乳スープには、

ポン酢ベースのソースをかけて召し上がって下さい、

とのこと。

 

急に気温が下がったので、

メニューを急遽、変更して下さったのです。

 

そして豆乳スープ、湯葉、キノコ、ソースのバランスが抜群。

 

これまで20回程度、通わせていただいていて、

今、私たちの中で最も好きなお店ですが、

本当に毎回、違う料理が出てきて、

それが本当に美味しい上に、センスをバチバチに感じるのです。

 

更にその日の天気やお客様の状況で、

臨機応変に対応してくださいます。

 

大将の引き出しは、一体いくつあるのかな、

といつも夫婦で話し合っています。

 

半年先まで予約はいっぱいで、

休みなんてほぼ無い中で、

どこでインプットしてるのかな?

 

不思議です。

 

1年目でミシュランの星を取られましたが、

この先、星は増えていくだろうなぁと思います。

 

毎月、通わせていただいている私たちでも、

本当に予約が取りづらくなってきたので、

通い続けるしかありません。

 

大将の引き出しの多さ。

それが、大将の料理に

センスだけではなく奥深さを感じさせてくれる

要因なのかもしれませんね。

 

自分の中の引き出しを増やすために、

日々、勉強していきたいと思います。

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【第3944回】 陰ながら応援しています

2021年10月17日 | 住宅コンサルタントとして

クライアント様によっては、

スタッフさんの採用面接に

関わらせていただくことがあります。

 

そこで新卒の方であったり、第二新卒の方などの

面接をさせていただく中で、

私自身も「この人と仕事したいな」と思った方が

クライアント様で採用になったりすると、

何となく個人的に感情が移入したりします。

 

そしてそのスタッフさんたちに、

自分の子どもに対する感情に近いものが

溢れてきたりします。

 

クライアント様の若くて素直なスタッフさん達に、

仕事も人生もうまくいって欲しい、と

勝手に思っています。

 

若いスタッフさん達に研修をさせていただく際には、

かなり感情移入してしまって、

研修終了後には脳が軽い酸欠状態になっていることが大半です。

 

そんな可愛いスタッフさんが、

クライアント様を卒業され、次の道に進まれるシーンは、

正直、結構つらくて、毎回泣きそうになります。

 

場の空気が悪くなるのも嫌なので、

サラッと明るい挨拶で返したりするのですが、

内心は本当に寂しかったりします。

 

そしてやはりご縁のあった方たちには、

皆、成功して欲しい。

 

仕事で成功し続けるには、

勉強を怠らず、常に市場の変化に合わせて

自身を進化させることしかありません。

 

卒業されていくスタッフさんたちの成功を

陰ながら応援しています。

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