鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4023回】 万が一に備える

2022年01月04日 | 人として

昨日は私の父母を中心に、一族が集まりました。

 

私の中では、新年をお祝いすることが目的ではなく、

高齢の父母に何かあった際に備えて、

決めるべきことをすべて決めることが目的でした。

 

そのきっかけは、

人の死後、葬儀会社を決めるのに数時間しかない、

ということをビジネス系の動画を見たときに知ったからです。

 

私、仕事以外の面では本当に世間知らずで、

一般常識とかは無知なので知らなったのです。

 

本人の意思にそぐわない形で、

葬儀会社やお墓を決めることがあっては悲しいなぁ、と

個人的に思いました。

 

父母も高齢で、あと何年、生きてくれるか分からない。

 

例えばお葬式に参列して欲しい人は誰なのか?

 

どういう葬儀を希望するのか?

 

お墓の場所や希望する戒名は?

 

両親の希望を教えてもらって、

それに沿って進めるのが、

長男の役割であり使命だよな、

と思ったのです。

 

生前の間に決めておいた方が良いことを

まとめたノートを本屋さんで事前に購入していたので、

それに沿って一族内で話を進めていきました。

 

両親の希望を両親に確認しながら、

各項目について、兄弟内の誰がやるのかを決めていきました。

 

そしてそのノートには書かれていなかったので、

私自身、気づいていなかったのですが、

どうやら父と母、とにかくモノを捨てれない性格で、

ものすごい量のモノを持っているそうです。

 

終活に向けて、それらの整理も

そろそろスタートしないといけない、

ということも決まりました。

 

 

そしてそれらを一通り決めた後は、

いつも恒例なのですが、

一族内の数々の伝説的なエピソードを取り上げては、

私か姉が強烈なツッコミを入れて、皆で大笑いするという、

鬼山家独特の昔話で盛り上がりました。

 

久しぶりにお腹が痛くなるくらい、笑いました。

 

 

還暦、古希、喜寿、傘寿。

結婚50周年など、両親の節目ごとに、

子・孫・ひ孫が集まって、お祝いをしてきました。

 

一族、かなり仲が良い方だと思います。

 

これだけ大勢の家族をつくってくれたことは、

本当に両親の功績だと思うのです。

 

なので、万が一のことがあった際には、

両親の望む形で進めてあげたい。

 

そのための準備をコツコツとやっていきたいと思います。

 

 

皆さんは、親の万が一に備えて、準備をされていますか?

コメント
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