鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2224回】 仕事上でのショックなこと、悲しいことの乗り越え方

2017年01月31日 | 住宅コンサルタントとして
仕事をしていると、思い通りにいかなかったり、努力が報われなかったりもします。

また、言葉はあまり良くないですが、お客様に裏切られることも多々、あるでしょう。

「○○さんに家づくりをお願いしたいと夫婦で決めています!」

なんてことを言われながら、契約日前日にキャンセルが入ったり、なんてこともあるでしょう。

社内のいろんなスタッフさんの力も借りて、何とか課題を克服していき、
契約していただけそうだ、という報告を社内でしたら、皆が喜んでくれたり・・・。

それが突然、手のひらを返されたようなことを言われるのです。

場合によっては、連絡がつかないまま、フェードアウト、ということもあるかもしれません。

でも、仕事でも恋愛でも子育てでも何でもそうですが、
自分が思った通りには、物事って進まないんですよね。

そして仕事を通して自分が受けたショック、ストレスってのは、
カラオケに行ったりドライブしたりしても、本質的な解決にはなりませんよね?

結局、仕事の中でしか解決できないものです。


振り返ってみると、私自身もこの仕事を通していろんなことがありました。

アポイントを突然キャンセルされたりするのは可愛いもの。

「ホームページやチラシを作成する業者さんを紹介して欲しい」と言われ、
業者さんを紹介させていただき、業者さんはしっかりと仕事をやり遂げたにも関わらず、
その業者さんにお金を払わない、という、人として最低のことをされたり・・・。
(もちろん、最終的にはお支払をしていただきましたが、
そういうことを平気でできる経営者とは二度とお会いしたくありませんよね)

経営者の方に頼まれてあるところにお伺いしたら、
その会社の役員・幹部が勢ぞろいしていて、

「アンタの考えを言ってみろ!」

と圧迫面接のようなことを要求され、
こちらが商いの本質に沿っていろんな手を改善していこうと考えている、とお伝えすると

「そんなこと、誰でも言えるんだよ!
ウチの会長がいつも言ってることじゃん!
そんなことしか言えないのかよ!」

といきなり幹部の方にブチ切れられたこともありました。

常識的にはあり得ないこと、たくさん経験してきました。

いろんなことを経験させていただく中で、自分自身、精神的にも強くなったと思います。
大抵のことには驚かなくなりました。

そして自分が思っている通りに、物事は進まないし人も動いてくれないこと。
大きな期待を人にしてしまうと、その反動が大きいこと。
いろんな価値観、いろんな能力、いろんな人間性の方がいること。

こうしたことを学ぶことができました。

そしてたくさんのつらいことや失敗も、
素晴らしいクライアント様とお仕事をさせていただく中で、
乗り越えてくることができました。

クライアント様に救われっぱなしなのです。

お客様と働く仲間、そして家族に救われて、日々、仕事をすることができています。

本当にありがたい・・・。

だから今日も、仕事ができることに感謝し、ベストを尽くしたいと思います。
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【2223回】 お客様を選ぶ

2017年01月30日 | 住宅コンサルタントとして
個人的な意見ですが、住宅会社はただ、契約を頂ければ良い、とは思いません。

究極は、価値観が合うお客様にだけ、家づくりを託していただき、
それで会社を運営していける利益が確保できれば理想だと思っています。

もちろん、価値観が合うお客様だけでは利益が出ない、ということであれば、
当然ながら多少、価値観が異なるお客様にも依頼していただけるように
頑張る必要はありますが・・・。

どういうお客様が理想的かと言うと、
人で購入先を選び、人を信じることができるお客様です。
そしていろんな方に配慮できるお客様です。

もちろん、こうしたレベルの高いお客様に、信じていただけるよう、
日頃から自分たちの人間力を高めておかなくてはなりません。

逆に損得だけで判断する人。
義理人情に欠ける人。
人を信じることができない人。
周囲に気を遣えない人。
時間や約束を守らない人。
礼儀に欠ける人。

こういう方の家づくりをさせていただいたとしても、こちらの気持ちも入りませんし、
何よりこういうお客様がどれだけ増えていっても、つながっていかないのです。

分かります?

自分の損得しか考えない人って、当然与え好きではないですから、
本当に良いものも人に勧めたりしないです。

義理人情に欠ける人は友達が少ない(というかいない)です。

人を信じることが出来ない人は、こちらの気力と体力が奪われます。

こういう体質のお客様が増えていっても、10年後、
例えば紹介が発生したり、売れやすい環境になっている、ということはないでしょう。

だから、ずっと新規のお客様との出会いに苦労し続けることになります。

すなわち、OB様に喜んでいただくようなイベントを企画するどころではなくなるのです。


そして良いお客様から選ばれるためには、
当然ながら自分たちの人間性が重要になってくるのです。

人間、似た者同士が引き合います。

良いお客様に来ていただくためには、自分たちから良い波動が出ていなくてはなりません。

皆さんの会社、それから皆さん自身、良い波動は出ていますか?
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【2222回】 引き寄せの法則

2017年01月29日 | 住宅コンサルタントとして
昨日からクライアント様の見学会の現場支援に来ております。

実際にクライアント様の現場で、どういう接客をされているのか?
楽しい接客・商談ができているか?
伝えるべきことを伝えられているか?
しっかりと導くことができているか?

こういった点をチェックさせていただき、
改善すべきところを改善していただく提案をするために、
現場でクライアント様の接客をチャックさせていただくのです。

もちろん、人手が足りない時は、私も接客します。

昨日もクライアント様の現状を把握することができました。
どこをどう改善すれば、もっと良くなるのか、ということを
肌感覚で掴めたのは、とても良かったです。

さて、このクライアント様、新築事業に新規参入してまだ1年4か月なのです。

お引渡しをさせていただいたOB様もまだわずかですが、
今回の見学会にとにかくOB様がたくさん来場されるんですね。

しかも数組のOB様は、今回のこの見学会に

「これ、このお客様の新築祝いに・・・」

と素敵なプレゼントを持ってきて下さる、というサプライズ。

とにかく、住宅会社側とOB様の距離が近い。
更にはOB様同士、非常に仲が良いんです。

このクライアント様に関わる、全ての人たちが引き寄せられる、
そんな波動が出ているんですね。

この部分だけは、外部の人間がどうのこうのできる訳ではありません。
コンサルティングのしようがないのです。

とにかく、いろんな人が集まってくる。
そこに居る人がみんな、ニコニコしていて親切で、
空気が読め、とにかく雰囲気が良くなっていくんですね。

これは究極的にはその組織のリーダー、
もっと言うと、トップの持っている人間性、波動で決まってくるのです。

とにかく明るくポジティブ。
人の幸せを何よりも考える。
与え好き。
そして感性も非常に高い。

こういう企業には、いろんな人が自然と集まるのです。
オープン1年4か月で、ありがたいことにお客様に困ってはおられません。

引き寄せる魅力、波動がこのクライアント様から出ているからなのです。

皆さんの会社は、いろんなお客様を引き寄せることができていますか?
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【2221回】 素晴らしきビジネスパートナー様

2017年01月28日 | 住宅コンサルタントとして
ここ数年、ゼロから新築事業を立ち上げるお手伝いをさせていただくことが多いです。

昨日もその件で、九州に行っておりました。

まだ新築事業に取り組んでおられないということは、
本当に何にも染まっていませんので、組織づくりから商品開発まで、
ゼロから理想的な展開をしていただけます。

我が社の顧客は誰か?
その顧客にどんな価値を提供するのか?
そのために、どういう商品、サービスが必要か?

などを考えていき、商品を開発するにあたり、
いきなりすごい仕入ルートをご紹介できたりする訳です。

昨日も商品コンセプトが決定し、モデルハウスを建築するのあたり、
材料の選定をしておりました。

そんな中、材木に関しては、圧倒的に品質が良くて安定供給ができる商社さん。
そして漆喰に関しては、本当に材質が良いメーカーさんに即、連絡をし、
このクライアント様に訪問していただけないかどうか、お願いをしたのですが、
各社様、即対応して下さるので、本当に助かっています。

ゼロから新築をスタートされる会社さんでも、
いきなり圧倒的に強い武器を持って、新築事業に参入できる。
更にデザイン、設計に関しても強力なパートナーさんがいますので、
地域ダントツのモデルハウスを建てて、新規参入できたりするのです。

これは本当に、素晴らしいビジネスパートナー様のおかげなんですね。
ありがたいことです。

後は事業用定期借地権の交渉がうまくいけば、このクライアント様は成功したも同然。

土地の交渉の件、うまくいくことを望むのみです。
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【2220回】 今の環境に感謝する

2017年01月27日 | 住宅コンサルタントとして
経営コンサルタントに転職したのが2005年7月26日。
ということで、現時点で約11年半、このお仕事をさせていただいていることになります。

クライアント様に助けていただき、家族に支えてもらい、
なんて恵まれているんだろう、とここ最近、
今まで以上に感じることが多くなってきました。

歳なんでしょうか・・・?(笑)

自分が全く知らなかったことについて教えていただけたり、
あるクライアント様からのご相談を
他のクライアント様と一緒に対応することで解決していただくことができたり、と
本当に素晴らしいクライアント様とご縁を頂戴することができています。

先日もビジネスパートナー様とお話をさせていただいておりましたが、
今の弊社の現状はかなり特殊なようです。

クライアント様の人間性がちょっと違うそうです。

こうしたクライアント様と一緒にお仕事をさせていただけることを
本当にありがたいことだと感じています。


また、おかげさまでプライベートも順調で、
子どもたちは自分の意見をしっかりと持って日々、頑張ってくれていますし、
家内は仕事に打ち込める環境を相変わらずつくってくれています。

何だか、ここ数日、自分よりも身長が大きい息子たちが、
これまたたまらなくかわいいんですよね・・・。

嫁には「きもい」と言われていますが、かわいいものはしょうがない。

だから仕事が終わって家に帰るのも楽しみでしょうがありません。


こういう日々を本当にありがたいと感じています。
そしてお仕事があるも、本当にありがたい。

仕事に対するモチベーションが先週の日曜日の、
クライアント様のOB様の入居後インタビューにいかせていただいてから、
本当に高くて、何だか一段、壁を突き破れそうな感じがしています。

今に感謝し、日々の仕事に全身全霊、取り組んでいきたいと思っています。
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【2219回】 場を壊さないように・・・

2017年01月26日 | 住宅コンサルタントとして
先日、よく利用させていただくレストランが主催する、ワイン会に参加をさせていただきました。

そこのレストランは、オーナーシェフ、それからソムリエさん、スタッフさん共に
素晴らしい人間性をお持ちで、とても気持ちの良い接客をして下さいます。

ワインに合う料理を出して下さるということで、ワクワクして参加をさせていただきました。

レストランにつくと、早速シャンパンからスタート。

その後、美味しいお料理とワインが次々に出てきます。

私は、このレストランのソムリエさんのワインのお話をいろいろと聞きながら、
とにかくお料理を楽しみたかったのですが、
隣の席に座っている、東京の方(今は京都に住んでいるみたいですが)が、
とにかくワインのうんちくを語るのですね。

しかも大きな声で・・・。

ソムリエさんと知識を競いたいのか、
自分の方がよく知っていると自慢したいのか知りませんが、
まあとっても素敵な雰囲気を見事に壊すトークを
粋じゃない夫婦でずっとする始末・・・。

更にもう一人、女性の方も自分の知識をさらけ出したいのか、
そのワインの知識自慢のトークに参入し、
ソムリエさんのお話を聞かせていただきながら、お料理とワインを楽しむ、
という空気を見事に壊されていました。

全部で8名でしたが、そのワインの自慢話をしていた3名の人は、皆、東京の人でした。
そういう自慢話は、是非東京のレストランで自分たちだけでやって欲しいな・・・。

日本全国、いろんな料理屋さん、レストランに行かせていただきますが、
地方の飲食店で自慢話をしまくっているのが、大抵東京の人なんですよね。

自分の知識をやたらとさらけ出したい人。
とにかく自慢したい人。
こういう人は、本当に場の空気を壊しますよね。

こういう立ち振る舞いを自分はしないようにしなければならない。

大勢で集まって食事をする際、みんなで雰囲気やお料理を楽しむために、
どういう姿勢で、どういう立ち振る舞いをしなければならないのか?

こういうことに、今後気を付けていこう、と勉強になったワイン会でした。
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【2218回】 業態をつくる

2017年01月25日 | 住宅コンサルタントとして
年間4棟の工務店さんが、年間30棟、50棟を目指したいとします。

年間4棟を受注するために、近所づきあいを大切にしてきた。
OB様を大切にし、定期的に上得意のOB様のお宅を訪問してきた。
PTAやライオンズなど、地域の団体でいろんな役を引き受けてきた。

こういう活動で自分は基盤を作ってきたから、
営業マンを数名、雇用すれば、年間の受注棟数は20棟、30棟になるのではないか?

と考えたりします。

ところが、実際はそううまくは行きません。

年間30棟、50棟を目指すのであれば、それを叶えるための業態に変える必要があるのです。

年間50棟を実現するためには、何組のお客様と出会わなくてはならないか?
どういう環境を用意すれば、お客様は気持ちよく打合せができるのか?
どのようなスタッフを配置しておけば、打合せに集中できるのか?
ランクアップのためにはどういう企画が良いのか?
50棟を実現できれば、スタッフが働く場所はどれくらいのスペースが必要か?

などなど、50棟受注できる体制と環境をどうつくっておくのか、というのが業態発想です。

どれだけ営業力があっても、どれだけ素晴らしい設計や施工管理ができようと、
業態をつくることができなければ、年間50棟というのは達成できないのです。

商品やサービスを磨いていくことはメチャメチャ大切ですが、
安定した会社、安定した組織をつくるのは、
業態発想とそれを実現する実行力が経営者にあるかどうかがポイントです。

この発想が無い経営者は、自社を成長させることができません。

業態をつくる。
皆さんの会社はできていますか?
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【2217回】 私語を慎む

2017年01月24日 | 住宅コンサルタントとして
京都には百貨店が3つあります。

一つは京都駅に直結している京都伊勢丹。
そして四条烏丸にある大丸、四条河原町にある高島屋。

京都伊勢丹に関しては、何より売り場の店員さんのレベル・品が最悪なので、
キャリーバッグを購入する以外、利用しません。

立地が抜群のため、修理が定期的に必要なキャリーバッグの窓口としてのみ、
利用させていただいておりますが、
それ以外のものを購入する気が全くありません。

もしちょっと見る機会があれば、
紳士服売り場の店員さんの私語の多さにビックリすることと思います。

反面教師として、接客の勉強にとてもなります。

という訳で、個人的によく利用させていただくのは、高島屋さんが圧倒的に多いのですが、
先日、大丸さんの地下の食品売り場コーナーに久しぶりに行きました。

先日、唐津で陶芸家の中里花子さんに抹茶を点てていただいた時の感動が忘れられず、
私自身、抹茶を点てたくて、そのお茶を買いに行ったのでした。

大丸の地下に行って、お茶を販売しているお店に家内と行った時のこと。

抹茶を買ったことがないので、
いろいろと教えていただこうと店員さんに声を掛けようとしたのですが、

「すみません!」

と呼んでも、店員さんが私語をしているせいで気づいてもらえませんでした。

しかもその店員さんが私語をしていた相手が、
京都大丸のテナントさんの売り場を指導する立場にある、大丸のスタッフだったのです。

指導する立場の人が、お客様の動きを見ないで、
テナントさんのスタッフと私語に夢中になる百貨店。

お客様は気持ちよくお買い物、できませんよね?

その他にも、お茶に合う和菓子を購入しようと地下食品売り場をウロウロしていたのですが、
お客様が目の前に立っているにも関わらず、声すら掛けずに帳簿をショーケースの上に広げ、
自分の仕事をしている店員さんが結構おられました。

まあ、18時過ぎに行ったこちらも悪いのでしょうが、
自ら進んで勤務時間中に私語をしている売り場責任者が担当している売り場です。

そりゃ、売り場の雰囲気は締りが無くなるよなぁ、と感じたのでした。


お客様がおられるのに、平気で私語をする店員さん。
大半の日本人の感性で言えば、良い気分はしないと思います。

せっかくお越し下さったお客様に気持ち良くお買い物をしていただく。
気持ちよく商談していただく。

これが接客の基本だと思うのです。

売り場での私語を慎む。
お客様を第一に考える。

皆さんの会社ではできていますか?
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【2216回】 仕事のモチベーション

2017年01月23日 | 住宅コンサルタントとして
私、今朝は特に仕事に対するモチベーションが上がっております。

猛烈に上がっているのです。

ちなみに、いつもモチベーションが高いとは思うのですが、今日は特に、です。

その理由は、昨日、クライアント様のOB様のところに取材に行かせていただいたからです。

大型リフォームをされたOB様2組のご自宅に、クライアント様の社長と一緒にお伺いし、
じっくりとヒアリングをさせていただいておりました。

今回、お客様に取材をさせていただく改めていろんなことを学ばせていただいたのですが、
自分自身、新築やリフォームをしようと考えているお客様のことをまだまだ理解できていない、
と実感しました。

今回、お客様の取材で学ばせていただいたことをまとめます。

1.今の家に満足していなくても、
自分たちがどんな家でどんな暮らしをしたのか分からなければ、
リフォームはしない。

2.仕事が猛烈に忙しくて時間が無い時は、今の住まいで我慢しがちである。

3.今の住まいで我慢したら住めないことが無いが、
そういう状況でリフォームを決断するのは、家族の誰かのために、
という思いやりがきっかけとなることが多い。

4.大型リフォームをいろんな会社に相談しているお客様が。
最終的にどの業者にするのかを決断するポイントは、□□□にある。
(答え、分かりますよね?)

5.自分たちが満足できるリフォームをした後の、家族の暮らしは劇的に変わる


本当に勉強させていただきました。
心より感謝です。

そして何より嬉しかったのは、お客様が本当にクライアント様のリフォームに満足されていること。
そしてクライアント様が本当に素晴らしいお客様からお仕事を頂戴されていることです。

大満足されているお客様の本音を聞かせていただくだけで、
本当にこちらも「仕事っていいなぁ」と思えます。

そしてモチベーションが上がってくるのです。

更には、住宅会社側とお客様は似た者同士が引き合います。

今回、取材させていただいたお客様は、本当に素晴らしいご家族でして、
こういう素晴らしい人間性を有したお客様から選ばれているということが分かって、
もう本当に嬉しかったのです。


という訳で、私、本日は猛烈にモチベーションが高いのです。

ビジネスパーソンは、仕事とお客様によって育つのです。
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【2215回】 40歳からの注意点

2017年01月22日 | 住宅コンサルタントとして
これはクライアント様にはよくお伝えしている話なのですが、
住宅業界の営業マンで40歳前後から、本当のその営業マンの実力が出ます。

お客様の大半は、自分よりも年齢が下。
仕事を通じて、それからプライベートでもいろんな経験を積んだ。
知識も経験もあるので、お客様にいろんなことを伝えられる。

一見すると、とても良く見えますよね?

でも実際には、お客様といろんな商談を進めていく上で、

「なんかこの営業マン、ちょっと偉そうだよね!」
「あの人と話をしていても、楽しくないよね・・・」
「若干、上からって感じしない・・・?」

というような印象をお客様に持たれるケースが、本人が思う以上に多いような気がします。

本人の人間力が低いと、お客様のためと思って自分が言っていることが、
偉そうに受け取られてしまったり、不快に思われたりする可能性が高い、ということなのです。

30代の頃、結構売れていた営業マンが、40歳近くなって伸び悩み、
40代を超えると一気に売れなくなる場合、
大抵の場合、知識や経験、スキルに問題があるのではありません。

もちろん、会社や商品に問題がある訳でもありません。

いつの間にか謙虚さやお客様に対する思いやり、おもてなしの心が無くなってしまっている、
自分自身の心の問題と、人間的に成長できていない自身の人間力の問題なのです。

40代近くなって、売れなくなる営業マンに共通するのは、
謙虚さと素直さが著しくかけていることだと、個人的にすごく感じています。

話をしていて、気持ちよくないんです、こっちが・・・。
お客様も同じだと思うのです。

というのは、そういうビジネスパーソンは、人の話を素直に聞いてくれない、
否定的な意見がすぐに出る、
変なプライドなのか、自分の意見を通したくなっている。
そういう共通点があるのです。


経験を積み、知識を高めるだけで、お客様に選ばれる時代ではありません。

お客様に好かれる、愛される人間性を身につけておかなくては、支持されないのです。

40歳に近くなったら、もう一度素直さと謙虚さを意識して、
日々、仕事に向き合う必要があると個人的に思っています。
(←私自身、自分にも言い聞かせています)
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【2214回】 高校生の教育法

2017年01月21日 | 人として
我が家の子どもたちは、高校2年生と高校1年生の男子。

今の時代の子どもですから、何でもスマホで調べたり見たりしますし、
親とあまり会話をしようとはしてくれません。
(私自身も高校生時代はそうでした・・・)

子どもと話をすると、ついついお説教っぽくなったりするのもまずいですし、
長男はあまり話をしようとしてくれなかったり・・・。

我が家の方針は、「自分の未来を自分で決断できる人間になる」ということですので、
別にペラペラといろんなことを話してくれなくても良いのですが、
正しい考え方、価値観を身に着けてもらうこと、
礼儀マナーを最低限、マスターしてもらうこと、
そしてホンモノ、一流を知る、ということだけは身につけさせたい。

正しい考え方や価値観を身に着けてもらうために、
子どもに見て欲しい、素晴らしい番組を子どもと一緒に見て、
それについて自分の考えを言ってもらう、という形を取ることにしました。

まず見たのは、武井壮さんの「大人の育て方」という番組。

どうしてもマーケティングセンスを身につけてもらいたくて、

「価値はそれを必要としてくれる人の数で決まるものであって、
クオリティーや性能だけで価値は決まらない」

という武井さんの考えに触れてもらいました。

その後、子どもたちに自分の意見を気持ち良く言ってもらえるよう、
私が聞き役になって意見交換をしました。

子どもがどう感じようが、見方、受け取り方が間違っていようが、そんなことはどうでも良く、
とにかく自分なりに感じ、意見を言う、ということを定期的にやっていこうと思います。

お子さんがある程度、大きくなって、なかなか会話をしてもらえないご家庭には、
ちょっとおすすめの教育法です。

というか、日々の仕事にも応用できますね!
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【2213回】 紹介が多い住宅会社とは・・・

2017年01月20日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界だけでなく、どの業種・業態でも紹介が多いことは望ましいですよね。

住宅業界で言えば、特に何もせず、良い家づくりにひたすら取り組んでいるだけで
いろんな方から紹介を頂ける会社も存在します。

その一方で紹介キャンペーンを企画し、実行しても、
OB様を訪問しても、協力業者さんにお仕事の紹介を依頼しても
全く紹介が無い住宅会社も結構多かったりします。

紹介が発生するかしないかは、紹介の依頼のやり方がポイント、
なんてことを本気で信じている経営者がいたとしたら、ちょっと痛いです。

紹介のお願いの仕方、紹介キャンペーンの企画で
紹介をお客様がしてくれる訳ないんです。

お客様からの紹介を方法論で考えている会社があるとすれば、
その考え方が間違っています。

「何をすれば、紹介してもらえるのか?」
「どういう紹介の企画が当たるのか?」

という発想が、完全なる間違いです。


紹介の多い住宅会社とは、どんな会社か?

それは、お客様のこと、協力業者さんや職人さんのこと、
そして働くスタッフさんのことや地域社会のことを考えて日々、仕事に取り組んでいる会社です。

逆に紹介が全く無い会社はどういう会社か?

一言で言えば、愛が無い、感謝の気持ちが無い会社です。

例えば、ちょっとでも安い金額で仕入ようと、
協力業者さんに見積の依頼をしたとします。

ちょっと仕様変更があるたびに、業者さんを呼び、また見積を再度、依頼する。

「こっちは買う側だから、ちゃんと対応してくれるの、当たり前だろ!」

くらいに思っていたりする訳です。

で、結果的に何度も協力業者さんに手間と時間をかけてもらった挙句、
最終的に単価が安いところに平気で発注したりするのです。

協力業者さんに対する感謝、思いやり、愛が無い。
言葉は悪いですが、買う自分たちが神様で、協力業者さんが奴隷、くらいに思っている。


協力業者さんや職人さんがお仕事に入ってもらう前に、ちゃんと段取りを取り、
みんなが仕事しやすいように気を遣っている会社。

そして感謝の気持ちを日々、口にする会社。

何気ないやり取りの中に温かさを感じられ、感謝の気持ちが込められている会社。

こういう会社を誰もが応援したくなるのです。

そして日頃からみんなに応援してもらっている会社が何か紹介のお願いをしたとしたら、
そこで初めてすごい結果が出るのですね。

紹介が少ない会社は、経営者自ら、自社のスタッフさんが協力業者さんや職人さん、
更にはOB様にどんなスタンスで接しているのか、チェックしてみると良いでしょう。

もちろん、経営者の感性が悪ければ、そんなことをしても分からないと思いますが・・・。

結局、紹介が多いか少ないか、という問題は、経営者や会社の体質がポイントなのです。

思いやり、感謝の心、相手への気遣いが普通にできる会社になりたいですね。
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【2212回】 新しい展開

2017年01月19日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社の新しいカタチ。

10年後を見据えた時、「これが理想的ではないか?」と思える業態を
思っていたより早く展開できるかも知れません。

個人的には、これまでの業界の常識だった、
ハウスメーカーや地場の工務店さんのような事業展開をしていては
お客様から全く相手にしてもらえなくなるという危機感しかありません。

10年もしないうちに、間違いなくそうなるでしょう。
まあ、これを理解できない経営者が圧倒的に多いでしょうが・・・。


この自分の感覚を理解して下さる、ありがたいクライアント様と共に、
本当の意味での地域密着を貫く業態をつくりあげたいなぁ、と思っています。

お客様の暮らしを豊かにし、ワクワクした毎日を過ごしていただくために欠かせない、
地域密着企業。

このポジションをクライアント様と共に、市場で取っていきたいと思っています。


今のやり方ではこの先、通用しない、という危機感をお持ちの経営者。

今、ご縁を頂戴しているクライアント様とバッティングしないエリアであれば、
そういう経営者にご提案したいことがあります。

ご興味ある方は、弊社HPよりお問い合わせくださいませ。

具体的にご提案させていただきます。
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【2211回】 唐津のおもてなしに、心を打たれる

2017年01月18日 | 住宅コンサルタントとして
先週末、私たちは佐賀県の唐津市に行っていました。

もともと、夫婦そろって器好き、ということもありますし、
陶芸家の方と知り合いになっておくことで、今後、いろんな企画をする上で、
協力していただける可能性もあるからです。

今年で3年連続唐津に行っていることもあり、
本当に仲良くお付き合いをさせていただいている陶芸家の方も出来たり、
新しい陶芸家やギャラリーのスタッフさんとの出会いもあったりしました。

唐津の方は皆さん、本当に親切で、かつオープンなんです。

県外から来た私たちを本当に心から受け入れて下さるのです。

今回、私が最も感動したのは、
いつもおじゃまする大好きな陶芸家、中里花子さんのギャラリーで、
花子さんがつくられたとても素敵なお茶碗を使って、
花子さん自らがお茶をたてて下さったこと。

器も南部鉄の鉄瓶も、そしてお茶をたてるための台もとても素敵で、
花子さんのギャラリーで花子さん自らにお茶をたてていただける幸せ。

このサプライズに思わず感激してしまいました。

そして遠くから来た私たちをもてなそうとして下さるその姿勢に、
また来年も必ず来よう、と思いましたし、
和の世界のおもてなしの素晴らしさを改めて実感しましたし、
唐津の人たちと一緒にお仕事をしたいなぁ、とも感じました。


また今回、土屋由紀子さんの由紀子窯にも突然、おじゃましたのですが、
由紀子さん自らとても歓迎して下さり、こちらでもお茶を入れていただきました。

更にその夜、たまたま唐津市内でイベントがある、とのことで、
そのイベントにおじゃまし、その場にいた由紀子さんに馴れ馴れしく声を掛け、
お酒やおつまみをごちそうにまでなってしまいました。

もちろん、由紀子さんのファンになったことは言うまでもありません。

わざわざ来て下さったお客様を自分たちが出来る範囲でおもてなしする。

その行為がどれだけお客様の心を打つのか、
今回、自分たちがおもてなしをしていただいて、改めて実感しました。

今日、来場して下さったお客様を大切な客人として、最大限、おもてなしする。

それだけで、お客様との関係性が一気に良くなります。

心のこもったおもてなし。
是非、やっていきましょう!
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【2210回】 良い家に住んで、仕事も人生も楽しんで欲しい

2017年01月17日 | 住宅コンサルタントとして
なぜ、住宅業界専門のコンサルタントをしているのか?
この仕事を何のためにしているのか?

自分なりの答えは、一家族でも多く、本当に良い家に住んでいただきたい。
そして仕事も人生も楽しんでいただきたい。
そんな幸せな家族がたくさん増えていく日本になって欲しいと本気で思って、
今、この仕事をさせていただいております。

「家なんて、大して差が無い」
「少しでも安い家にしたい」

と思う方もたくさんおられるかもしれませんが、
夏も冬も快適で、洗練されたデザイン、使いやすくプランニングされた家に住むと、
本当にそこに住む家族の日々の暮らし、そして人生が変わるのです。

それをラッキーなことに、自分自身、経験することが出来たのです。

おかげさまで、自宅に帰ると本当に何ともいえない時間が流れます。

食事も美味しいですし、何気ない家族の会話に幸せを感じます。

この家に帰って来たいと思いますし、明日の活力も自然と生まれてくるような感覚があります。

自宅に愛着を持てるって、本当に素晴らしいことなんですね。

そんな最高のマイホームを一家族でも多く、手に入れていただくためには、
提案力やセンスがあって、志高い経営者が経営する住宅会社を1社でも多く、
日本につくっていかなくてはなりません。

残念ながら、日本の住宅会社の中で、正しい建築知識、素材のこと、
施工の仕方、更にはベースとなる考え方がイケてる経営者はまだまだ少ないのです。

考え方もセンスもイケてる住宅会社を1社でも多くなっていただくために・・・。
自分たちに合った最高の家で幸せな日々を過ごす家族を1家族でも多くするために・・・。

そうしたことの実現のために、自分自身、この仕事をやっています。

この原点を忘れず、今年も仕事をしていこう!
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