鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第304回】 全社研修

2011年10月31日 | 住宅コンサルタントとして
基本的に私はマーケティングとセールスの専門家なのですが、
クライアント企業様からの依頼によっては、研修もさせていただきます。

そんな中で、過去全社員に集まっていただいての研修もさせていただいたこともあります。
一昨日は、久しぶりの全社研修をさせていただいた1日でした。

全社研修というと、本当に全社員にあつまっていただく訳ですから、
グループワークにより、最終的に各部署ごとがどんな目標を設定し、
最終的に組織としてレベルUPするかどうかが大切です。

ゆえに必ずグループワークを入れるのですが、
各部署の皆さんが本当に一所懸命自分達の目標を設定して下さいました。

また、そのグループワークの前に、
仕事に対する考え方やお客様との関係をどう構築していくか、
ということについて、私なりの考えをお伝えさせていただきました。

商売で、特にお客様が大半固定されているルートセールスの商売において、
最も大切なのは、上得意客・信者客をつくることです。

そのために必要なことについて、自分なりの考えをお伝えさせていただきました。

どこから購入しても同じものを扱っている場合、
最終的にお客様からロイヤリティーをどれだけいただけるかがポイントになります。

これは一朝一夕にいただけるわけではなく、いろんなことの積み重ねでしかいただけません。

そのために、日々の接触の際の細かな心配りであったり、仕事の質が大切になってくるのです。

私も前に立ち、偉そうなことばかり言っておりましたが、実は私にとっても一生の課題なのです。

皆さんにお伝えさせていただいた内容は、実は自分にも思いっきり発信していたりします。
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【第303回】 プロならば、個人的感情を仕事に持ち込まない

2011年10月30日 | 住宅コンサルタントとして
自分のブログに対するコメントを全く見ていなかったのですが、
実はたくさんの方から嬉しいコメントをいただいていることに
ちょっとビックリした鬼山住宅コンサルティング、鬼山です。

なぜ、ブログのコメントを非公開にしているのかと言うと、
アダルトサイト等への誘導など、変な書き込みがやたらと多かったからです。

しかしながら、今回書き込み頂いている方のコメントは皆真面目でした。
(というか、全員顔と名前の一致する方ばかりでした)
コメント、誠にありがとうございます。

勉強会のメンバーの中で、すごく感性が高く、素敵な方がいましたが、
今年の春に退社された方がいました。

いろんな相談をそれまで頂いていたりもしましたが、
何の連絡もなく退社されたので、「あーっ、その程度の関係だったんだな・・・」と凹んでいたのですが、
ちゃんとブログのコメントにご自身の気持ちを投稿して下さっていました。

すみません、さっきちゃんと目を通し、お気持ち分かりましたから!!


さて、組織全体が疲弊してきて、マイナス思考が組織の中に充満してくると、
自分の感情を思いっきり仕事中に出す方がいます。

家庭や恋愛など、プライベートが上手くいっていないのか、
朝から不機嫌そうな立ち振る舞いをする人。

「俺、あいつのこと、認めていないから・・・」
と年下の社員が上司になった際、やたらと足を引っ張ろうとする人。

「それ、ウチの仕事じゃないよね」
と自分の領域のちょっと外にある仕事は、全くやろうとしない人。

気持ちは分からないではないですが、こういう方はホント、残念です。
正直、自分以外の全ての方に、マイナスの影響を与えてしまっています。

自分の機嫌が悪いから、挨拶しない。
自分よりキャリアの浅い人が上に立ったからといって、不機嫌になる。

「子どもかっ!」って感じです。
もう、頭悪すぎですし、プロではありません。

そもそも、自分に何が起ころうが、お客様に全く関係がありません。

「いや、俺はお客様の前ではちゃんとしているから・・・」という人がいるかもしれませんが、
お客様にはチームで対応している訳です。
そのチームのメンバーにマイナスの影響を与える立ち振る舞いや発言をしていること自体が、
間接的にお客様に影響していくのです。

プロであるなら、お客様に最高のパフォーマンスをご提供しなければならないはず・・・。
だから、個人的な感情を持ちこんではいけません。

自分がお客様の立場だったら分かるはずです。
何かお店の雰囲気が良くない(=スタッフ同士がギスギスしている)お店で食事をしても
気分が良いはずはありません。

でも、自分がされたら嫌なことを自然とやっていたりするわけです。

どんなことがあろうが、仕事している時は気持ちを切り替え、
お客様に対し常にベストパフォーマンスを出せるようにしておかなくてはならないのです。
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【第302回】 10~15年後

2011年10月29日 | 住宅コンサルタントとして
10~15年後、おそらくこの業界は大変なことになっています。

今、目先の業績を高めるために、小手先の手法を極めている人たちがいますが、
10~15年後には、おそらく大きな問題が現実のものとなるでしょう。

受注棟数が何棟とか、伸び率№1とか、そんなの関係ない時代が来るでしょう。

そうした時代に備えて、クライアントの皆様は今から手を打っていただきたいと思っております。

家は住宅会社さんの力だけでは完成させることは出来ません。
いろんな職人さん、協力業者さんの力を借りて完成するのです。

まだまだこの業界には、自分のことを何様だと思っているのか、
勘違いしているオッサンがたくさんいます。

業者さんに対する横柄な態度。
受けた恩を忘れる不義理さ。
自分のミスを棚に上げ、協力業者さんにおっつける非常識さ。

まあ、こういうタイプの人たちは、いずれしっぺ返しを食らうはずです。
勘違いしている会社は、絶対に10年後に大変な状況になるでしょう。

前前職時代、私もそういう傍若無人な勘違い工務店さんにストレスを感じたことが何度かあります。
(もちろん、素晴らしいお客様もたくさんいらっしゃいましたが・・・)

私が心がけて欲しいのは、お客様はもちろんですが、自社の家づくりを手伝って下さっている
たくさんの協力業者さんにも義理と人情を持って接していただきたいということです。

身近な方から応援していただける会社は、必ずお客様からも応援していただけます。

私が耳にするところでは、もう仕入れる先が無くなってしまっている会社もあるそうです。
その原因は、トップの傍若無人ぶりに、協力業者さんの一部がクーデターを起こしたからです。

その噂は、あっという間に地域に広がり、悪評となって自分に返ってくるのです。

全ての方に謙虚な心を持って、義理人情浪花節を大切に仕事をしていきましょう!
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【第301回】 何を変えたか?

2011年10月28日 | 住宅コンサルタントとして
先日から赤ワインがやたら飲みたくて、
昨日、一人でイタリアンレストランに入り(←寂しっ!!)、
赤ワインをたくさん飲んでしまった、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

シークレットセミナーが終わって10日近く経過しました。

この間、当然ながら毎日クライアントをおじゃまして、
経営者やスタッフの方とお話させていただいております。

参加して下さったクライアントに行って、まず訊くことは

「何を感じましたか?そして行動をどう変えましたか?」

ということです。

今までの自分のやり方に固執するのではなく、超一流の営業マンの何を真似るのか?
そのためにどんな行動を起こしたのかを訊くようにしています。

まだ全クライアントを訪問出来ていませんが、既にお伺いした数社で
とても嬉しい変化が出始めています。

詳しいことは書けませんが、あのセミナーの中でT氏がおっしゃっていたことを
早速取り入れ、既に先週末に実践している方もいたのです。

ブログに関しても、私が第一講座でお話した内容を早速取り入れて下さった方がいたり・・・。
T氏がおっしゃっていた「営業は自分で□□を□□、□□出来るようにならなければならない」
ということにチャレンジして下さっている方がいたり・・・。

これは、企画をさせていただいた立場として、メチャクチャ嬉しい訳です。
このように素直で即行動して下さる方がいると、本当に次の企画をする際のパワーが出ます。

そして私が思うのは、感度が高く素直な営業マン、要するに伸びしろがたくさんある方ほど、
素直に即、実践して下さっているということです。

行動を変えれば、結果が変わる。
行動を変えなければ、何も変わらない・・・。

ビジネスパーソンは、このことをしっかりと理解し、
素晴らしいことを学んだとしたら、行動を変えなければならないのです。

皆さんは、最近どんな行動を変えましたか?
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【第300回】 「これがベスト!」という答えを持つ

2011年10月27日 | 住宅コンサルタントとして
先日、マッサージをしてもらった女性に、
「股関節、硬っ!だから、足がこれだけ張るんですよっ(怒)!」
と、その体の硬さにビックリされた、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

気が付けば、このブログも今日で300回目。

ということは、今年、もうすでに300日が経過し、2011年の残りは65日ということです。

今年1年が終わる時、「いい1年だった・・・。これだけ成長できた!」と思えるよう、
日々努力していかなくてはなりませんね。

さて先日、とあるクライアントの新しいモデルハウスの打合せをさせていただいていました。

私自身、明確なイメージがあって、

「2012年はこういうモデルハウスをつくり、こういうマーケティングをすれば、
お客様はたくさん足を運んで下さり、クライアントの業績に貢献できるだろう」

というアイデアがあります。

新しいモデルハウスのコンセプト、そしてそれを実際にカタチにする際に使う部材まで、
かなり細かなイメージを持っています。

そしてクライアント自身、そのコンセプトに沿ってプランや外観を固めてくれていました。

ただインテリアに関しては、外部のインテリアコーディネーターさんのお力もお借りして
作り上げていこうとしていたのですが、そのコーディネーターさんの提案が
当初から私が申し上げていたイメージとちょっと異なっていたのです。

床に使う無垢材の材種、それから色の件で、コーディネーターさんの提案の後、
私は自分の想いをぶつけました。

普通の方なら私の意見が通るのですが、このコーディネーターさん、とても頑固(笑)。
全然折れません。

そして、なぜ折れないのか、その理由も教えて下さいました。

それは私が指定したフロアに塗装しても、いい味が出ないから、ということでした。

フロアを扱っている商社さんに何度も足を運び、いろんな塗装にチャレンジしたんだけど、
どうしても自分(=コーディネーターさん)が思っている色味にならない・・・。

「だから、このフロアを使わせて欲しいんです!」

ということだったのです。

ただの意見であれば、私自身、もっと自分のこだわりを貫き通したと思いますが、
そのコーディネーターさんは、実際にフロアへの塗装の実験もし、
何回も何回も考え、これがベストというインテリアをご提案されたのです。

最終的なターゲットは同じ。
そのターゲットのお客様に価値を感じていただくためには、私のイメージだけでなく、
そのインテリアコーディネーターさんの提案でもOK、ということが最終的に分かったので、
そのコーディネーターさんの提案で進めることに・・・。

検討に検討を重ね、「これがベスト!」という答えを持っている人の言葉には、本当の力が宿ります。

この力があれば、相手を「なるほどっ!」とうならせることが出来るかもしれません。

そのためには、勉強し、調べ、徹底的に考え、自分の中で明確な確信を持つ、
ということが大切なのです。
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【第299回】 真似るのにも深さがある

2011年10月26日 | 住宅コンサルタントとして
先日、クライアントの社長にカリフォルニア産赤ワインをごちそうになり、
そのうまさに完全にやられてしまい、それ以来赤ワインが無性に飲みたくなっている、
鬼山住宅コンサルティング、鬼山です。

2日間で、家じゅうの赤ワインを全て飲んでしまいました。
オススメの銘柄などありましたら、是非私に教えてください(←って、完全に禁酒がストップしました)。

さて、ブログを書く際、ちょっとした自分の近況報告を冒頭につけると
ちょっと親近感が湧きませんか?

まぁ、私の場合、クライアントの皆様や勉強会のメンバーの方が、日々仕事をされる上で、
何らかのヒントになればという想いで日々ブログを書いていますので、
別にブログの中で読者の方に親近感を持っていただく必要は無いのですが、
こういうブログの書き方をすることで、皆様のブログが読者の方に
より親近感を持ってもらえるようになればいいなぁ、と思います。

さて、私は日頃から真似ることの重要性を皆様にお伝えしていると思いますが、
真似ることの深さについて、お伝え出来ていないかも、と思いましたのでお伝えさせていただきます。

クライアントや勉強会のメンバーの中には、私の話を音声で録っていただいている方がいます。
これは本当に素晴らしいことで、目で見て音で繰り返し聴くことで、
より自分のモノにすることが出来ると思います。

ただ、音声だけ録って安心してしまい、その後全くその音声データを活用することなく
日々の仕事に忙殺される方もいらっしゃいます。

そういう方は、正直伸びません。

愚直に何度も繰り返し聴くことでしか、自分のモノに出来ないのです。

ただ、音声を聴いて頭に入れるだけでは、まだ十分とは言えません。
私がお話している内容、意味を理解するだけでもまだ不十分です。

真の真似とは、言葉尻だけを真似るのではなく、抑揚や話し方、声のトーンに至るまで
全てを真似することを言います。

内容だけを真似るだけでは、言葉を真似るだけではダメなのです。

もう、完全にコピーする気持ちでなければなりません。

私自身、前職時代、それから前前職時代に、
とにかく優秀な上司・先輩の真似をしまくっていたのですが、
それは話し方、表情の作り方、立ち振る舞いまで含めて、本当に全部を真似していました。

メーカーの営業マン時代、ある先輩が本当にクレーム時の解決の仕方が上手だったのですが、
その方のお客様に対する「すみません」「申し訳ありません」という謝り方を
徹底的に練習しました。

また私がよくするライフサイクルの話は、完全に師匠の真似だったりします(声のトーンも含め)。

姿勢、声のトーン、表情の作り方。
口調、伝える内容以外にも、真似しなければならない部分はたくさんあるのです。
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【第298回】 寝付けない夜の独り言

2011年10月25日 | 住宅コンサルタントとして
家に着いて食事を済ませたら疲れがどっと出て、すぐに横になったのですが、
仕事があまりにたくさん溜まっているので夜1時に目が覚め、そのまま眠れなく朝になってしまった、
かなり寝不足の鬼山住宅コンサルティング、鬼山です。

毎年のことですが、10月が仕事の一番のピークです。
平日はコンサルティング、更に土日はイベント支援と予定がパンパンの状態です。

更に何故か今年も研修の依頼もたくさん頂いていて、そのテキストを作成したりと、
頭の中で常時10社以上のクライアントのことを常に考えている毎日です。

自社のHPを制作しなければならないのですが、
当然ながら自社のことは優先順位が最も低いです。

今年の秋にはUPする予定だったのですが、
これも年末、フランスでじっくりコンテンツを考えることになるでしょう。

私の場合、ありがたいことにお付き合いが本当に長い方が多く、
クライアント企業様1社1社のことを振り返ると、お付き合いが始まった頃と比較して
かなり変化・進化・成長を感じることが出来ます。

ただ個人的に2012年は、勝ち残りをかけた、激しい競争が本格的になる元年だと思っています。

だからちょっと油断したり、努力を怠るとあっという間に足元をすくわれるでしょう。

また、10年先、20年先を考えれば、
私のクライアントに手を打っていただきたいことがまだまだ他にあるのです。

目先の業績UPのために、小手先の手法に頼っている人たちは、
おそらく大変なことになるでしょう。

そういう非常事態に巻き込まれないように、
未来から今を見て、打つべき手をコツコツと打っていくしかありません。

10年後、20年後、ご縁を頂戴しているクライアント企業様がピカピカの会社であるよう、
もっともっと私自身が勉強し、最適なアドバイスをさせていただかなくてはならない、と思うと
ますます眠れなくなるのでした。
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【第297回】 自信+謙虚さ

2011年10月24日 | 住宅コンサルタントとして
先日のシークレットセミナーで講演して下さった、日本一の住宅営業マンとお話をしていると、
感性や根本的な部分について、「お互いよく似てますね!」という話になります。

例えば、日本一の住宅営業マンT氏の奥様がT氏におっしゃっていることと、
ウチの家内が私に言っていることは、実はほとんど同じだったりします(笑)。

そして、私がいろんな会社のいろんな営業マンを見ていて、
トップレベルの営業マンは、おそらく同じポイントを持っていると思っています。

それは、「自分に絶対の自信がある」ということです。
更に「自分が大好き」ということです。

ちょっとキモいと思われる方もいるかもしれませんが、
トップ営業マンは、本当に自分のことが好きですし、自分に自信を持っています。

でないと、そもそも住宅という世の中で最も高額なモノを
お客様に買っていただくことは出来ませんよね。

自分に自信を持つために、猛烈に仕事をし、勉強をするのです。
(ロクに努力もしないで、自信を持っている人は、自信ではなく過信です)

自分の良いところ、悪いところを冷静に分析し、自分をプラスの目で見るのです。
そして、それを自分の奥さんに自分で言って、呆れられる(笑)・・・。

そして、その絶対的な自信の他に、謙虚さ、素直さも持ち合わせているのです。

他の人の良いところがあれば、それを認め、素直に真似る。
自分に自信はあるのですが、他の方から貪欲に学ぼうという気持ちが強く、
常にアンテナは高い位置にセットされ、周囲に関心がありまくりなのです。

だから、ドンドン進化出来ますし、プラス思考ですから、仕事をやっていてストレスもあまり溜まりません。
何故か、いつも楽しそうなのです。

一方、この真逆で、控えめなんだけど、根が頑固な方もいます。

自分のことがあまり好きではないのですが、かといって周囲で素晴らしい方がいても

「自分は自分だから・・・」
「自分はこういうやり方だから・・・」

というスタンスで、全然周囲から吸収しようとしないのです。

自分の意見はあまり主張しないのですが、他の人の意見も受け入れないのです。

個人的に、こういう方が仕事の出来ない人だと思っています。

場合によっては、ネガティブオーラが出ていたりします。

そういう方とはお話をしていても面白くないのです。

謙虚な自信満々と控えめな頑固者。

皆さんはどちらに該当しますか?
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【第296回】 ちょっとした考え方を変える

2011年10月23日 | 住宅コンサルタントとして
ツキのある経営者とツキがイマイチな経営者。
お客様がドンドン増えていく営業マンと、常にお客様の数が不足している営業マン。

この差は一体、どこからくるのでしょう?

能力、意欲が明らかに異なる、ということはもちろん言えるのですが、
それ以外に私が感じるのは、ベースの考え方が違うということです。

例えば、ツキがイマイチな経営者の場合、

「ウチには顧客リストがたくさんあるんですが、これをどう活用したらもっと売上につながりますか?」
「ウチの社員は、どうやったらもっと働くようになりますか?」

というようなニュアンスの発言が多かったりします。

ちょっと伝わるかどうか微妙ですが、要するに発想が自分中心なのです。
相手に対する思いやりが足りない方が多いんですね。

「お客様リスト=売上」という発想自体が、非常に危険だと思います。
また、「社員さんを働かせる」というような自分中心の考え方も、思いやりがないと個人的に感じます。

一方、ツキがある経営者の発想は全然違います。

「お客様が来たいと思っていただける企画って、何かありますか?」
「どうやったら、もっと働きやすい環境をつくることが出来ますか?」

というように、お客様が中心であり、働くスタッフの立場で物事を考えることが出来ているのです。

この根本には、思いやりとか感謝という気持ちがあるのです。

お客様が自然と増える営業マンも全く同じです。

「どうやったら、このお客様にとってベストな提案になるのだろう???」
「どうやったら、お客様が来たいと思っていただけるイベントになるのだろう???」

と、お客様目線での考え方が出来ているのが、たくさんのお客様に囲まれる営業マンです。

逆に「どうやったら契約出来るのか?」「どうやったら当たるのか?」という発想の営業マンは、
自分中心の発想のため、お客様が自然と増えていきません。

ちょっとした考え方を変えるだけで、ツキ、それから結果は変わるのです。

皆さんは自分中心の考え方になっていませんか?
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【第295回】 徹底的に素直に真似る

2011年10月22日 | 住宅コンサルタントとして
モデルとなる先輩社員や上司の仕事っぷり。
皆さんはどの程度、真似することが出来ていますか?

大した結果を出せていない人は、得てしてプライドが高いです。
例えば初回接客でお客様の心を掴めていなくて、次回アポがそれなりに取れても
その次がほとんど続かない人がいます。

初回接客の1つのモデルの手法をお伝えしたとしても

「自分はこういう風にやります!」

と、頑なに自分の手法を通そうとしたりします。

結果が出ていないのに、です。

自分のスタイルにこだわっていいのは、もっとはるか先の話であって、
結果が出ていなければ、素直に結果を出している人の真似をするところから始めなければいけません。

私の場合、20代の頃は、とにかく模範となる先輩がいましたので、
その先輩の行動パターンをひたすら真似ていました。

朝、9時には事務所を出る。
1日15件前後、お客様を訪問する。
夜は12時から1時まで仕事をする。
お客様は、どれだけ年下の方であっても、もちろん敬語。
あるお客様の発注に関して、非常に特殊な方法で発注されていたのですが、
そのお客様を引き継いだ際には、全く同じ方法を採用。
とにかく一緒にご飯を食べに連れて行ってもらい、そこでも盗めるモノを徹底して盗む。
クレームの際、お客様にお詫びするときの声のトーンを真似る。

挙げればキリがないくらい、とにかく徹底的に真似をしました。

そしてコンサルタントに転職してからも、それは続きました。

議事録の取り方。
電話の掛け方。
お客様を訪問した帰りに、新幹線の中でお礼状を書く(これは、最近出来ていません・・・)。
お客様にお中元・お歳暮をお送りする。
読んでいる本を全て購入し、同じものを読む。
更には講演テープを数百回聴きまくって、ベンチマークした人の講演の真似が出来るようになりました。

結果が出ていない人であれば、まずは素直に真似る。
徹底して真似る。
一挙手一投足、全て真似が出来るくらい真似るのです。

結果が出ていない人は、まずはそこからスタートしなければならないのです。
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【第294回】 プロ意識

2011年10月21日 | 住宅コンサルタントとして
何度かこのブログの中でも書いていると思いますが、
我々は、会社がお客様から頂戴した利益から自分のお給料をもらっています。

お金をもらっている以上、プロなのです。

プロということは、当然ながら結果責任が伴います。

結果を出すことが出来なければ、お給料をもらう資格はありませんし、
雇用し続けてもらうことなど出来る訳はありません。

しかしながら、結果は簡単に出る訳ではありません。
特に住宅業界における注文住宅の場合、
1軒の家の契約をお客様から頂戴することは、
本当に大変なことなのです。

経験と知識がまだまだの若手の場合、その1棟の契約が本当に大変なことだと思います。
若い方を結果だけで見る、ということは、ほとんどの経営者はしません。

ただ、結果につながるプロセスは、しっかりと見ています。

結果が今は出ずとも、成長するために何が必要かと自分なりに徹底的に考える。
そしてやるべきことを決める。
決めたことをコツコツとやり続け、途中で振り返り、
自分がやっていることが間違っていないか検証する。

こういうことをやることが、プロなのです。

結果を数字で出すのは、一流のプロです。
若手は結果はまだ出せなくとも、その途中の段階でやるべきことをやり切ることで、
一流のプロに着実に近づいていくのです。

結果はまだ出なくとも、スタンスや姿勢はプロでなくてはなりません。
結果にこだわらなくてはなりませんし、
結果を出せるようになるトレーニングは積み続けなくてはなりません。

この仕事の責任の重さを理解する(家づくりをするお客様の気持ちを理解する)。
先輩の仕事を徹底的に真似る。
手伝える部分は、積極的にお手伝いし、仕事をさせてもらう。
自分と同じ立場のとき、先輩はどんな仕事をやっていたのか教えてもらい、
今の自分のレベルとの差を理解する。
そしてトコトン焦る。
このままでは通用しないことを知る。
通用出来るようになるためには何をしなければならないのか、徹底的に考える。
それを行動に移す。

こういう行動が出来るようになったのなら、
あなたはもうプロへの坂道を着実に上っているのです。
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【第293回】 セミナーへのご参加、誠にありがとうございました!

2011年10月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、無事シークレットセミナーを開催することが出来ました。

ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。

当日、急きょ来れなくなったお客様が3名おられ、参加者数はピッタリ100名。
会場の中は、異様な熱気に包まれておりました。

ただ、空調がイマイチで、講演中とても熱かった方がいらっしゃったかと思います。
大変ご迷惑をおかけいたしました。

ただ、セミナーの内容自体は、皆様ご満足いただけたかと思います。
私も目から鱗の内容ばかりでした・・・。

日本一のレベル。
あの圧倒的な知識量。データ量。
更には洗練された感。

直接ご参加された方しか、感じていただくことが出来ないのですが、
是非皆様もトップ営業マンを目指すのであれば、
オシャレで感じの良い立ち振る舞いが出来るようになっていただければと思います。

トップ営業マンの講演中、前から皆様のリアクションを拝見しておりましたが、
年間20棟以上受注する営業の猛者の方たちが、ものすごく純粋な目でお話を聴いて下さっていたのが
私自身、すごく印象に残っています。

また、講演終了後、講師の方と夜、打ち上げをかねて食事に行ったのですが、

・12時30分受付開始なのにも関わらず、11時30分から続々と皆様が来場されたこと
・しかも席が前から埋まっていったこと
・質問に来られた方のスタンスが本当に素晴らしいこと

などに、ビックリされていました。

ただ、講演の最後でも申し上げましたが、行動を変えなければ結果は変わらないのです。
結果が変わらなければ、皆様の人生も変わらないのです。

いかに実際に行動を変え、結果を変え、人生を変えられるか、ということに
チャレンジしていただければと思います。

そして私も、皆様がホンモノに触れていただけるような機会を持っていただけるよう、
今後もさまざまな企画を形にしていきたいと思っております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
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【第292回】 覚悟を決める

2011年10月19日 | 住宅コンサルタントとして
今の事業がそれなりにうまくいっているが、将来を考えると不安だ・・・。
だから、今のうちから手を打っておきたい・・・。

こう考える経営者は少なくはないと思います。

そして今の事業(=本業)の他に、別の事業を立上げたりするのです。

このこと自体はとてもいいことです。
ただ、事業立ち上げというのは、本当に簡単ではなく、どうせやるのなら徹底的にやらなくてはなりません。

しかしながら、本気で立ち上げようとしているわけではなく、本業の手が空いたときに、

「別事業の仕事がそれなりに入ってくれればいいなぁ」

と考えたりするのです。

これでは事業の立ち上げなど、出来る訳がありません。

例えば子育てや両親の介護で忙しく、外に働きにいくことが出来ない主婦が、
自宅でちょっと空いた時間に英会話教室を開いて、月に2~3万もらう、
ということならいいのですが、経営者の発想は、もっと経営者らしくなくてはいけないのです。

将来的な会社の核となる事業を立ち上げるのですから、任せられる人に任せるのか、
それとも本業をその人に任せて自分が新規事業を立ち上げるのか・・・。

それくらいの覚悟でやらなければ、事業なんて立ち上がらないのです。


普通のサラリーマンからコンサルタントに転職する前、
私は年収が大きく下がるのにも関わらず、住宅ローンを組みました。

更に当時北海道から大阪に面接のため何度も移動し、
その都度7~8万円近くの交通費が出て行きました。

また、転職が決まった瞬間にデジカメやボイスレコーダー、パソコンなどを一式揃えたりもして、
貯金がみるみる底をつきました。

敢えてそうした環境をつくり、転職をしたのです。

3年で芽が出なければ、住宅ローンが払えなくなり、

「そのときは家を差し押さえられるなぁ・・・。最悪、自己破産だ」

と思っていました。

それくらい、自分を追い込まなければ、
30歳を超えてコンサルタントになんてなれる訳がない、と思っていたからです。

そしておかげさまで、何とか1年で結果が出たので、
住宅ローンが払っていける年収をいただくことが出来、
家を手放さなくてよくなりました。

これも覚悟を決めて、自分を追い込んだからだと思っています。

新規事業を立ち上げるようと考えている経営者の方は、
ちゃんと覚悟を決めることが出来ていますか?
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【第291回】 自分への投資

2011年10月18日 | 住宅コンサルタントとして
いよいよ、明日がシークレットセミナー当日です。

参加予定の皆様、新幹線や飛行機のチケットは大丈夫でしょうか?

このスペシャルな企画は、おそらく最初で最後となりますので、
必ず最初から最後までしっかりとお聴きになっていただきたいと思っています。

また、このセミナーに参加される方の中には、自費で参加される方も結構多いのです。

これは、本当に素晴らしいことですし、身銭を切って勉強することは
会社がお金を出してくれてする勉強とはちょっと違うと思います。

そうした方の覚悟・決意をしっかりと受け止めさせていただいて、
明日は私も挑みたいと思っています。

さて、全国いろんなエリアで様々な方とお会いさせていただく機会のある私は、
きらりと光り、成長される方が、ぶっちゃけすぐに分かってしまいます。

そういう方の特長は、「その場で決断し、行動する力がある」ということと、
「自分に身銭を切って投資をしている」という2点です。

この2点がある方というのは、間違いなく伸びます。

伸びるかどうかは、本人の現時点での能力ではなく、
この2点のことが実行出来るかどうだけ、と言っても過言ではありません。

この2点をやれる方は、後から能力がドンドンついてくるのです。

何かオススメをした時に、「やります!」「参加します!」「今回は行けません」という反応が早い。

決して「検討します・・・」ということは言いません。

即決出来ない場合は、「明日までにお返事します!」と自ら期限を切ってきます。

これが、伸びる人です。
問題や決定を先送りにすることは、絶対にしないのです。

伸びない人は、「ちょっと検討します」と、検討してから決定するのです。
伸びる人は、まず決定が先に来ます。
その後で、「時間をつくるためにはどうすればいいのか?」ということを必死で考えるのです。

決定を先送りする人は、どれだけ潜在能力が高くともダメなのです。


それと伸びるかどうかのポイントのもう一点は、自分への投資です。

先日、ある方に

「先生はかなり本をお読みだと思うのですが、本代に今までいくらくらい使いましたか?」

と訊かれたので、概算で計算してみました。

おそらくざっとですが、社会人になって15年で300万円程度だと思います。

1年に換算すると、20万程度でしょうか・・・。

また、前職時代も社外セミナーにはもちろん身銭を切って参加していましたし、
本以外にもDVDを購入したりしていました。

こうした自分への投資って、たかだか5万、10万投資しても、大して変わらないんです。

よく周囲の人に薦められて、何冊か本を購入した。
読んだのはたかだか1~2冊。
それで変われる方は、よっぽど天才なのでしょう(←いないと思いますが・・・)。
普通の凡人は、何回も繰り返し身につくまで勉強するしかないのです。


私自身、本を読み続けて、何となく自分のモノになってきた感があるのが、
ちょうど5年くらい前からです。

おそらく、150万円を突破したくらいからだと思います。
冊数にして、約1000冊。

1000冊を超えた段階から、何だか本から学んだモノが
自分に吸収されていくような感覚が出てきたような気がします。

それまでは、本を読んで感動したりはするのですが、
自分のモノになっていってる感覚はあまりありませんでした。

身銭を切って勉強すること。
その場で即決断し、即行動に移せる人。

こういう特長のある人は、絶対にビジネスで成功出来ます。

皆さんは、こういった癖付はできていますか?
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【第290回】 乗り遅れる・・・

2011年10月17日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアでのイベントのサポートをさせていただいておりました。

通常のコンサルティングの他に、会員制勉強会、
更にはイベントの企画、プロデュース、サポートというのが、私の主な仕事です。

今までのイベントスタイルとはちょっと異なる新しい企画をぶつけさせていただいたのですが、
結果としてはまずまずといったところです。

そしてイベント終了間近に、参加して下さった工務店さんに対して研修をさせていただいておりました。

ただ、やってしまいました・・・。

帰りの飛行機の時間はもちろん分かっていて、空港までの時間を30分と捉えていたので、
結構ギリギリまで研修をさせていただいておりました。

しかしながら、実際には空港までの時間は1時間以上かかる、とのこと・・・。

見事に飛行機に乗り遅れ、空路+空港から自宅まで社用車で2時間半かかるところを
陸路で帰らざるを得なくなり、6時間半かけて帰ることに・・・。

ただ、何とか当日中に(というか、日付は変わっていましたが・・・)自宅に到着出来たので、
まあ良しとしましょう。

恥ずかしながら、私自身、過去に何度か飛行機か電車に乗り遅れたことがあります。

それも、クライアントまでの行きの場合は、
交通機関の原因(飛行機トラブルにより運航中止など)が原因なのですが、
帰りの場合は100%自分のミスなんです・・・。

でも、数あるコンサルタントやノウハウ販売会社、FCの中から自分を選んで下さった
クライアント企業様に対して、時間ギリギリまで全力でお伝えすべきことをお伝えしたいんです。

で、たまに乗り遅れる・・・(笑)。

家に着く時間が大幅に遅れたのですが、なぜか心はすがすがしい気分でした。

時間を忘れるくらい、目の前の仕事に没頭したいです。
この仕事はそれくらい、全力でぶつからなくてはならない仕事ですから・・・。
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