「戦争司令部ノー 爆音も原子力空母もゴメンだ!
12・2首都圏大集会in座間」ということで、久しぶりに集会とデモに参加しました。
みるみるうちに大勢の人でいっぱいになった座間の谷戸山公園。カラフルな旗も会場中にはためいて、集会はグッと盛り上がってきました。神奈川労連議長の開会挨拶から最後のアピールの提案と採択まで。ステージでは日本共産党志位委員長など、各方面からの代表者の挨拶が続きました。その中で思わず涙をさそったのが沖縄県民医連事務局長のご挨拶。辺野古のジュゴンの海を守るたたかい、教科書検定の撤回を求めた11万人を超えた県民大会など沖縄県民の平和への思い、固い決意が感動的に報告されたのでした。
座間市内は自治会ぐるみ、町ぐるみで平和への運動が取り組まれている。家々の塀やブロックにステッカーが貼られ、学校のフェンスにも横断幕がかけられていました。デモを歩き通したご高齢の方。風邪気味で心配された息子さんに「今行かないでいつ行くの」そう言っって出てこられたということでした。今日一日勇気と感動をありがとう~
結果的に採決で、陳情に賛成した委員は私のみ。残念なことに賛成少数ということで不採択となってしまいました。(残念!)
意見として述べたことは、子どもたちに与える影響が最も大きい教科書の取り扱いについては十分慎重に行われてしかるべき。歴史教科書は歴史の事実通りに記述すべきもの。沖縄戦の集団自決に関しては多くの歴史研究者、沖縄戦の専門かなどによる学説によって、今日までその事実が引き継がれてきている。学説状況に大きな変化はないという見解が示されている今、日本軍の強制関与があったことを明確に教科書に記述していくべきと考える。また、集団自決に関する大江健三郎氏の著書「沖縄ノート」をめぐる訴訟では原告側が一方的にえん罪と宣伝し、文部科学省も同調していることが明らかとなってきていること(国会で、日本共産党の議員が重大問題と指摘)など。ちょっと長くなったが意見表明とした。
9月の沖縄県民大会には11万人もの人が集まって教科書検定に対する抗議があったとか。現在、教科書会社6社すべてが軍の強制・関与があったことなどとするよう訂正申請を行ったという。沖縄県民の心の叫びがとどく・・・
きょうは小田原市戦没者慰霊祭がしめやかに執り行なわれました。市長をはじめとした追悼の言葉では「過去を謙虚に振り返り・・・戦争を二度とくり返さない・・・」といった不戦への誓いが何度か聞かれたが、戦争の犠牲となられた方たちへの祈りと平和への祈りを静かに心に刻みました。
私の考える不戦への誓いは、日本の政府が過去の戦争の反省に立ち、しっかりとした態度を表明することだということです。原爆で多くの犠牲者を出した世界で唯一の被爆国として、「二度と戦争をしない」「武力を持たない」と決めた憲法9条を生かしていくべきだということです。小田原市は永久に平和都市を宣言している「平和都市宣言」の街。この街だからこそ平和への思いを大いに語っていかなければと思うのです。
市内でも平和を呼びかけるイベントが活発になってきています。戦争の恐ろしさを未来をつなぐ若い人や子どもたちに伝えていかなければ。この間、戦争について語り継ぐさまざまなあつまりに参加してその大切さをしみじみと感じます。



空襲があった場所
(青物町交差点、国際通り交差点を目印に)
集いは、さまざまな人たちがさまざまな角度から自由に語り合えることができて、へんにまとめのない終わり方が実は戦争とはなにか、平和とはどんなに尊いものか、ひとり々に語りかけらているようで、大変有意義な時間を共有できているのではないかと思うのでした。
大学で歴史学を教えていた方や小田原の戦時下をいまに継承する方などからのお話は大変ためになり、小田原にとって大切な方たちであることを毎回認識させられるのでした。
それにしてもなぜ同じアジアの人々を2千万人も殺害しなければならなかったのか、なぜ300万人をこえる国民が犠牲にならなければならなかったのか。侵略戦争・・・その残酷な事実が天災でなく、人的に行なわれた残虐性をけして許してはならないものとこの日がくる度にこころに刻む思いです。
市民会館の冷房が効かない部屋にもかかわらず、参加者全員が非常に熱心に語り合っていたことが画期的でした。このパワーあってこそ。
長崎の平和宣言で、「政府は被爆国の自覚を」、「国際社会で核兵器廃絶にむけた強いリーダーシップを」「非核三原則の法制化を」田上富久市長の訴えは政府への鋭い指摘と平和への思いが貫かれた力づよいものでした。
全国で被爆者手帳を持っている人は26万人と言われています。でも原爆症と認定されている人はわずか数パーセントというのがこの国の現実です。政府はなぜ26万人全員に原爆症の認定をしないのか、国民を真に思いやる心なくしてこの国の平和を論ずる資格はないと考えさせられるのです。
きょうは62年前に広島に原爆が落とされた日。広島での式典をテレビで見ていたという方が、いろいろとお話してくださいました。
私も式典の中継を見ていたけど、広島の秋葉市長が「あるがままに憲法を遵守して・・・」などと平和への決意を述べていたことがとっても印象的でした。数年前に広島に行き、原水爆禁止世界大会に参加したときのことを思い出します。平和あってこそ。戦争なんて二度とごめんだわキマリ。
辞任直後に、テレビのニュースで、久間防衛大臣・ご本人は選挙で足をひっぱるので。後任の小池補佐官は、発言(久間防衛大臣の発言)が国民に誤解を受けた。公明党北川幹事長は国民に誤解されるような発言をしたなどとそれぞれにコメントがありました。
肝心の安倍首相は、任命責任は私にある。改革を進めていくという使命がある??決意しているなどとコメント。
これらのコメントを聞いていると選挙対策?国民が誤解しているということはどういう意味?改革がかみ合っていないけど。なんて思うのでした。
日本共産党・志位委員長のコメントは・・・
米国が投下した原子爆弾によって、21万人にも及ぶ人が亡くなり、今もなおそれ以上の人が苦しめられているというのに、なぜ「しょうがない」なんてことが言えるのだろうか。この方は防衛省の最高責任者、この国の平和がどこかへもって行かれそうな気がしてなりません。


採決するにあたって理事会で合意せざるを得なかったと民主党の議員の方が述べられていたが、合意せざるを得ないといったことはどういうことなのか・・・。国民の大切な声を聞く中央公聴会の開催を何度も求めたが自民、公明両党が応じなかったというようなことも述べられていたように思います。
地方公聴会や中央公聴会を大切にしてこそより民意が反映されていくことになり、ここの軽視1つとってみてもなぜ採決に踏み切れるのか理解できないものがあります。
日本共産党の仁比議員が徹底審議を尽くすべきと述べていたが審議の不十分で国のおおもとの憲法を変えるための手続き法案ともいえる「国民投票法案」を通すわけにはいかないと本当に思います。
(山に雪・・・ケヤキ通りに通じる交差点で)
通常国会がまもなく始まります。もっとも気になるのが「改憲手続き法案」の行方です。先ごろ安倍首相は早期成立を目指すと公言しました。自民党、公明党、民主党は法案成立に賛成の方向で、憲法改正に焦点を当ててきていると実感。憲法を変えさせないために頑張る国民との対決がより現実のものとなってきたように思います。
国民は憲法改正の前提となる本法案の審議を今国会で本当にするべきと願っているだろうか?その前に政府与党は憲法改正そのものについて十分な議論がされてきているとでも考えているのだろうか。いずれにしても今月25日から始まる国会が注目されると同時に危惧されるところです。
安倍首相が「今年で憲法施行から60年で、新しい時代にふさわしい憲法をつくっていくという意思を、今こそ明確にしていかなければならない」などと年頭の会見で言われたとのこと。新しい時代とはどんな時代で、ふさわしいとはどういうことをいうのか。またしても抽象的でよくわからないけど、年頭から憲法改正を前面に出していることがただごとではないと思いました。
憲法についてはじめて勉強したのは小学生のときでした。そこで知った「戦争の放棄」という言葉にみょーに安心感を覚えたことを今でも思い出します。父や母から戦争の恐ろしさを聞かされていたので、戦争だけは絶対にいやだと思うことから、日本国憲法の第2章戦争の放棄、第9条並びに2項は子ども心に脳裏に焼きつきました。「日本は戦争をしない、ずっと平和でいられるんだ」そう思ったのです。
全国に広がる「9条の会」は二度と日本が戦争に巻き込まれないように。憲法9条を変えさせてはならないと頑張っています。首相は会見の中で、海外での武力行使を可能にする集団的自衛権について触れられたということです。どんなに時代が移り変わろうと、どんな時代になろうとも、変えなくてはならないのは、憲法そのものではなく。変えるべきは、憲法に謳われているすべての条文に全力をあげてとりくむべきところ、そうなっていない政府与党の政治姿勢にこそあるのではないでしょうか。
憲法は日本の最高法規。今一度この立場に立ち返ってみることの大切さを思います。
(小田原城菊花展にて)
教育基本法があぶない!ってことで、緊迫してきている国会の教育基本法改悪法案についてきょうは熱く語り合いました。
もし教育基本法改悪法案が通ってしまったら・・・「教育が思うままにされてしまったらこれほど怖いことはない」というのが語り合った結論でしたが、教育ほど社会を形成していくのに着実で確実な方法はなく、悪い方向に使われたら最後、大変な結果をもたらしてしまうことになるということでみんなが一致。
政府与党が“愛国心”を盛り込もうとしている法案は、その中身がわかってくればくるほど戦争を知らない20代の若いお母さんたちからも愛国心が戦争を思い起こさせる。本当に何だか不安・・・。子どもたちのこれからに心配が絶えないということになります。本当にそうだ・・・
国会は12月15日までの会期内での法案成立ができない場合は延長してまでもということになってきているようで、要するに何が何でも今開かれている国会で法案の成立をしようとしていて、まったく油断できないところ。
日本共産党を含む野党4党はこの国会で、法案を通させないためにとにかく必死!!しかし、それにしてもよくわかっていないのが政府与党。現行の教育基本法こそ子どもたちに大切なのに!!
沖縄知事選は糸数けいこ氏が惜しくも当選できずに残念!!選挙は米軍の新基地建設をめぐって、建設に賛成か、反対かの大争点で戦われました。
もちろん糸数氏は米軍新基地建設には反対。賛成する自民、公明両党の押す候補が当選をするという結果でした。開票結果をテレビやインターネットで追いかけながら、もしかしたら、と大接戦にどきどきしながらその行方を見守っていました。
数万票に迫る勢いとなった結果でただただ残念だったということになりますが、この結果を冷静に考えてみると、こんなにも多くの沖縄の県民が基地建設に反対しているということがわかり、この基地問題をめぐる勝敗は選挙結果だけでは終わらない。今後、新基地建設反対のうねりは一層大きく広がっていくのだろうと確信するものでした。
この選挙で日本共産党、社民党、民主党など野党の5党が一致団結して戦いましたが、これからもこの力で。県民や全国の米軍基地反対、平和を願う力と力をあわせて頑張っていけたらいいなと思います。
6カ国協議が再開されるとのことでよかったと思います。北朝鮮は
10月9日に地下による核実験を実施するなど、これまでに核をめぐる問題では国際的に大きな批判をされてきています。
6カ国協議は米国、北朝鮮、日本、韓国、中国、ロシアの外交会議で北朝鮮に核兵器をつくらせないなどを目的にしていますが、北東アジアの平和に世界の平和に重要な役割を果たしているのがこの協議だと思います。
日本は唯一の被爆国、核廃絶はけして他人事ではなくこれからも平和的に外交的な努力で問題の解決に当たっていってほしいと思うのです。もっともっともっと平和に。