タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

ヨガとソフロロジー

2016-01-18 20:51:17 | 産科
先週生まれた赤ちゃんとお父さん、もう退院されてしまいました。
1週間ほどの入院はアッという間ですね。



今日は月曜日でした。そう、月に1度、月曜日にはマタニティヨガクラスを開催しています。
時間は3時からの1時間です。
開催日は月によって異なり、第2か第3月曜日なのですが、
ホームページでご確認ください。
http://www.tamar.jp/

一応、予約も有りませんし、無料ですから、どなたでも参加していただいてけっこうです。
お電話で予約していただいてもけっこうですよ。
講師は、タマル産の看護スタッフです。
お産の時にもお世話になるかもしれません。
退院してからも、近くで会うかもしれませんね。

私は学生時代、英語はそれほど得意ではなかったのですが、
医師になると、けっこう英語には泣かされます。
論文も全部英語だし、海外での英語での発表なども有るからです。
それで毎週、子供も2人できた後に、英語の個人授業に通っていたのですよ。

その先生はインド人の少し年上の女性の先生でした。
この女性講師は、ご主人が白人のジャーナリストで、京都市長選に外国人として初めて立候補した方です。
リタ先生は、ヨガの先生でもあって、質問したことが有るのですよ。
マタニティーヨガについてです。
本国インドでは、ヨガと言っても、妊娠中は呼吸法の練習が主体になるのだそうです。
もともと仏教はヒンドゥー教の一部ですし、
その中の1つが、体操を主体としたヨガですからね。

ヨガクラスは最近からですが、タマル産では開業当初からソフロロジー教室を開催しています。
こちらは妊婦健診の帰りに、助産師が講師となって、全員参加で行っていますね。
ソフロロジーの方は、イギリス人が考案したもので、
インドのヨガと、日本の座禅を合体させたものですからね。
ただし体操よりは、瞑想トレーニングの意味合いが強いのです。

内容は安産をイメージするトレーニングなのです。
いつもイメージしておくと、実際にそのように進むものだからです。
ただし1度だけは、お産でのトラブル時のイメージトレーニングも行ってもらっているはずです。
そうは言っても、お産はいつ何が有ってもおかしくはないからです。
そんな時でも冷静に対応しないといけませんからね。

それでも、悪いイメージばかり思い描くと、実際にお産で不安な心境になってしまいますから逆効果ですよ。
家でする時には、スムーズなお産をイメージしておきましょうね。