篠山市今田町の花音(かおん)ちゃん、7月6日生まれ。
「お花のように可愛いらしく、皆から愛される女の子になってください。
久しぶりでしたが、2時間という早さで生まれてきてくれたので助かりました。
おいしいご飯とマッサージに癒されて、とてもゆっくり休めて良かったです。」
頑張ってお母さんされていますね。
お産を経験するほどに、安産になっていくでしょう?
お産が気持ち良い、と言われるお母さんも出てきますからね。
そうです、お産が辛いものばかりだとは、思わなくてもいいでしょうね。
むしろ、また産みたい、と思うことの方が自然かもしれませんね。
ところでタマル産でも、明日の13日、木曜日から連休を戴きますよ。
木、金、土、日です。
お間違いのないように。
我が家でも夏休みらしく、家族7人が久しぶりに全員集合しています。
お盆は先祖を慕う日ですからね。
もっとも近くの先祖と言えば、両親であり、祖父母です。
家族孝行せねばなりません。
さて、今日は休み前の最終として、産婦人科のお話です。
産後のアンケートで以前有ったのですが、
タマル産にも温水洗浄便座が欲しい、というものです。
確かに開業の時に、考えはしたのですよ。
ですが敢えて、感染源となる装置は付けなかったのですよ。
妊娠中に必ずしないといけない検査に、GBSというのが有ります。
グループB溶血連鎖球菌(溶連菌あるいはストレプトコッカス)の略です。
GBSの話は何度かしているのですが、
推奨されているのは、妊娠後期に検査をして、
この細菌を膣に持っていれば、陣痛が始まってから、
抗生物質を点滴するということになっています。
これは赤ちゃんに、なるべくGBSが感染しないようにするためです。
ですがこれ以外にも、妊婦さんの膣分泌物から培養検査をすると、
ガードネラ菌などの細菌が増加していることが有ります。
細菌によって膣に炎症が有ると、破水してしまうことが有り、
早産の原因となるわけです。
なので、メトロニダゾールの膣錠を1週間、使用したりします。
これが最近、保険適応になったようです。それまでは自費だったわけですが。
治療は妊娠20週以降の炎症が適応とされます。
普通の女性は、妊婦に限らず、デーデライン菌という、善玉菌を持っています。
これは膣のアカを食べて、乳酸のウンチを出すので、
膣内が酸性になり、雑菌が繁殖しない仕組みになっています。
人間と細菌の共存共栄ですね。
ところが先ほどの善玉菌を押しやって、悪玉菌を持っている女性が増えてきているのです。
1990年にはそのような女性は10%と言われていましたが、
1995年で15%、2000年で20%、2010年では32%に増えているのです。
このままでは、みんな感染してしまって、早産する女性が続出するかもしれませんね。
なぜ善玉菌が減って、悪玉菌がこんなに増えてきているのかの理由は特定できませんが、
先ほどの温水洗浄便座は、その原因の1つだとされています。
他に考えられている原因として、
経口避妊薬の使用や、抗菌薬の使用、ステロイド剤の使用、喫煙との関係が言われています。
妊娠中の性行為も、原因に挙げられています。
教科書的には、妊娠中でも性行為は無理のない体位で構いません、と書いてあるのですが、
性行為の後に破水される妊婦さんを、何度も診てきましたよ。
ですから、前回早産されたような女性は、次回は、なるべく我慢された方がいいかもしれませんね。
精液中に先ほどの細菌が高頻度で認められますから、
それでもコンドームをすることは、予防法にはなると思いますよ。
ということで、タマル産に温水洗浄便座は有りませんからね。
座面は暖かいですけれど。
ついでに冬場は、トイレに暖房まで入れていますからね。
「お花のように可愛いらしく、皆から愛される女の子になってください。
久しぶりでしたが、2時間という早さで生まれてきてくれたので助かりました。
おいしいご飯とマッサージに癒されて、とてもゆっくり休めて良かったです。」
頑張ってお母さんされていますね。
お産を経験するほどに、安産になっていくでしょう?
お産が気持ち良い、と言われるお母さんも出てきますからね。
そうです、お産が辛いものばかりだとは、思わなくてもいいでしょうね。
むしろ、また産みたい、と思うことの方が自然かもしれませんね。
ところでタマル産でも、明日の13日、木曜日から連休を戴きますよ。
木、金、土、日です。
お間違いのないように。
我が家でも夏休みらしく、家族7人が久しぶりに全員集合しています。
お盆は先祖を慕う日ですからね。
もっとも近くの先祖と言えば、両親であり、祖父母です。
家族孝行せねばなりません。
さて、今日は休み前の最終として、産婦人科のお話です。
産後のアンケートで以前有ったのですが、
タマル産にも温水洗浄便座が欲しい、というものです。
確かに開業の時に、考えはしたのですよ。
ですが敢えて、感染源となる装置は付けなかったのですよ。
妊娠中に必ずしないといけない検査に、GBSというのが有ります。
グループB溶血連鎖球菌(溶連菌あるいはストレプトコッカス)の略です。
GBSの話は何度かしているのですが、
推奨されているのは、妊娠後期に検査をして、
この細菌を膣に持っていれば、陣痛が始まってから、
抗生物質を点滴するということになっています。
これは赤ちゃんに、なるべくGBSが感染しないようにするためです。
ですがこれ以外にも、妊婦さんの膣分泌物から培養検査をすると、
ガードネラ菌などの細菌が増加していることが有ります。
細菌によって膣に炎症が有ると、破水してしまうことが有り、
早産の原因となるわけです。
なので、メトロニダゾールの膣錠を1週間、使用したりします。
これが最近、保険適応になったようです。それまでは自費だったわけですが。
治療は妊娠20週以降の炎症が適応とされます。
普通の女性は、妊婦に限らず、デーデライン菌という、善玉菌を持っています。
これは膣のアカを食べて、乳酸のウンチを出すので、
膣内が酸性になり、雑菌が繁殖しない仕組みになっています。
人間と細菌の共存共栄ですね。
ところが先ほどの善玉菌を押しやって、悪玉菌を持っている女性が増えてきているのです。
1990年にはそのような女性は10%と言われていましたが、
1995年で15%、2000年で20%、2010年では32%に増えているのです。
このままでは、みんな感染してしまって、早産する女性が続出するかもしれませんね。
なぜ善玉菌が減って、悪玉菌がこんなに増えてきているのかの理由は特定できませんが、
先ほどの温水洗浄便座は、その原因の1つだとされています。
他に考えられている原因として、
経口避妊薬の使用や、抗菌薬の使用、ステロイド剤の使用、喫煙との関係が言われています。
妊娠中の性行為も、原因に挙げられています。
教科書的には、妊娠中でも性行為は無理のない体位で構いません、と書いてあるのですが、
性行為の後に破水される妊婦さんを、何度も診てきましたよ。
ですから、前回早産されたような女性は、次回は、なるべく我慢された方がいいかもしれませんね。
精液中に先ほどの細菌が高頻度で認められますから、
それでもコンドームをすることは、予防法にはなると思いますよ。
ということで、タマル産に温水洗浄便座は有りませんからね。
座面は暖かいですけれど。
ついでに冬場は、トイレに暖房まで入れていますからね。