麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

誤送信の日

2008年09月26日 | 東演
 劇団に出社しての最初の仕事は。。。鍵をあけるから始まるとキリがないので省かせていただいて。。。PCのメールチェック。

実は昨日、誤送信の受信が一件あった。
 とある劇団から俳優さんへの稽古スケジュール。
 「間違って届いています」という返信をした。

 一昨夜、家に帰るとテーブルの上にFAX送信表があった。
 またかみさんが通販の申込みでもしたのかしらんと思って見ると「××ホース1000本/数量3」というもの。
 かみさんは演劇ユニットを主宰していて、12月に公演も控えているから、その小道具?と次に考えた。ただザムザ阿佐ヶ谷規模で3000本もの「ホース」は余りに大量に過ぎる。

 よく見たら、大手医療メーカーの札幌流通センターから都内の業者への発注書であることが解った。
 既に気付いて処理済みかもしれないが、念のため昨朝、メールの処理のあと、その旨の電話をした。さすがに上場企業。対応が丁寧で、見返りなど求めない親切心(というか当たり前の行動)ながら、やはり朝から気持ちが良かった

 他人事ではなく、我々もミスはする。主要取引先(少々大袈裟か)はメモリーしているけれど、新規のお仕事などピポパとダイヤルした際にエラーで戻ってくることがある。
 まあ戻ってくるのは逆に幸運だ。前述のよーな場合、送った方は届いた気満々だものナ。
・・・以上、前置きです

 さて演劇においての「誤送信」。
 舞台上は伝えたつもりが、客席にはまるで届かない芝居。

 創る側は、ちゃ~んと「送信」するよう稽古を重ねたであろうはず、第一基本中の基本なわけだが、残念なことに、そんな舞台を目にすることは少なくない。

『空ゆく風のこいのぼり』・・・きっちり「送信」できるよう今日も稽古に励みます。
9/15付の弊ブログでも紹介した、稽古始めに行うゲーム。「きっちり送信」に大いに役立っていると思っています。
 寄せ集めのプロデュース公演ではなく、良く知ったつもりの劇団ですが、まだまだ未知の部分もある役者同士、まずこのコミュニケーションが良好でなければ始まりませんからネ。


下は稽古前にウォーミングアップする役者達。
(解りづらいですが、右から能登、星野、原野)
コメント
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