Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

カンパーニャのワイン グレコ・ディ・トゥーフォ

2008-05-18 23:56:08 | Wine


GRECO DI TUFO
FEUDI DI SAN GREGORIO 2006

生産地 イタリア・カンパーニャ州
生産者 フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ
品種  グレコ・ディ・トゥーフォ
等級  DOCG
アルコール 13.5%

色 艶のある明るい黄色 粘性低い
香 トロピカルフルーツ パイン
  ミント イースト アルコール高め
味 アタックはマイルド 
  トロピカル 酸味中程度 軽く苦味 コクあり
  アフター 中程度

イタリアの白ワイン、苦味が強いものが多い印象を受けますが
これは比較的ぽってりした感じで
でも最後に軽い苦味で引き締めてくれるので
いろんなお料理に合いそうです。

カンパーニャ特集 +ローマ風ニョッキ 

2008-05-18 22:51:24 | Food
カンパーニャ、ナポリのある州です。
ナポリは美味しくて名の知れた料理がたくさん!
ですが、ちょっと地味目に特集スタートです。

スカペーチェ。
野菜を素揚げしてミントと一緒にマリネしたもの。
ズッキーニとナスで作りました。
もうちょっと色がつくくらい揚げればよかったかな。
お味はOK。ミントが効いててうまい。


タコのトマト煮込み。
活タコをトマトで1時間ほど煮込みました。
すっごい柔らかく煮えました。
かなりうまい~。


そしてこれはローマ風セモリナ粉のニョッキ。
ローマ(ラツィオ州)特集はとっくに終わってますが、
EST!EST!!EST!!!がまだ冷蔵庫に残ってたので
このワインを終わらせるために
ひとつローマの料理を作ったわけです。
セモリナ粉を牛乳で練ってニョッキを作り、
チーズをかけて焼いたんですが、
これがまた、もちもちしてかなりウマイ。
あ~うまかった。
作るのも以外に簡単です。
ジャガイモニョッキと違ってイモを茹でる手間がないので
ささっとできます。

ワイン:ドゥーカ・サンフェリーチェ チロ・ロッソ・リゼルヴァ2004

2008-05-16 23:27:15 | Wine


DUCA SANFELICE
CIRO ROSSO RISERVA 2004

生産地 イタリア・カラブリア州
生産者 リブランディ
品種  ガリオッポ100%
アルコール 13.5%

色 明るいガーネット
  透明度高い 粘性低め
香 カシス ジャム 木/森林 ロースト/スモーク 
  アルコール高い
味 アタックはマイルド
  アルコールの強さが目立つ 14%近い印象
  カシス ロースト/スモーク
  酸弱め タンニン中程度
  ミディアムボディ

ロースト/スモーク香があるので樽熟かと思ったら
樽は使ってないようです。
ってことはブドウがこういう風味を持っているのかしら。

このワインはあの大人気ワイン漫画で
「キムチと合うワイン」として紹介されているらしいです。
ってことで・・・



うん、確かに合う。
一緒に口に入れるとお互いがそれぞれの甘みを引き出します。





カラブリア州ご飯 黄色パプリカのスープ、ピリ辛シラスのパスタ

2008-05-16 23:14:08 | Food
ブーツのつま先にあるカラブリア州。首都はカタンザーロ。
ワインの教科書には
カラブリア風ミネストローネと載ってたんですが
どんな感じのものかいまいちわからなかったので
手持ちの料理本に載っていたカラブリアのスープを作りました。

香味野菜と黄色パプリカ、ジャガイモとタカの爪少々を煮て
ミキサーにかけたもの。
なんと塩も胡椒もブイヨンも入れてません。
ただ野菜を煮てミキサーしただけなのに、
ちゃんと味がある。
野菜のうまみを実感する一品です。


これも手持ちの本に載ってたものをアレンジした料理。
カラブリア州は唐辛子を使った料理が多いそうで、
生のしらすを唐辛子とオリーブオイルでマリネして
数ヶ月熟成させたものなんかが有名らしいです。
それを作るのはちょっと難しいので
しらす干しを一晩だけ漬けておいたものを
トマトソースのパスタにのせました。
フツウにうまい。

バジリカータ州のごはん うなぎと手打ちパスタ

2008-05-14 23:13:03 | Food
バジリカータ州はイタリアのブーツ型の土踏まず部分に当たります。
首都はポテンツァ。


ワインの教科書にはバジリカータの料理として
モンテッキオ湖のうなぎ料理って書いてあるんですが、
調べてもその湖の名前さえも引っかかってきません。
適当にうなぎをオリーブオイルで焼いてみました。
ふつうにうまい。


手作りパスタ西洋わさびがけ。
こちらはホントにバジリカータの料理です。
バジリカータではいろんな料理にわざびが使われるらしいです。
これは手打ちのショートパスタをトマトソースに絡め
西洋わさびをすりおろしてまぶします。
これはかなりうまかった。
手打ちパスタもシコシコでうまかったし、
パスタにわさびという組み合わせもかなりイケてました。

バジリカータ州のワインはアリアニコ・デル・ヴルチュレ
これは以前飲んだことあるし
同じブドウ品種(アリアニコ)のワインを
近々カンパーニャ州特集で飲む予定なので
今回は省略です。
だんだん端折ってきてます・・・・
勉強には効率も大事なので

ラツィオ飯 バターとチーズのフェットチーネ、ポッロ・アッラ・ロマーノ

2008-05-13 22:58:32 | Food

これはワインの教科書に紹介されてた
「ラツィオの郷土料理」です。
が、
どの料理の本を見ても
これがラツィオを代表する料理として紹介されておらず、
困ってしまう次第です
ま、ちょっとローマっぽさを出すために
チーズはペコリーノ・ロマーノを使ってみました。
これはまたシンプルでうまい。
フェットチーネのシコシコ感がたまらん。
ペコリーノ(羊乳チーズ)の独特のうまみがいい。
ちょっと失敗したのは白胡椒を使っちゃったこと。
見た目白いほうがいいかと思ってそうしたんですが
黒胡椒のほうが味も見た目もキリッとしたかもと思います。


鶏肉とグリンピース、パプリカをトマトで煮込みます。
簡単かつ間違いない一品。

ラツィオ州のチーズ ペコリーノ・ロマーノ

2008-05-13 22:20:19 | Food


ラツィオはイタリアの首都ローマがある州なんですけど
サルディーニャに次いで2番目に羊の放牧が盛んだそうです。

そんなラツィオの羊乳チーズ、ペコリーノ・ロマーノと
いつぞやも紹介したトスカーナのペコリーノを食べ比べ。

ロマーノのほうがキメが粗く塩気が強いです。
白ワインと合う印象。
トスカーノは熟成タイプってこともあってなめらかで
落ち着いたお味。
こちらは赤ワインと合う印象です。

ラツィオご飯 スパゲッティ・アマトリチャーナ、サルティン・ボッカ

2008-05-12 23:53:30 | Food
スパゲッティ・アマトリチャーナ。
ローマ近郊のアマトリーチェという町が発祥地らしいです。

あ~こういうシンプルなものがマジでうまい。
こういうパスタって、
前にワインバーでバイトしてたときに
本日のパスタとかいって日替わりで作ってた中のひとつ。
だからちょっと自信あります



サルティンボッカ。
牛肉と生ハムを重ねてセージの風味で焼いたもの。
ホントは仔牛肉を使うらしいですが、
今回はフツウのオージービーフで。
セージが効いてる。うまい。

イタリア・ラツィオ州のワイン エスト!エスト!!エスト!!! 

2008-05-12 23:30:53 | Wine


FALESCO
EST!EST!!EST!!! DI MONTEFIASCONE 2006

生産地 イタリア ラツィオ州
生産者 ファレスコ
品種  トレッビアーノ60%、マルヴァジア30%、ドシェット10%
等級  DOC
アルコール12%

色 輝きのある明るい黄色。
  微発泡あり。粘性低い。
香 弱め。柑橘 桃。
味 アタックはマイルド。 
  柑橘、酸は中等度。軽く苦味あり。
  アルコール12%ぐらい(当たり!)
  余韻は中くらい。

前回紹介したオルヴィエートもこのエスト!・・・も
トレッビアーノ主体のワインなので
柑橘の皮のような苦味が印象深いです。
木生り果実の甘さとそのあとの来る苦味は共通なんですが、
酸の出具合がこのワインのほうが強い気がします。
  
ここで、このワインの名前にまつわる逸話を紹介。

1100年代の事、
食い道楽だったドイツ・ババリアの司教が、
戴冠式に出席する為ローマへ向かう途中の事でした。
食べる事、飲む事が大好きな司教は従者に
自分より1日先を行き
道中の美味しい食べ物やワインを出す店を見つけたら、
『エスト!!(=ここだ!!)』と、
戸口に書くことを命じます。
従者はこの村で出会った白ワインに感動し、
美味しさのあまり『エスト・エスト・エスト!!』
と、3回も書いてしまった・・・・
というのがこのワインの由来。

なるほどね~。
でも私は同じラツィオの白ならフラスカーティのほうが好き。
今回もフラスカーティを買おうか悩みましたが、
できるだけ同じワインは2回飲まないと目標にしているので

ウンブリア州のワイン ビジ オルヴィエート・クラシコ 2006

2008-05-11 22:37:26 | Wine


BIGI
ORVIETO CLASSICO
VIGNETO TORRICELLA 2006

生産地 イタリア・ウンブリア州
生産者 ビジ
品種  プロカニコ(トレッビアーノ)主体、
    ヴェルデッロ、
    カナイオーロ・ビアンコ
アルコール 13%

色 艶のある明るく薄い黄色
  粘性低い
香 柑橘 洋ナシ 桃 ビニール 
  少しトロピカルっぽい
味 アタック ピリッとしたに刺激
  洋ナシ 桃 
  酸味少な目 苦味あり(柑橘の皮のよう)
  余韻中くらい アルコール12%(大ハズレ)

桃缶のシロップみたいなとろっとした感じと
柑橘の皮のようなきりっとした渋み。
酸味控えめなのでかなり飲みやすい。