Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

金曜日の晩ご飯  広島風お好み焼き

2010-08-06 22:09:50 | Food


8月6日は広島の日。

広島の教科書的郷土料理はカキ。
この時期売ってないですね~。
寿司屋ではどこでもカキ出してくれるけどね。
スーパーにはない。
前にデパ地下で冷凍のカキ売ってたんだけど今はそれもない。
前日に近くのスーパーで
広島産カキのフライがお惣菜コーナーで売られてたから
「よしこれだ!」
と買う気満々で行ったらこの日はないし

しょうがないから広島焼きにしました。
いや、いいんですけどね。
でもまたおたふくソースとか青海苔とか紅しょうがとか
他にあまり使わない材料が余っちゃうでしょ。
だから極力避けたかった・・・お好み焼きは。

お好みと日本酒ってどうよって感じですが、
さきいかみたいなのとか干しえびとか
旨み成分出る材料たっぷり入れたし
かつぶしやおたふくソースも旨みたっぷりだし、
今うちで開いてるどのお酒にも
けっこういい感じでマリアージュしました

この日開けた広島のお酒は後日アップします

日本酒  臥龍梅 純米吟醸 袋吊り雫酒 山田錦

2010-08-06 22:00:49 | Sake
やっと静岡のお酒のテイスティングです


臥龍梅 純米吟醸 袋吊り雫酒 山田錦 生酒
三和酒造株式会社 静岡県

有名な三国志のなかに「臥龍・鳳雛」という言葉が出てきます。

「臥龍」は寝ている龍、
まだ雲雨を得ないため天にのぼれず、
地にひそみ隠れている龍のことで、
転じてまだ志をのばす機会を得ないで
民間にひそみ隠れている英雄の例えとされます。
因みに「鳳雛」とは鳳凰のひなで、
将来大人物になる素質を備えた少年の例えです。

「臥龍」の故事に習い、
やがては天下の美酒と謳われることを願って
このお酒を「臥龍梅」と命名したのだそうです。

その願いかなって臥龍梅は静岡を代表するお酒となっています。



使用米 兵庫県産山田錦
精米歩合 55%
日本酒度 +3 
酸度 1.4
アルコール分 16.5 


<テイスティング>
外観  清澄度、透明感高く健全。粘性は中等度。
    薄いPGY。
香り  やや控えめに香るのは白ワインを思わせる洋なしの香りと
    その奥に微かに香る米のふくよかさ。
    強いアルコールの香りも感じる。  
味わい アタックはマイルドな口当たり。米を思わせる穏やかな甘み。
    すぐにピリッとしたアルコールの刺激と温かみが
    口内にじわじわと広がり、長く口内に残る。
    その刺激の中に柔らかな酸味と
    やや強めのスパイスのような苦味を感じる。
    まろやかなで軽い米の旨みを戻り香とともに感じる。
    余韻はアルコールの物理的刺激(ピリピリ&温度)と苦味が
    やや長めに続く。
    alc.16~17%
特性  香りはフルーティだが味わいはやや刺激的。
    新酒のような苦味が立つ。
    燗酒で刺激を和らげたほうが飲みやすいかも。
適用温度 35~40℃ もしくは15~18℃
     吟醸香を楽しみたいところだが苦味が強めなので
     人肌~ぬる燗で香りをできるだけ保ちつつ
     刺激を和らげて米の甘みの味わいを引き立てたい。
     ゆっくりと空気に触れさせながら味わうのなら
     高めの常温でもいいかもしれない。
適した器 少し温めていただくのが良いと思うので陶磁器。
     華やかさや軽やかさもあるので
     焼き締め陶器というよりは
     唐津や瀬戸のような施釉陶器か磁器のほうがよいかもしれない。
     口が広めで中ぶりの陶磁器で
     酸化を促しながら飲用するのも有効。
飲用シーン カジュアルというよりはやや落ち着いた雰囲気で。
      秋から冬にかけて。
      中年くらいの男女、日本酒をある程度理解している人に。
相性の良い料理のイメージ
     やや華やかな香りや米を思わせるふくよかさもあるが
     やはり苦味やアルコールの刺激が強い印象。
     それに負けない強い風味の食材や味付けのものと合わせたい。
     脂の乗った魚や血合いの部分も一緒に楽しむ魚、
     肉なら内臓系や少しスパイシーに味付けたもの、
     野菜なら根菜やキノコなどと合わせたい。    
     和食:きんぴらゴボウ、筑前煮、ブリ大根、ワカサギの天ぷら
        秋刀魚の塩焼き、さんまの有馬煮、いわしの煮物、
        豚のしょうが焼き、もつ鍋、キノコ鍋
     洋食:いわしのベッカフィーコ スズキの香味ロースト
        エスカベッシュ、キノコのソテー
     中華:豚肉とザーサイの炒め、白身魚のザーサイ蒸し、


つぶやき
テイスティングコメントは
すこーしだけ早く書けるようになって来ましたが
飲用シーンと料理がねえ・・・。
薫酒なのに味わいがそれらしくないとか
そういうのってホントに難しい。
今回は洋食メニューが思いつかなくて苦労した
しかもほんとに合わせてみないと自信ない。
いろいろ考えてると
酒の味の印象も変わってくるような気がするし
実際このお酒は燗つけるとホントに苦味がなくなって
まろやかでおいしい。
同じお酒とは思えないくらい。
そうすると、
常温のときと燗のときどっちも料理考えるのか? とか・・・・
いつもの「考えすぎ病」が出てきてます

静岡って結構有名なお酒あります。
磯自慢
開運
初亀
などなど。