クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

検証 バランススロットル 26

2010-03-30 18:17:00 | バランススロットル
とある食事の席で、私がお世話になっている会社の役員の一人が、実は私の娘が自動車の免許を取って、車に乗るにあたって運転について一つだけ話しをした、それは国政さんがドライビングレッスンの座学で話をされた、ブレーキを掛ける時は、一定の強さでペダルを踏んで止まる(※下記)というもの。
娘さんはまだ初心者マーク期間だが、友人、知人を乗せる事もあるらしく、○○さんの運転は安心とか、運転が上手とすでに言われているらしい。
お父さんもまんざらではなさそうだ、いやうれしそうに話されていた、それは良かったですねーと私。
運転のコツを一言に集約して、これから運転を始める娘に伝えた父も素晴らしいが、父の一言を実践する娘も素晴らしい・・・とその時思った。
ドライビングレッスンの座学を受講生ではなく、後ろの席で見守る立場で聴かれていたその人の言葉から、ありがたい(そう聞こえる)ドライビングテクニックの話もあるが、たった一言で伝えられる運転の勘どころ、というのもあるんだとあらためて考えさせられた。
むつかしい話につい行きがちな今日この頃の反省も込めて、ちょっと息のつける話。

※一旦減速Gを立ち上げたら途中で踏力を変えないで止める。

食事

2010-03-27 13:31:39 | なんでもレポート
五角形な食べ物。

海南島で忙しく仕事に追われているときの昼食は、ひと時の息抜き。
しかし、昼食を食べに街へ出て行くと、時間が取られてもったいないから、
今回も“買出し弁当”となった。

中華のテイクアウトか、例のケンタッキー店のどちらかの選択。
初日はケンターッキーにしようと話がまとまり、
「じゃぁ、今まで食べたことのない物で、何か・・・。」と言って頼んだのが、コレ。

牛肉をピリ辛のソースで炒めたものを、トルティーヤの皮で包んだもの。
歯ごたえのあるしっかりとした皮で、小さな包みだが、食べでがある。
ピリ辛味の牛肉もウマイ。

日本のケンタッキーにこんなメニューあるのかな~?

検証 バランススロットル25

2010-03-26 13:44:45 | バランススロットル
ダートラ話のついでにもう一話(ちょっとジマン話かも)。
私の現役バリバリの頃の話。
全日本ダートラの北海道 砂川特設コースでの事。
同じ改造車クラスの中のドライバーで、同じタイヤメーカーのサポートを受けていた私と、もう一人のドライバーのタイム差が、一本目終了時点で、1000分の1秒差、私がインプレッサで彼がランサー。
まったく互格のタイムと言えるが、大きく違う事があった、それはタイヤの磨耗具合い。
私の1本目走行後の状態は、やっとカドが取れて少し走ったあとがわかるくらいの、ダートタイヤなので表現がむつかしいが、8~9分山といったところ、当然2トライ目も問題なく使える状態。
もう一方の彼のタイヤはと言えば、ズタボロ、山の高さは6~7分残っているところもあるが、ダートタイヤで言うところの3分山、とてもじゃないが勝負をかけた2本目に履ける状態ではなかった。
車の差、パワーの差、走らせ方の差と、理由はいくつか考えられるが、タイヤの使い方の差は歴然としていた。
その頃、ワントライ毎にNEWタイヤを投入するのが、割りとフツーだったから、私が変でランサーの彼が当たり前。
そして私は、1組のタイヤで全日本戦を4戦使い回し、5戦目にタイヤメーカーから、そろそろ交換しましょうとうながされた事があった。
5戦目もそのまま走ろうとしたからだ、充分山はあったんだけどな~。

新車試乗 フォードマスタング 4.6L V8 AT

2010-03-25 18:35:03 | 試乗レポート
新車試乗が街中だけで終ってしまい、この車で長距離にでかけてみたいと、心残りだったのが、運良くV8 4.6Lエンジンの追加でチャンス到来。
取材の同行で、2日間1,000Kmを走った。
高速道路が主だが、遠出をする事で見えてくる事、感じられる事が一気に増え、その車の理解度が増す。
そして、何度か通った目的地までの距離感に対して、体内時計がどう感じたのかを一つの目安として見ていくと、その車の素性をおおよそだが知ることができる。
良い仕上がりの車であれば近くに感じ、あまりできの良くない車だと、距離の通りに遠くに感じ、比例して疲れも重い。
で今回のマスタングはと言えば、良い車の部類だ。
長距離、あるいは長時間の車による移動で、何の理由でこの違いがでるのかは正直よくわからない。
総じて、しっかりとした作りに感じる車は、疲れが少ないように感じる、がこの話もあくまで感覚の話で、うまく説明できないもどかしさがある。
今回の旅は、私を入れて男三人、皆車を中心に生活している身だから、気楽といえば気楽、楽しい会話も距離を縮めてくれる要因の一つだったかもしれない。

検証 バランススロットル 24

2010-03-21 16:18:52 | バランススロットル
栃木県にある「丸和オートランド那須」という、常設のダートトライアル場をご存知だろうか?
(私もたくさん走りました。)
ここで昔、貴重な(大笑いの)体験をしたことがある。
当時かなり有名な「全日本○○○ドライバー」の同乗走行をさせてもらったのだが、
丸和オートランドは(現在のランサー・インプレッサなら)直線スピードは160㎞/h以上が出るし、
コーナーもそれなりにアベレージは高い。
1300ccのFF車でも、多分120㎞/h以上は出ていたと思われる。
ところがその時のドライバー氏の運転スタイルは、スタートしてシフトアップし、
2速だか3速ギヤのまま、アクセル全開。
一度もブレーキを踏まず、アクセルも一瞬たりとも戻さず、ハンドルをグリグリ回すだけでゴールしたのだ。
コーナーにさしかかってもアクセルは全開のままコーナーに飛び込み、ハンドルを切り込んで曲げる。
曲がらなければ、更に切り込む。
アクセル全開のままだから、舵角はほぼロック近くまで切り込んだ。
どっアンダーステアー状態。
直線にさしかかったら、ハンドルを戻す。これを繰り返して走らせていた。
ゴール後、私はあっけにとられて、失礼だったが笑いしか出てこなかった。
直ぐには説明の言葉が見つからず、「じゃ、次に私が運転を」と、ハンドルを握った。
彼は助手席で、気になるタイムを計測。
コーナー進入はブレーキを掛けて、いつも通り減速。
切り過ぎない舵角でコーナーを回り、直線は全開。
平和な走りでゴールすると、当人よりも秒単位で速い!
助手席でコーナー進入時の減速Gを「遅い!」と感じていたらしく、タイムを見て本人はビックリ。
なんでぇ~?え~?どぉしてぇ~?が始まった。
コーナーは突っ込んだもの勝ち。
アクセル全開がエライ。
ブレーキは踏まない方が速い。・・・を絵に描いたようなドライビングを見て、
「これは貴重な体験だ。」と、一瞬思った事を思い出した。

旅 NO.2

2010-03-20 15:22:12 | なんでもレポート
今回の海南島の生活の中で、中国人スタッフが見つけてきた、新しいお店に食事に行った。
聞けば“湖南料理”のお店とのこと、四川料理がとにかく飛び上がるホド、カライ!&ビリットシビレルのに対して、湖南料理はカライだけでビリッは無い、それも注文時にカラサをゆるくしてもらうこともできる。
という事で、都合3日このお店に行ったが、なかなか何を食べてもおいしかった。
白身の煮魚にトウガラシのカラサというのも良い組合せで、全体にショウ油味に近い味付は日本人の口にも合う。
一度食べたら、しばらく食べなくてもいいやと思う四川料理に対して、湖南料理は味付けがハッキリとしていて、次の日も食べたくなる、かなり大きなお店だがお客さんでいっぱい、人気のお店と見た。

入国審査

2010-03-19 14:35:45 | なんでもレポート
昨年(一時かもしれないが)中国入国時に必要だった健康管理カードが、
不要になった時があったように思う。
しかし、今回は必要と言う事で、機内で記入した。
中国の空港に降り立って、最初に提出するのがこのカード。
普段なら列もできずに素通りするカウンターの前で、長蛇の列ができていた。
事前に書いていない人もいるので、なかなか進めない。
手渡して、チェックには2~3秒もあれば充分。

次は入国審査。
同じタイミングで他の飛行機の乗客と重なったので、長い列が既にいくつかできている。
少し待つのは仕方ない、と思ったのだが、いつになく人数の割には進行が遅い。
係官が更にゲートを開けて、列が横に横にと広がるが、それでも前に進まない。
いつもの3倍~5倍遅く感じる。
最初に並んだ所から、8割がた進んだところで「何が手間取っているのだろう?」と観察していると、
人によっては、サッサッとパスポートを受け取る人もいるが、やたらと時間の掛かる人がいる。
係官がパスポートの顔写真のページを開いて手を伸ばし、目の前の人物の顔と見比べているのだが、
何度も何度も、上目遣いになったり下目使いになったりを繰り返し、確認できたのかな?と思っていると、
またパスポートを開いて顔を見比べて云々・・・を繰り返している。
これをしばらくやった後、納得しない表情のまま、スタンプを“ポンッ!”。
これが原因だった。

私の順番がやってきたが、あっさりとOK。
エアーインディアから降り立った人達が、列のほとんどだったので、中国人の審査官からすると
顔の見分けが難しかったのではないのかな?というのが推測だ。
日本人の顔は、多分カンタンにチェックができる?のだろう。

荷物を受け取り外に出ると、いつもなら私が先に着いていて待つハズのタイミングが、
入国審査の大手間のせいで、中国人スタッフの出迎えを受けてしまった。
それとも危険人物の入国の情報でもあったのだろうか?あの日・・・。

2010-03-18 15:46:46 | なんでもレポート
先週、久し振りの海外出張に行ってきた。
例のごとく、一週間毎日ホテルとテストコースの往復だから、いやでも仕事に集中できる。
そして、今回も結構ギリギリの時間で仕様が決まり、最終確認がとれた。
ひとまず、ホッである。

仕事を終えたあと、スタッフ全員(7名)で、1台の車に乗り込んで(SUV)30分程走った所にある
海鮮レストランに直行。
駐車場に車を止め、目の前の海を見た途端、皆な砂浜へ直行。
キャッキャッと遊び始めた。(ちなみに女性スタッフも一名います)
ここから3000㌔北の彼らの生活圏は、今冬真っ盛り。
出発日の朝の外気温-20℃。
海を見るのは初めてではないが、少ないチャンスである事に変わりない。
そのハシャギ様は、いい大人にして・・・と思う程。
すっかり日が落ちるまで遊んだ後、やっとお店の中へ。

駐車場と砂浜の間に建つレストランの窓からは、ザバーンという音と共に太平洋の白い波が見下ろせる。
正に海のレストラン。(日本の海の家のそれと同じ。数百人が入れる規模。)
ついさっきまで水槽で泳いでいた魚介類が調理されてテーブルに並べられる。

茹でたエビがうまい。ウツボの姿煮はうまそ~だったが、これは遠慮した。
・・・が、全てスタッフの胃袋へ。
中身のわからない肉まんもうまい!
何人かの酒飲みは火の点くアルコールに近い例のヤツをコップに入れて、クイッ!

皆、陽気だ!

ロータス エボラ

2010-03-18 15:31:09 | 試乗レポート
排気量3.5ℓ 車体重量1390k 4名乗車のロータスエボラ。

軽量が売りだった当初のエリーゼが700kプラス。

それが、エンジンが変わり、エアコンが付き、ABSが付き、スーパーチャージャーが付き、
気が付いたらエキシージは900k超の重量に。

そしていきなり1.4tのエボラ。これは初代エリーゼ2台分の目方だ。

アルミモノコック、FRPの外装と作り方はエリーゼと同じ。
エリーゼとの違いは乗降性が格段に良くなったこと、
そしてリヤスタビライザーが“付いた事!”
ブレーキも“まともに”なった事。

重くなった分、乗り心地もかなり快適になっている。

MFi Driving Technology

2010-03-18 15:22:18 | なんでもレポート
検証 バランススロットルの運転練習メニューの一部が

MFi誌No.42に紹介されました。

ドライビングについて興味のある方必見です。

サーキット走行でのラインの探し方など、参考になるかと思います。

少し前のブログで紹介した、STI辰巳さん、NISSAN加藤さんとの対談も紹介されています。