よそ見をしているのは彼らで、私はチョイチョイとやってもなかなか終わらない仕事を
ひたすらやっている・・・という意味です。
我われの側にはいつも言い訳の余地が無く、「いついつまでに終わらせて」と
締切だけが、はっきりとしている。しかもその時間が常識ハズレの短さとくる。
物理的にも、例えば1時の約束を夕方5時に来て6時までにミッション交換を終わらせて、的な話だ。
更には、テストカーの燃焼が入っていない、車がどろどろに汚れて前が見えない、
トランクに部品から工具から積んだまま、朝の打ち合わせで、タイヤは変更ありませんねと、
再確認したにもかかわらず、いざ試乗に出ようとしたらこのタイヤは違うからとくる。
だいたいこの辺りまでは、いつものことで腹も立たない、想定範囲だ!
しかし今回の相手は、日本から出かける予定日の前々日に、ドタキャンしたりっぱな実績‼のある相手だ。
しかも一度ならず二度もだ。まだ何かあるだろうと思っていたらやはりあった。
一緒に試乗に出るドライバーが、テストコースのライセンスを持っていないから、と来た。
これで半日は潰れる。つまりは私に与えられるべき時間が、彼らによってもぎ取られて行くのだ。
まっこれもいつもの事、いちいち反応してはいけない。あっそっ、で聞き流す。
こちらで仕事をするには、このあっそっ、で終わらせて、ハラワタスイッチをいれないことだ。
しかし今回はさらに、
「国政さん、木曜日までに終わらせてください、金曜日には、実験グループのメンバーの試乗があります。」
と、身内から足元をすくわれた。
返事の代わりに腰のはいったパンチを一発ドスっと見舞ってやりたい気分だ。
都合三日間、テストをスタートしてからも実に色々な事があって、最後のミーティングでは、
空いた口が塞がらない話がボコボコとでてきた。
日本の常識を引きずっていると、身が持たないと言うのを再々度確認した。
ほんとに今回も身も心もハードな内容だった。
サスペンションチューニングがどれ程大変な仕事なのかを知らないから、
始めれば直ぐに終わるだろ、何故そんなに時間がいるんだ、と言わんばかり。
これには正直反論する気も起きない。
知らないと言うのは、ここまで強気になれるものかと、ア然とさせられた。
suspensiondrive
ひたすらやっている・・・という意味です。
我われの側にはいつも言い訳の余地が無く、「いついつまでに終わらせて」と
締切だけが、はっきりとしている。しかもその時間が常識ハズレの短さとくる。
物理的にも、例えば1時の約束を夕方5時に来て6時までにミッション交換を終わらせて、的な話だ。
更には、テストカーの燃焼が入っていない、車がどろどろに汚れて前が見えない、
トランクに部品から工具から積んだまま、朝の打ち合わせで、タイヤは変更ありませんねと、
再確認したにもかかわらず、いざ試乗に出ようとしたらこのタイヤは違うからとくる。
だいたいこの辺りまでは、いつものことで腹も立たない、想定範囲だ!
しかし今回の相手は、日本から出かける予定日の前々日に、ドタキャンしたりっぱな実績‼のある相手だ。
しかも一度ならず二度もだ。まだ何かあるだろうと思っていたらやはりあった。
一緒に試乗に出るドライバーが、テストコースのライセンスを持っていないから、と来た。
これで半日は潰れる。つまりは私に与えられるべき時間が、彼らによってもぎ取られて行くのだ。
まっこれもいつもの事、いちいち反応してはいけない。あっそっ、で聞き流す。
こちらで仕事をするには、このあっそっ、で終わらせて、ハラワタスイッチをいれないことだ。
しかし今回はさらに、
「国政さん、木曜日までに終わらせてください、金曜日には、実験グループのメンバーの試乗があります。」
と、身内から足元をすくわれた。
返事の代わりに腰のはいったパンチを一発ドスっと見舞ってやりたい気分だ。
都合三日間、テストをスタートしてからも実に色々な事があって、最後のミーティングでは、
空いた口が塞がらない話がボコボコとでてきた。
日本の常識を引きずっていると、身が持たないと言うのを再々度確認した。
ほんとに今回も身も心もハードな内容だった。
サスペンションチューニングがどれ程大変な仕事なのかを知らないから、
始めれば直ぐに終わるだろ、何故そんなに時間がいるんだ、と言わんばかり。
これには正直反論する気も起きない。
知らないと言うのは、ここまで強気になれるものかと、ア然とさせられた。
suspensiondrive