クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

断熱工事

2018-04-27 09:40:06 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
工場の屋根裏がむき出しだったので、暑い夏がさらに熱くなり、
これはたまらんというわけで、屋根裏の断熱工事をやっています。

移動式の足場「ローリングタワー」はレンタル。

屋根裏に貼る断熱材も通販で入手。細かな部品は日曜大工センター。

鉄骨材は知り合いの鋼材屋さんに配送依頼。

あとは自前の工具でなんとかなりそうなので今週初めからにわか工務店。

連休までにはなんとか終わらせたい。

工事が終わればフツーの暑さの夏になる⋯⋯といいんだけど。

ポロGTIの場合 その8

2018-04-25 09:49:46 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
フランス車まであと少し⋯

ビルシュタインショックで仕立てたあと一旦納車。

当たり前のことですが自分たちの生活エリアで走らせて見ると、また違った印象になったりします。

フロントの伸び側がわずかに引っかかるような印象があって⋯とのコメントが返ってきました、それも時々。
気持ちよく寝られる後部座席は快適。

具体的な作業はフロントの減衰特性の見直しです。
同じリニア特性ながらより高速域まで油量が確保できるタイプのピストンに変更。

減衰値も再調整しました。これで伸びの引っ掛かりの問題が改善されました。

この仕様に乗ったオーナー氏、ベンツ風の仕上がりだ、とコメント。

たしかに今回投入したピストンはベンツにも採用されているので、乗り味が似ているところがあってもおかしくありません。

チューニング途上でフランスとの国境付近まで行けたと思っていたのですが、ドイツ車に戻ってしまっていたということです。

それでも当初のポロGTIの乗り心地からは離れて、車体の上下動は穏やかになり、
サスペンションんストロークを生かした快適仕様になりました。

もちろんポロオーナーはニコニコ。いい乗り味になったと思います⋯

多分。

浅間火山耐久レース 2018

2018-04-16 21:11:28 | イベントレポート
浅間火山耐久レース2018シーズンの開幕戦が迫ってきました。来週です。

週間天気で見ても雨マークなし。

ビビオは昨シーズンの最終戦を走り終えたあと放ったらかしにしていたので、日曜は洗車。

サスペンション周りにダメージがあるようで、タイヤを触るとがたついています。

1戦で走る距離が200kmから250kmなので年間1000km。

ダート走行のダメージは舗装路のそれとは比べものになりません。

数十倍かそれ以上の距離相当と言われています。

ビビオの場合、車体は頑丈でこれまで使いっぱなし、

外板がボコボコになってしまっているのは仕方ないとして、

入力が大きいのでサスペンション周りとかエンジンマウントに負荷が集中して、

ボルトの緩み脱落などに絡んだトラブルが出ます。

トラブルのたびに対策を施してきているのですが⋯何が起きるかわかりません。







ロードスター その6

2018-04-08 13:51:10 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
シフトチューニングキットの組み込み作業を行いました。

NAロードスターのシフトレバーは、ギヤを入れるのも抜くのも「渋い」動きの上に30N以上の力が要ります。

リフトアップしてミッションの下から手を入れてプラグを外し、キットのプラグに交換するだけで完了。

ポペットボールを押しているスプリングのプリロードを低くするだけなのでカンタン、強さの調整もできます。

で組み終えたあと測定してみました。

30N〜35Nだったのが、12N〜18Nになりました(調整ワッシャー二枚)動き出しの渋さは微塵もありません。

シフトレバーの先端に付いている樹脂ブッシュもキットの真鍮製に交換。シフトレバーの遊びが少なくなります。

遊びストロークも変更後のストロークを測定してみました。

シフトノブ上面で、純正の遊び寸法8.5mmだったものが7.0mmになりました。

約20%少なくなったわけです。



これでシフトレバーがスッと動き、シンクロさせる瞬間の手応えをカンタンに
コントロール&感じられるようになりました。

シフト操作のリズム感がまるで違ったものになります。

ロードスターはこうでなくては⋯⋯



ロードスター その5

2018-04-06 13:31:19 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
ちょうど桜の季節。いや花粉の季節といったほうがいいかもしれません。今年は特に。

その粉を被ってボディーは大福餅状態。

近くの町まで買い物にとロードスターを駆り出したものの屋根を開ける気になれません。

それにしても、NAロードスターの現行仕様は前オーナーの仕業で純正ダンパーにローダウンスプリングが組み込まれていて、世間で言うところのシャコタンのまま、ゆっくり走らせても路面がうねっていると底付きして大げさに揺れます。

ひたすら耐える乗り心地。この仕様で乗っている人がいるとは⋯

ローダウンして悦にいるのはその人の勝手、しかし乗り心地をダメにしてまでやること?とつい考えてしまいます。

といっても快適な車に乗ったことのない人にはどれも似たようなものかもしれません、
こんな乗り心地でも「気にならない」という人がいたりします。

純正スプリングのロードスターであれば、人が乗り降りするだけで20mm近く車高が変化します。
降りて外から見る空車の車高と二名乗車時の話です。

仮に30mmローダウンすると、走っているときは50mmダウンした姿勢になっているはずです。
サスペンションストロークは残り少なく、タイヤがたわんでくれることのありがたみを感じる乗り心地です。

今その状態なので⋯