現役の全日本ドライバーの二人が幸先よいシーズンスタートを切ったことに
刺激されたわけではないが、4月15日のダートラにエントリーした。
車両はランサー。
競技用サスペンションの製作を依頼されて、そのセッティングを兼ねての走行だ。
しかし、このランサーに関して私事でまことに勝手な話をしてしまうと、操縦性が大嫌いである。
これまでも何度か走らせたことがあるが、ことごとく「オマエナンカ嫌いだ!」と
ランサーに思われているようで、私のドライビングと噛み合わない。
だから、私にすれば“乗りづらい”ハズのランサーを乗りこなしている多くのドライバーには
敬服するしかない。
と、前もってたくさん言い訳をしておけば、何かあっても平気だろう。
ことランサーに関しては、うまく乗りこなせる気がしないが、
そうは言ってもテストだから、それなりには走らせなくてはいけない。
これから策を考えよう。
かなりの難題だったが、Z34用のコレクタータンクがうまくいきそうだ。
一応試作までこぎつけた。
このあと実車への組み込み、実走行での確認など作業が続き、
手直しなどしながら、その後商品化となる。
未だその姿はお見せできないが、FD3S、GC/GDインプレッサ、R32GTRなどと
同じ考え方のもので、ほぼ加工なしでZ34の燃料タンクの中に内蔵できるタイプのものだ。
出来上がったものを見れば、「ナァーンダ」と思えるようなシンプルな形をしている。
Z34のオーナーさん、あとしばらくお待ちください。
寒さの少し緩んだ日曜日の午後。
例のZ34のコレクタータンク試作作業を イソイソとやっていた時、
全日本ダートラの会場である栃木県丸和オートランド那須から、
待ってました!の連絡が入った。
エントリーしていた仲間二人がワンツーフィニッシュ。
(二人は同じクラスで戦っているから、これ以上の成績は望めない)
昨年までの二人の成績と戦い方からして、優勝もワンツーフィニッシュも
予想できたことだが、第1戦でやってくれた。
今シーズンのスタートがうまく切れたから、この後の楽しみが
グンと増したのも確かだ。
しかしやっぱり私が応援に行かない方が成績が良いかな~。
となると、今シーズンは自宅待機か!?
でも勝つところも見たいし・・・。
写真はZ34の純正燃料ポンプASSY。
何をやろうとしているのかと言えば、コレクタータンクの検討。
燃料片寄り時の息付きを最小限にしようとするサブタンクのようなものだ。
聞けば、Z34でサーキットを走行すると、燃料タンクにガソリンが***ほど
入っていても、燃料切れを起こしてエンジンが息付きをおこすらしい。
更には息付きを繰り返していると、何回目かには「お仕置き制御」が入って
息付きではなく、エンジンがストールする。
エンジンを壊す前に息の根を止める(走らなくなるだけです)ありがたい仕掛けだ!?
Zって、スポーツカーじゃなかったの?・・・という話はさておいて
それならば燃料片寄り時の息付き防止のコレクタータンクを製作しようという事になった。
しかしかなりの難題だ。
見れば純正ポンプの回りには色々な仕掛けがある。
取り付けに際しては安全性も考え、ボルトオンで加工なしが望ましい。
出来上がったらお知らせしたいと思います。
先日、再びザッカーの取材を受けた。
内容はG-BOWLネタの続きです。
G-BOWLを手にして、まず何から始めれば良いかの具体的な方法を
極力わかり易く説明していこうという主旨のものです。
とはいえ、文字での説明なのでどこまで伝えられるか、あまりカッコイイこと言えませんが。
それと、G-BOWLが無くてもイメージを働かせればわかるような説明にしました。
しかしG-BOWLがあると、Gの大きさ(強さ)、Gの方向など具体性がグンと増します。
Gを数値で捕らえることに抵抗があるかもしれませんが、およその目盛を自分の感覚の中に
振ることは、そうむつかしいことではありません。
過去に多くのドライバーと接してみて、ほとんどの方がその場でGメーターを見て体感するGに
目盛を振ることが出来ていました。
実走行の場では、数値で走らせるわけではありませんが、Gの強さを知ることは
路面とタイヤのグリップレベルの高さそのものを知ることと同じですから、大切なことです。
G-BOWLはそんなことを知る道具にもなるわけです。
ザッカー4月10日売り号、お楽しみに。
近くに住むM川氏の作品。
柿色は友人(プロ)が塗装。
アイデアものの台もついでに作ってもらった。
スピーカーユニット取り付けなどの加工は自分でやったそうだが
出来上がりまでの、友人を巻き込んでのあれこれが
とても楽しかった、と話されていた。
さらにスピーカーコードをつなぎ、CDを入れて音の出るのを待つ一瞬の
ドキドキも、久しぶりに味わったとの事。
それでいて、その場で一緒に聞いていた友人も絶賛のクリアーな音は本人もビックリ!
無論、事前にオリジナルボックスで試聴済みなので、およその見当がついていたものの
自分で組み立てたものとなると、どんな仕上がりになるか心配したみたいだ。
今日は私も聞かせてもらった。
スピーカーユニットははじめて見るタイプ。
ウ~ン!これもなかなかイケル!
このユニットもリストアップしておこう。
実は昨日、3タイプの試聴を行った。
どのユニットも微妙に違いがあるものだ(当たり前ですが)。
こうなるとユニット探しが楽しみになりそうだ。
M川さん、ありがとうございました。
先月、ザッカーの取材を受けてG-BOWLを紹介してもらった。
運転がうまくなりたい、と思っている人がたくさんいることがわかった。
G-BOWLお買い上げありがとうございました。
教育目的で使用の方からの依頼もあってビックリ!
運転免許をもらったその日から、スイスイとうまく走れる人はそう多くない。
その後も経験を積むことで、運転に“慣れ”はすれど、必ずうまくなるわけではない。
運転の基本を知らないが為に、個性丸出しの我流運転が身についてしまった人や
思い込み運転がその例だ。
いやいや、これからでもとにかくうまい運転を覚えたい、と思っている人が仮にいたとしましょう。
今度はその練習方法で引っ掛かります。
男の子は運転がヘタだと思われたくない、が心のどこかにあります。
自分が信じていたものを否定されたりすると、落ち込みます。
ちょっとしたアドバイスが裏目に出て、傷ついてしまう!
こういった心理がジャマするんですね~!
特に女性に言われたりすると・・・。
(ダメをいわれても結局、どうすれば良いかの答えが見つからないからです)
そこがまあ、G-BOWLなら都合のいいことに“一人コソ練”ができます。
操作の良し悪しの判断がリアルタイムで判ります。
G-BOWLは物理現象の結果を示しているだけですから、多分腹は立たないと思います。
従って、誰にもジャマされず気楽に楽しみながら、運転練習ができるツールといえます。
なんならG-BOWLに向かって悪態をついても大丈夫!
しかしもしもその時、G-BOWLがしゃべったら面白いことになりますが・・・。
さて個人練習もいいけど、取っ掛かりの部分くらいはどこか広場で、
誰かにアドバイスされながらでもやりたいな、と思われている方を集めて
G-BOWL練習会を企画してみようかと思っています。
近々にご案内できると思います。
心の準備を。
*球形エンクロージャー組み立て
1.直径20cm(内容量約4L)の球形エンクロージャー
FRP製 今回は塗装ナシ 地肌のままです
2.スピーカーユニット取付穴寸法の確認 約75mm
(FRP製手作り加工品の為±1mm程度のバラツキがあります)
3.今回使用のPARC Audio Dcu-F101W
8cm Wood Cone Speaker 6Ω 20W
4.ユニット寸法の確認 約77mm
5.加工が必要なのでマスキングテープを貼ってケガキを入れる
6.フラップホィールで加工
7.ユニット取付ビス穴位置をマーキング
8.バスレフポート取付ビス穴位置をマーキング
9.スピーカー端子取付穴位置をマーキング
そして各穴開け
10.内部配線の準備
11.スピーカー端子・内部配線取付
12.バスレフポート取付
13.吸音材を入れる
14.スピーカーユニット取付
15.試聴
*ダクト長のチューニング&外装仕上げはゆっくりやりましょう。
球形エンクロージャー詳細はオリジナルボックスHPでご覧ください。↓
http://www.originalbox.co.jp/pdf/enkurojya.pdf
昨日ザッカーの取材に出掛けた。
G-BOWLを使って運転がうまくなるには
具体的にどうやるのか?の第一回目だ。
G-BOWLには、この練習マニュアルが同梱されていない。
ここは色々と悩んだところだ。
手取り足取りのていねいな説明書を入れるべきか、
サラッとこんな使い方してください的なものか・・・。
で、結局は個々のユーザーにそれぞれの使い方を
考えてもらうのが良いのでは?ということで野放し!
(ごめんなさい、何も入っていません)
ザッカーに良いチャンスをもらえたので、G-BOWLを使っての
カンタントレーニングの方法をやることになった。
次号ザッカー(4月10日発売)をお楽しみに。