クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

現代のクルマで不便に感じること

2018-05-27 13:58:55 | バランススロットル
パーキングエリアの白線の中にクルマを真っ直ぐに止めたい⋯のに斜め止めになってしまうことがよくあります。
最近のクルマは特に。

それは運転のセンスでしょう、も勿論ですがクルマのせいもあります。

もしもパワーステアリングではない生ハンドルのクルマだったらどうなるでしょうか。

前輪が枠内に入って進行方向が定まったら、タイヤがまっすぐに転がることを利用して、ハンドル操作をやめます。
すると前輪は枠にそって進み、車体はスルスルと前輪に正対します。
運転席から見ればハンドルがセンターに戻ることになるのですが、
タイヤ側から見ればフロントタイヤが先導して枠内を進み、タイヤの向きに車体が合致するわけです。

もちろん、ノンパワステのクルマはパーキングスピードでのハンドル操作が重いのですが、
真っ直ぐ止めるのは当たり前にできた気がします。

現代のクルマのハンドルは軽く回せて楽チンなのですが、切り込んだあとに手を離しても途中までしかもどらず、
切れたままになるので真っ直ぐに進みません。
ハンドル中央には「ドライバーが戻す」しかないのです。
さらに困ったことにN感と言われるハンドル中央の手応えを感じ取れないので、
真っ直ぐを「目視で確かめる」ことになります。

そんなことをしているから白線にそって止めたい希望は初心者レベルになるのです。

駐車場で何度も入れ直しているのを見かけるのは、ゲーム機のハンドルでタイヤの真っ直ぐを探すのと同じで、
今の状態を機械(クルマ)から知る手立てがないからです。

運転手のセンスと一方的に片付ける訳にはいかない理由です。

あたたかい目で見守りましょう。

夏休みの工作

2018-05-10 15:29:49 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
5月の連休を挟んだのでずいぶん長く作業をやっていた感じがあります。

やっと工場屋根裏の断熱工事が終わりました。

夏になると熱したフライパンの下で働いているような熱気を一日中感じていたのが、
今年はもう少し楽になるのではと期待している。

ちょうど夏休みの宿題だった工作を作り終えた気分です。

いまどきは工作の時間がないらしいので、同じ気持ちを共有できる人は年が限られるかもしれません。