検証バランススロットルの練習会でも必ず四つのラインを走ります。
この時の走行軌跡は、速度の分布図であるというのもこれまで説明してきました。
旋回半径が小さければ、Rに比例して速度は遅くなるし、
速度が速ければ速度に見合った大きさのR(旋回半径)に自動的になります。
Rの大きさを見れば、旋回中の最低速度のポイントが分かる(最も小回りしているところ)し、
減速円であれば大きい円から徐々に円を小さくしていくから、速度を連続して落としていることが
分かります。
加速円はその逆。
と、ここまでの説明の前提はRの大きさと速度が釣り合った状態、つまりタイアグリップの上限を使った走り、
又は都度発生しているGの上限を綺麗に一定に揃えた時の走りと言う条件下。
車両に発生するGの方向は変われども、Gコントロールと走行軌跡の管理が
シンクロした時のみ描くことのできるライン取り。
別の表現なら”速度管理が描くライン”、とも言えます。
もう口が酸っぱくなる程説明してきたことですが、
ここで駄目押しを。(少し頭を柔らかくして考えて見ましょう)
タイヤグリップに余裕がある中で、”一定のスピードで”四つのラインを描いてみたらどうなるでしょうか。
一定のスピードでということは加減速無しということなので、
ハンドル操作だけに考え方を絞ればいいことになります。
ハンドルを切れば横Gが発生する、切り増して行けばどんどんGが強くなる、
切り込んだところでハンドルを止めればGはそのまま持続する、戻せばGが減る、
ハンドルを動かしている間はGが変動する、コレが約束になります。
#1のライン取りの場合、進入では徐々にRが小さくなって行く。
連続してハンドルを切り込んでいけば、横Gもその通りに増えていく。
コーナー中央の少し手前でハンドルを切り込み終えるから、横Gのピークもこの辺り。
そこからクリッピングポイントまでほぼ同じGが続き、
立ち上がりの加速円に合わせてハンドルを戻し始めると、今度は舵角の通りにGが下がって行きます。
この一連のハンドル操作と横Gの関係に車両のロールを重ね合わせると、
横Gの強さとロールの傾きは(ロールは途中で止まりますが)ほぼ同じイメージで捉えることができます。
では残りの#2、#3、#4。
イメージして見て下さい。
Gの立ち上がり方、持続、抜け方、ピークのポイント、など分かりやすく。
なんちゃっての#1ラインも。(勇気ある方は書き込みを!)
この一定スピードで描くラインとハンドル操作のまま、減速と加速を加えたものが
目標の四つのラインということになります。
この時の走行軌跡は、速度の分布図であるというのもこれまで説明してきました。
旋回半径が小さければ、Rに比例して速度は遅くなるし、
速度が速ければ速度に見合った大きさのR(旋回半径)に自動的になります。
Rの大きさを見れば、旋回中の最低速度のポイントが分かる(最も小回りしているところ)し、
減速円であれば大きい円から徐々に円を小さくしていくから、速度を連続して落としていることが
分かります。
加速円はその逆。
と、ここまでの説明の前提はRの大きさと速度が釣り合った状態、つまりタイアグリップの上限を使った走り、
又は都度発生しているGの上限を綺麗に一定に揃えた時の走りと言う条件下。
車両に発生するGの方向は変われども、Gコントロールと走行軌跡の管理が
シンクロした時のみ描くことのできるライン取り。
別の表現なら”速度管理が描くライン”、とも言えます。
もう口が酸っぱくなる程説明してきたことですが、
ここで駄目押しを。(少し頭を柔らかくして考えて見ましょう)
タイヤグリップに余裕がある中で、”一定のスピードで”四つのラインを描いてみたらどうなるでしょうか。
一定のスピードでということは加減速無しということなので、
ハンドル操作だけに考え方を絞ればいいことになります。
ハンドルを切れば横Gが発生する、切り増して行けばどんどんGが強くなる、
切り込んだところでハンドルを止めればGはそのまま持続する、戻せばGが減る、
ハンドルを動かしている間はGが変動する、コレが約束になります。
#1のライン取りの場合、進入では徐々にRが小さくなって行く。
連続してハンドルを切り込んでいけば、横Gもその通りに増えていく。
コーナー中央の少し手前でハンドルを切り込み終えるから、横Gのピークもこの辺り。
そこからクリッピングポイントまでほぼ同じGが続き、
立ち上がりの加速円に合わせてハンドルを戻し始めると、今度は舵角の通りにGが下がって行きます。
この一連のハンドル操作と横Gの関係に車両のロールを重ね合わせると、
横Gの強さとロールの傾きは(ロールは途中で止まりますが)ほぼ同じイメージで捉えることができます。
では残りの#2、#3、#4。
イメージして見て下さい。
Gの立ち上がり方、持続、抜け方、ピークのポイント、など分かりやすく。
なんちゃっての#1ラインも。(勇気ある方は書き込みを!)
この一定スピードで描くラインとハンドル操作のまま、減速と加速を加えたものが
目標の四つのラインということになります。