クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

裸眼でドライブ

2014-07-18 21:23:48 | Weblog
出張帰りの機内でゴルフ中継を見ていると、某選手がグリーン上で慎重にパットを打つシーンが・・・惜しくもカップに嫌われて2パット。
難しいグリーンだったのかもしれないが、気になったのはその選手がサングラスをしていたこと。

今年の2月に北海道糠平湖の氷上ドライブの出かけた時まで話が遡るのだが、
プロドライバーが運転している時の目線はどうなっているのか?をチェックする被験者になった。

当然眼球の位置を写し出す超小型のCCDカメラを4個装備したサングラスを掛けて運転したのだが、これには参った!

私自身、今も昔もメガネを掛けたことが無い。
随分昔にサングラスを買ったことはあるが、1分も掛けていると、目も頭も異物感を感じてすぐに外したくなる、とにかく苦痛。

この時のCCDカメラのついた実験用の物は、無色透明の作業で使う防塵メガネだったと思う。

プラスチックレンズを通しての視界は明らかに歪んだものになり、ゆるいS字コーナーのイン側にタイヤを乗り上げてしまった。

単純な、ラインの読みが甘いドライビングミスに他ならない。

そうなのだが、一つはっきりしているのはメガネを通して見ている景色と本当の位置とにズレがあったと言うことだ。

FD3Sのフロントガラスの歪みでもイライラするのに、眼球のすぐ近くに画像を歪めてしまうレンズを通して見る景色は、
判断を狂わせてしまうのはモチロン、掛けた途端、脳がイカンイカン、オカシイゾ!を連呼する、ツーンと目頭も痛くなる。

ゴルファーも同じ状況ならカップを見誤る・・・・んじゃない?
めがねを掛けている人って当たり前に多くいるけど、運転しずらくないのかな~。


震度1.5の縦揺れ

2014-02-09 13:57:10 | Weblog

昨日の雪では、ロードスターで帰宅するのは無理とあきらめて、会社に泊まった。

横殴りの雪で、吹き溜まりは異様な雪の量、事務所にいるとどこからともなく隙間風がやってくる。
換気扇のシャッターが時折パタンパタンと煽られているのが聞こえてくる。

車の音も時折あるが、徐行しているのかエンジン音は静かだ。
ソファーに横になっていると、どどっどどっどっと縦揺れが続く、時間の長さからして地震のそれと同じ、震度1,5以上の縦揺れ。

タイヤチエンを付けたトラックがゆっくりとした速度で通過すると、地面に揺さぶりを掛けて、建物ごと共振してうまい具合に揺れるのだ。

普段の日なら、特大のトレーラーが重い荷物を載せて目の前を通過する時に、時々どどっとくるぐらいだが、昨日の夜はでかナマズが数十匹行進したようだった。

一夜明けて今日は太陽が眩しい、道路脇には雪がこんもり、何処からともなく、スコップが地面をこする雪かきの音が聞こえてくる。

ひさしの雪がずり落ちそうにはみ出している、ドサっと来る前になんとかしないと。


運転の本の話

2013-02-21 14:08:32 | Weblog

森ケイタ氏のメルマガ最新版を読んでいると、読者からの質問の中に私の名前が出ていた。
すでに運転の本シリーズで9回目なので、国政国政・・・と連呼されれば、
といったタイミングの様にも思えるし、この辺りに来てやっと何かしら見えてきたのか、
素朴な質問というか、アイツのここが知りたい的な問いが寄せられている。
森さん本人は私と読者の間にいて、どちらにも背を向けないで質問の回答をしているところが愉快だ。
まずは耳学問から、次に実技・・・再び耳学問を振り返る、又々実技と、
「知識に水を与えてワザを育てるがごとく」。
運転技術は物理を相手にしている以上、その事の理解と車両運動と力学といった「ナゼ!?」を
覚えつつ、ワザを身につけていく必要がある。
ワザを伝えてもらうとき、ナゼをつけてもらって、そこの理解から入っていくことができれば
間違いも少なく、考え方そのものが他の事に応用できたりする。
“耳学問”はとても大切なのだ。
ということで森ケイタ氏のメルマガで今のところ順調に「運転の本の話」進んでます。
メルマガ読者から間接的ではあるものの私への質問でもあるので、次回のメルマガ、
回答から話が始まるかもしれません、編集長次第ですが。


清掃局の人? 海南島編

2012-02-17 08:43:05 | Weblog

最近街がずいぶんと綺麗だと思っていたら、こう言った人がせっせとゴミを集めている。
人海戦術?にはやや人が足りないが、街をキレイには誰にとっても同じ気持ち。
しかし相変わらずゴミをポイポイすてる人が、この拾う人のなん万倍も居るから、
イタチごっこにもならない。
かと言って放っておくとそのうちゴミだらけは目に見えている。
何とかその手前の段階で踏みとどまっている感じだ。
表通りは比較的キレイ。
裏通りは残念ながら、捨てる人の勝ち・・・状態が続いている。


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夏の通勤 SM570R

2011-06-30 13:57:25 | Weblog

 

車体の軽さで選んだハスクバーナは、気には入っているのだがここまでずい分手こずった。
まず、キックスタートのエンジンの掛かりが悪かったこと。
どうやらこれが原因で、このバイクを手離す人が多いらしいと言う情報を最近耳にした。
私のバイクだけではなく、SM570に共通しているようだ。
私が手を入れたバイクの前オーナーも、同じ理由で乗っていなかったのかもしれない。
私の手許に来た時、走行距離100km未満、タイヤもパッドも新品同様。
このエンジンの掛かり悪さに、約1年ほどの時間を費やしてやっと解決した(理由も解決策もバッチリ)
今日の朝・・・。外気温が高いのもあってキック一発。
トットットットッと、昨年までの不機嫌なエンジンとは思えないほど、簡単に始動する様になった。
それともう一つはハンドリングだ。
始めは久々のライディングだったから、ギクシャクは自分のせいだとばかり思っていた。
そのうち慣れるだろうと・・・。しかしそれにしても・・・と言うのがず~っと気持ちの中にあった。
ライントレースがうまくいかない。
コーナーが来るたびに初心者のようにギクシャク走らせていた。
何せ倒し込みのタイミングがうまく取れないのだからどうしようもない。
ところが、数日前の“暑い日”にバイクで帰宅したその時に「アレッ?」があったのだ。
ある日、目覚めたら一流ライダーになっていたかのように、コーナーへの倒し込みも
ライントレースもスロットルを開けてコーナーを抜け出るタイミングも、リズミカルにでき
急速にバイクとの距離感が縮まった印象になったのだ。
えっ?これは何だ・・・?
そうなると思いつく答えは「アレ」しかない。
次の日早速手を入れた。
直進性も良くなったし、信号停止もフラツキが減って、バイクがゼロスピードになってから
足を出しても良くなった。
片手運転でヘルメットに手を入れて鼻を掻くこともできる。
当然ライントレース性の精度も、比較にならないほど良くなった。

“初心忘れるべからず” (ライディングの話ではありません)と、自分に言い聞かせた。


国際免許〓

2011-01-06 23:02:04 | Weblog
ヒストリックモンテカルロラリーの準備の一つに、国際免許証がある、
5~6年振りに自動車免許試験場に出掛けた、15分程で窓口の手続き終了、
あとは,健康管理カード,近くのクリニックで一通り検査を受けなくてはいけない,急がないと,来週から出張だ。

suspensiondrive〓

雪道〓

2011-01-02 11:02:30 | Weblog
ヒストリックモンテは眠気との戦い、色々と考えて見たが、ひとつ確実なのは、寝られる時に寝ること、暖かくしてすぐに寝られるように、スリーピングバッグを手に入れた、ヒューマノイドタイプ、バッグと言うよりもスリーピングスーツ、

suspensiondrive〓

お尻が・・・!

2010-05-20 13:03:23 | Weblog
通勤で乗っているFDは、昨年の春あたりからエアコンが効かない。
購入した時は問題なく効いていたから、途中でガスが抜けたのだろう。
修理も考えたが、なにせ年数の経っている車だけに、簡単な部品交換で済まなそうなので
そのままにしている。
昨年の夏も乗り切ったので、今年も何とかなるだろう。
朝方の通勤は、山から降りてくるので快適だし、信号待ち数回がチョッと暑いレベルだ。
帰宅時間は夕方だから、これも問題ない。
今年もそろそろ暑くなる時期なのに、最近のおかしな天候で、汗もかかずに乗れている。

・・・で、今週に入り、天気を見計らってバイク通勤にTRY。
風を直接肌で受けるのは、本当に久々。
しかし、“気持ちよい”の前に、久々すぎて、一先ず走らせるのはできるのだが、
「そうだ、バイクはバンクさせて曲がるのだ・・・」などと思い出しながら走らせている。
エーと、体重の掛け方は?
ステップの使い方は?
ブレーキの掛け方は?
・・・しかも、お尻が痛い!

現代の名工

2010-02-19 17:34:41 | Weblog
今日は日産本社へ
MFIのお手伝いで、日産の加藤さんに取材。
実験ドライバーの、あれやこれやを伺った。
普段は日産の中でも“大奥の人”おいそれとお会いできる人ではないが、今回は取材という事で、お願いして栃木から横浜へ出てきていただいて“なごやかな”時間を共にさせてもらった。

二人しか(加藤さんと私)知らない昔話からスタートして、最後はうちの息子話まで、色々と運転にまつわる話をたっぷりと聞かせてもらった。
“記憶に残らない運転”
加藤さんに、自動車をうまく走らせる運転というのはどんな運転でしょう、と質問した時の答え。
何かクセのある運転をしてしまえば、その人の運転の印象が残る、多分それはうまく操作ができていない・・・・だから、という訳だと。
くわしくは次号MFI誌で。