クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

クルマ旅

2019-04-22 11:04:20 | ドライブレポート
ひさびさのクルマ旅。

クルマ旅なのでルートはいつも行き当たりばったり、拠点になる宿だけ確保しておいて、
現地情報を頼りに行動するので、今回も何かがあるからと狙って行ったわけではないのですが⋯

宿泊先のホテルでこの近くに日本一夕陽が綺麗に見えるドライブルートがありますよと教えてもらいました。

ついでに今流れている◯ローラのCMの道とも。



その日は対向車も後続車も、そういえばいたかもくらいの貸切状態。

心地よい日射し。無風。

一つコーナーを抜けるたびに海と緑と空の配置が変わっていきます。



ドライブルートと聞けば、クルマを気持ちよく走らせることに専念しそうですが、
綺麗な景色を見ながらのんびりと走らせる、そんな道でした。

日本一綺麗な夕陽はホテルの夕食の時間が迫っていて残念ながら浴びることができませんでした。

次回のお楽しみということで。




FD3Sの場合 その6

2019-04-03 20:22:13 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
ダンパーを組んで走り始めてみると⋯⋯あれれ。

タイヤ硬さを強調したようなコツコツとした縦Gとそれにともなったブル感も気になります。

痛んでいたサスペンションブッシュは交換済みなのですが、残りのブッシュかジョイントに問題がありそうです。

入庫時に、ロールセンターアダプターと呼ばれるアフターパーツの「延長タイロッドエンド」が付いていました。

本来ロワーアームのボールジョイントピンを延長するパーツとセットのはずです、がそちらは装着されていません。

中途半端なノーマル戻しのままクルマを手放したのか、改造途中だったのか分かりませんが、
タイロッドとロワーアームの相対角が純正状態ではないので、ロールステアジオメトリーが狂ったままです。
(純正タイロッドエンドに戻しました)

それともう一箇所リヤトーコントロールアームがロッドエンドタイプのものに交換されているのに、
トレーリングリンクブッシュが純正のままというのも、おや?です。

FD3Sの場合、リヤタイヤのトー剛性とコンプライアンステアーを落ち着かせるために、
トレーリングリンクブッシュのピロボール化は他のことをさておいても・・・の筈なのですが。
(純正ブッシュをピロボールに変えました)

入庫時のチグハグな改造とサスペンションブッシュの痛み方から推測するに、
前オーナーの時代にハードな改造と走りをしていたのでは?と思わせます。

新品のブッシュ類(アームアッセンブリー)を手に入れて再びテスト。
コツ感のレベルが下がってブル感も気にならなくなりました、これでダンパーチューニングが進められます。