クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ステアリングワーク

2014-12-22 20:16:18 | バランススロットル
森さんと今年最後の打ち合わせネタはステアリングワーク。
ハンドルの回し方です。

最近のクルマのステアリングレシオはパワーアシストがあることをいいことに、かなりクイックな切れ味のものが大半、
握ったままで信号十字路を曲がれます、だからステアリングワーク?なにそれ!かもしれません。

競技やるわけじゃないし、別に不自由していないし、大体ハンドルの回し方の約束事なんかあるの?………ありません。

そんな話聞くだけで窮屈になりそうです。

確かにそうです、しかしハンドルを回す時の手さばきでその人の運転技量が、となりの人に「見えて」しまうとしたら?

いわゆる手際の良さ………です。
難しい話ではありません、手首の可動範囲を知り、力の入れやすいところはどこなのかなど整理して考えれば、あとは組み合わせ。
こうでなくてはいけない、などありません。
詳しくは次回配信をお楽しみに。

で自前の食事会は15人ほどが集まってワイワイ。
持ち込まれてきたものをテーブルに並べてやるのも楽しいものです。

この時期ですからまずケーキ(かなりたくさん)と甘いお菓子(多々)、
一杯飲むといえば何と言っても焼き鳥。
あったまるには里芋の芋煮鍋。
口直しに野沢菜、キュウリ、ナスの漬物。
ワインに日本酒に、シャンパンにオレンジジュースにお茶。
乾き物その他いろいろ………自分が飲みたいもの、食べたいものを持ち込んだらこうなりました。

食べるのと飲むのと話すのと口が忙しい!

早いもので

2014-12-19 15:51:51 | なんでもレポート
ある企業からいただくダイアリーがとても使い勝手が良く、ここ十数年使い続けています。

たいがいはメモページに余りが出て年が終わるのですが、今年はナゼだか急ピッチでページが埋まっていって二冊目を使っています、
それも残りページがいつもの年と同じくらい。

と思っていたら、早いもんでもう来年のダイアリーが届く季節になってしまいました。

同じくらい早!と思うのが、森慶太氏とのメルマガコラボ。
丸二年が経ち、三年目に突入………です。

一度の打ち合わせで二話分の話をしているので、森さんとは月二回のペースで会っていることになります。

途中でお休みもあったものの、二年で約40数回は打ち合わせしたことになります、よく続いたものです。

明日ネタ切れになるかもと思いつつ、もしかしたらとささいなことでも森さんに話すと、楽しい読みものになってしまいます。

で、じゃあ次のねたを考えねば…が続いているわけです。

しかし、誰も二周年のことを気にしてくれないので、二人で自前の夕食会を開くことにしました。

それも定例の打ち合わせの後に………。



レンガタッチブレーキ 第???弾

2014-12-09 13:28:06 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
マスターバックの径を小さくしたらどうなるか、を試してみました。
選んだマスターバックは軽四輪用のもので、ロードスターのものと比べて一回り半程小型のものです。

中古で手に入れたこのマスターバックには、かなり小径ピストンのマスターシリンダーがセットになっていました。

軽四輪のディスクキャリパーそのものが小型だから、送り出すオイル量は少なくていいという考え方なのかもしれません。

しかしそれってコンニャクタッチをそのまま継承した組み合わせでは?
ふと考えたり!ペダルタッチのよくない軽に納得!したり。

当然、大径マスターシリンダーと組み合わせて装着、早速インプレッション。

まずはペダルに触って足ごたえの出始めるところの、マスターバックが介入し始める時の神経質さが和らぎました。
そのことをジャンピングとか言うらしいです。
その影響の大きさはマスターバックの径に比例するのかもしれません。

ブレーキパッドをカツンと押し当てるのではなく、押し当ての瞬間から手で挟み込むようにそっと減速をスタートさせたい。

ノンアシストブレーキではこのゼロタッチのコントロールが簡単にできるのに、
マスターバッグがついた途端に、タイミングもチカラの加減も大味!にドカンッとスタートしてしまいます。

助手席の人に気づかれないようなブレーキングができない!やりづらい!
で今回のトライはその中間、マスターバック付きとしては扱いやすい部類になったと思うのですが、
生ブレーキでレンガタッチとはいきませんでした。やはり………

ニュートンブレーキのすすめ 11

2014-12-02 12:05:50 | G-BOWL
検証バランススロットル練習会の時に手伝ってもらっているA氏とのお茶飲み話。

A氏、久しぶりミニサーキットに出かけて、タイムを計るわけでもなくいろいろと試しながら走らせてみたら、
走らせるのが精一杯だった頃と比べて、どう走らせているかを冷静に観察できる自分に驚いた………そうです。
ライン取りも自在にできるし、車の動きが手に取るようにわかる………

と、速さではなく、クルマを操ることの楽しさをうれしそうに語っていました。

運転好きの多くの人は、クルマを速く走らせることができれば運転がうまい証しになる、とばかりに
背中に「速く走らせたい!」と描いてある上着を着て練習をします。

ところがA氏の背中の文字は「上手く走らせたい!」だったのでしょう。

練習会で人の運転を見て、その人にとって気のきいた一言を考えるのは、自身の運転のおさらいになります。

ただ横に乗るだけでも貴重な「体感」の収穫があります。
さらにそれがどういったことから起きているかを噛み砕けるようになれば、考え方の整理につながります。

こんなことを何度か繰り返しているうちに、何歩も歩みが進んでしまっていたのを、
久々のサーキット走行で感じることができたというわけです。

運転を伝える側にいても運転が上手くなっていく、練習会で取り入れている同乗走行に意味あり………

とってもいい話でした。