クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

F-3 レーシングダンパー

2017-01-29 11:34:48 | セッティングレポート(SUSPENSIONDRIVE)
F-3 レース車両のダラーラに純正装着(公認部品)されているダンパーが送られてきました。
早速ダンパーテスターにかけて健康状態のチェック。

レース用ダンパーといえば別タン、減衰力調整も伸び圧独立していて、さらに高速、低速が調整できる4ウエイ、
中には6ウエイ(どう変わるのか把握していませんが)そして派手にカラーコーディネイトされていて、いかにもな外観に見えるのがフツーなのですが、
送られてきたコニー製のダンパーは黒一色。

減衰力調整機構は、伸び側と圧側が独立して調整できる2ウエイ。
見ての通り別タン式でもありません。

外観は地味なのですがテスターにかけてビックリ、減衰のばらつきが少ないのはもちろんのこと、
減衰波形でヒステリシスループを確認すると⋯⋯ヒスが少ない!
これまで見てきた中でもかなり優等生の部類。
オオッと声が出そうになるレーシングダンパーらしいレーシングダンパーでした。
外観からは想像できませんが。




新潟へ

2017-01-24 22:56:38 | ドライブレポート
雪の高速道路を使って新潟へ。
待ち合わせ時刻から所用時間を逆算してさらに雪道の「何か」を考えて一時間半ほど早めに出発。
はたして高速道路に付き物の最初の渋滞は5分ほどのノロノロから始まり、次の渋滞は◯k/50分の表示、
直近のインターを出て一つ先のインターまで下道移動、高速道路に戻ったら目の前で事故処理中、
三度目は冬タイヤチェックの「人工渋滞」よちよち歩きで一時間。
冬道にこんなオチがあるとは・・・
結局一時間半の余裕シロを使い切って5分遅れで現着、読みが当たって喜んでいいのかどうか。

途中関越トンネルを抜け、ダラダラと下っていくところで、
安全運行管理のことなど知りませ〜んと叫びながら90km/h〜100km/hで追い越していくバスがいるのに「しかも連なって」ア然⋯⋯
(この日は全線最高速50km/h表示)

前後にクルマがいないところでABSチェック(ABSを作動させれば路面μを測定できます)
予測通り0・3〜0・4Gあたり。
フルブレーキした時の制動距離が舗装路の二〜三倍に伸びる計算です。

仮に真横になって停まっている車を発見したとして、80km/hからだとぶつからないで止まるには
100m以上必要(ブレーキをかけ始めてからの計算)100km/h出ていたら150m必要、
下り坂によっては制動途中でゲームオーバーのゴングが鳴るはずです。

こうやって速度なりを具体的な数値で示して話すことで、説得力があるような気にはなるものの、
もっと「本能」に従った速度の選択ってできないもんだろうか、というのが今回の旅で感じたこと。










ボルボ polestar

2017-01-21 21:50:06 | 試乗レポート
減衰力調整式オーリンズダンパーと、フロント60Nとリヤ67Nのハードスプリングが装着されているボルボS60 polestarがやってきました。

改造車ではありません、このままの仕様で売られている新車(限定車)です。

前後ショックの減衰調整(三十段)を動かして「走り」と「乗り心地」がどう変わるか、そして程よいところを探してみよう・・という自動車雑誌の取材です。

もちろんユーザーマニアルには推奨設定が明記されています。
減衰調整のクリックはあなたにお任せ⋯⋯ではありません、一応。

参考までにその推奨設定に出てくる項目を書き出して見ると。
⑴基本設定⋯⋯F10/R10 試乗会などこの設定のようです、今回クルマが届いた時の仕様がこれでした。
⑵乾いた舗装 F10/R/5
⑶濡れた舗装F15/R5
⑷雪F20/R10
⑸氷F15/R5
⑹快適F20/R15
⑺悪路F15/R13
この中で⑶と⑸が同じ設定で、他は全て前後の組み合わせが異なります。
当然、雪、氷のシーンではスタッドレスタイヤ装着が対象になるものと思われます。

しかし、今回の私の役目は減衰調整をするだけ、メインテスターは別の方。

毎回この手のテスト走行をした後、人はどこからなにを感じ取っているのか不思議でなりません。

ドライバーの感覚だけで乗り心地、振動、ハンドリングの違いを嗅ぎ分けることができる⋯⋯人の能力って凄い!・・・わけですよ。

掲載誌はルボランのボルボ特集号とかいってました。






運転標語!8

2017-01-19 09:15:37 | なんでもレポート
◯ウインカーとストップランプとハンドル操作。

>進路変更はどんな時でもウインカーから。


◯運転の話は喧嘩の種。

>言われた方もね~何やっていいのか分からんのですよ、癪に触るけど。


◯パンクして、スペアタイヤのパンク知る。

>パンクしたら◯◯Fを呼んでタイヤ交換してもらう時代・・・呆れます。


*注 個人の感想によるものです。

運転標語!7

2017-01-15 12:32:20 | なんでもレポート
◯速度・リズム・距離の順番。


>前走車との車間距離の取り方。


◯シフト操作が簡単だからオートマ免許。


>いえいえシフトミスが命取りになりかねません、MT車はその点気楽です。


◯流れを掴む、流れに乗る、流れを乱さない高速道。


>協調性に欠ける走りは周りが迷惑、迷った時は一匹狼。


*注 個人の感想によるものです。


運転標語!6

2017-01-11 18:20:24 | なんでもレポート
◯運転の、上手さと速さの勘違い

> 速さは助手席の人を怖がらせるだけ、安心させられるのは上手さ。

◯疲れを感じる前に休憩。

> 「疲れたら休憩」ではなく長距離を移動する時はテンポよく休憩するのがコツです。

◯スポーツカーはスピードが出るから危ない。

> 試作段階の自動運転スポーツカーはこんなもんかも・・・


*注 個人の感想によるものです。

運転標語!5

2017-01-09 13:57:12 | なんでもレポート
◯脇見運転事故の元。


>信号、道路看板、交通標識、後続車に歩行者も確認します、周りの状況を把握してこそ安全運転・・・脇見運転との境目は?
前しか見てない人が安全運転?



◯レーシングスーツ着て、ピットに立てばレーサー気分。


>サーキットで買えるのはチケットとガソリン。テクニックは売っていません。



◯追突事故、される方にも問題あり。


>発進が遅れる、前の車のスピードに合わせられない、ブレーキランプがつくのが遅い、ブレーキが強かったり弱かったりする、
車間距離が狭い、こんなドライバーが、追突されるか、追突事故の種をばら撒きます。

*注 個人の感想によるものです。

運転標語!4

2017-01-06 22:49:54 | なんでもレポート
◯得意な運転操作は「クラクション」


>クラクション鳴らしても車は止まりません、うるさいだけです。


◯一旦停止、わざわざ止まらない。


>危ない・・違反・・もそうですが、クルマを止められないヘタッピ運転手です。


◯狭い道の対向は、反応しない人の勝ち。


>狭い道で仁王立ち(走り)の人いますよね~、事故は仁王立ち同士が対向した時に起きます。

*注 個人の感想によるものです。

運転標語! 3

2017-01-03 12:15:53 | なんでもレポート
◯前席のシートベルトはフロントガラスをやっつけないためにある!

>まっ、ぶつかってしまえばフロントガラスのことなんか誰も気にしませんけどね。

◯コンビニ駐車でムックリ起き上がる。

>バックするのにシートポジション直さないとドアミラーが見えない・・・

 シートポジション云々もありますけど、どちらかと言えば行儀の話かと。

◯雪が滑りやすいことは知っているけど、クルマが雪で滑ることを知らない街びと。

>常套句は、ブレーキを掛けたけど「クルマ」が止まらなかった。

*注 個人の感想によるものです。