クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

バンプラバー

2021-07-31 15:08:27 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
色白なのが純正新品のバンプラバー。
真ん中が硬化してひびあり、次に大きめの入力を受けたら崩壊しそうな状態のバンプラバー。
それと砕け散って僅かに残骸が⋯⋯のもの。

元は三つとも同じ形状です。

ウレタン製のバンプラバーだと十数年経てば、ほとんどのクルマが崩壊寸前か跡形もなくなくなっているかです。

取り付け場所がダストカバーに隠れて見えないところなので、存在していることすら気にかけてもらえない、
けど大切な役目をしている部品です。

ガツンとハーシュ入力を受けて、衝撃音も加わり始めたらこれがおそらく原因です。
純正新品が手に入るうちにさっさと交換しましょうパーツの一つ。

砕け散っていることに気がつかないでいられると言うことは、大した役目をしていないのではと思いがちですが、
新品のバンプラバーを組み込んで乗ってみると、はは〜んこういうことね、が体感できます。

クルマ同士の出会い

2021-07-21 09:49:21 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
赤いクルマは関西で、黒のクルマは関東で、20年前の同じ月の登録。

車体ナンバーはやや離れているものの同じスバルフォレスター。

今度も同じ年同じ月に名義が変わって二台とも新しいオーナーのもとに。

そしてご近所さんになってここで出会ったという訳です。

どちらものクルマも走行距離が少しで内外装とも綺麗です。

違うのは一台がMT。もう一台がAT。

乗り始めの点検です。

いい脚あり〼 ゼロタッチバネ その5

2021-07-15 09:47:27 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
車両重量700kgほどのクルマのサスペンションを製作しました。

この時に組み合わせたバネがちょうどゼロタッチで組み込んで狙い車高になるレート。

たまたまそうなっただけですが⋯車両重量に合わせてバネを探していけば自然にこうなるとも言えます。

よく聞くのが何キロのバネを使っているのかと、バネレートから会話が始まるケース。

隣のピットのクルマが自分の選択したバネレートよりも高いと、負けている⋯⋯
その逆にソフトなものをつけているとそっちが正解かと不安になる⋯⋯

バネレートだけで比較するとどうしても気になるのですが、関係している要素から導き出したバネレート、
つまり今回のようにこの辺りのレートだよとクルマが知らせてくれる数値なら心配は要りません。

ここから実走行で必要ならバネレートを変更していけばいいことだし、
変更するにしてもすぐ近くに答えがあるはずなので遠くに行くことはありません。

誰かにチャチャを入れられても自信を持ってニコニコしていられます。