クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

車体が頑丈は七難隠す

2011-11-25 16:13:40 | 試乗レポート

次号MFiのサスペンションウォッチングで取り上げる車両を試乗した。
待望のサスペンションがついに登場、と紹介したいところだが
足はマイナー前と変わった様子はなく、サスペンション型式も特別なものではない。
無論、サスペンションの解説ページだから、車体を下から見た写真がたくさん紹介されます!
しかしサスペンションは、走ってみてその特性が見えてくるわけだし、
姿だけの解説では、ごく一部を語っているに過ぎない。
で、本題はと言うと、走りがとても好印象なことだ。
ということはやっぱりサスペンションが良い?のでは、となるところだが
そのサスペンションを支えている車体が、今回のマイナーチェンジで補強されたらしい。
その効果ありありで、乗り心地はかなりしっかり目だが、嫌味がない。
バネ下のバタツキも妙に少ないし、収まりが良い。
入力に対して、もう少しいなしてくれるセッティングでもいいのにと、思う場面もあるくらい、
ガッシリとしていて、車体のヨレ感をあまり感じない。
これが国産車?
やっぱ車体だよな~。
MFi次号をお楽しみに。
(色が白いは七難隠す、髪の黒いは七難隠す)


パンク!(ハスクバーナー)

2011-11-24 09:04:31 | なんでもレポート

オ~ッ!フロートがパンクしているではないか(バイクの)。
というのに気が付いたのが2ヶ月程前。
前々から疑っていたのだが、ついに現場を押さえた。
樹脂製のフロートの中に、かすかに赤味がかったガソリンが
溜まっているのを見つけたのだ。
パンクしているのはガッカリだが原因がハッキリとしたので気持ちはスッキリ。

ナゼこんなに長い間、フロートのパンクを見つけられなかったのか。
前々から時々オーバーフローの症状があって、何回かチェックしたことはあるのだが
常温のままフロートをガソリンに浸しても何も起きず、パンクを見つけられなかった。
しかしオーバーフローの原因はフロートしか考えられない。
そこで仮定してみた。
暖められたり冷やされたりしたらどうなるか。
圧力が掛かるとフロートの中から空気が抜け出し、冷やされると吸い込む。
結局この通りだった。
昼間、表に出していたバイクはタンクもキャブも暖かくなる。
夕方スタンドで冷たいガソリンを入れると、オーバーフローの症状があったような気がする。
しかし何事もなく走れた日の方が多かったから、その内わかるだろうと甘く考えていた。
温度差が大きく圧力差が生じた時に呼吸する、それも微量・・・だったようだ。


G-BOWL 40

2011-11-19 14:27:00 | G-BOWL

ここ数日のうちに、G-BOWLを買っていただいた方の中に
プロモーションビデオに使う・・・があった。
詳しいことは聞けなかったが、そのうちどこかでG-BOWLを使ったシーンが
見られるかもしれない、といった期待はあるものの、企業内で使うVTRだとしたら
“社外秘”とかで世に出る事はない(こっちの可能性が高い)。

それともう一つの注文は西の方からで、学校の運転教育に使うとのこと。
つまり、教材としての利用だ。まとめて買っていただいた。
ゆっくりだが、それとなく認知されつつある。うれしいことだ。

G-BOWLはお皿とボールの組合せと言う、極めてシンプルなもの。
しかしこれをひとたび車に積み込んで走らせれば、正しい操作、間違った操作を
“その瞬間”に確認できるわかり易さがあって、そこが一番の売りだ。
運転技術のつかみ所のない人にとって、これほど簡単に知らせてくれるものはない。

Gを自在に操れるか!
そこに目を向ければブレーキ・アクセル・ハンドルを“どの様に操作し”“組み合わせるか”が
自動的に見えてくる(自分で考えなくてはいけませんが)理屈は何も知らなくても
ボールがスムースに転がれば、うまいドライバーである・・・と、G-BOWLが知らせてくれる。


コンサート

2011-11-18 16:14:25 | なんでもレポート

知り合いに誘われてコンサートに行ってきた。
会場は都内の教会。
大久保駅の横だから、電車でのアクセス良好。
ホームを降りて、焼肉の匂いをイッパイ浴びた後まず夕食!

“テレマンって誰でしょう”と題された室内楽シリーズ第12回目公演。
バイオリン・リコーダー・ビオラダガンバ&チェロ・ハープシコードの4人編成。
進行役らしき人が居ないまま演奏が始まる。

どこか遠くのほうで鳴っていたのを聞いたことがあったかも知れない、
あまり馴染みのない音楽。
しかし心地よい(リズム楽器が無い!)。
それぞれの楽器のための曲があって、リコーダー主役の曲がスタートすると
なぜか息苦しい。
聞き耳を立てているだけだから関係ないハズなのに、呼吸のタイミングがつかめない。
奏者の息使いと合わない!?といったことなのか・・・。

全員がプロフェッサーの肩書きを持つ4人の息の合い方、間の取り方は
引きずり込まれるほどに見事(としか言いようが無い)。
一音一音の表現の仕方にも聞き入った。

久々に空気の違った時を過ごすことが出来た。
が、音楽の中身まではよくわからない・・・。


ある日の作業

2011-11-15 18:42:54 | ガレージレポート(オリジナルボックス)

FIAT500アバルトにBILSTEIN BSS KITを装着しました。

簡単な動画ですがご覧下さい。

 

アライメント調整のポイント

1.車高調整・・・フェンダーアーチ最上部と、ハブセンター間の寸法で車高を確認していきます。

 ・車高を変えると

 (1)ホィールストロークの、伸びと縮みのバランスが変わります。

 (2)1G車高からバンプタッチまでの距離(寸法)が変わります。

 ・これらをチェック&考慮しながら

  フロント車高、リヤ車高、前後バランスを決めていきます。

 ・アライメント調整の中でも車高は、キモとなる項目の一つです。

  車高によって、乗り心地も、操縦性も、安定性も、限界特性も変わってきます。

  ほど良いバランスを見つける大切な作業です。

2.キャンバー角とトーイン

 キャンバー左右を合わせます。

 トーインは、タイヤを転がしてみるサイドスリップで確認します。

 トーイン寄りでゼロ付近を狙います。

 

このような流れで作業が進みます、このあとは試走です。

 

 

 

 


ライトオンのタイミング

2011-11-11 15:48:33 | なんでもレポート

今日は朝から厚い雲に覆われて、太陽は朝9時の高さにいるハズなのに、暗い!
ワイパーLOWSPEEDで40km/hの速度なら視界の確保は出来ているが
景色も対向車も見えずらい。迷わずスモールライトを点けた。
ここで思い出した!
知り合いから、忘れたころにやって来る“まだ商売やってます”の小冊子に
ライトオンの話が書かれていた。
安全運転の為に早めにライトオンしましょう、但し“いつ”なのかは自己判断ですよ、
と言った内容だ。
そこでこの話に、もう少しだけ具体性を持ったヒントを追記しようと思う。

【スモールライト】
対向車の“ドライバーの表情”(性別も)が見えなくなったらオン。
(顔が白っぽく見えて、人影がシルエットとして捕らえられるところまで)

【ヘッドライト】
対向車の運転席が暗く、“人影の認識”がハッキリしなくなったらオン。

太陽を背にしている時は、対向車のドライバーの顔は見えるが、自分の顔は
相手に見えない、と言った時もあります。想像力を働かせてください。
大体こんな感じで覚えておけば、ライトオンのタイミングが掴みやすくなると思います。
今日のように暗い日なら、対向車のドライバーの顔が見えなかったりするので
昼間でも判断は同じ。
最近のヘッドライトSWのオートモードでも、同じようなタイミングになるかと思います。

一昨年に運転を卒業(免許は返納してません)した義理の母も、
このライトオンのタイミングの取り方は、とてもわかり易く実行できたと
十数年前の進言を忘れないでいてくれた。

相手(対向車、歩行者、追走車、回り)に知らせる意味からして、早目が基本。
都内では、夜なのに点け忘れをしている車を見かけることがあります。
自分は見えていても、相手に知らせる義務を怠っているボンヤリです。
気をつけましょう!


G-BOWLミーティング 8

2011-11-10 13:53:09 | G-BOWL

G-BOWLを使ってきて、運転を変えられたか?の問いに、ほとんどの人がウンウンとうなずいた。
その中でもとりわけ“変わりました”とアッサリ、返事のとても良かったのがIさん。
G-BOWLを載せたその日その瞬間から、一緒に山を走っている仲間に
「Iさん、どうしちゃったの?」と言われるくらいに、運転がガラッと変わったらしい。
それまでIさんは“ツッ込まれやすい”運転をしていたようで、あれやこれやとアドバイスを受けるも、
“この人には何を言ってもダメ”と、烙印を押されかけていたものだから、
その使用前と使用後の違いに、回りが驚いたのかも知れない。

コーナーごとにコジコジのアンダーステアーで回り、高速道路の移動では
不思議なユラユラ運転をやって、同乗者を悩ませていたらしい。
一般車のタイヤのグリップの上限がおよそ0.8~1.0Gに対して
G-BOWLは、その約半分の0.4G以内でコントロールしなければいけない。
それまで“G”を基準として仲間内で話をしていなかったのもあるだろうが0.4Gの物差しを
手にして走らせて見ると、自らの運転の他、速度のコントロールの結果が目で見える。
これまでの慣れと経験に基づいた運転に、目盛りがつけられたことで、友人からの
アドバイスが何を言わんとしていたのかが、急激に見えてきたという訳だ。

運転はなかなか言葉では伝えられない。
しかしGという物理の目盛りを持ってすれば、運転を理解しやすい。
例えばコーナーのどのポイントで正しいGの方向と大きさにすれば良いのか、
といった話も、会話で伝えられる。
そして自分の操作の結果をGで見れば、正しいかどうかの判断が出来る。

G-BOWLはその足掛かりに充分なツールだ、と思っている。


G-BOWLミーティング 7

2011-11-06 15:47:01 | G-BOWL

やっとG-BOWLミーティングの開催にこぎつけました。

くもり空ではあったものの、穏やかな天気で、午後一時過ぎには
ほぼ全員が集合(かなり遠くから参加の方も。本当にご苦労様でした)
芝生に円座で、雑談の会スタート。
堅苦しくなってもいけないので、自己紹介もそこそこにG-BOWLユーザーとなった
早い者順?にコメントをお願いした。

それぞれの方のG-BOWLの印象と使い方など聞いていくうちに、何人かの方はG-BOWL発売よりも
ず~っと前から、何らかの工夫で“運転を見える化”しようとしていた話が出てきた。
そうこうしている内にオリジナルボックスから、ちょっと体裁の整ったG-BOWLが出てきたから
これだ!と、買っていただいたことになる。
G-BOWL以前からGコントロールをマスターしようと、自分から工夫していた、いわゆる
“筋金入りの”G-BOWLユーザーとも言えよう。

・G-BOWLを使ってきて、運転を変えられたか。
・G-BOWLによって、運転の気付きがあったか。
の二つを問いかけてみた。

G-BOWLは自らの運転を目で確かめられるところがポイントではあるが
逆に他人からのアドバイスを拒むことにもなりかねない。
良い意味でも悪い意味でも、一人でハマってしまう可能性が高い。
自分一人でやっていると、まあいいやで終わらせることも出来るが、気が付いたものの
正解が見えなくて悶々としている人もいるのではないかと、心配しての質問だった。
しかし、そんな心配は無用。
ある人は、自分のクセに気付き修正できた。自分が苦手とするところが見えてきたので、
練習に集中していると、G-BOWLを活かしている話が聞けた。
そして、ハンドルの切り始めの気付きについて、Kさんが判り易く丁寧な説明を披露。
これは検証バランススロットルの最後の宿題となった「微舵」についての話と符合する。
そうか、G-BOWLでそこまで気付く人が居るんだということの驚きと、その努力に敬服。
とてもよい話が聞けた。

一時間ほどの雑談のあと、いちおう会は終了、解散。
何人かの人は、すぐ目の前にある都留峠に向かった。
(HPで紹介している、G-BOWL動画の峠道です)
皆さんがG-BOWLを理解し、程よくつきあって頂いている様子を伺えて
内心ホッとしているところです。
この日の参加者には、G-BOWLステッカーをお渡ししました。

お集まりいただきました皆さん、お疲れ様でした。
G-BOWLミーティング、次回も企画したいと思います。
また、声掛けします。お集まりください。

ありがとうございました。