クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

NEWTON BRAKE の本

2015-06-30 14:07:09 | NEWTON BRAKE
「ニュートンブレーキ」の本ができました。

家族みんなで読んで欲しいと思います。

お子さんが小学生なら何が書かれているか説明してもらいましょう。

夫婦で、親子で、なるほどな情報を共有するのがいいと思います。

きっとドライブが楽しいものになります。

安心、快適運転はちょっとした気遣いで組み立てるものです。

わずかな操作タイミングの違いが大きな差を生みます。

そのコツとワケを絵本にしました。

ブレーキの話です。

2015 浅間火山耐久レース 第2戦

2015-06-23 22:44:19 | イベントレポート
クールスーツ

この時期だから何か暑さ対策をしないととても耐えられないのではないかと思っていました・・・

が当日の天気予報は雨100%、さらにカミナリヒョウもときて、朝からどんよりのや~な感じ。

コースは前日までの雨で数カ所に水たまりがあるものの、整地されていて気持ちよく走れそう。

主催者の人に聞いたところ、試験的に路面改良(土質改良)を施してみたとのこと、廃材のコンクリート粉を撒いて土と混ぜる、当然材料費と手間がかかる。

言われてみれば確かに最後まで轍が深くならず路面がしっかりしていた場所がありました。

コース全体となると途方もなく手間とお金がかかりそう。

競技が始まり2人目のドライバーに交代したあたりから小雨が降ってきた、時々強く降るものの、水たまりにはならず、いい練り状態のマッド!
で今回私もドライブ、自分でハンドルを握ってみてなんとなんとなところが沢山ありました。

                    

コーナーから立ち上がる時に肝心のトラクションがない!と言っていいほど洗濯板上の路面に足がバタついて前に出て行かない、
アクセルコントロールしても上手くいかない、アップシフトして駆動力を下げてもあまり変わらない、 
その内路面の良いところが出てくれば加速できるだろうと思って先に進んでも結局凸凹路面が続くだけ、
そうこうしている間に後ろのクルマに抜かれてしまう。

アクセルを踏み続けて入ればやがてスピードが上がってきて、抜かれたクルマに追いつくものの、抜き返すところまではいきません。

木の枝をばちばちいわせながら路肩ギリギリを走らせてみたり、ギヤを上げたり下げたり、
結局クルマを壊してはいけないので、直線スピードを60kmほどにして無事にバトンタッチ。

ダート走行をすることでボディーが受けるダメージは、日常の走行距離の50倍と自動車メーカーの関係者に聞いたことがあります。

今回のレース距離が約200kmだから、200✖50は10000km!

ところがこんなもんじゃない事は、目の前のクルマのリヤタイヤがポジティブキャンバー70度にボキッとか、
リヤショックが外れてついでにスプリングも外れて、お尻を引きずりながらレスキュー車に引かれて戻ってくる・・・などとにかく壊れる(壊す?)というのを見れば分かります。

日常の使い方なら20万キロ走ろうが30万キロ走ろうが、タイヤがもぎ取れるなんてことは事故でも起こさない限り考えられません。

つまり軽四でダート走行をするのは破壊テストそのものと言えます。

                    

しかし我がチームは2台とも無事に完走しました。
壊れなかった、あるいは壊さなかった、どちらも当てはまります。

・・・・次までにトラクションをカイゼンしなくては・・・








F1 野次馬目線

2015-06-10 22:03:02 | バランススロットル
二胡と塁巣のドライビングの違い

カナダグランプリは、昨年から続いているメルセデス天下のシナリオ通りで終わりました。
それ以外のチームとの差は僅かなものかもしれませんが、マシンの安定度も速さも別格に見えます。

優勝は塁巣、二位が二胡。
予選の二人のタイム差はいつもなら0.1秒以内。
しかし今回に限っては0.3秒以上の差がありました。
そのドライビングの違いはどこにあったのか。

コース後半のシケインを通過する姿を正面から捉えたシーンがありました。
塁巣は切り返し直後の、旋回姿勢に入った瞬間から車体のスリップアングルが大きめについていて、ゼロカウンター姿勢で立ち上がっていきます。
当然アクセルオンでこの姿勢を保持してそのまま立ち上がり加速に結びつけるのでムダがありません。
リヤタイヤのグリップの極を、コーナリング開始直後から繊細なタッチのアクセルで掴んでいる・・・タイヤに神経を使いエンジンの使い方も優しいから燃費にも好影響。

コーナー進入時にステアー一発でスパッと車両姿勢を作って、立ち上がりまで持っていく塁巣が得意とする走らせ方です。

同じコーナーを回る二胡の旋回姿勢は、一見同じように車体のスリップアングルがついてはいるものの僅かに少なめで、ゼロカウンターにはなっていません。
フロントタイヤがほんの少し内向きに切られています。

立ち上がりに向けてはフロントタイヤの軌跡に合わせてアクセルを開けていきます。
これに対して塁巣はリヤタイヤの軌跡に合わせてアクセルを開けていきます・・・
この違いがどれほどのものかはわかりませんが、今回で言えば二人の差がこの辺りあるように見えました。

コースにドライビングスタイルがハマる・・・
この言葉だけではなんの説得力もありませんが・・・

あくまで野次馬目線です。


BRZとVDC

2015-06-04 20:42:42 | セッティングレポート(SUSPENSIONDRIVE)
全日本ラリーに出場しているBRZのサスペンションセッティングで山に出かけました。

最新のスポーツラジアルタイヤのグリップが良いのか、よく止まるしよく曲がるのにビックリです。

直線の速さは、次のコーナーの深さとブレーキング開始のポイントを落ち着いて測れるほどゆっくり。

直線番長には程遠いが、コーナリングスピードが速いから曲線番長とでも言えばいいのだろうか。

セッティングの打ち合わせは乗り合わせをしたおかげで短時間に終わった、次の仕様を確認して、気に入らなければ再調・・・

と思っていたら次の日、ステアリングの応答性は良くなったが時々VDCが介入するようになった・・・

確かに前の仕様ではVDCの介入は無かった。

と言うことで一つ前の仕様に戻してステアリングの応答性の改善を加えることにした。

今週末のラリーの結果が楽しみだ。

VDCの話が面白そうだったので、詳しい内容を森さんのメルマガネタに預けました。





筑波山麓の胡瓜

2015-06-02 17:01:13 | ドライブレポート
茨城県に軽トラックを引き取りにいったついでに、朝練ならぬ朝ドライブを楽しみました、場所は筑波山。

対向車ほとんどなし、追いつく事も追いつかれる事もなく、ゆっくりマイペースで走る事ができました。

昔と違うのはスピードダウンさせるためのハンプが要所要所に作られていたこと。

コーナーはほとんど変わっていないように見えます。
今の時期、青葉と夏草が生い茂っていて景色があまり見えないのが残念。

10分間は無料、の有料駐車場でトイレ休憩をして来た道を戻り、次の目的地JA農産物直売所へ向かう。

この時期に道路脇の野菜直売所で買った胡瓜が、懐かしい味だったことがあり、
筑波山の麓を通ることがあったら買い求めようと思っていたのです。
洗ったそのままで丸かじりして食べると、ほんのりとした甘みがあって、
まんま子供の頃食べた胡瓜の味そのもの、果物感覚でバリバリ食べられる美味しさです、
うっすらと塩もみなどしてあったら二三本いけます。

と大げさに言っても胡瓜はキュウリ、それ以上のものではありません。
過大な期待は禁物ですが、美味しいものもあるということです。

最近スーパーで手に入る胡瓜は水っぽいだけで胡瓜の味も胡瓜の匂いもしません、
もろきゅうにすると味噌の味が際立つ胡瓜で美味しいとは言えません。
あああれね・・・と誰か美味しい胡瓜の種明かししてくれるといいのですが。

多めに買ってきたので、あと少し楽しみがあります。